世界最大のアマチュアMMA IMMAF

















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国際総合格闘技連盟





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国際総合格闘技連盟
International Mixed Martial Arts Federation


略称
IMMAF

設立年
2012年

設立者
オーガスト・ウォレン

種類
総合格闘技組織

本部
スウェーデンの旗 スウェーデン
ストックホルム

メンバー
59の国と地域

会長
ケリス・ブラウン

ウェブサイト
公式サイト

国際総合格闘技連盟(こくさいそうごうかくとうぎれんめい、英: International Mixed Martial Arts Federation、略称IMMAF)は、アマチュア総合格闘技を統括する組織。アマチュア総合格闘技世界選手権を開催している。59の国と地域が加盟している[1]。世界アマチュアMMA連盟とも。



目次 [非表示]
1 歴史
2 主催大会
3 加盟国 3.1 パンアメリカ
3.2 アジア
3.3 ヨーロッパ
3.4 オセアニア
3.5 アフリカ

4 脚注
5 外部リンク


歴史[編集]

2012年2月29日、スウェーデン総合格闘技連盟の会長オーガスト・ウォレンが創設した[2]。

2014年、FILAが主催していたアマチュア総合格闘技世界選手権が総合格闘技が認定競技から除外され打ち切られたため、同年からIMMAFが引き継いで開催した。

2015年5月26日、日本のアマチュア組織「日本MMA連盟」が加盟した[3][4]。

2015年7月2日、イギリス柔道連盟の前会長ケリス・ブラウンが新会長に就任した[5]。

2015年11月、ヨーロピアン・オープン選手権を初開催した。

主催大会[編集]
アマチュア総合格闘技世界選手権
アマチュア総合格闘技ヨーロピアン・オープン選手権
アマチュア総合格闘技アフリカ・オープン選手権

加盟国[編集]

加盟コミッションは以下の通り[6]。

パンアメリカ[編集]

バハマの旗 エンパイア・ミックスド・マーシャル・アーツ・バハマ
ブラジルの旗 ブラジルMMAアスレチック委員会
カナダの旗 カナディアン・コンバット・アライアンス
コロンビアの旗 コロンビア総合格闘技協会
エルサルバドルの旗 エルサルバドルキックボクシング&MMA連盟
パラグアイの旗 パラグアイキックボクシング&MMA連盟
トリニダード・トバゴの旗 トリニダード・トバゴ総合格闘技連盟
アメリカ合衆国の旗 全米総合格闘技連盟

アジア[編集]

バーレーンの旗 バーレーン総合格闘技連盟
インドの旗 全インド総合格闘技協会
日本の旗 日本MMA連盟
ヨルダンの旗 ヨルダン総合格闘技連盟
カザフスタンの旗 カザフスタン総合格闘技連盟
レバノンの旗 レバノンMMA委員会
マレーシアの旗 マレーシア総合格闘技協会
ネパールの旗 ネパール国立武術連盟
パキスタンの旗 ミックスド・マーシャル・アーツ・パキスタン
シンガポールの旗 シンガポール総合格闘技連盟
タジキスタンの旗 タジキスタン総合格闘技連盟
タイ王国の旗 タイ総合格闘技連盟

ヨーロッパ[編集]

オーストリアの旗 オーストリア総合格闘技連盟
アルバニアの旗 アルバニアフリーファイティング連盟
アゼルバイジャンの旗 アゼルバイジャン総合格闘技連盟
ベルギーの旗 ベルギー総合格闘技連盟
ブルガリアの旗 ブルガリア総合格闘技連盟
チェコの旗 チェコ総合格闘技協会
デンマークの旗 デンマーク総合格闘技連盟
エストニアの旗 エストニア総合格闘技連盟
フィンランドの旗 フィンランド総合格闘技連盟
フランスの旗 フランス総合格闘技コミッション
ドイツの旗 ドイツ総合格闘技連盟
ジョージア (国)の旗 ジョージア国内総合格闘技連盟
ギリシャの旗 ギリシャレスリングMMA
ハンガリーの旗 ハンガリープレミアムMMAリーグ
アイスランドの旗 保留中
北アイルランドの旗 アルスター・アマチュアMMA協会
アイルランドの旗 アイルランドアマチュアパンクラチオン協会
イタリアの旗 イタリアグラップリング&総合格闘技連盟
リトアニアの旗 リトアニア総合格闘技連盟
ルクセンブルクの旗 ルクセンブルクMMA連盟
ノルウェーの旗 ノルウェー総合格闘技連盟
ポーランドの旗 ポーランド総合格闘技連盟
ポルトガルの旗 ポルトガルMMAアスレチック委員会
ルーマニアの旗 ルーマニア総合格闘技連盟
ロシアの旗 ロシアMMA連盟
スペインの旗 スペインオリンピックレスリング連盟
スウェーデンの旗 スウェーデン総合格闘技連盟
スイスの旗 スイス総合格闘技連盟
チュニジアの旗 トルコ格闘技&自己防衛連盟
ウクライナの旗 全ウクライナ格闘技連盟
イギリスの旗 イギリスMMA連盟

