オリバー・ストーン監督 スノーデン 


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スノーデン (映画)





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スノーデン

Snowden

監督
オリバー・ストーン

脚本

キーラン・フィッツジェラルド
オリバー・ストーン


原作

ルーク・ハーディング(英語版)
『スノーデンファイル 地球上で最も追われている男の真実(英語版)』
アナトリー・クチェレナ(英語版)
『Time of the Octopus』


製作

モリッツ・ボーマン(英語版)
エリック・コペロフ
フィリップ・シュルツ=ダイル
フェルナンド・サリシン


製作総指揮

マックス・アルヴェレズ
マイケル・バシック
ダグラス・ハンセン
ジョゼ・イバネス
ピーター・ローソン
セルジュ・ロボ
バーマン・ナラギ
トム・オーテンバーグ
ジェームズ・D・スターン
クリストファー・ウッドロウ


出演者

ジョセフ・ゴードン=レヴィット
シャイリーン・ウッドリー
メリッサ・レオ
ザカリー・クイント
トム・ウィルキンソン
スコット・イーストウッド
ローガン・マーシャル=グリーン
ティモシー・オリファント
ベン・シュネッツァー
キース・スタンフィールド
リス・エヴァンス
ニコラス・ケイジ


音楽

クレイグ・アームストロング
アダム・ピーターズ


撮影
アンソニー・ドッド・マントル

編集

アレックス・マルケス
リー・パーシー


製作会社

エンドゲーム・エンターテインメント(英語版)
ワイルド・バンチ(英語版)
クラウトパック・エンターテインメント
オンダ・エンターテインメント
ヴェンディアン・エンターテインメント


配給
オープン・ロード・フィルムズ
日本の旗ショウゲート

公開
カナダの旗 2016年9月 (TIFF)
アメリカ合衆国の旗 2016年9月16日
日本の旗2017年1月27日

上映時間
134分

製作国
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

言語
英語
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『スノーデン』(Snowden)は、オリバー・ストーン監督、キーラン・フィッツジェラルド及びストーン脚本による2016年のアメリカ合衆国の伝記・ポリティカル・スリラー映画(英語版)である。ルーク・ハーディング(英語版)のノンフィクション本『スノーデンファイル 地球上で最も追われている男の真実(英語版)』及びアナトリー・クチェレナ(英語版)の本『Time of the Octopus』が原作となっている。出演はジョセフ・ゴードン=レヴィット、シャイリーン・ウッドリー、メリッサ・レオ、ザカリー・クイント、トム・ウィルキンソン、スコット・イーストウッド、ローガン・マーシャル=グリーン、ティモシー・オリファント、ベン・シュネッツァー、キース・スタンフィールド、リス・エヴァンス、ニコラス・ケイジらである。撮影は2015年2月16日よりドイツのミュンヘンなどで行われた。

2016年9月16日よりオープン・ロード・フィルムズ配給で北米公開された[1]。

日本では、2017年1月27日に公開上映開始。



目次 [非表示]
1 内容
2 キャスト
3 製作 3.1 企画
3.2 プリプロダクション
3.3 キャスティング
3.4 撮影

4 公開
5 参考文献
6 外部リンク


内容[編集]

2013年6月にコンピュータ専門家のエドワード・スノーデンがアメリカ国家安全保障局の機密情報を『ガーディアン』誌に暴露した事件の詳細が描かれる。

キャスト[編集]
エドワード・スノーデン - ジョセフ・ゴードン=レヴィット
リンゼイ・ミルズ - シャイリーン・ウッドリー
ローラ・ポイトラス(英語版) - メリッサ・レオ
グレン・グリーンウォルド - ザカリー・クイント
イーウェン・マカスキル(英語版) - トム・ウィルキンソン
トレバー・ジェイムズ - スコット・イーストウッド
ローガン・マーシャル=グリーン
ティモシー・オリファント
ベン・シュネッツァー
キース・スタンフィールド
コービン・オブライアン - リス・エヴァンス
ハンク・フォレスター - ニコラス・ケイジ[2]

製作[編集]

企画[編集]





オリバー・ストーンは複数回に渡ってモスクワでエドワード・スノーデンと会い、彼に起こったことを調べている。
オリバー・ストーンは最初に映画の話を持ちかけられた際には躊躇した。彼はジェイミー・フォックス主演予定であったマーティン・ルーサー・キング・ジュニアの伝記映画で揉めている最中であり、新たな火種を望んではいなかった[3]。監督を躊躇していたが[4]、一連の出来事と説得によりストーンは最終的に引き受ける決意をした。ポイトラスと共にスーデンの暴露に協力したジャーナリストのグレン・グリーンウォルドは彼にアドバイスを与え、一方で数ヵ月後、スノーデンの弁護士のアナトリー・クチェレナ(英語版)が面会のためにプロデューサーを通してストーンに連絡を取った[3]。事件について記したグリーンウォルドの本の映画化権はコロンビア映画が既に取得済みであった[4]。2014年6月2日、ストーンとモリッツ・ボーマン(英語版)がルーク・ハーディング(英語版)によるノンフィクション本『スノーデンファイル 地球上で最も追われている男の真実(英語版)』の権利を獲得し、ストーンがそれを基にした映画の脚本と監督を務めることが発表された[5]。ストーンは『Snowden』を監督する契約を交わしたため、マーティン・ルーサー・キング・ジュニアの企画からは降板した[6]。2014年6月10日、ストーンがさらにクチェレナの本『Time of the Octopus』の権利も獲得し、『スノーデンファイル』と併せた2冊を基に脚本を書く事が明らかとなった[7]。2014年11月6日、オープン・ロード・フィルムズが米国での配給権を獲得し、一方でワイルド・バンチ(英語版)が海外セールスの舵を取ることとなった[8]。さらに2014年11月10日、『Deadline』はエンドゲーム・エンターテインメントが製作に加わったことを報じた[9]。2015年4月、ウィキリークスはストーンがハーディングの本の権利購入のために70万ドル、クチェレナの本に100万ドルを支払ったことを明かした[10]。

