本家原作版 姿三四郎 久々に読んでみた

姿三四郎

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日本最初の格闘技ロマン作品とも言うべき姿三四郎を久々に読んでみる
大衆文学文庫版は新潮文庫版とは違い矢野正五郎編がカットされていますねぇ…
ノーカット版は新潮文庫でしょうけれどもヤケが酷く字も現代の文庫と比較して小さくて読みづらい…
これって明治時代に描かれたんじゃなくて昭和17年 太平洋戦争時代に描かれていたんですねぇ
後で知りましたよ
内容ですが講道館プロパガンダが酷い…
古流柔術とか他流へのディスりっぷりが半端ないです
古流柔術が桧垣と津久井以外はほぼ全員弱くて悪いやつばっかだし
ボクシングとかプロレスとかの描写もディスりっぷりが半端ないです

だから正直読んでてキツイもんがありますねぇ(汗)
ガキの時分は楽しんで読んでましたけれども
今の俺は講道館アンチで田辺又右衛門 木村政彦マンセーですしね

それと太平洋戦争時分に描かれていただけあって
大東亜共栄圏思想が濃いですねぇ
アジア解放の為に欧米列強を追い出そうとかいう発言があるんですが
結局はこれって

日本のアジア侵略

のアホみたいな大義名分じゃん
当時の知識階級でさえこの程度の解釈だったんだ
いや
それとも敢えて知ってて故意でこういった帝国主義戦争プロパガンダを流したとか…

それはともかく猪木vsアリ以前から
猪木アリ状態
描いています

という事は俺の推測によれば戦前に行われた20世紀初頭の異種格闘技戦 VTともいうべき オールイン 日本の柔拳でもこういった状態があったんでしょう
木村又蔵ももしかしら猪木アリ状態を経験したのかね?
実際問題こういった画像もあるし
富田常次郎の異種格闘技エピソード
出版されたんは姿三四郎以前の1935年
描いたんは姿三四郎の原作者で柔道五段 常次郎の息子の富田常雄

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しっかし姿のフィニッシュは投げ技が圧倒的に多いなぁ…
例外的に寝技で決着つける戦いもあるにはあるんですけど
その辺は嘉納治五郎思想 講道館思想といったところでしょうか

あと大東亜共栄圏思想 右翼 ナショナリズム思想がある意味梶原一騎よりも濃いというか酷い部分もあるのが
現代では絶版化しちゃっている原因なんかも…
なんせ欧米人を毛唐表現ですから…
古書でしか入手出来ないんですからね
現在は








http://ch.nicovideo.jp/dropkick

主演は帰ってきたウルトラマンやウルトラセブンで悪役の長官やっていた藤田進

どーみても青年というよりは中年にしか見えない姿三四郎

実写版柔道一直線の主人公の一条直也役もそうだけど
どーみても20代か30代にしか見えない中学生
っつーのはどうにかならんもんだろうか(笑)
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