現役日本最高のスパイダーガードプレイヤー金古一朗先生のコラム

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抑え込みは「挟み」が大事

2015年11月15日




レギュラークラスでは様々なムーブや打ち込みをやります。
その中に8ポジションというムーブがあるのをご存知でしょうか?

名前の通り8つのポジションをどんどん移動していく練習です。
マウントポジション、逆袈裟固め、横四方固め、崩れ袈裟固め、上四方固め、反対側の崩れ袈裟固め、反対側の横四方固め、反対側の逆袈裟固め、といった感じでどんどん移動していきます。
本日はこの8ポジションの練習において「挟む」ことが大切だということをレクチャーしました。

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横四方固めや崩れ袈裟固めの時は膝と肘で「挟む」、マウントポジションは両膝で「挟む」、上四方固めの時は両肘で「挟む」ことが大切です。
相手を常に挟んでおくことでタイトにコントロールすることが出来ます。
抑え込みがどうしてもルーズになってしまう方は「挟む」意識を持って練習してみて下さいね。

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モダンorオールドスクール?

2015年11月25日




現在世界柔術の舞台ではモダン柔術と言われる戦い方が当たり前に繰り広げられています。
それに対して流行りに左右されることなくベーシックな技術を磨き勝負をする選手もいます。
果たしてどちらが有効なのでしょうか?
日本のトップ選手を例に考察していきたいと思います。
火曜と木曜の昼はトライフォース新宿で行われるコンペティションクラスに参加させて頂いています。
主要メンバーを挙げると

芝本幸司(トライフォース)、中村大輔(グラバカ)、大塚博明(フィジカルスペース)、山田秀之(デラヒーバジャパン)、鍵山士門(デラヒーバジャパン)、嶋田裕太(ネクサセンス)、と早々たるメンツです。
間違いなく日本でトップクラスの練習会でしょう。

技術的には当然ながらみんな一級品です。
ベリンボロが出来ない人もワームガードを知らない人も当然いません。
それではそんな競技柔術の頂点にいる選手同士がスパーリングするとどういう感じになるのか興味ありませんか?

まず両者引き込みからのダブルガードの攻防は現在のルールだと20秒以内と決められているので練習でもそこまで拘ってやる人はいません。
2年位前までは僕と芝本さん、大塚等は結構やっていたかもしれません。
現在は基本トップとボトムの攻防が繰り広げられており、その中でどちらかがお尻を付いた状態からベリンボロの攻防になることが多いです。
当然トップから狙っていくことも普通にあります。
ライイングレッグドラッグの流れからそのままベリンボロの攻防に突入したりします。
トップとボトムの攻防の中で普通にベリンボロが繰り広げられているといった感じでしょうか。
50/50も当然のように使われています。
50/50をベリンボロで切り返したりといった攻防もよく見られます。
ワームガードはやる人とやらない人に分かれますがそれも基本型だけでなく人によって独自の形に変化させたりして使っている人も多いですね。
ここまで書いてきてやっぱりモダン柔術全盛なのか、と思った方も多いかもしれませんがそれでもベーシックな攻防の方がメインを占めています。
ハーフで足を抜く、抜かせない、みたいな攻防なんかも当たり前に繰り広げられています。
傾向としては50/50やワームガード等まともにパスガードするのが難しいガードに対しては上手くベリンボロ系の技術を用いてスクランブルの状態を作ることで対応することが多いですね。

肉体的な才能に恵まれた人は超人的なパワーでガードを粉砕し強烈な極めで1本勝ちの山を築くことも出来ると思いますがだからといってベーシックだけで50/50やワームガードに対応出来るとは限りません。
持てる武器はなるべく多くしておくことが現代の進化した競技柔術で少しでも勝率を上げていくことに繋がっていくと思います。
まあ結論としては当たり前ですがベーシックは必要だけれどもモダンも出来ないとレベルの高い戦いにはなかなか勝てないよということですね。

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努力は夢中に敵わない

2015年11月30日



この前自分の練習量をFBで見た人から本当に凄い練習量でしたね、大変な努力をされてきたんですね、と言われました。
確かに自分はトップ選手の中でもかなり練習量は多い方だったと思います。
身体はいつも疲れてたし今思い起こしてもきつかったです。
少しでも時間が空いた時は迷わず昼寝の時間に充てていました。
例え30分程でも昼寝が出来ると夜の練習までの回復度合いが違ったからです。

そんな感じで日々の練習の疲れは歳とともにきつくなっていったけどどんな時でも練習自体は楽しかった。
身体が疲れていて練習前は気が乗らない時はあっても始まってしまえばいつも楽しく練習を続けてこれたと思います。
まあ本当に身体が動かない時は2、3本スパーしてすぐ止めたこともありますけど。
スパーは本当に楽しかったし技練習も楽しかった。
出来ない技を出来るようにするために技術練習をしてそれをスパーリングで試す、そしてそれをより強い相手にもかけるために筋力トレーニングも行って‥
全ての練習が強くなるために必要だと実感していたので膨大な練習量も全く苦ではなくむしろ楽しく練習をさせてもらいました。
なので自分としてはあまり「努力」をしたという実感はなくただ「夢中」なだけだったんだと思います。

誰よりも強くなることに「夢中」になれたのは柔術が本当に奥深い格闘技だったからです。
競技からは一線を引いた今でも練習は楽しくて仕方がない。
これは別に柔術に限った話ではないですが何かの分野において一流になれるかなれないかの違いは「夢中」になれるかなれないかの違いなんじゃないかなと思います。

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トレーニング再開

2015年12月2日




あまり急激に体がなまるのも嫌なので今日から久しぶりにトレーニングを再開しました。
とは言っても現役時代に行っていたような限界ギリギリに挑むような感じではなくもう少しライトな感じです。
最後の試合前から2か月近くたっているので少し体の様子を確かめながらケトルベルやSTROOPSのビースト(http://www.stroops-japan.com/)でトレーニングを行いました。
時間にして30分弱。今の僕にはこの位が身体的にも精神的にもちょうどいいです。

2か月前までは130キロでパワークリーンをやりその後にデッドリフトをやっていました(誤解のないように説明しておきますとクリーンは手首を痛める危険性が高いため最後のキャッチはしていないです。また腰の怪我防止のため床からバーベルを引くこともやっていません。)

高重量を限界ギリギリでやるトレーニングは本当に体へのストレスが高く毎回かなりの気合いを入れてやってきました。
少しでも気を抜くと怪我に繋がるので集中力を保つために精神的にも疲労度は高かったと思います。
トレーナーの早稲田さん曰く「長年トレーニングを見ていてこの強度のトレーニングをここまで継続出来た人は金古さんとあともう一人位です」との言葉を頂きました。

高重量のトレーニングを長年にわたって続けられる人はなかなか少ないらしいですね。
僕には目標があったのでモチベーションを落とさず継続してやってこれましたが並みのモチベーションだと続かないのが現実なのかもしれません。
早稲田さんの指導も素晴らしかったです。
どんな時でも前向きな言葉のみをかけてくれました。
「バッチリですね。」「調子いいです」「今日もこれ挙がっちゃうな」・・・