オセアニア[編集]
オーストラリアの旗 オーストラリア総合格闘技連盟
ニュージーランドの旗 ニュージーランド総合格闘技連盟

アフリカ[編集]

カメルーンの旗 カメルーン総合格闘技ナショナルリーグ
エジプトの旗 エジプトMMA委員会
ガーナの旗 ガーナ総合格闘技連盟
モーリシャスの旗 モーリシャス総合格闘技連盟
セーシェルの旗 セーシェル総合格闘技協会
南アフリカ共和国の旗 ミックスド・マーシャル・アーツ南アフリカ

脚注[編集]

1.^ Members IMMAF公式サイト
2.^ About IMMAF IMMAF公式サイト
3.^ 【JML】総合格闘技での五輪参加を目指し世界組織に加盟 eFight 2015年5月26日
4.^ 日本MMA連盟 JMMAF発足! 酒井正和 オフィシャルブログ 「スマッシュの挑戦」 2015年5月26日
5.^ Recent Judo Chairman Kerrith Brown Appointed as IMMAF President IMMAF公式サイト
6.^ Members IMMAF公式サイト

外部リンク[編集]
IMMAF公式サイト

執筆の途中です この項目は、格闘技およびその選手に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(PJ総合格闘技/PJキックボクシング/PJプロレスラー)。




カテゴリ: アマチュア総合格闘技団体
2012年設立

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%9E%E3%83%81%E3%83%A5%E3%82%A2%E7%B7%8F%E5%90%88%E6%A0%BC%E9%97%98%E6%8A%80%E4%B8%96%E7%95%8C%E9%81%B8%E6%89%8B%E6%A8%A9

アマチュア総合格闘技世界選手権





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アマチュア総合格闘技世界選手権


開始年
2011年

主催
国際総合格闘技連盟

サイト
公式サイト
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IMMAFアマチュア総合格闘技世界選手権(IMMAF World Championships of Amateur MMA)は、国際総合格闘技連盟(IMMAF)が主催するアマチュア総合格闘技の国際大会。男子9階級、女子4階級で実施されている。1か国につき1階級1名まで出場できる[1]。



目次 [非表示]
1 歴史
2 開催履歴
3 脚注
4 関連項目
5 外部リンク


歴史[編集]

2011年、FILAが第4回グラップリング世界選手権、第2回パンクラチオン世界選手権と同日にセルビアで初開催した[2]。

2014年、FILAの再編でグラップリング、総合格闘技が認定競技から除外され開催が打ち切られたが、同年から2012年に設立されたIMMAFが引き継いで開催した[3]。

2015年、アメリカ合衆国の総合格闘技団体「UFC」、アマチュア総合格闘技団体「Tuff-N-Uff」と提携し、UFCファイトパスでの放送を開始した[4][5]。

2017年、IMMAF主催となってからは7月の「UFCインターナショナル・ファイトウィーク」期間中にラスベガスで開催されていたが、11月にバーレーンで初開催される予定[6]。

開催履歴[編集]