プリプロダクション[編集]




「アメリカ人に関する話なのにアメリカでこの映画への出資ができないというのは奇妙なことだ。そしてあなたが公然と親米ではない任意の対象への影響を考える場合、非常に憂慮すべきだろう。彼らは我々に表現の自由があると言う。しかし思案は賄われ、制御され、またメディアも制御される。この国はその上で非常にタイトであり、そして特定のレベルで許可される批判がない。あなたは既に死んだ市民活動家についての映画を作ることはできるが、現在の人物についてのものを作るのは簡単な事ではない」

——オリバー・ストーン監督[3]。

撮影開始前、ストーンとゴードン=レヴィットはスノーデン逮捕を企てる米国政府から逃れるために彼が恋人のリンゼイ・ミルズと共に住んでいたモスクワを訪れた[3]。ゴードン=レヴィットは彼をフィリップ・プティ(ゴードン=レヴィットが2015年の映画『ザ・ウォーク』で演じた)に似た人物であると説明した[11]。しかしながらプロジェクトに参加する米国企業が現れず、またスタジオの協力も得られらずに資金調達が困難となった[3]。その後、イギリスとドイツからの資金調達が決まり、撮影はドイツで行われることとなった[3][4]。

キャスティング[編集]

2014年9月21日、アメリカ国家安全保障局(NSA)の機密情報を2013年6月に主要メディアに暴露したコンピュータ専門家のエドワード・スノーデン役のためジョゼフ・ゴードン=レヴィットと交渉中であることが報じられた[12]。2014年11月10日、ゴードン=レヴィットが主役を務めることが報じられた[13]。2014年11月14日、スノーデンの恋人のリンゼイ・ミルズ役のためシェイリーン・ウッドリーとの最終交渉に入ったことが報じられた[14]。2015年2月2日、スコット・イーストウッドがNSA捜査官役で加わった[15]。2015年2月4日、メリッサ・レオがドキュメンタリー映画作家のローラ・ポイトラス(英語版)役、ザカリー・クイントがスノーデンにより機密情報の提供相手に選ばれたジャーナリストのグレン・グリーンウォルド役、トム・ウィルキンソンがスノーデンの暴露の報道を助けた『ガーディアン』のジャーナリストのユエン・マッカスキル(英語版)役でキャストに加わった[16]。2015年2月13日、『バラエティ』はベン・シュネッツァーが加わったことを報じた[17]。2015年2月19日、ロシアに逃亡する前にスノーデンを助けたCIA捜査官役でティモシー・オリファントが加わり[18]、さらに2月20日にはリス・エヴァンスとジョエリー・リチャードソンが追加された[19]。2015年2月23日、ニコラス・ケイジが元米国諜報機関職員役での出演契約を交わした[20]。2015年2月25日、キース・スタンフィールドがスノーデンの親友でもあるNSAの同僚役でキャストに加わった[21]。

スノーデンを演じるにあたってゴードン=レヴィットは技術と民主主義の関係についての「対話を促進するのを助ける」ために出演料を全額寄付することを約束した[22]。

撮影[編集]

主要撮影(英語版)は2015年2月16日にドイツのミュンヘンで始まった[23]。4月半ばにはワシントンD.C.での撮影が行われた[24]。4月15日から18日にかけてはハワイ州で撮影が行われた。映画に使われた家はスノーデンが実際に住んでいたのと同じ通りのものである。4月末にはザ・ミラ ・ホンコン(英語版)での撮影が始まり、さらに続いて土瓜湾の古いビルでも行われた[25]。撮影は5月末まで続いた[19]。

NSAの干渉を恐れたストーンは米国外での撮影を決めていた[3]。ストーンは「我々はここで危険に晒されているような気がした。我々にはNSAが何をするのかわからなかったので、ミュンヘンで終わらせた。そしてそれは美しい経験だった」と語った[3]。

公開[編集]