褒められて伸びる典型のような僕は早稲田さんに褒められるたびにまたモチベーションも上がり結果スランプ知らずで重量を伸ばしてきました。
トレーニングを始めてから「前向きな言葉」の力を凄く実感するようになりましたね。

もう以前のような強度でトレーニングすることはないかもしれませんが今後もまた「バッチリです」の声は聞きたいなと思いました。

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反復練習の大切さについて

2015年12月7日




1週間にベーシッククラスは4コマありますが基本的に全てのコマでその週は同じテクニックをやります。
理由としては1度練習しただけだと技を忘れてしまうからです。
私自身も色帯の頃から沢山の技術練習をしてきましたがなかなか1度では覚えることが出来ませんでした。
同じテクニックを3回やってなんとか記憶が定着する感じです。
一度記憶が定着してしまえばあとはそれなりにスパーリングでも技を出すことが可能になりますしそこでしっくりきた技はどんどん出せるようになり得意技として磨かれていきます。

更に技術への理解が進むと覚えたテクニックを別のシュチエーションから試してみたり別の技術と組み合わせたりして自分なりの技術を構築していくことが可能になります。
ここまで来ると本当に柔術が楽しくて楽しくて仕方なくなりますね。
私自身も覚えた技術をあらゆるシュチエーションで試すことによって技術に広がりを持たせてきました。
なので会員さんに対してもあまり型にはめることなく独自の技術を構築していって欲しいと思っています。

ただこういった独創性はベーシックなテクニックへの理解が深まらないとなかなか生まれてこないものなのでまずはどんどんベーシッククラスで技術を覚えていってほしいですね。

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五郎丸と水戸泉(ルーティンについて)

2015年12月9日




最近五郎丸ポーズでよく聞くようになってきたルーティンという言葉。
集中状態を作るための儀式みたいなものですね。
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昔大相撲で水戸泉が塩を大量に撒いてたのもこのルーティンの一種かな(←例えが古い(笑))
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野球のイチローなんかはかなり細かくやってるみたいで朝食はカレーしか食べない、会場入りする時は右足から入る・・・

このルーティンというやつを大分前にやってみようと思ったことがありました。
柔術の試合前でも色々やってる人いますよね。
試合直前に手を合わせて祈る、マットに頭をこすり付ける、頬を叩く、太ももを叩く、四股を踏む等色々なパターンがあります。

「よし、俺もマットにルーティン決めて集中力を引き出すぞ!」
こんなことを思ったのは多分黒帯で試合に出まくっていた3~4年前のことかな。
その頃は月一位で試合に出てたんで試合スタイルなんかも含めて色々試せる時期でした。

さあ、次は俺の試合だ、今日は祈ってみるか・・・
うん、なんかやっぱり祈るのは恥ずかしいから祈るのは止めておこうか。

さあ次は俺の試合だ、太もも叩いてマットに上がるぞ・・
あれ、頬っぺたひっぱたいていたよ。まあいいか。

多分根がいい加減なアバウト人間の自分には合わなかったみたいですね(笑)
結局試合前にそんなことに気を取られる位なら普通にマットに上がろうという結論になりました(笑)
ちなみに髭を伸ばしたり玄関を出る時に右足から出るといった玄担ぎも一切やったことがありません。
僕自身けっこうリアリストなので「玄を担いで勝てるんだったら苦労しないよ」とか思ってしまってるのかもしれません(笑)

ただ自分で気付いていなかっただけでどこかしら決まったルーティンがあったのかもしれません。
もし気付いた方とかいたら機会があったら教えて下さいね。

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試合に出場する方へ

2016年1月6日




シュラプネルアカデミーからも今年は試合に出る人が出てきそうです。
既に申し込みを済ませた人もいますね。
白帯で試合に出る方は試合経験の浅い会員さんがほとんどだと思います。
当然試合に向けてどのような準備をしていいかも分からずなんとなく練習に来てなんとなく試合に出てしまう人も多いんじゃないかと思います。
試合に向けてどのような準備をしたらいいのか?
上級者ですとサーキットトレーニングを行ったり走り込みを行ったり等色々あると思いますが白帯の方がそこまでやる必要もないかなと思います。
すごくシンプルですが普段より多くスパーリングをしてほしいですね。
柔術のスタミナは柔術で付けるのが基本だと思います。
スパーの量が少ないのにサーキットをやってもそれは本末転倒になってしまいます。
もちろん白帯の会員さんに1時間ぶっ続けでスパーをしろとは全然言いません。
僕自身も白帯の頃は5本位しかスパーはしてなかったと思います。
例えばですが普段1本やって1本休んでいる方がいたらそれを2本やって1本休むことを目標に練習したらいいんじゃないかなと思います。
これをルーティン化して試合前辛いけど頑張って練習に励む。
試合に向けて自分で達成出来そうな小さな目標を立てそれをしっかり日々の練習の中で達成していく。
その結果試合で勝てるかもしれない、あるいは負けるかもしれない。
勝ち負けなんてどうでもいいとは言いませんがそれは二の次だと思ってます。
試合に向けてどう取り組んだか、試合に対してどう向き合ったか・・
それこそが一番大切です!

「小さなことを毎日コツコツと積み上げていくことがとんでもない所へ行く唯一の道である」
これはイチローの言葉ですね。
非常に好きな言葉です。
小さなことをコツコツとやっていってほしいですね。

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ポゴナ・クラブジムとそこで培った原点について(強制より魅力)

2016年1月9日



僕は2006年から約10年間ポゴナ・クラブジムにお世話になりました。
その前に1年程総合のジムにもいましたが強制的な練習や会員さんを子分のように扱う空気感に嫌気がさしてすぐ辞めてしまいました。
ポゴナに入会してからの10年間僕は本当に自由にやらせてもらいました。
前オーナーの平田さんは僕のあれしたい、これしたいという要望に対して一度もノーと言ったことはありませんでした。
鍵を渡してくれて自由な時間に練習させてくれました。
ウェイトトレーニングのためにパワーラックを入れてほしいと言った時も外部の人を呼んで毎週練習会を開きたいと言った時も外部からトレーナーを呼んでポゴナでトレーニングしたいと言った時も二つ返事でオーケーしてくれました。
非常に感謝しています。
そのおかげで僕を始めとするポゴナのジム生達は本当に毎日自由に練習することが出来、ポゴナ・クラブジムはコンペティションチームとして一時代を築いたと思います。
みんなが毎日ジムに来て一生懸命練習に励めたのはポゴナが自由で魅力に溢れたジムだったからだと思います。

ポゴナ時代は僕が誰よりもガンガン練習し、それに負けじと周りのみんなもガンガン練習しました。
誰に強制されるでもなくみんなが楽しみながらガンガン練習する。
練習や試合の強制も全くありませんでした。
自由に強くなれる環境を与えれば向上心がある人は勝手に強くなっていきます。

