ガードポジションに対する考察 サンボにはガードポジションからの技術体系は無い 思想から見えてくる柔術 柔道の寝技とサンボの明らかな違い















(現存する組み技格闘技で技術体系にガードポジションを導入しているのは柔術BJJとルタリーブリエスポルティーバ 七帝柔道くらいで
サンボ レスリング キャッチレスリングにはガードポジションという概念が見えません
今日の講道館柔道でも大概の選手は下になったら亀になって守るという技術体系を選択するのでガードポジションが発達しませんでした)

http://gold.ap.teacup.com/sombolabo/442.html

サンボを指導する時に私は

立ち技・寝技といった言葉は

一切使いません。

技の分類を、あえてする

必要がある場合には

投げ技・関節技と表現しています。


サンボを簡単に説明するなら

「相手のコントロールを奪い

最終的に関節技で極める競技」だと

考えています。


投げ技も相手のコントロールを奪う

一つの方法ではありますが

関節技に移行する方法は

投げ技だけではありませんので

実は投げ技という言葉も

あまり使いたくないのです。


動画のフィニッシュとなる関節技と

そこまで持っていく技術は

相手がうつ伏せ(亀)で

自分は両膝をついた状態から

仕掛けることを習います。

ところが、

膝をついている状態=寝技

という思い込みがあると

せっかく使い方を覚えても

動画のように相手が

まだ立っている状態だと

一度相手をつぶして

寝技の状態にしてから

使うことは思いつくでしょうが

両膝がついていない状態、

つまり立ち技で使おうとは

思わない筈なのです。


立ち技と寝技の

境界線がないと思った上で

この方法を学んでいるのならば

動画のような使い方はすぐに

できるのです。


飛び十字なんかもそうですね。



カニバサミなどは逆で

相手が立っている状態から

仕掛けることを学習しますが

立ち技・寝技の境界がなければ

すぐに

相手が膝をついている状態でも

応用することを思いつくでしょう。

(指導者によっては、

相手が膝をついている状態から

教える場合もあるかと思いますが)

そして、最終的には

主に膝十字を狙うという

流れです。



一般的に投げ技といわれているものも

そのほとんどが相手が“寝技の体勢”でも

使えるものです。


立ち技・寝技あるいは投げ技という

言葉に縛られずに自由な発想を

していけば

相手のコントロールを奪う技術は

もっともっと上達すると思います。


また、このように考えていけば

状況設定をしない

寝技だけのスパーリングが
(立って逃げてはいけない など)

いかに馬鹿げているかも

理解していただけるのでは

ないでしょうか。


※サンボはサンボラボの足立先生によれば立ち技と寝技の境界線が無く
投げ技と関節技に分けられているのだそうです



結論を先に言っちゃうとサンボにはガードポジションという概念が無いように見受けられます

たまに引き込み系の関節技とか捨て身技系の投げ 帯取り返しを仕掛けて失敗して
ガードっぽい体勢になっても審判がすぐに待てをかけるのでガードポジション系のノウハウが発達するようなことにはならず
大概の選手はトップ含めて亀になってディフェンスするか
すぐに立って逃げるという思想系統になっているので

自分自身が組み伏せられた状態からのガードポジション
足を利かせてパスさせず
寝た状態 組み伏せられた状態からのアタック 攻撃ノウハウが発達しませんでした

日本の柔道は田辺又右衛門やスモールタニなど下からのアタックのノウハウを持った柔術家 柔道家が既に昔から存在していました
ですがソ連のサンボでは下からパスさせずコントロールして勝つという発想が起こらなかった

それは何故か?

原因は靴にあるんじゃないかと

これは桜庭選手も言っていた事ですが

レスリングシューズとか履いていると細かいあしの動きが制限 固定され
繊細な足さばきが困難になるんだとか

サンボの選手にはレスリングシューズを試合 練習で使う人も多いので
繊細な足さばきが発達しなかったんじゃないかと思います

あとサンボシューズもやっぱり裸足と違って相手の腰とかをコントロールするのに邪魔なんで

やっぱサンボではガードポジション 足を利かせるというノウハウが発達しなかったんではないかと

あとレスリングで肩がついたら負けなんでこれまたガードポジションというノウハウが誕生しなかったのは言うまでもないですよね

レスリングでは下になったら亀 ディフェンスポジションかブリッジです

それかサンボ同様立って逃げる

サンボとレスリングの共通点は寝技には一切つきあわないという思想系統があるという事ですね

柔道の立ち技原理主義系の人もそういう寝技に一切付き合わず立って逃げるという思想を持っている

ロビンソンやゴッチのキャッチレスリングも同様ですが

少し違うのは桜庭 金原のようにレスリングで言うバック(足はかけずに背中についた状態) で下になってもそっからサブミッションで切り返すノウハウを持っている技術体系の人たちもいます

ですが柔術とか柔道のように下になって組み伏せられた状態から相手にアタックして相手に勝つという技術体系は

アジアの日本発祥で南米のブラジルがそれを発展させ世界最大の経済大国アメリカで今大変なムーブメントになっている

そういう風に考えていいんでしょうね
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