頭を何度も強く打つと、脳容量が小さくなり、処理速度が遅くなることが分かった。  ボクサーと総合格闘家を対象に検証した結果だ。

http://archive.is/PCGI4


2015年2月11日 3:00 PM
ボクシング
総合格闘技

課題処理能力

頭への衝撃で脳の処理速度が遅くなる、ボクサー1試合ごとに0.19%のペース

「ボクサーの方が頭を打たれる」、脳が小さくなる原因に?
健康 / 予防 / 食事 / 遺伝子

















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写真はイメージ。記事と直接の関係はありません。

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 頭を何度も強く打つと、脳容量が小さくなり、処理速度が遅くなることが分かった。

 ボクサーと総合格闘家を対象に検証した結果だ。

 米国クリーブランド・クリニックを中心とした研究グループが、ブリティッシュ・ジャーナル・オブ・スポーツ・メディシン誌で2015年1月30日に報告している。

131人を4年間調べる

 研究グループは、総合格闘技の選手131人、ボクサー93人、合計224人のプロ格闘家を対象として、脳を何度も打つことの影響を検証した。

 被験者は18歳から44歳で、半数は高校を卒業しておらず、半数は大学レベルの学力だった。プロ格闘家としての経歴は0年から24年で、平均4年。プロでの試合数は0回から101回で、1年あたりの平均は10回だった。

 被験者は試験開始時とその後の4年間、毎年、MRIで脳容量を量った。知力を評価するため、言語記憶、処理速度、細かい動作の能力、反応時間の試験も行った。また、戦歴の長さと激しさを組み合わせ、「暴露関連損傷スコア」も算出した。

脳容量が小さくなる

 その結果、スコアが高いほど脳容量、特に脳の中心部にある「視床」と「尾状核」が小さく、暴露関連損傷スコアが1つ増えるとどちらも0.8%減っていた。視床は大脳皮質のまとめ役のような部分で、さまざまな神経機能に影響を及ぼす部分である。

 脳容量が小さく、暴露関連損傷スコアが高いと、脳の処理速度が遅くなっていた。処理速度は1試合ごとに0.19%遅くなり、スコアが1つ増えると2.1%遅くなっていた。スコアが4の格闘家は0の格闘家と比べて、処理速度が8.8%遅かった。さらに、スコアが高いと認知異能障害のリスクも高かった。

 ボクサーは総合格闘家と比べて、年齢にかかわりなく全般的に結果が悪かった。ボクサーの脳容量は総合格闘家よりも小さく、知的に後れを取っていた。

 その理由はなぜか。「ボクサーの方が頭を打たれることが多いのが一番の原因だろう。総合格闘家は敵に脳震とうを起こさせてノックアウトするのではなく、レスリングや柔術のような別の技も使える」と研究者は分析している。

 痛いデータだ。

関連情報

Professional Fighters Brain Health Study. Repeated head blows linked to smaller brain volume and slower processing speeds. British Journal of Sports Medicine. 2015 Jan 30.

http://bjsm.bmj.com/content/early/2015/01/08/bjsports-2014-093877.full?g=w_bjsm_open_tab
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