ポゴナの自由な空間のお陰で個性的な選手も沢山出てきました。
どのポジションからも袖車しか狙わない人、どのポジションからもアキレスしか狙わない人…
正直世界レベルを目指すのであれば柔術のセオリーに沿って練習すべきだし僕自身はそれらの個性的な人とはそこまで練習しませんでした。
ただそれらのスタイルを否定したこともありません。
やっぱり人を縛っても上手くいかないよ。
みんな一人一人体の作りも考え方も違うわけだし僕は自分のやり方を強制しようとは思わない。
指導の際も特に自分の得意技を中心にやるでもなく基本技術を中心に満遍なく教えることを心掛けています。
基本技術をしっかり理解していけば後は自然に各自が自分のやりやすいように応用していってくれると思います。
会員さんが練習が楽しくてついついジムに足が向いてしまう、それでいて練習は皆ガンガンやる、そんなのが理想ですね。

「強制より魅力」

これが僕がポゴナで培った原点です。
シュラプネル柔術でもこの考え方は大事にしていきたいと思います。

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技の名称について

2016年1月13日



指導をする上で注意していることの1つが技の名称について。
ここ数年SNSやYouTubeの発達もあり技の数もそうですが技の名前自体も一昔前と比べるとグローバルスタンダード化してきました。
巻きスパイダー→ラッソー、スパイラル→リバースデラヒーバ、クロスニー→ニースライス等々…

技の名称を正しく教えるということはすごく重要だと思います。
特に前述したラッソーやリバースデラヒーバ等柔術固有のテクニックに関しては今の柔術シーンに則した名称を使っていくべきだと考えています。
悩むのは柔道やサンボ等、他競技と共通する技術について。

腕ひしぎ十字固め(ストレートアームロック)
アキレス腱固め(ストレートフットロック)
アンクルホールド(トゥホールド)
両足担ぎ(ダブルアンダー)
片足担ぎ(オーバーアンダー)
腕絡み(キムラロック、アメリカーナ)

この辺の技は全て他競技でも昔から使われていて日本語での呼び名が染み付いている技です。
ちなみにアキレス腱固めはサンボではアキレス絞めというらしいですね。
アキレス腱固めはプロレス式の名称ですね。
この辺の技に関しては日本語での名称が染み付いていることもあり現在の国内での浸透度を考え日本語での名称で説明することが多いですがなるべく補足で英語での名称も言うようにしています。
英語での名前を知っておいたほうがYouTube等で検索する時も多くひっかかりますし知っていて損はないかなと思います。

http://shrapnel-bjj.com/527.html
スパイダーガードは万能?

2016年1月23日



金古の得意技はスパイダーガードです。
今までも並みいる強豪をスパイダーガードで打ち破ってきました。
シュラプネル柔術でもスパイダーガードからの展開について質問されることも多いです。
昨日もこんな会話が繰り広げられたとかないとか。

「スパイダーガードは防御力高いですよね。」

もちろんだよ君。

「100キロ位の人に攻められても大丈夫ですか?」

当たり前じゃないか。
そんなの屁でもないよ。
100キロ相手でも袖をガッ!と掴まえて足をピン!と張ればそれだけでもう相手はパスガード出来ないよ。

http://shrapnel-bjj.com/537.html
試合後の態度について

2016年1月28日



ブラジリアン柔術は日本の武道がブラジルに渡りそこで独自の進化を遂げ日本に逆輸入されたため武道色は少なくなり全体的にフランクな格闘技であるのが特長です。
それは練習だけでなく試合でも顕著に見られます。
派手にガッツポーズをしたり吠えたりはしゃいだりする光景をよく見かけますが僕自身は今まで試合で勝った時に派手にはしゃいだり過剰にガッツポーズを取ったり吠えたり喜びを爆発させたことはありません。
せいぜいやったとしても応援に来てくてくれている仲間に向けて軽く手を上げる位です。
「勝った時あんまり嬉しそうじゃないですよね」と言われたこともありますが勿論勝てば嬉しいです。
特に大きな大会で優勝出来た時は勿論すごく嬉しいです。
あまり他人のスタンスに対して言及する気もないですが勝った僕のすぐ隣には負けた選手がいます。
自分と同じ位柔術にかけて試合に出場してきた尊敬すべき選手だと思うんですよ。
勝った選手は全てを手に入れ負けた選手は全てを失います(大袈裟かもしれないけど少なくとも僕はその位の気持ちでやってきました)
勝った選手が負けた選手の前で大はしゃぎしている様は例えて言うならば一夜にして大金持ちになった人が一夜にして無一文になった人の前で大はしゃぎしているようなものだと思います。

なので僕自身は試合直後にはあまり喜びを爆発させることもなく淡々と勝ち名乗りを受けてマットを去りその後仲間の下で喜びを分かち合ってきました。
近年では海外での試合も多くポゴナで大型テレビにパソコンを繋いでネットでの生配信で応援してくれている仲間のために試合後の勝ち名乗り時に左胸のポゴナパッチを叩くというスタイルが定番でした。

シュラプネル柔術でも試合に勝って大はしゃぎしたり吠えたりすることなくマットを去る瞬間まで紳士的であってほしいですね。

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怪我を防ぐために

2016年2月16日



ブラジリアン柔術は他の格闘技に比べて比較的怪我をしにくい格闘技と言われています。

確かに打撃を食らって打撲や脳が揺れることもないですし投げられて骨折をすることもほとんどないですがそれでも動き方を間違えると怪我をしてしまいます。

初心者に多い怪我の代表としてあばらの怪我が挙げられます。
肋骨と肋骨の間にある肋間筋という筋肉を痛めたりひどい場合は亀裂骨折したりする場合もあります。

シチュエーション的には抑え込まれた体勢から無理矢理下半身だけ捻って逃げようとして脇腹が過剰にストレッチされることにより怪我をしてしまう場合が非常に多いです。
もし押さえ込まれてしまったら無理に逃げようとせずまずは脇を締め首を守り簡単に1本を取らさない様に気を付けつつタイミングを見計らってエビ等身体に負担をかけない動きでエスケープをしていきます。
無理矢理身体を捻って逃げようとするのは控えましょう。

ブリッジ返しも要注意です。
やって頂ければ分かりますがブリッジをする瞬間はかなり脇腹がストレッチされているのが分かるかと思います。
私自身も初心者の頃思いっきりブリッジで返したらあばらではないですが背中を痛めたことがありそれ以来全力でのブリッジはしなくなりました。

もちろんブラジリアン柔術にはブリッジで返す技術も存在するのでそれ自体を否定はしませんが全力でブリッジをするのではなく特に初心者の方は7割位の力に抑えておくほうが良いと個人的には思います。

http://shrapnel-bjj.com/619.html
ライトスパーの是非について

2016年2月26日




個人的にはあまりライトスパーという言葉は好きではありません。
正確には「ライトでお願いします」というあの申し合わせが好きじゃないのかも。

ライトスパーは実力差がないとなかなか難しいですね。
紫帯以上の人が白帯の人とやる時はそこまで力を使わずに相手を制することが出来ると思います。
そこを無理矢理力で制することはしてほしくありませんが逆にこれが紫帯同士で体重もそこまで変わらないのであればガチスパをやるべきだと思います。