2015年2月20日、オープン・ロード・フィルムズは2015年12月25日米国公開の予定を組んだ[19]。パテは2015年12月30日にフランスで公開、ユニバーサム・フィルムは2016年1月7日にドイツで公開する予定であった[19]。しかしながら2015年9月、オープン・ロードは公開日を2016年に延期させた。スタジオは延期理由を明かさなかったが、『ハリウッド・リポーター』誌はおそらく映画がまだ未完成であるからだと報じた[26]。2015年10月7日、公開予定日は2016年5月13日となることが発表された[27]。2016年2月19日、賞レースコンテンダーにふさわしいクオリティであるとみなされたために公開日は9月16日に延期された[28]。2016年4月27日、1本目の予告編が公開された[29]。

第69回カンヌ国際映画祭監督のティエリー・フレモー(英語版)は映画を鑑賞し、「本当に素晴らしい作品だ。『シチズンフォー スノーデンの暴露(英語版)』を見事に補完している。多くを理解するのに役立つ」と賞賛した。フレモーはカンヌでの上映を望んでいたが、プロデューサーは「オスカを目指したいのでカンヌでのプレミアは少々早すぎる」と説明して断った[30]。2016年9月に第41回トロント国際映画祭で行われ[31]、さらに第64回サン・セバスティアン国際映画祭でヨーロッパ・プレミアが行われる予定である[32]。

ストーンはサンバレーにあるアーネスト・ヘミングウェイの旧宅でプライベート上映会を開き、ローラ・ポイトラス(英語版)を演じたメリッサ・レオらを含む約2ダースの観客が招かれた。招待客には秘密保持契約が結ばされた[3]。

2016年7月21日にはサンディエゴ・コミコンで招待者限定の上映会が開かれ[33]、さらに同イベントで2本目の予告編が公開された[34]。

日本では、2016年9月15日にストーンの70歳の誕生日に合わせて、公開日が2017年1月27日になることが発表された[35]。

参考文献[編集]

1.^ “Emma Roberts-Dave Franco Thriller ‘Nerve’ To Sneak At Comic-Con”. Deadline.com (2016年7月19日). 2016年7月18日閲覧。
2.^ “ニコラス・ケイジがCIAエンジニアに、「スノーデン」新場面写真”. 映画ナタリー. (2016年12月27日) 2016年12月28日閲覧。
3.^ a b c d e f g h i Stephen Galloway (2016年3月8日). “Oliver Stone Reveals Clandestine Meetings With Edward Snowden, NSA Worries”. The Hollywood Reporter. 2016年3月9日閲覧。
4.^ a b c Rhonda Richford (2016年6月22日). “Oliver Stone Reveals Details About His 'Snowden' Biopic”. The Hollywood Reporter. 2016年6月22日閲覧。
5.^ Kemp, Stuart (2014年6月2日). “Oliver Stone to Direct Edward Snowden Film”. hollywoodreporter.com 2015年2月21日閲覧。
6.^ Matt Brennan (2016年3月8日). “Oliver Stone Talks About Critical Responses, His Failed MLK Film and Why He's Not Excited for the American Future”. Indiewire. 2016年3月9日閲覧。
7.^ Kemp, Stuart (2014年6月10日). “Oliver Stone Options Novel by Edward Snowden's Russian Lawyer”. hollywoodreporter.com 2015年2月21日閲覧。
8.^ McClintock, Pamela (2014年11月6日). “Oliver Stone's Edward Snowden Film Fails to Find Major Studio Home”. hollywoodreporter.com 2015年2月6日閲覧。
9.^ Fleming Jr, Mike (2014年11月10日). “Oliver Stone's Edward Snowden Movie Acquired By Open Road & Endgame – Update”. deadline.com 2015年2月6日閲覧。
10.^ “Press Release”. WikiLeaks. (2015年4月16日) 2015年4月16日閲覧。
11.^ Tom Lamont (2015年9月18日). “Joseph Gordon-Levitt: 'Edward Snowden was warm, kind, thoughtful'”. The Guardian. 2016年3月9日閲覧。
12.^ Fleming Jr, Mike (2014年9月21日). “Joseph Gordon-Levitt Circling Edward Snowden Role In Oliver Stone Film”. deadline.com 2015年2月6日閲覧。
13.^ Alter, Charlotte (2014年11月10日). “Joseph Gordon-Levitt Will Play Edward Snowden in New Movie”. time.com 2015年2月6日閲覧。
14.^ Siegel, Tatiana (2014年11月14日). “Shailene Woodley in Talks to Star in Oliver Stone's Snowden Film (Exclusive)”. hollywoodreporter.com 2015年2月6日閲覧。
15.^ Patten, Dominic (2015年2月2日). “Scott Eastwood Joins Oliver Stone's Edward Snowden Pic”. deadline.com 2015年2月6日閲覧。
16.^ Sneider, Jeff (2015年2月4日). “Melissa Leo, Zachary Quinto, Tom Wilkinson to Play ‘Citizenfour’ Trio in Oliver Stone’s Edward Snowden Movie (Exclusive)”. thewrap.com 2015年2月6日閲覧。
17.^ Kroll, Justin (2015年2月13日). “'Pride' Actor Joins Oliver Stone's Edward Snowden Film”. variety.com 2015年2月16日閲覧。
18.^ Fleming Jr, Mike (2015年2月19日). “Timothy Olyphant Follows 'Justified' With Oliver Stone's Edward Snowden Film”. deadline.com 2015年2月21日閲覧。
19.^ a b c d McNary, Dave (2015年2月20日). “Oliver Stone's 'Snowden' Set for Christmas Release in U.S.”. variety.com 2015年2月21日閲覧。
20.^ Jaafar, Ali (2015年2月23日). “Nicolas Cage Joins Oliver Stone's 'Snowden'”. deadline.com 2015年2月23日閲覧。
21.^ Patten, Dominic (2015年2月25日). “Oliver Stone's 'Snowden' Pic Adds 'Straight Outta Compton' Actor”. deadline.com 2015年2月26日閲覧。
22.^ Jason Murdock (2016年2月8日). “Edward Snowden movie: Joseph Gordon-Levitt set to donate acting fee”. International Business Times. 2016年3月9日閲覧。
23.^ “On The Set For 2/16/15: David O. Russell Starts Lensing 'Joy', 'Maze Runner 2' Wraps & More”. ssninsider.com. (2015年2月16日) 2015年2月16日閲覧。
24.^ “New Photo of Joseph Gordon-Levitt and Shailene Woodley in Snowden”. comingsoon.net. (2015年4月6日) 2015年4月7日閲覧。
25.^ “Hollywood film "Snowden" crews have arrived Hong Kong for shooting” (Chinese). Local Press Hong Kong (Hong Kong: Local Press). (2015年4月27日) 2015年4月28日閲覧。
26.^ Tatiana Siegel (2015年9月14日). “Oliver Stone's 'Snowden' Pushed to 2016 (Exclusive)”. The Hollywood Reporter. (Prometheus Global Media). 2015年9月14日閲覧。
27.^ Busch, Anita (2015年10月7日). “‘Snowden’s’ New Release Date: Early Summer 2016”. deadline.com 2015年10月29日閲覧。
28.^ McNary, Dave (2016年2月19日). “Joseph Gordon-Levitt’s ‘Snowden’ Release Date Pushed Back”. Variety 2016年2月19日閲覧。
29.^ “SNOWDEN - Official Trailer”. YouTube. (2016年4月27日) 2015年7月21日閲覧。
30.^ Calvario, Liz (2015年4月15日). “Thierry Fremaux: Festival Director Reveals Real Reason Oliver Stone's 'Snowden' Isn't Going to Cannes”. indiewire.com 2016年4月22日閲覧。
31.^ EW Staff (2016年7月26日). “Toronto Film Festival 2016: See First Look Images From This Year's Lineup”. Entertainment Weekly. 2016年7月26日閲覧。
32.^ Georg Szalai (2016年7月8日). “Oliver Stone's 'Snowden' to Get Europe Premiere at San Sebastian Festival”. The Hollywood Reporter. 2016年7月8日閲覧。
33.^ Fleming Jr, Mike (2016年7月18日). “‘Snowden’ Surprise Comic-Con Screening Set For Thursday”. dateline.com 2016年7月21日閲覧。
34.^ “Snowden - Official Trailer 2”. YouTube. (2016年7月21日) 2015年7月21日閲覧。
35.^ “スノーデンはなぜ告発を決めたのか?オリヴァー・ストーン最新作が公開決定”. 映画ナタリー. (2016年9月15日) 2016年9月15日閲覧。

