本場ブラジル リオの柔術道場出身の柔道家ラファエラ・シルバがリオ五輪で金メダル!











http://digital.asahi.com/articles/DA3S12500524.html?_requesturl=articles%2FDA3S12500524.html



行こう、夢かなう舞台へ スラム街で柔術学ぶ子「私にも未来」 リオ五輪開幕

2016年8月7日05時00分




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小さな道場で練習する子どもたち=7月29日、ブラジル・リオデジャネイロ、竹花徹朗撮影

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 (37面から続く)


 リオデジャネイロ西部にあるスラム街「シダージ・デ・デウス」。神の街と呼ばれるこの地区では、開会式前日の4日も警察と麻薬密売組織との激しい銃撃戦があった。


 ■世界女王も誕生

 大通りを入ってすぐの路地に子どもたちのかけ声が響いていた。「オス!」「オス!」。州の施設内の10畳ほどの一室に、青や白の柔道着姿の子どもたち約30人がひしめき、受け身や寝技の練習に汗を流す。

 指導するのは、警察官のフラビオ・ルイス・シルバさん(39)。子どもたちの居場所を作り、犯罪への道を防ごうと、7年前からボランティアで日本の柔道の流れをくむブラジル式柔術を教える。今、住民約130人が通う。

 今年2月、リオ五輪でメダルを狙う柔道女子ブラジル代表のラファエラ・シルバ(24)が突然、道場にやって来た。この街で生まれ育ったブラジル初の柔道世界女王。「一つの目標に向かって進むことが、人生で何より大切なこと」と子どもたちを前に語った。

 3年前から道場に通い、5月にサンパウロであった柔術の大会で女子チャンピオンになったジャズミン・シルバさん(12)は、ラファエラの背を追いかける。「世界からヒーローが集まってくる五輪がリオに来たなんて夢みたい。五輪は私に未来を見せてくれた」

 5日、リオ市内の各地で五輪開催に抗議するデモがあった。国の財政状況は厳しく、市民たちが「五輪はいらない」と声をあげた。バルバラ・レオンシオ(24)はその日夜の開会式を友人宅のテレビで見た。

 リオのスラム街で育ち、幼い頃は狭い一室に母と母の愛人、2人の弟とくらした。9歳で陸上競技を始め、世界ユース選手権女子200メートルで優勝。リオ五輪の招致では、国際オリンピック委員会(IOC)総会の最終プレゼンテーションに登場し、招致成功の立役者になった。


 ■道を外れたけど

 だが、複数のスポンサーからお金が入るようになって暮らしが一変した。家や車を買い、夜は酒を飲み歩いた。陸上の記録は伸びず、リオ五輪の出場はかなわなかった。

 表舞台から姿を消したバルバラをもう一度立ち上がらせたのも五輪だった。

 五輪と出合う前、ほしいものは、お金や食べ物、家に車だった。それを手に入れたのに、なぜ幸せではないのか。「どんなに貧しくても頑張れば夢はかなう」――。招致のときに世界に発したメッセージが、自分の中に返ってきた。「お金だけでは手に入らないもの、それが夢なんだ」。再びトレーニングを始めた。

 開会式で行進するブラジル代表は、笑顔と躍動感であふれていた。「力強さに感動した。私の一番の夢は五輪に出ること。4年後の東京でその夢をかなえたい」(宮嶋加菜子、平山亜理)

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