大会名

開催年月日

開催地

7 IMMAFアマチュア総合格闘技世界選手権 2017年11月12日 - 11月19日 バーレーンの旗 首都県マナーマ
6 IMMAFアマチュア総合格闘技世界選手権 2016年7月4日 - 7月10日 アメリカ合衆国の旗 ネバダ州ラスベガス
5 IMMAFアマチュア総合格闘技世界選手権 2015年7月11日 - 7月6日 アメリカ合衆国の旗 ネバダ州ラスベガス
4 IMMAFアマチュア総合格闘技世界選手権 2014年6月29日 - 7月5日 アメリカ合衆国の旗 ネバダ州ラスベガス
3 FILAアマチュア総合格闘技世界選手権 2013年6月12日 - 6月15日 カナダの旗 オンタリオ州ロンドン
2 FILAアマチュア総合格闘技世界選手権 2012年11月15日 - 11月18日 ロシアの旗 モスクワ州ラメンスコエ
1 FILAアマチュア総合格闘技世界選手権 2011年9月29日 - 10月1日 セルビアの旗 ベオグラード

脚注[編集]

1.^ 「MMAはスポーツ」だと証明したい 世界MMA連盟CEOインタビュー(2) スポーツナビ 2015年10月29日
2.^ 【記録】グラップリング・パンクラチオン世界選手権 過去の日本選手成績 日本レスリング協会公式サイト 2012年10月18日
3.^ FILAグラップリング(関節技のあるレスリング)が存続へ 日本レスリング協会公式サイト 2013年11月2日
4.^ 【UFC & IMMAF】UFCがIMMAFとのパートナーシップを更新。世界大会がFight Passで視聴可能に MMAPLANET 2016年5月3日
5.^ TUFF-N-UFF IS PROMOTER FOR 2015 IMMAF WORLD CHAMPIONSHIPS SHERDOG 2015年3月26日
6.^ 2017 IMMAF WORLD CHAMPIONSHIPS IMMAF公式サイト

関連項目[編集]
レスリング世界選手権
グラップリング世界選手権
パンクラチオン世界選手権

外部リンク[編集]
IMMAF公式サイト

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カテゴリ: 世界選手権
総合格闘技の大会
UFC


https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/201510280001-spnavi



総合格闘技を五輪種目にするために

世界MMA連盟CEOインタビュー
パンクラス
2015年10月28日(水) 12:00













「IMMAF」をご存じだろうか。正式名称は「International Mixed Martial Arts Federation」。UFCからもサポートを受ける世界最大のアマチュアMMA組織だ。翻訳すると世界MMA連盟となり、今年7月にはラスベガスで世界選手権を開催した。


 先日、このIMMAFのCEOであるデンサイン・ホワイト氏が来日。UFC JAPANを視察するとともに、総合格闘技団体パンクラスの酒井正和代表と旧交を温めた。


 聞けば、デンサインCEOはかつて柔道家として五輪に3度も出場したことがあるという。英国の英雄は、なぜMMAの世界組織の代表となったのか?


(聞き手:布施鋼治)

「MMAはスポーツ」だと証明したい 世界MMA連盟CEOインタビュー(2)



UFCからの要請で活動をスタート


世界MMA連盟「IMMAF」のデンサイン・ホワイトCEO(左)が来日。パンクラスの酒井正和代表(右)と旧交を温めた

世界MMA連盟「IMMAF」のデンサイン・ホワイトCEO(左)が来日。パンクラスの酒井正和代表(右)と旧交を温めた【布施鋼治】


──今年7月、ラスベガスで開催された世界選手権は大盛況だったと聞きました。


 29カ国から129名の参加がありました。カテゴリーは男子9階級、女子4階級です。パンクラスの酒井正和代表と初めて出会ったのもこの大会でした。そもそも日本はアジアの中でも最重要国なので、IMMAFにとっても日本は重要なパートナーと考えています。しかもアジアのマーケットは大きいので、酒井代表と一緒にやれるということは、われわれIMMAFにとっては大きなターニングポイントだと捉えています。


──現在の肩書はIMMAFのCEOと聞いております。就任した経緯は?


 昨年11月に「IMMAFのCEOになって欲しい」という打診を受けました。その2年前から組織は誕生していたけど、今後IMMAFがもっと発展していくために、あるいはもっと改革していくために自分の存在を求めたというのがきっかけです。


──プロフィールを見ると、過去3度も英国代表として五輪に出場するなどずっと柔道畑を歩んでいます(最高位は5位)。にもかかわらず、なぜMMAに興味を抱いたのですか?