外部リンク[編集]
映画『スノーデン』公式サイト 日本語版
スノーデン - allcinema
スノーデン - KINENOTE
Snowden - インターネット・ムービー・データベース(英語)
Snowden - Box Office Mojo(英語)



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表 ·
話 ·
編 ·


オリバー・ストーン監督作品
1970年代
邪悪の女王 (1974年)

1980年代
キラーハンド (1981年) |
サルバドル/遥かなる日々 (1986年) |
プラトーン (1986年) |
ウォール街 (1987年) |
トーク・レディオ (1988年) |
7月4日に生まれて (1989年)

1990年代
ドアーズ (1991年) |
JFK (1991年) |
天と地 (1993年) |
ナチュラル・ボーン・キラーズ (1994年) |
ニクソン (1995年) |
Uターン (1997年) |
エニイ・ギブン・サンデー (1999年)

2000年代
コマンダンテ (2003年) |
アレキサンダー (2004年) |
ワールド・トレード・センター (2006年) |
ブッシュ (2008年) |
国境の南 (2009年)

2010年代
ウォール・ストリート (2010年) |
野蛮なやつら/SAVAGES (2012年) |
スノーデン (2016年)






カテゴリ: 2016年の映画
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実際の出来事に基づいた映画作品
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http://luckynow.pics/citizenfour/

シチズンフォー スノーデンの暴露
2014年最注目ドキュメンタリー!
Data
Cast
Staff

シチズンフォー スノーデンの暴露


国家は、あなたを
監視している。

これは最も恐ろしいスリラーかもしれない。元CIA職員が明かすアメリカ政府による国民監視システムの実態に迫る驚愕のドキュメンタリー。

監督ローラ・ポイトラスに重大な機密情を持って接触してきたコードネーム“シチズンフォー”を名乗る人物。その正体は元CIA職員のエドワード・スノーデンだった。ローラ監督は危険回避のため香港で独占インタビューを敢行。そこで語られるアメリカ政府の人間しか知り得ない国民監視システムの実態……マイクロソフト、グーグル、ヤフー、フェイスブック、AOL、スカイプ、YouTube、アップル、政府が各社のサーバーに直接侵入し、国民の知らぬ間に行われる秘密捜査。いま世界を駆け巡ったスノーデン事件の真相が明らかになる!