「ライトでやりましょう」
と言いつつどんどん熱くなって力が入ってきてしまうのは柔術あるあるですがもし力を抜きたいのであれば自分だけが黙って抜けば良いのではと思います。
相手に「ライトでやりましょう」というのは相手だけがガチだと自分がやられてしまうから相手にライトスパーをお願いしているわけでそれは裏を返せば「やられたくない」という思いの現れなのではないかと思います。

なので僕は自分の練習時には基本的にガチスパしかやりません(自分の生徒さんとスパーする時は相手の力を見極めながらそれなりに技を受けて上げたりといったことは勿論しますがこれは自分の練習とは思ってません)

そもそも「ガチスパ」という言葉自体があんまりいいイメージで使われていないですが要は「本気で練習する」ということですよね。
全く悪いことではないと思います。

もちろん先程述べた通り1の力を使えば済む所を10使うような真似はしません。
パスガードしてから延々抑え込みを続けて相手を塩漬けにすることもしません。
1キロ体重をかければ済む所を全体重をかけるような真似もしません。
少ない体重でもタイトに抑えることが出来れば自分よりも重い相手のことも抑えられます。
使う力を最小限にして相手のことをコントロールしていく練習を普段からしていればスタミナ的にも有利に立てますしスタミナが持つということはスパーリングの本数も多くこなせるし技術的にも多く練習出来る分伸びやすいとも言えるでしょう。
なので余計な力は極力使わないようにしながら「ガチスパ」をやるようにしています。

http://shrapnel-bjj.com/622.html

怪我を防ぐために②

2016年2月27日



前回脇腹の怪我について書きました。

http://shrapnel-bjj.com/592.html
他にも首や腰、膝や肘等ある程度年月を重ねていくとどうしても怪我はしてしまいます。
今日はその中で指の怪我について書きたいと思います。

道衣の袖やズボンの裾を思いきり掴む人は多いですが相手が切ろうとしているのに何がなんでも離さないような人は指の怪我に繋がりやすいと思います。
襟はまだ切られても比較的痛めないと思いますが袖やズボンの裾の掴みを切られるとかなり指に深刻なダメージを負います。
なので袖やズボンの裾を掴む時はそこまで強く握らず相手が掴みを切ろうとしてきた時は自分から離す位の方がいいと思います。
離しっぱなしだとパスガードされてしまうのですぐに違う所を掴むようにして下さい。
逆に言えば相手のグリップを切りに行く時はまず少し軽めに切りに行きます。
それで切れないようであればもう少し強く切りに行きます。
それでも切れないようであれば思いきり全力で切りに行きます。
切りに行く方としては出来れば最初の段階で離してほしいかなと個人的には思います。

切りに行く方は最初はそこまで強く切りに行かない、切りに行かれた方は相手が軽めに切ってくれていくうちに離す、こういうことを自然に出来るようになるとガチスパの中でも怪我はしない、させないの信頼関係が出来てきます。

この「相手がグリップを切ってきたら早めに離す」ということを実践していると指の怪我をしにくいということ以外にも2つの重要なメリットがあります。

1つ目は「ガードの切り替えがスムーズになる」ということです。
早めに離してそのまま何もしなければすぐにパスガードされてしまいます。
掴みを切られた方は瞬時に自分の態勢を判断して次のガードへチェンジしていく必要があります。
限界まで頑張って掴んでいる人は多分切られた後のことをあまり考えていないことが多いような気がします。
早めに離すことで次のガードやリカバリーを早い段階で考えることが出来るようになります。

2つ目のメリットは相手がグリップを切りに行こうという動作を察知して自分から離せるようになるということは相手がグリップを切りに来るタイミングが分かるようになるということです。
試合の時は早めに離してなんて悠長なことは言ってられないですがそれでも道衣をずっと強く掴んでいるとどんどん前腕に疲労が溜まってきます。
相手の切るタイミングが分かっていれば普段はそこまで強く掴まず相手がグリップを切りに来る瞬間のみ強く掴む、そんなことが出来れば無駄に前腕が疲労することもないのではないでしょうか?

是非実践してみて下さい。

http://shrapnel-bjj.com/628.html
相手を観察することの重要性について(テクニックは相手と自分との共同作業)

2016年2月29日




初心者の方はどうしても力が入ってしまいます。
半年位するとそれなりに力も抜けてきたりしますが最初はなかなか余計な力を抜くことが出来ません。

http://shrapnel-bjj.com/619.html

前回もガチスパとライトスパーについて書いてきましたが別に常にフルパワーで行くことがガチスパでは決してありません。

「力を使うべきところでしっかり使う、抜くところではしっかり抜く」

これが初心者にはなかなか難しいんですね。
何故ならどこで力を抜いていいか分からないから。
これはある程度経験を積まないと分からないことなので仕方ないといえば仕方ないのですが重要なのは相手のことをよく観察することです。
相手が力を入れていないのに自分だけが入れていたら自分だけが疲れてしまいスタミナを消費してしまいます。
なのでまずは相手のことをよく観察して相手が力を入れていたら自分も力を入れる、相手が力を入れてない時は自分も力を入れない、みたいな感じでいいと思います。
上級者になると自分は力を使わずに相手だけに力を使わせるにはどうしたらいいだろう?なんてことを考えながら練習するようになります。

今回は力を抜く際に相手のことをよく観察することの重要性を書いたのですがこれは自分がスイープやパスガードを仕掛ける際も同じことが言えます。
相手の重心が左にあるのに右に返すスイープはかかりませんしデラヒーバに対して有効なパスもスパイダーに対しては出来ないなんてことも当たり前にあります。

「テクニックというのは相手と自分との共同作業」

これは僕が色帯の時に吉岡大さんが言われていた言葉です。
凄く重みのある言葉ですね。
相手がどういう体勢なのか、どういったリアクションをしてきているのかを良く観察しながらそのシチュエーションにおいて一番的確な技を選択していく・・

こういった考えで練習していくと柔術はもっともっと面白くなっていきますよ。

http://shrapnel-bjj.com/631.html
力任せにならないために

2016年3月1日




前回初心者の方はついつい力が入ってしまうという話をしました。

では力をなるべく使わず冷静に戦えるようになるためにはどうしたらよいのでしょうか?
まずしっかりとしたベーシックテクニックを習得することは言うまでもありません。
初心者の方でなくともあるシチュエーションにおいて何をやっていいか分からなくなってしまった場合に力任せに解除しにいくことはよくあります。
それ自体はしょうがないこととは思いますがなるべくそのシチュエーションを覚えておき後でインストラクターにどう対処すればよかったかを質問すると良いでしょう。

