増田俊也&中井祐樹対談本 本当の強さとは何かレビュー その1

本当の強さとは何か
本当の強さとは何か
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増田 俊也 中井 祐樹
新潮社
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http://blog.livedoor.jp/akoudou2008/archives/1683654.html

http://www.bookbang.jp/review/article/515698

中井さんと増田さんの対談本

本当の強さとは何か

のレビュー

既に大賀さんの先輩のあこう堂さんとか夢枕獏が上記リンク先でレビュー描いていますが

私からも好き勝手に描く事にしますね

まず柔道側の人間がBJJ 柔術を最近リスペクトしてくるようになってビックリですわ!
だってアランゴエスがまだ現役バリバリの時代には

柔術BJJとかは散々ディスられまくっていたんですよねぇ~
その柔道の先生の連載コラム(ゴング格闘技の寝技の世界っていうコーナー)を読んでカーウソングレイシー門下の黒帯だったアランゴエスが激怒
そのコラムの先生に公開挑戦状をマスコミ(当のゴング格闘技)に対して送った訳ですわ

そんだけえらそーな事ほざくんなら俺があんたの弟子と戦うってね

でも結局は実現しませんでしたけどね

でもまぁ

当時は実際 寝技の強い柔道家が出て柔術トーナメントを荒らしていましたし(コムロックとかコムロックと一緒にアマチュア修斗に参戦した林弘典選手とか)

柔道のスペシャリストの強さは半端ないのは実際に私自身も白帯デビュー戦で経験済み

組み合わせ見て

あ こりゃ死んだな

て思いましたもん‥(相手は柔道五段で本場九州で数々の実績を持っていた桂剛先生 今は柔術トーナメントでドクターやってくれています)

でも当時の日本のちんけな青帯 紫帯レベル(現在は白帯 青帯でも相当レベルが高いんでぽっと出の柔道家が出ても逆にぼこぼこにやられます)ならいざ知らず本家のブラジルの王者たちからしたら

なめんじゃねぇ!

て感じだったんだろうなぁ

柔道に対して並々ならぬ敵愾心を抱いていたんじゃないでしょうかね

それは日本の柔術の人でも中井祐樹サポーターで門下生の考古黒さんが柏崎先生の発言に腹を立てていたりしていたくらいだから
当時の柔道の上から目線に対する怒り

マジョリティ(権威 多数派)に対するマイノリティ(異端 少数派)の怒り

みたいなもんがあったんで

今回の増田さんの背中がむずがゆくなるくらいの柔術 BJJに対する大絶賛ぶりは逆に
あの頃を知る俺らからしたら変われば変わるもんだなぁ~

と思います



中井さんが護身とか武道はやらないとかいうんは

他の人が色々言っているけど
俺が思うに

中井さんは単純に鬱陶しい人間関係で行動を縛られるんが嫌なだけだと思うんですわなぁ

というのも中井さんにしろ大賀さんにしろ
BJJ 柔術ではどこそこの先生の弟子だったという訳じゃない
なんでかというと中井さんの原点は七帝柔道

いわゆる柔道部員の自主性を重んじる柔道で
少なくとも中井さんは有名な監督に個人指導されて強くなったというわけじゃないんですよねぇ~

昔中井さんが現役バリバリだった時代
当時の俺は怖いもの知らずにも(俺自身当時は試合に出まくっていた時期で頭のネジがいかれていたと思います)中井さんに対しネット?かなんかでブラジルで勝つなら
敵を知り己を知らざば百戦危うからずというし本場ブラジルで修行した方がいいんでは?
とかいう事を言ってしまったわけです

ところが

いや
それは違う
日本のスタイルで強くならないと意味がない
だったかな?

そういう答えが返ってきた覚えがあります(記憶があいまいなんですが)

確かそういうやり取りをしたような気がします

この時

中井さんは出稽古という稽古法で強くなるというやり方に拘っていたし
実際当時も今もブラジル人はあんま練習で交流とかは全然やりません
あくまでも練習 トレーニングは身内オンリーです

ブラジルの道場はいわゆる喩えは悪いけどマフィアで言うファミリーみたいな強い関係で結ばれていますからねぇ~
その反面出稽古とか練習で交流は一切やんなかったし
出稽古も道場破りとして受け付けかねないというそんな空気があります

少なくともブラジルには出稽古というルスカとか木村政彦がやってきたような文化は無かったわけです

そういった出稽古文化を日本の柔術 MMAに根付かせたい

という思惑が中井さんにはあった

だからグレイシー一族を初めとするブラジル人のどんな先生とも師弟関係を結ばなかったんだと思う

そしてそれは武道でも一緒

誰かさんの弟子になったらその先生との鬱陶しい人間関係に一生縛られることになる

だから誰の弟子にもならない

そう俺は取っています

実際問題
中井さんとパラエストラの影響で柔術始め
日本の格闘技もオープンになりましたからねぇ~

ブラジル系の先生は当初(日本の柔術BJJ草分け時代)は技術公開には保守的で閉鎖的で生徒以外には肝心のテクニックは一切教えないみたいな感じだったのに(基本的なものはセミナーとかでも教えてくれましたが)

今じゃ惜しげもなくネットで最新技術公開していますもん

もちろん柔術が普及拡大されたアメリカ人たちが師匠のブラジル人たちよりもオープンな気質だったからだというものの方が大きいんでしょうけれどもね

逆に中井さんたち日本の格闘技がグレイシー一族始めとするブラジル人に影響を大いに受けたのは楽しんで格闘技を学ぶというスタイル

中井さんはパラエストラの道場開いて修斗のプロ練で佐山聡式のブラック部活を行ってしまい
(これは技術を知らない佐山とか黒﨑健時のような指導者の指導法としてはいいのかもしんないですが技術を知っている中井さんには向きません だって中井さんにはそういうの期待していなかったでしょうしね 教わる方も 技術教わりたいんであって)
誰もいなくなってしまうエピソードがあるんですが

正直そんなブラック部活やんなくとも弟子を強くする指導法はたくさんあるし
技術を教えられる先生なら不必要だと思うんですよねぇ
そんな練習やっても本番でガチガチにあがって負けたメンタルのコントロールの下手な日本のスポーツ選手なんて腐るほどいたわけだしね

あと中井さんが勝てない理由をメンタルに求めるのも大日本帝国敵発想だと感じた

それよりも日本の柔術が技術で後追いしている問題を考えないといけないんじゃないんでしょうかね?
べリンボロにしろ5050ガードにしろ ワンレッグXガードにしろ ワームガードにしろ

ブラジル アメリカが最初で日本はそれに追いつき追い越せでしかないという現実

そうじゃなくて日本も独自の最新技術をクリエイト 開発していくべきなんでは?

日本は技術で世界に名を冠した産業国家だったんですから
これからは独自のオリジナルの技術開発に力を入れるべきな気がします
技術面で差がない言うならブラジル人が日本に技術を学びに来るだけの独特のオリジナルの技術を開発するべきだと思います
いわゆるレスリングで言うところの笹原スタイル

まぁ
それはともかくこの本はツイッターでも描きましたがメチャクチャ面白い本です!

柔術 BJJはもちろん

柔道 七帝柔道 合気道 護身術 武道についても深く語っています

マニアには推薦の内容ですなぁ

またレビューの続き描きますが今回はここまで
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