アカデミー長編ドキュメンタリー映画賞を始め、合計45もの映画賞を獲得。世界のドキュメンタリー部門を席巻し、2014年最も注目を浴びたドキュメンタリー映画。


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Contents [hide]
1
予告

2
あらすじ

3
映画を見る前に知っておきたいこと
3.1
スノーデン事件に対する世界の反応

3.2
エドワード・スノーデンを告発に駆り立てた理由


4
あとがき


予告



あらすじ

イラク戦争やグアンタナモ収容所についてのドキュメンタリーを製作したことにより、政府からの監視や妨害を受けてきた気鋭の映画監督ローラ・ポイトラス。彼女は2013年初め、コードネーム“シチズンフォー”を名乗る人物から暗号化されたメールを受け取るようになった。それは、国家安全保障局(NSA)がアメリカ国民の膨大な通信データを秘密裏に収集しているという衝撃的な告発だった。

2013年6月3日、ローラは“シチズンフォー”と接触するため、旧知のジャーナリスト、グレン・グリーンウォルドと共に香港へ向かった。ホテルで二人を待っていたのは29歳の元CIA職員エドワード・スノーデン。

シチズンフォー スノーデンの暴露

© Praxis Films (C)Laura Poitras

国家安全保障局(NSA)や他国の機関がどのような仕組みで、テロや犯罪への関与と無関係にあらゆる国民の電話の会話、メールの内容からインターネットで検索した言葉まで、すべての通信記録を収集・分析しているのか。政府の国民監視システムにIT企業がいかに協力し、情報を提供しているのか。

彼の語る国民監視システムの恐るべき実態をローラのカメラが記録していく。

6月5日、当局の追跡はスノーデンに迫っていた。グレンは彼が契約していた英国紙ガーディアンに最初の記事を掲載する。そのスクープはたちまち世界を駆け巡った。

シチズンフォー スノーデンの暴露

© Praxis Films (C)Laura Poitras

6月10日、ついにスノーデン自身が自らが告発者であると名乗り出る。そして、これは全国民の問題だと警笛を鳴らすのだった。

なぜ彼は、自身や恋人の身に重大な危険が及ぶこの告発に至ったのか!?


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映画を見る前に知っておきたいこと

最近、話題のドラマでも聞いた国民監視システムという言葉。どこか非現実的な都市伝説のように感じていたが、世界はもうそこまで来ている。

スノーデン事件に対する世界の反応

現在、エドワード・スノーデンは情報漏洩罪を始め、数十の罪でFBIより指名手配を受けている。アメリカと友好的な国の多くは彼の亡命を拒否したが、ロシアが期限付きで受け入れを許可したため今はそこにいる。

アメリカにとって不利益をもたらした彼の告発は、世界中でその是非が問われることとなった。実質的な被害者であるアメリカ国民の中でも、告発への見解は真っ二つに割れている。

彼の告発は若者から支持される傾向にある一方で、やはり罪を問うべきだという人も多い。

また、アメリカ政府が行った諜報活動は国民に対するだけでなく、世界の重要な機関も対象となっていたため、フランス、ドイツは抗議する姿勢を見せている。

日本は、“事実であれば”という前置きを付け加えてアメリカを非難したが、これはアメリカの問題だとして積極的に関わることを避ける態度をとった。

国家という枠組みを離れた報道の自由を求める立場からはこの告発は支持されている。

告発の記事を最初に掲載した英国紙ガーディアンは、アメリカで最も権威ある報道を讃えるピューリッツァー賞に輝き、スノーデンはアメリカNPO「報道の自由財団」が取締役会の理事に就任したうえ、ノーベル平和賞候補にまで推薦されたのだ。

もしかすると映画の評価にもこうした風潮による影響があったのかもしれない。

エドワード・スノーデンを告発に駆り立てた理由

もともとは国家安全保障局(NSA)やCIAでサイバー・セキュリティのエキスパートとして働いていたスノーデンが、なぜ国家を裏切るような告発を行ったのか。

その一番の理由は、アメリカ政府に対する不信感である。彼はアメリカ政府の諜報活動の悪辣さを証言している。

その例に、スイス人の銀行員を酒に酔わせ、酒酔い運転で警察に捕まったところで取引を持ちかけ、諜報活動に利用したことなどが挙げられた。

この一連のスノーデン事件は機密文書も多く公開されたことから、国民や世界に対してアメリカ政府が諜報活動を行っていたことは間違いないと思われるが、スノーデンの証言による部分が大きいのもまた事実である。