 もともとIMMAFの代表はブラウンさんという方で、もともとは英国柔道連盟の要人だった。そうした中、以前からIMMAFのサポートをしているUFCから「もっとアマチュアの活動を活性化してほしい」という要請があった。そこで英国柔道連盟のチェアマンを11年間務めていた私に白羽の矢が立ったわけです。そこで当時のIMMAFの重役たちとも面接し、彼らの合意を得たうえでCEOに就任しました。



3カ年計画で組織を改革


──どうやって組織を改革しようという計画を立てたのですか?


 MMAをスポーツとして認知させよう。それがひとつの課題だと思っています。スポーツといえば、五輪。そこでIOC(国際オリンピック委員会)への働きかけが第一です。五輪種目になることがスポーツとしての認知を早める。


──しかし、一朝一夕で片づく問題ではありません。


 だからMMAのスポーツ化を推進させるためにやることはいっぱいあります。まずはコーポレート・ガバナンス(企業の不正行為の防止と競争力・収益力の向上を総合的にとらえ、長期的な企業価値の増大に向けた経営の仕組み)を整えていく。たとえばそれはアンチドーピングだったり、それに付随したメディカルの部分だったり、大会の開催計画だったりするわけです。


──今後の大会開催計画は?


 いまのところアメリカ、アフリカ、欧州、アジア、オセアニアの5大陸・地域の大会と世界選手権の開催を考えています。さらに参加選手による各階級のランキングを作成することも。そういったことを3カ年計画に基づいて細かく作っていく。IOCに一番近いところにスポーツコート(スポーツ仲裁裁判所)という組織があるけど、原則としてすべての競技の連盟が必ず加盟しなければならない。なので、IMMAFもスポーツの中のひとつとして、そこに加盟しようと思っています。そのためにはまずスポーツコートに事細かな3カ年計画を提出しなければなりません。



子供でも危険でないルール整備が必要


スポーツとして発展させるには子供でも危険でないルール整備などが必要となってくる

スポーツとして発展させるには子供でも危険でないルール整備などが必要となってくる【田栗かおる】


──現段階におけるIMMAFの課題は?


 MMAをスポーツとして分かってもらうための努力が足りなかったということでしょう。まずはレフェリーのあり方や資格、あるいはルールの整備ですね。そういったものをきちんと構築していかないといけない。現在私はそこに注意力を割いています。


──歴史のある競技なら指導要項が存在するのが当たり前。しかしながら、MMAにはまだそういった類のものが存在しません。


 MMAの場合、それまで各ジム、あるいは個人レベルでそれなりのトレーニング方法があった。でも、本当に世界的なスポーツだったら、世界の誰が見ても共通な指導方法があるべきでしょう。ルールもそうです。選手たちはどういうステップでテクニックを習得していくのか。コーチをやるにしても本当は資格が必要なのです。そういったレギュレーション(規則)がMMAにはなかったのです。


──耳の痛い話ですが、それが現実です。


 ルールの明確化も必要になってくるでしょう。さらにスポーツだったら、老若男女を問わずにできるものでなければいけない。


──しかし、子供にパウンドやヒジは危険すぎるのでは?


 やっぱりスポーツは子供もできるかどうかが重要な問題になってくる。現実問題として子供にやらせるとしたら、どういうルールでやらせたらいいのか。そういったところのレギュレーションも必要になってくるけど、私には柔道での実績があるので、それに基づいていろいろ考えているところです。子供をいきなりケージに入れて、パンチやアームバーをさせるべきではない。まだできてはいないけど、子供向けのMMAを始めるためのプログラムを作ろうと思っています。


──なるほど。


 柔道や空手は帯によってグレード(級・段)が分かれているけど、MMAも色による昇級制を考えたい。IMMAFはMMAというスポーツに対してしっかり責任を負う立場にありますからね。MMAというスポーツをやることで、それが安全なスポーツであるというレギュレーションを作っていかないといけない。



■プロフィール:デンサイン・ホワイト


1961年12月21日生まれ(53歳)