限定スパーを多くやることもいい練習だと思います。
初心者の方が通常のスパーをやると
スイープされる→やばい、スイープされた、悔しい→熱くなりフルパワー発動!みたいな流れになることが多いです。
なのでスイープされたらそこで流れを切ってあげるとまた冷静に練習出来ると思います。
結果として効率的に技術的な練習が出来るので自分も積極的に行ってきました。
熱くなりすぎるとついついリミッターが外れて怪我に繋がるので常に冷静に練習したいですね。

http://shrapnel-bjj.com/637.html
試合がない時期の練習と試合前の練習内容について

2016年3月2日




今回は試合が無い時期と試合前の追い込み時期の練習内容について私が今まで実践してきたことを書いてみたいと思います。

まず練習「量」についてはほぼ変わりは無かったです。
試合の4週間前からサーキットトレーニング10分2セットを週に2回増やした位です。
試合が無い時期でも毎日ハードにスパーリングしていましたが内容については多少変えていました。
試合がない時期は新しい技術を試したり自分の苦手なポジションを課題として多くやったりといった練習がメインでしたね。
去年はトップからの攻めを多く練習していました。
これが試合が決まるとがらりと内容が変わってきます。

①グリップの強化に特化したスパーリング

一番変わるのはグリップの強さかもしれません。
私は過去に指を何度か怪我したこともあり普段から強く道衣を掴んでいるとどんどん指が痛くなってきます。
またこれ以上の指の怪我を防ぐ為にも普段はそこまで強く掴まないようにしていますが試合が近づくとそうも言ってられないのでグリップ力を高めるためにスパーリング時にスイープ等出来そうでもあえてせずにガードをキープして袖をしっかり握り続けるといった練習をしてました。
期間にして2週間位でしょうか。
勿論全てのスパーリングではなくその日に10本やるとしたら最初の5本はキープのみ、その後前腕に乳酸が溜まった状態で通常のスパーリングをしたりして前腕に負荷をかけながら練習をしていました。
これにより試合中は前腕がパンパンになっても握り続けることが出来ました。

②ガードディフェンスに特化した練習

これも試合前の4週間位前から2週間前位まで行いました。
先程のグリップ強化の練習とは対照的にあえて手ぶらに近い状態のガードでパスされそうな状況を作りそこからリカバリーをするという練習法でした。
普段はそこまでディフェンスに徹した練習をしているわけではないので試合前にパスされそうになった時の体の使い方をしっかりインプットさせるために行っていました。
これも基本的にスイープ出来そうでもあえてせずに防御の練習としてやっていました。

③防御の意識を強く持ち自分が自信を持って仕掛けられる技をメインで練習する

試合がない時期は色んな技を試したり多少危険なポジションでも冒険してみたいしますが試合前はそういったことは一切やめてとにかく余計な失点をしないことを念頭に置きながら練習しました。

④試合を想定して自分がアドバン1差で負けている、買っているという状況を設定しながら練習した。

自分が勝っている想定の時はなるべく無理押しせずに今のポジションをキープし相手にアドバンをやらないように、負けている時はリスクを冒してでもガンガン攻めに行く練習をしました。

⑤いざという時にフルパワーで行けるように力の開放を意識したスパーを少しだけ行った。

私自身は練習でほとんどフルパワーを使うことはありません。
本気のフルパワーを出すと怪我のリスクも高まるので普段の練習ではフルパワーは出さないようにしていますが普段の練習で出せないものが試合で出せるわけもないので試合の1~2週間前にほんの少しだけフルパワーでスパーリングを行いました。
主に大きな人に抑え込まれそうになったときに全力で逃げることで自分の出力の確認をしました。
いざという時には瞬時にこの位のパワーは出せるということを体にインプットさせます。
ただこれ自体はリスクも伴います。
2011年のムンジアル1週間前にこの練習を行ったところ腰に力が入らなくなり慌てて指圧の先生に診てもらいなんとか事なきを得たこともありました。

大体こんなところでしょうか。
普段から同じことしかやらない、練習と試合で強度も変わらない人は普通にスパーリングでいいのかもしれませんが練習で新しい技術を試したりしている人はそのモードのまま試合に突入するとモードが切り替わらないままやられてしまったりするのでよかったら参考にしてみて下さい。

http://shrapnel-bjj.com/641.html
美味い料理を作るが如く ①

2016年3月5日



ブラジリアン柔術には沢山のテクニックがあります。
テクニックの練習は面白いです。
出来なかった動きが出来るようになる、これはすごく楽しいことですね。
ただテクニックというのはあくまで道具に過ぎません。
習ったテクニックを実際のスパーリングや試合で出せるようになるためにはまた他の要素が必要になっていきます。

料理に例えてみましょう。
様々な道具がありますね。

包丁、ナイフ、まな板、鍋、フライパン、ピーラー…
この辺のベーシックな調理器具は柔術で言えばシザースイープ、トレアンドパス、腕十字といったところでしょうか。
便利な電動ミキサーはさしずめベリンボロといったところでしょうか。
ただそれらの道具を揃えたところで美味しい料理は出来ません。

今の私の自分の道場での役割は料理長といったところです。
新入会の方には最初包丁の使い方やその他基礎的なことを教えます。
大切なのは失敗してもいいので何度も繰り返し練習することですね。
時に包丁で手を切りながらも何度も繰り返し練習していきます。

私は20代の頃イタリアンレストランの厨房でバイトしていましたが最初に練習したのは玉ねぎをスライスすることでした。
1日10個位の玉ねぎをひたすら皮を剥きスライスしていきます。
初めは1個スライスするのですらメチャクチャ苦労してましたが1年も経つうちに最初のうちと比べ物にならないほどスムーズになり、切り物全般社員の人と比べても遜色のないレベルになってました。

長くなりそうなので続きはwebで(←これもwebだろ!)

http://shrapnel-bjj.com/643.html
美味い料理を作るが如く②

2016年3月7日


上手い料理を作るが如く②
前回の続きのWEBです(笑)
基本的な道具の使い方を覚えたらいよいよ実戦に入ります。
私はバイトだったので基本的に鍋は振らせてもらえず主に仕込みが中心でしたが休憩時間のみんなの賄いとかはたまに作らせてもらっていました。
まあお客さんに出すわけではないので気楽に教えてもらってましたがそれでも実際に料理を作るのは難しいものです。
火加減や調味料を入れるタイミング等は実践経験を積まないと上手になりません。
柔術で言えばこれはスパーリングにあたります。

最初はタイミング等が合わなかったり塩を入れるタイミングで醤油を入れてしまうかもしれません。
あるいは手順が多く次に何をするか考えているうちに鍋が焦げ付いてきてしまうかもしれません。
でもこういった失敗を何度も繰り返しているうちにそのうち自然と上手くなっていきます。

スパーリング中に気を付けてほしいことが幾つかあります。
1つ目は「フライパンでうどんは茹でられない」ということです。
要は作る料理によって使う道具は変わってくるので美味しい料理を作るために使う道具の選択を間違えないようにすることが重要だということですね。
クローズドガードの中にいるのに無理矢理極めを狙うのは例えるならフライパンでうどんを茹でるようなものです。
誰もが当たり前にうどんを茹でる時には鍋を使うようにクローズドガードの中にいる時はまず相手のクローズドガードを割りに行きましょう。

そしてもうひとつ大切なのが失敗した時のリカバリーです。
思ったよりも焦げてしまったら焦げ目を丹念に剥がしていったり、煮詰めすぎて水分が少なくなってしまったらすぐに水を足したり、それに伴って味を微調整したり。
柔術でも同じですね。
スイープを仕掛けてそれが失敗した時にすぐにリカバリーが出来ずにカウンターでパスされてしまうのはよく見る光景ですが失敗してしまった時にすぐにリカバリーする練習はスパーリングの中でしか出来ません。
「今日のテクニックはラッソーからのスイープを失敗した時に相手が仕掛けてきたパスへのリカバリーを紹介します。」