出所が定かでない情報が多いことも、日本が積極的に追求しようとしない理由だ。

だからこそ、この映画には大きな関心が集まるのだ。






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あとがき

2度のオスカーに輝いた社会派監督オリバー・ストーンが、スノーデンの告発に挑んだ『スノーデン』が2017年1月27日より公開される。

『シチズンフォー スノーデンの暴露』を補完する作品としても引き合いに出される、この問題を捉えるうえで重要な1本だ。

http://movie.maeda-y.com/movie/02088.htm











「シチズンフォー スノーデンの暴露」80点(100点満点中)
監督:ローラ・ポイトラス 出演:エドワード・スノーデン

資料的価値は点数以上

フェイスブックなどのSNSや、ウェブメールなどインターネットを利用していない人は、いまやほとんどいないだろう。少なくともこの記事を読んでいるすべての人はネットを使いこなしているわけだが、そんな皆さんがやりとりしているそうした情報は、すべてアメリカが(無断で)見張っている。

これは、物的証拠とともにエドワード・スノーデンが暴露した内部告発である。

これまでエシュロンという盗聴システムはよく知られていたが、彼が明らかにしたPRISMの性能と衝撃はその比ではなく、最近では「エクス・マキナ」などのフィクション映画の中でも言及されていたりする。

元CIAにして国家安全保障局(NSA)局員だったスノーデンは2013年、香港で英国の新聞社ガーディアンほか幾人かのジャーナリストとビデオカメラの前で、人類史上最大ともいわれるこの告発を行った。

これが俗にいうスノーデン事件だが、「シチズンフォー スノーデンの暴露」はまさにそのとき撮影された映像を当事者がみずから編集した一次資料そのものだ。これこそ、世界の諜報シーンを揺るがした歴史的瞬間というわけである。

ホテルのベッド上でTシャツ姿でフランクに話す若者の姿は、口から出てくる事実のわりにはあまりにも現実感がない。

だから取材班も当初は懐疑的なのだが、やがて数々の証拠書類を目の当たりにするにあたって、どうやらとんでもないスクープをモノにする高揚感に包まれてゆく。ドキュメンタリーだからその空気の変化が手に取るようにわかるし、その後の世界の激変ぶりを私たちは知っている分、非常に興味深く見ることができる。

映画では、証言の重要部分を知ることはもちろん、それを発表するまでの緊張感、その後、拷問や殺害の危険性が現実的になってからの緊迫する周辺の様子まで描いて行く。

撮影クルーたちの人生もこの日を境に一変する。マスコミにも、どこかの安部政権とは比較にならないほどあからさまな圧力がかかる。なにしろこちらは下手をすると命が失われる実感がある。チャラ男然としていたスノーデンの表情から余裕が消える弁護士との会話シーンなどは、この上なくスリリングだ。

シカタガナイ教の根強い信者である日本では、スノーデン事件そのものも、NSAがやっている通信傍受が意味する危険性もまったく省みられることがなかったが、この映画を見るとあらためてこの問題が深刻であることがわかる。プライバシーを失うとはどういう意味なのか、ある人物が語る場面には説得力がある。

「国民の個人情報収集は、独裁者が真っ先にやろうとすることです」という、諜報のプロによる台詞も心に響く。いま周回遅れでアメリカの後追いをすべく安倍政権がしている事を思い出すと、いち日本人として暗澹たる気分になってくる。

マイナンバー導入に秘密保護法、通信傍受法の改正、刑事訴訟法の改正、ヘイトスピーチ解消法など、自民党がやっていることは「いざとなれば国民を自分たちがコントロールする」という一点において、何十年も前から一貫しておりブレることがない。

こうして2年も前に作られたこの映画が指摘している通りのことを、もはや隠すこともなく堂々とやっている。こうして愛すべき我が国は、安全保障や構造改革の美名のもと、"美しい国"とやらに変えられてゆく。二度とは元に戻らない。嘘を嘘と見抜けない人々の支持のもと、とどまることなく暴走を続けてゆく。

ところで「シチズンフォー スノーデンの暴露」を見て感心するのは、あちらのジャーナリストの仕事ぶりである。彼らは自由を脅かす相手にたいして、迷いなく突っ込んでゆく。日本のように、権力側の事情を思いやるような様子はない。それは自分達の仕事ではないとの信念を持っているわけだ。あちらはあちらで問題を抱えているだろうが、こういうところは羨ましいと思う。

私はこの映画をメモを取りながら見たが、情報量が多く一度だけの鑑賞ではもったいないくらいであった。ただ、日本公開が遅れたためにその鮮度が落ちて非常にもったいないとも感じた。

そしてなによりPRISMにしろエシュロンにしろ、アメリカの通信傍受システムには日本が国として深く関わっているであろうにも関わらず、何ら言及がないことには失望させられた。