英国出身。12歳から柔道をスタート。84年のロス五輪から3度五輪に出場した。引退後、英国柔道連盟のチェアマンを11年間務める。現在はIMMAF CEO。英国在住。

https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/201510290001-spnavi



「MMAはスポーツ」だと証明したい

世界MMA連盟CEOインタビュー(2)
パンクラス
2015年10月29日(木) 11:00













 スポーツとしてのMMA発展を願うIMMAF(International Mixed Martial Arts Federation)のデンサイン・ホワイトCEOは綿密に3カ年計画を立て、それを実行に移している。今年11月には英国で欧州選手権を開催するが、来春早々にはIMMAFに認可された日本のMMA組織──JMMAF(Japan Mixed Martial Arts Federation)協力のもと、日本でアジア選手権開催の青写真を描く。デンサインCEOに聞くアマチュアMMAの未来予想図──。

(聞き手:布施鋼治)

総合格闘技を五輪種目にするために 世界MMA連盟CEOインタビュー



統一ルール、指導方法などが必要


IMMAFのデンサインCEO(左)とパンクラスの審判部長で、JMMAFコミッショナーでもある梅木良則氏

IMMAFのデンサインCEO(左)とパンクラスの審判部長で、JMMAFコミッショナーでもある梅木良則氏【布施鋼治】


──デンサインCEOが長らく携わってきた柔道は五輪スポーツとして世界中で認知されています。対照的にMMAは一部ではいまだものすごく偏見を持っている人がいるし、中には大会の開催を禁止している国もあります。


 先週もフランスでロシア人のプロモーターがMMAの大会を強行開催して現地では大問題になりました。


──フランスではMMAの大会開催が禁止されていますからね。


 そうです。ノルウェーやアイスランドなど世界の中にはまだMMAを禁止している国がある。そういった国々には「MMAはストリートファイトの延長ではないのか」という偏見がある。そういった偏見を失くすためにはユニファイド(統一)ルールを明確化して、「MMAはスポーツ」ということを証明していきたい。そのためにはメディカル(医療体系)の整備も必要になってくるでしょう。大会があるごとにIMMAFが大会のメディカルをカバーする、つまりMMAがひとつのスポーツとして安全だということをプログラム化していく。それは指導方法にしても同じです。IMMAFが練習メニューを作り、それをプログラム化していく。世界中どこのジムにいっても、資格のある人が教えているようにしないといけない。



早急なプロ昇格は競技の発展にならない


──現在の加盟国は?


 50カ国が加盟しています。もうすぐ正式発表できると思いますけど、ロシアの加盟も決まっています。より多くの国々から、より多くの選手が参加することによって競技の質は上がっていく。大陸・地域選手権を開催する主催国は国のステータスが上がり、貢献度をアピールすることもできるようになるでしょう。ちなみにこの間の世界選手権もそうでしたけど、今後開催される大陸・地域選手権はすべてUFCファイトパス(UFCの登録制デジタル映像配信サービス)を通して160カ国に放送されることになります。そうすることでMMAをさらにスポーツとして認知させたい。


──UFCがIMMAFをサポートする理由は?


 UFCにとってIMMAFは新しいタレントを発掘する舞台なのです。例えば(今後設定される)IMMAFのランキングに入っている選手はいやがうえにもUFCがチェックしているので、プロデビューするチャンスを与えられやすい。


──プロとアマのボーダーは?


 そこです。IMMAFが大会を数多く開催したい理由のひとつとして、いまは世界中ですぐプロになってしまう選手があまりにも多すぎることがあげられます。結局実力が伴わなければ、プロに昇格してもすぐ負けて辞めてしまったりするケースも出てくる。つまり早急なプロ昇格は必ずしも競技の発展につながらない。そこでIMMAFとしては公式のレギュレーションがあるプログラム化された大会を定期的に開催していくことで、しっかりと実績を作ったアマチュアがプロに昇格するという流れを作りたいのです。個人的な考えですが、どんな選手でも少なくとも3〜4年のアマチュア経験は必要だと思います。そして、個々の実績を具体化させるために今後開催する大会ではポイント制を導入したい。実績に応じてポイントを与え、それに応じてランキングを作成するというシステムです。