うん、あまり聞いたことがないですね(笑)
スパーリング内で習った技術を試して失敗して改良して、の繰り返しで技の精度は上がってきます。
スパーリングを沢山やるのは一見根性論のようにも思えますが実は一番効率よく強くなれる方法だと思います。
まずは技術練習によって使える道具を増やす、それをスパーリングで試す、スパーリングで出た課題を打ち込みなどで修正する、これが一番ベストなのではないかなと個人的には思っています。

最後に

クローズドガードの中から極めを狙うのはフライパンでうどんを茹でるようなものだと言いましたが基本をしっかり抑えた人がやれば鍋で茹でた後にフライパンで焼きうどんを作ることも出来ます。
基本を抑えていない人は直接フライパンで焼きに行くでしょう。
何事も基本をしっかり抑えておけば応用もきくということですね。

http://shrapnel-bjj.com/668.html
ガチスパと危険なスパーの境界線

2016年3月16日




以前にガチスパとライトスパーの是非について書きましたが
ライトスパーの是非について

今回はガチスパと危険なスパーの違いについて書きたいと思います。
ベテラン同士のスパーになってくるとガチスパでもあまり危険なスパーというのは少なくなってきます。
怖いのが初心者同士のスパーですね。
お互いまだ筋力がない上に熱くなってくると動きも荒くなってきます。

「自分にコントロール出来る動きを心掛けよう」

始めたばかりの時はどうしても合理的な動き方が分かりません。
また動画等を見て動きを真似てみたくとも実際は基礎体力不足で失敗したりします。
失敗するだけならまだいいのですが例えば動画で見たジャンピングパスガードをやろうとしたらバランスが悪くて腰から落ちて痛めてしまう、なんてこともあり得ます。
上級者の先輩みたいにガンガン動いてみたい気持ちも分かりますが最初はまずクラスで普通に習うベーシックな動きを心掛けてみて下さい。

「無理矢理関節を極めに行かない」

これは私自身が初心者の頃に経験があるのですがスパーリング中に腕十字のポイントがずれていてなかなか極まらずおかしいなと思いながら全力で極めに行ったら相手の関節がバキバキと鳴ってしまいました。
幸いにも脱臼とかはしていませんでしたが一歩間違ったら相手の方は大怪我していたと思います。

十字系の関節はクラッチを切る時を除いて殆ど力はいりません。
ガチスパの中でも関節を極める時は腕を伸ばし切るような極め方はやめましょう。
強引に極めに行くようなことは大怪我に繋がります。

「直線的な動きをする時は十分気を付けよう」

特に足で蹴る動きに対して。
足の力は人間の中で一番大きい力です。
パスガードされそうになって必死に蹴り離そうという気持ちも分かりますが思い切り蹴ったその先に顔面やその他の急所がないかどうかしっかり確認しましょう。
基本的には足で直線的に蹴る動きはそこまで柔術に必要ありません。
綺麗な柔術を心がけて下さい。

http://shrapnel-bjj.com/726.html
偏った練習も必要?

2016年4月13日




満遍なく練習しましょう、よく言われる言葉です。
自分の好きな練習ばかりでなく様々な練習をしましょう、このようなニュアンスで言われる方が多いと思います。
確かに白帯のうちは基本技を中心に満遍なくやっていったほうがいいと思います。
その中でなんとなく自分の得意技が出来てきます。
ニースライスパスが得意な人、三角絞めが得意な人、自分の得意な技が出てくると楽しくなってきますね。
ここでは三角絞めが得意になってきた人を例に挙げてみましょう。
初心者の時に習った三角絞めが自分の中でしっくり来て練習しているうちにスパーリングの中である程度のレベルの人にはバンバン決まるようになります。
しかし当然ですがある一定以上のレベルの相手にはぱったりかからなくなります。
そして最初かかっていた相手にも段々と対応されてかからなくなります。
ここで二つの選択肢が出てきます。

1、ある程度で区切りをつけて他の技を練習する
2、それでも三角絞めをやり続ける

一般的には1のほうがいいと思います。
私自身もどちらかというと1のタイプです。
ただこの満遍なく練習するやり方だと平均して穴がない選手にはなれますがトップ選手にもかかるような技のレベルまで高められるかと言うと疑問が残ります。

次に2のパターンについて。
こちらは磨き続ければ黒帯からもバシバシタップを奪えるようになる可能性を多分に秘めている反面その他の部分の成長が大きく遅れてしまうというデメリットもあります。

どちらがいいか一概に言えるものではないですが偏った練習をする「時期」はあったほうがいいと思います。
それが白帯の時なのか黒帯になってからなのか、期間は1年間なのか1ヶ月間なのか。
それは人それぞれだと思います。

私自身は茶帯の頃1年位インバーテドガードしか練習していなかった時期があります。
2012年は襟持ちスパイダーばかりだった気もします。
ここ1年くらいはパスガードばっかり練習してます。
指を怪我して道衣が持てなかった時期にリバースデラヒーバばっかり練習していた時期もあります。
そう考えると半年から1年位のスパンで一つのことをコツコツ磨きそこがある程度のレベルになってきたら次のステップに進む、それが大局的にみると「満遍なく練習する」ということになってくるのかもしれません。
例えばガードがある程度上手くなったはいいもののそこからのアタックが弱い人はスイープを仕掛けてもうスイープ出来そうだったらあえてスイープせずにまた下から練習するのもありだと思います。
逆もまたしかりでパスガードしたらまた戻させてそこからまたパスガードにいったり。
腕十字を練習したい場合は腕を伸ばして相手がタップをしそうになったらすかさず一度緩めてもう一度伸ばしに・・・・それはさすがに相手が可哀想なのでやめましょう(笑)

http://shrapnel-bjj.com/747.html

自分というフィルターを通す大切さ

2016年4月20日




私が柔術を始めた頃と違い今はYouTube全盛で情報過多と言っても過言ではない時代になりました。
少し検索すればありとあらゆる技が次から次へとYouTubeで出てきます。
それ自体は非常に便利だし試合に勝ちたいのであれば勿論そういったツールも利用するべきです。

でも大切なのは最終的に必ず「自分」というフィルターを通すことだと思います。
例えば私自身はそこまで腕力が無かったためトゥホールド等の腕力を必要とする技よりは膝十字系等背筋力で極めれる足関、相手を挟み続ける筋持久力もないのでハーフガードもそこまではやりません。
逆にインバーテドになるのは得意だったのでベリンボロ等も積極的に取り入れました。

最初の3年は何が自分に合ってるかなんて分からないと思います。
なので一通り何でもやってみることが大切だと思います。
その中で自分を知るという作業をしてみてください。
力は強いのか弱いのか、体は固いのか、柔らかいのか、我慢強いのか弱いのか・・・
そうして自分と向き合っていく中でなんとなく自分に向いてる技術、向いていない技術が段々と分かってくるのでそこで技術系統の取捨選択をしていくと良いと思います。