そうした疎外感を感じさせるのはマイナスであったが、それでも自由について、ジャーナリズムについて、そしてなにより今の日本について考えさせられる点では非常に良い映画である。

https://the01.jp/p0004226/


映画『スノーデン』を3倍楽しむための7つのポイント
牧野武文
January 30, 2017 08:30
by 牧野武文

オリバー・ストーン監督の新作『スノーデン』が1月27日、日本でも公開になった。本サイト連載「ハッカーの系譜」でも扱った人物で、NSAの盗聴監視プログラム「プリズム」の存在を暴露した内部告発者だ。本人は、米国に戻り、公正な裁判を受けることを希望しているが、その環境が整っていないとして、ロシアに長期滞在している。

驚いたのが、娯楽映画としてちゃんと成立していることだ。何の前提知識もなく、情報技術や情報戦についての知識が全くない人が観ても、静かなる英雄の物語として充分に楽しめる。一般的に、この手の映画の場合、仕組みやシステムを解説しなければならず、そこが退屈な場面になってしまいがちだが、ニュース映像をコラージュしてうまく処理し、スピード感を失うことなく、ラストシーンまで進んでいく。

美しい音楽が流れ、スノーデンが感動的な長いスピーチをし、それが終わると観客全員がスタンディングオベーションで拍手をするというハリウッド映画お約束の感動シーンまである。ベタではあるが、娯楽商業映画としての面白さを支えている。



『スノーデン』 1月27日(金)全国ロードショー 配給:ショウゲート ©2016 SACHA, INC. ALL RIGHTS

ただし、THE ZERO/ONEの読者には、ところどころ違和感を感じる箇所が出てくるだろう。この映画は冒頭に実話のDramazationであるというただし書きが表示される。日本流に言えば「実話をもとに脚色をしたフィクションです」というもの。そのような映画に「あそこが事実と違う」と言ってみたところで意味はない。制作側は、そんなことは百も承知で、事実よりも映画のドラマツルギーを優先させているのだ(事前取材が綿密に行われたことは映像からも伝わってくる)。

そこで、次のような点を注目しながら映画を観れば、2倍、3倍と楽しめるポイントを7つ紹介したい。

ポイント1 スノーデンはなぜ内部告発をするに至ったのか

CIAやNSAに勤務する愛国者であったスノーデンがなぜ国益を損ねてまで、内部告発をするに至ったのか。映画の中では、NSAの監視の目的が国防ではなく、世界を支配することにあったと悟ったからということになっている。

日本の横田基地(報道では三沢基地のエシュロン関連施設だと言われているが、エシュロンの名前を出すことに気を使ったのだろうか?)で、日本の自衛隊高官に日本国民全員の盗聴監視の依頼をして「日本の法律はそれを許さない」と拒否されるシーン、「日本の電力や通信などの主要インフラネットワークには、すでにNSAによってマルウェアがしこまれていて、いつでも制御することが可能なのだ」とスノーデンが教えられるシーンがでてくる。さらに、欧州各国も同じ状態であることをスノーデンは知る。

さらには、スノーデン自身の身辺調査の延長線上として、同居している恋人の私生活まで監視されていることを知り、義憤と私憤にかられて内部告発を決意することになっている。

映画的にはこういった筋立てが映えるのだろうが、筆者としては現実のストーリーの方がスノーデンの生真面目さにうまく合うような気がする。スノーデンが内部告発した盗聴監視プログラム「プリズム」は、グーグルやマイクロソフト、アップルといった主要IT企業の”協力”を得て、サーバー上の通信を監視するものだった(各企業は協力したことを否定している)。しかも、法で許されている外国人の通信だけでなく、違法となる米国人の通信まで監視していた。

違法行為を平然と行い、しかもそれに世界的に有名なIT企業が協力をしている。その現実にスノーデンは憤りを感じた。スノーデンのあの生真面目そうな顔を見るたびに、この憤りの方が、自然だと思う。

ポイント2 スノーデンはどうやって情報を持ち出したのか

映画では、機密情報にアクセスできる同僚の端末を使い、マイクロSDカードにコピーして持ちだす。退出時のボディーチェックは、あるうまい、そして映画的な方法でクリアする。しかし、現実にこうであったとはとても思えない。今日では、市役所のパソコンですらカードスロットやUSBスロットは無効化されているのに、NSAの業務端末のカードスロットが利用できるとは思えないのだ。例え使えたとしても、マイクロSDカードを読みこんだ時点で、管理部宛てにアラートの通知がされるだろう。

また、スノーデンが持ちだした情報は膨大な量で、1回ではなく、何回にも分けて持ちだしている。映画の中の方法では、2回目にはどうやっても露見してしまうはずだ。しかし、その手口はスノーデンも語っていないし(持ちだした情報の範囲を公表せず、まだ隠し持っているのではないかと思わせることで、スノーデンは自分の命を守っている)、NSAも公表していないので、まったくわからないが、それはもっと高度な手法だったのではないかと思われる。

ポイント3 パートナーになぜ英国紙を選んだのか

スノーデンが内部告発のパートナーとして選んだのが、英国紙「ガーディアン」のコラムニスト、グレン・グリーンウォルド。なぜ、スノーデンが英国紙を選んだのかは映画の中では一切触れられていない。なぜ、米国紙ではなかったのか。