──柔道の世界ランキングに似ていますね。


 その通りです。柔道のシステムをかなり踏襲しています。ただ、国際柔道連盟には200の加盟国があるけど、IMMAFはまだそこまでには至っていない。なので、今年11月、英国のバーミンガムで開催される欧州選手権は参加国をオープンにしたい。一応欧州という冠はついているけど、IMMAFの加盟国だったら、誰でも参加できるようにしたい。先の世界選手権は1カ国につき1階級1名までだったけど、今回はオープン選手権として1カ国1階級2名までOKにしたい。階級は先の世界選手権より女子で1階級増やす予定です。バーミングガムの大学の体育館で開催する予定ですが、現段階では200名以上の出場を見込んでいます。スムーズに大会を進行させるため、トリプルケージを使おうと思っています。



女子の盛り上がりにも注目


現在UFCではロンダ・ラウジー(左)を中心に女子の活躍も光っている

現在UFCではロンダ・ラウジー(左)を中心に女子の活躍も光っている【Getty Images】


──アジア選手権はいつ頃開催する予定?


 来年2〜3月にはやりたいですね。


──開催国は?


 日本です。もともとアジア圏には14カ国しかなく、IMMAFにはまだ4〜5カ国しか加盟していない。日本でアジア選手権をやることが、アジアにMMAを広めるいいきっかけになるんじゃないかと期待しています。日本にとっても自国で開催することで世界中の注目を集めることができる。日本からMMAを広めるいい機会になるでしょう。そもそもMMAは日本が発祥の地。柔道もそうだけど、海外の選手が日本の大会に出場して優勝したり、入賞したりするとものすごく名誉だし、評価されるんですよ。


──欧州選手権とそんなに間隔を空けずに開催する予定なんですね。


 IMMAFが開催する大会はそんなにインターバルを空けたくない。少なくとも11月に欧州選手権をやる時にはアジア選手権の開催告知をしたい。その方が参加者もスケジュールをとりやすいだろうし、裏方も大会の準備をしやすい。2〜3月というのはまだ企画段階の話ですけどね。


──現在UFCではロンダ・ラウジーを筆頭に女子が脚光を浴びています。その影響はアマチュアにも及んでいますか?


 IMMAFでも女子は盛り上がっていくでしょう。実際ラスベガスの世界選手権でも女子の試合はすごく良かった。通常格闘スポーツを広めていくためには時間を要するけど、女子MMAに関していえばロンダの人気がすごいので、女子の観客層の関心が増えているように思えます。


──ちなみにアマチュアの女子ファイターはどんな競技出身者が多い?


 やっぱり何らかの格闘技のキャリアがあったうえでMMAを始める人が多いですね。MMAを目指している選手のモチベーションのひとつとして、「プロがあるから」というのがある。柔道だとお金のためではなく、五輪に出ることが目標になっている。ロンダも柔道を続けていれば、もっと上のメダルを目指すことができたはず。ただ、実際柔道家時代の彼女の生活は困窮していて、MMAファイターになってからようやく成功を収めた。MMAはプロとしての目標を作りやすいのです。


 今回のインタビューを通して、デンサイン氏がMMAをスポーツとして捉え、いかに競技化していくかというところに腐心していることがよく分かった。その方法論は従来の格闘技界にはない、五輪種目である柔道をベースに考えていることも興味を引いた。純度の高いスポーツにするためには、既存の法則だけに則っていてはある一線を越えることはできない。


 また、来春にも日本でアジア大会を開催する計画を立てているという話は日本のみならず、アジア全域のアマチュアファイターにとって朗報だろう。これまではアマチュアの上位概念としてはプロしかなかったが、アジア大会を開催することで、アマチュアのさらにその先──国際地域大会や世界大会を目指すことができるようになる。


 ホスト国としての重責を担う日本にとっても、これほど大きなチャンスはない。アジア大会はアマチュアMMAのステータスをさらに高める可能性を秘めている。その運営を全面的にサポートするJMMAFにとっても、アジア大会の開催で世間にスポーツMMAをアピールする絶好の機会だ。いまやJMMAFは日本のアマチュアMMAの一大勢力になりつつあるが、アジア大会の開催をきっかけにさらに発展することができるか。


■プロフィール:デンサイン・ホワイト


1961年12月21日生まれ(53歳)

英国出身。12歳から柔道をスタート。84年のロス五輪から3度五輪に出場した。引退後、英国柔道連盟のチェアマンを11年間務める。現在はIMMAF CEO。英国在住。

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