私自身は今でもYouTubeを初めとする動画は良く見ますが今の自分の技術に当てはめられないなと判断したら2秒で見るのを止めます(笑)

http://shrapnel-bjj.com/782.html
練習強度についてのお話

2016年5月7日




各道場ごとに様々な指導システムがあるかと思います。
週3回のクラスがある道場、週6回ベーシッククラスとアドバンスクラスがある道場、スパーリングだけの道場、本当に道場ごとに指導体系は違うと思います。
まあ他の道場そこまで知らないですけど(笑)
ぶっちゃけ強い選手を排出したいだけならガチスパを毎日ガンガンやって終わった後に技練やったりサーキットとかやればそれで選手は育ちます。
ただその練習についてこれる人は1割程度です。
残りの9割の人は強くなる前にキツくて辞めてしまうでしょう。

大切なのはまずは裾野を広くすること。
黒帯が10人いたら白帯が100人いるジムが理想だと思います。
まずはそこまで練習の強度を上げずにしっかり技術を習得することで楽しく強くなってもらうことが一番です。
試合前位はそれなりに追い込んだほうがいいと思いますが基本的にはこのスタンスで続けていくほうが燃え尽きずに長く続けられると思います。
なのでシュラプネル柔術では試合前の人以外は特にスパーリングを強制することもありません。
技術練習だけしてそれで帰るのも全然アリだと思います。

更に柔術にはまりもっともっと強くなりたくなってきたらその時こそ迷わずどんどん練習強度を上げて行きましょう。

http://shrapnel-bjj.com/784.html

システム化と個人対応 1

2016年5月9日



現在柔術専門の道場であれば当たり前のようにベーシッククラスとレギュラークラスに分かれていたりします。
内容的には多分各道場ごとに様々な理念の違いがあると思います。

大まかに分けるとカリキュラムをしっかりと作りシステム化している道場とインストラクターの裁量に委ねている道場。
多分日本はまだまだ後者の道場のほうが圧倒的に多いのではないでしょうか。
私自身はギター講師をしていることもありそこで学んだノウハウを柔術の指導の際にも取り入れています。

まずギターの場合初心者の方が最初に入ってきた時に何を教えるかといったらギターの構え方、ピックの持ち方、その後に弦やフレットの説明、そしてチューニングの仕方等を説明していきます。
これは柔術で言えば道衣の着方や帯の結び方、大まかなルールや流れの説明です。
その次の段階で実際に楽譜を読みながら弾いていく段階になると専用のテキストを使います。
そのテキストを使って楽譜の読み方や様々な基礎的なテクニックを学んでいきます。

これが柔術で言えばベーシッククラスになります。
準備運動では受け身やエビ等の基礎的なムーブを学び、また柔術において根幹となる普遍的なテクニックを学んでいきます。

シュラプネル柔術ではこのベーシッククラスにおいて「来たメンバーを見てからテクニックを決める」みたいなことは一切していません。
ギターを教える時もそうですが初めはキチンとカリキュラムに則って体系的に教えていくことが柔術を理解してもらう一番の近道だと私は考えます。
シュラプネル柔術のインストラクターは皆ベーシックテクニックのカリキュラムを共有化しているのでインストラクターによって同じテクニックなのにディティールが異なる、みたいなことはありません。
音楽の世界では先生が変わると生徒が辞めるというのはよくある話です。
勿論その先生の人柄もありますが先生が変わることによって指導方針が変わってしまうことは生徒さんにとってはかなりのストレスになります。
ところが多くの道場では複数のインストラクターが全く異なるディティールで同じテクニックを指導していたりします。
自分が道場を開くに当たってまず一番に考えたのはそこの部分でした。

別に1つのテクニックに対して異なるディティールがあることを否定しているわけでは全くありません。
より理解が深まった段階で様々なディティールを学んでいくことは非常に重要です。
ただ初心者の人に対して必要以上に多くの情報を垂れ流しても混乱を招くだけです。
なので基礎的なテクニックに関しては統一されたカリキュラムを使って指導をすることで誰が教えても指導の内容にブレがないようにしました(この辺に関しては柔術界最大手道場であるトライフォースさんの影響を多分に受けています)

http://shrapnel-bjj.com/788.html
システム化と個人対応 2

2016年5月11日




前回はベーシッククラスについて書きましたが

システム化と個人対応 1

今回はレギュラークラスについてのお話です。
今回もギターの話も交えながら書いていきたいと思います。
ある程度基礎的なことを理解した後は様々な曲をやっていきます。
私の方で選ぶこともあれば生徒さんが持ち込んでくることもあります。
この時点では基礎的なテクニックや楽譜の読み方はなんとかマスターしているのでそれなりに自由に曲を練習してもらいます。
とはいってもいきなり難しい曲は出来ません。
初心者の方にいきなりベリンボロを教えないのと同じでいきなり32音符だらけの曲を持ってきてもやんわりと断りもう少し弾きやすい曲を勧めたりもします。

シュラプネル柔術のレギュラークラスも概ね同じ感じです。
ベーシッククラスを経てレギュラークラスに参加している方はそれなりに基礎的な技術への理解も深まっているのでどこまで教えるのかはインストラクターの裁量になってきます。
基礎テクニックに対しての独自の解釈を付け加えたりしても基礎的な技術を習得した生徒さんであれば十分に理解可能だと思います。

それこそ来たメンバーを見てテクニックを決めることがあってもいいと思います。
生徒さんの技術レベルが高ければ思いきってリバースワームガードからのバックテイクをレクチャーするかもしれません。

レギュラークラスでは後半にスパーリングがあります。
実戦形式での練習は技術を大きく伸ばしてくれますが自分の犯したミスに気付いて修正出来なければただのハードな運動で終わってしまいます。
なのでスパーリングで気付いた点があればその場やクラス終了後に少しアドバイスしたりもします。
ベーシックカリキュラムの延長となるテクニックを指導しつつもスパーリング等では個人個人対応していくことが重要だと考えています。

http://shrapnel-bjj.com/794.html

システム化と個人対応 3

2016年5月13日




今回のお話も最終回です。
例によって私のもう1つの職業でもあるギターに絡めてお話していきたいと思います。
ギターも始めたばかりの頃は基礎練習をして基本的なテクニックを学びそれが出来てくると今度は様々な曲を練習することでテクニックを磨いていきます。
そしてある程度様々な曲を弾きこなせるようになると今度は楽曲をそのままコピーするのではなく「自分だったらどういうアプローチで弾くのか?」
という段階に入っていきます。
これは「アドリブ」とか「インプロバイズ」とか言われていますがアドリブは基礎的なボキャブラリーの蓄積がないとなかなか上手く出来ません。
またアンサンブルの中での他の楽器の音量や表情をよく聴き取り、それに合わせたフレーズを瞬時に構築していくことが求められます。
なのでアドリブを勉強する前の段階でしっかりと様々なフレーズを沢山練習しておかないとなかなか思うように弾くことが出来ません。