それは、ドナルド・トランプ大統領がCNNを「フェイクニュース」と呼んだように、米国有力紙は腐敗しているというのが愛国者たちの共通認識だからだ。米国有力紙は政権や国益に影響を与える記事を報道するときは、ワシントンと”事前協議”をする。それも高級レストランの個室で。というのはよく知られたところで、政権側に都合のいい記事に捻じ曲げられてしまう危険性があった。そこで、スノーデンは英国系新聞「ガーディアン」のグリーンウォルドにかなり以前からコンタクトを取ろうとしていた。

この”腐敗”は、日本にも影響しているのではないか。なぜなら、ガーディアンが報道した監視プログラム「プリズム」については、ワシントンポスト紙も情報を把握し、”ワシントンと事前協議”をした上でほぼ同時に報道している。しかし、発信元のスノーデンが協力しているガーディアンの記事の方がメインであることは間違いない。しかし、米国の報道記事でも日本の報道記事でも「ワシントンポスト紙などが報じたプリズム」と表現されることが多く、ガーディアンの名前がでてこない記事がけっこうある。単に、ワシントンポストの方が有名だからという理由なのかもしれないが、ちょっと気持ちが悪い。



©2016 SACHA, INC. ALL RIGHTS

ポイント4 内部告発のメインは「プリズム」

映画の中では、FISA秘密裁判所(盗聴のための令状を秘密、非公開でとれる裁判所)の暴露がメインであるかのよう描かれているが、ここは映画の中でも少しわかりづらいところだったのではないか。

現実のスノーデンの内部告発は「プリズム」がメインだ。映画を見る前から、このプリズムをどう扱うのだろうと筆者は思っていた。なぜなら、プリズムは主要IT企業が協力をしていると言われている監視プログラムであり、それをそのまま映画の中で扱ってしまうと、各IT企業からクレーム、場合によっては公開差し止めの訴訟を起こされる可能性もある。

そこはしっかり考えていたようで、プリズムの名は数回しか登場しないし、グーグルやアップルといった企業の名前も一度しか登場しない。しかも、「NSAは主要企業のサーバーに直接侵入」と各企業が被害者であるかのように扱われている。しかし、そうなら米国IT企業のセキュリティはどうなっているんだという話になってしまう。NSAにハッキングされてしまうようでは、同程度の技術をもち、数倍規模の人海戦術がとれる人民解放軍にも当然侵入されているはずだ。まあ、ここはあくまでも商業映画なので、きっとオリバー・ストーン監督も大人の事情を優先せざるを得なかったのだろう。

ポイント5 ニコラス・ケイジとニュース映像コラージュに気をつけろ!

この映画にニコラス・ケイジがCIAのエンジニア役で出演している。このシーンは注目だ。なぜなら、テクノロジー好きなら大好きなアイテムが山ほど登場するからだ。また、時々挟まれるニュース映像のコラージュにも注目してほしい。ここにも面白いアイテムがいくつも登場する。

ポイント6 ルービックキューブに注目!

現実でも、香港のホテル「ザ・ミラ」で、スノーデンとグリーンウォルドたちが初めて落ち合うときに、ルービックキューブがスノーデンである目印として使われた。映画の中ではそれだけでなく、ルービックキューブがさまざまな使われ方をしている。ルービックキューブにも注目していただきたい。

ポイント7 『スノーデン』は終わっていない

映画では、「スノーデンはロシアで幸せに暮らしましたとさ」というハッピーエンド的な終わり方になっている。これも映画の構成としてはこうあるべきなのだろうが、現実のスノーデンは、今年第3幕が大きく展開するかもしれない。それはロシアへの滞在許可の期限が今年の7月いっぱいで切れるからだ。

もちろん、現状を打開することができず、再び滞在期限を延長するのかもしれないが、7月までに米国に帰還する可能性がないわけではないし、スノーデンとしては「公正な裁判を受けて収監される」ことが、このストーリーのラストシーンであると考えている。しかも、政権が変わり、今の大統領は愛国者のドナルド・トランプ。彼がスノーデンを愛国者の英雄と評価するのか、それともアメリカの国益を損ねた裏切り者と評価するのか、そこでスノーデンの運命は大きく動くことになるだろう。



©2016 SACHA, INC. ALL RIGHTS

なお、映画では学生時代にTheTrueHOOHAを名乗っていたハッカー時代のスノーデンの話、グリーンウォルドにコンタクトをとろうと苦労する話には触れられていない。また、名前だけ登場する過去の内部告発者チェルシー・マニングやトーマス・ドレークの話に興味がある方は、ぜひ連載「ハッカーの系譜」の「エドワード・スノーデン」をお読みいただきたい。読んでから観てもいいし、観てから読んでもいい。

この映画は、なんの前提知識もない方でも娯楽映画として楽しめるし、本サイトの読者にとってはセキュリティに対する考え方を深めるという鑑賞もありだろう。さすがに小学生には少し難しすぎるが、恋人、夫婦、家族で観にいっても、損はしない映画だ。

やっぱりは上手い!


『』 http://www.snowden-movie.jp/
1月27日(金)全国ロードショー
配給:ショウゲート
©2016 SACHA, INC. ALL RIGHTS

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