柔術もこれに近いものがありますね。
ベーシッククラスやレギュラークラスで学んだテクニックをどう自分のスタイルに組み入れていくのか。

ハーフガードでやったテクニックをダブルガードに応用させたりスパイダーガードからのテクニックをハーフガードに応用させたり。
「そこでこの技やったら逆にやられちゃうよ」
これはアドリブ失敗です。
これらのテクニックの組み合わせはベーシックなテクニックをしっかり理解していないと適切に組合わせることが出来ません。
逆にこのテクニックの組合わせ、技の連携等が出来るようになってきたということはベーシックなテクニックへの理解が相当深まってきたとも言えます。

この段階になるともう「このテクニックは今の自分には必要ないからとりあえず引き出しの奥にしまっておこう」みたいなことも多くなります(それでも今は使わなくとも3年後は使うかもしれないので引き出しのどこにしまったか位は覚えておいた方がいいと思います)

この辺に関してはなかなかシステム化することは難しくむしろマンツーマンでしっかりと個人対応していかなくてはいけない部分です。
コンペティションクラスではこの個人対応を更に一歩進めた形で行っています。
最初の1時間打ち込みの時間がありますが自由に打ち込みをしてもらいそこで自分がリアクションするなどしてその対応を学んでもらったりということもしています。
ある程度まで技術を身に付けた方には自由に技術を伸ばしてもらいつつその技術の組み合わせ方等についてさらっとアドバイスする程度がいいと思います。
大切なのは自分自身で考えることが出来るようにヒントを与えてあげることです。

このようにシステム化出来るところはしていきつつも個人対応をしっかりと心掛けていく、その両輪を上手く回していくことで多くの人が楽しめつつも強い選手が育つ道場になると信じてこれからも頑張っていきたいと思います。

http://shrapnel-bjj.com/564.html

原理原則をしっかりと理解しましょう①

2016年2月6日



昨日のクラスでは高木さんが熱心に質問されていましたね。
空いている時間にはどんどん質問をしましょう。

初心者の方にはまず柔術の原理原則を学んでいってほしいです。
柔術には本当に多くのテクニックがあるので始めたばかりの初心者の方がいきなりあれもこれも手を出してもなかなかすぐには覚えられません。
それよりも「まず一番最初に何をすべきか?」とか「いつもこの技でやられてしまうんだけど何故なのか?」とかそういったことを中心に理解していって欲しいです。

昨日はオープンガードの攻防の原理原則について説明しました。
その中で今回はトップ側の原理原則についてのみ書いています。

1、初心者の方はまず両ズボンを持つことを意識する。そして両ズボンを掴んだらすぐにパスガードに行くこと。

初心者同士だと簡単に両ズボンを掴めますが経験値が上がっていくとそんなチャンスはめったにありません。
数少ないチャンスを無駄にしないよう両ズボンを持ったらすぐに動いて欲しいです。

2、相手の掴みはなるべく早い段階で切ろう

ガードの種類は無数にありそれらの対応を全てやっていくには凄く経験が必要となります。
早い段階で相手の組手を切れればその分自分が自由に動くことが出来ます。
まずは袖を掴まれたらすぐ切る、襟を掴まれたらすぐ切る、切ったらすぐ両ズボンを持ってパスガードに行く、みたいにシンプルにやることを決めておくといいと思います。

3、両ズボンを持てなくてなおかつ相手のガードを解除するすべが分からなかったらとりあえず防御姿勢をしっかり取ろう。

最初のうちはスパーリング中に何をやっていいか分からないことも多いと思います。
分からないときは闇雲に動くのではなく、とりあえず防御を固めて相手の動きを注意深く観察することが大切です。
癇癪を起こして力ずくでパスガードに行ったりしないようにしましょう。

4、防御姿勢の基本は背筋を張る、脇や股等体の隙間をなるべく少なくする。

初心者同士のスパーリングを見ていて自分が攻める時と守る時で体の体勢を変えてない人が割かし多いですね。
攻める時は腰を浮かして前傾になり相手に体重をかけていきます。
でも相手にしっかりガードに入れられた状態で(自分がズボンを掴めていない状態で)上記のような体勢を取ると簡単にスイープされたり極められたりしてしまいます。
なのでしっかり腰を落として脇もしっかり締めましょう。
そしてしっかりと背筋を張ります。
相手に襟を掴まれてる状態で腰を上げるとどうしても頭が下がります。
自分が組み負けている状況で頭を下げることは自殺行為です。
しっかり腰を落とすと相対的に頭が上がり背筋を張りやすくなります。

昨日はざっとこんな感じで説明しました。
この辺のことを常に意識しつつ練習するだけで今までとは全然違ってくると思いますよ。

ガード側の原理原則についてはまた次回。

http://shrapnel-bjj.com/580.html

原理原則をしっかりと理解しましょう②

2016年2月10日




・ガード側の原理原則について

前回はトップ側の原理原則を説明しましたが今回はボトム側の原理原則について。
まず最初に。
次に挙げるアドバイスはしっかりと自分の思うガードを作れている状態には当てはまりません。
ガードを作りたいんだけど相手に先に動かれてしまって何していいか分からずパニくってしまう方に是非読んで欲しいですね。

1、何処を掴んでいいのか分からなくなったらとりあえずどこでもいいから掴もう。

下になった時にまずやってはいけないこととして手ぶらになることです。
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いやいやそっちの手ブラじゃなくてね。
ガードの状態になった時に色々な形のガードがありますが初心者の方がいきなり瞬時にその時々のシチュエーションに応じて最適なガードなんか作れるわけがありません。
なのでまずどこでもいいので掴む意識を持って下さい。

上になった相手は両手でしっかりズボンや襟等を掴んで攻めてきます。
人間は皆手は2本です。
相手が両手をフル活用してるのに自分が手を使っていないのは自殺行為です。
オープンガードの基本は片襟片袖だと思うのでまずは襟と袖を掴んで基本のガードを取るかと思いますが組手を切られたりした場合はすぐに別の箇所(襟を切られたらズボンを持つといった具合に)を持つように心掛けて下さい。
相手が遠くてどこも持てない時は自分の体を起こして掴みに行きましょう。

2、膝をなるべく脇腹に寄せよう

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うん、寄せて上げるブラは騙された感半端ないんであんまり好きじゃないんだな。
ってだからブラの話じゃなーい!
寄せるのは胸じゃなくて膝ね膝。
相手は基本的にズボンを捌いて抑え込みにきます。
その時に脇腹の辺りにスペースがあると相手はその隙間に身体を入れ込んできて結果パスガードされてしまいます。
なので防御する側はなるべく足を身体に引き寄せ脇腹にスペースを作らないようにしましょう。

3、相手の組手もなるべく切ろう

相手にズボンを掴まれている状態は良くありません。
特に両ズボンを持たれたら一刻も早く切りに行って下さい。
袖を掴み足を蹴り出すことで掴みは切れます。
掴みを切ったら足を外側から回し相手の腕に引っかけておけば一安心です。

まずはこんなところでしょうか。
まずはこの3つを意識して相手に簡単にパスさせない状態を作ってから更に自分の得意なガードに入れていくといいと思います。

続くかも・・
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