エンセン井上と暴力団 住吉会のストリートファイト 日本格闘技と暴力団の病んだ関係 エンセン井上と暴力団員の裁判所前画像はもう何処にも残ってはいませんね

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http://www.ne.jp/asahi/lucky/angel-wing/torigoe.htm

http://nhbnews.mond.jp/bbs/77.html

住吉会組員、エンセンを襲撃 投稿者:ねじ式 投稿日:4/30 Wed 05:12


以下4月24日付のエンセンの書き込みより
http://www.mma.tv/TUF/DisplayMessages.cfm?TID=207361&P=26&FID=37&c=1
***********************************************************

これはSherdogで取り上げたんだけど、ここ(UG)のみんなにも知らせようと思った。2、3週間前の住吉会のヤクザとの出来事について…

こんな感じだ。私が錦糸町で一人、車を走らせていたら、目の前に通りを歩く黒いスーツ姿の連中が見えたんだ。見るからにヤクザで酔っ払っていた。彼らのそばをゆっくりと通過しようとした時、そのうちの一人が「おら、待たんかい!」と言ったのが聞こえた。私は彼らが自分に話し掛けたのかどうかを確認するためにミラーをみた。すると、5人の男が私の車を追いかけて来るのが見えた。私はまだ自分に話し掛けたのではないのかもしれないと思っていたから、車のスピードを緩めたんだ。ところが驚いたことに彼らが車に追いついたら、私のトランクを蹴ったり、殴ったりし始めたんだ。私は何が起こったのかと思い車を止めた。

車から出ると8人の男が私を取り囲んで襲って来た。他の4人の男は車を蹴り始めたんだ。女の子のように殴ってくる8人の酔っ払いのヤクザでは私をtake outするには不十分だった。私は頭にいくつかの腫れができて、目が少し黒ずんだ。全てが終った後、地面と私の車には血痕があったため、私は誰かに連絡しなければならなかった。私には裂傷がなかった。一人の男が背後から首を絞めようとしたが、あれはほんとにファックフィーリングだった。

すると、突然そのうちの一人の男が私に気付いて「エンセンや!エンセンや!」と叫び始めた。それから直ぐ、連中のボスが皆をなだめ、私に謝り始めた。彼は「あなただとは知らなかったんだ。悪いことをした。どうか許してくれ。」と言っていた。私は何と答えていいいかわからず、彼に名刺だけを求め、ただただこの状況から抜け出したかった。

私はそれから反撃の準備のため、親しくしている3つのグループのトップに電話をしたんだ。するとだ、私を殴った連中のボスに近い別の他の二人のヤクザから電話があって、私と話し合いたいと言ってきた。翌日私たちは会って、私は以下のことを要求した。
1:私のベンツの修理代、2:慰謝料、3:私が顔を覚えている3人の下っ端連中とのタイマン勝負を設けること。3対1でも構わないと。

警察からは被害届をだすかどうかの電話があったが断った。話し合いで連中は1と2は受け入れたが、3はできないと言った。彼らは指を詰めることを申し出たが私は断った。私はタイマン勝負に固執したが、彼らは再び断った。話がまとまりそうにないので、私は席を立って部屋を出た。彼らは待ってくれと叫んだが、限界だった。

翌日、私が仲間達と共に関わった連中全員の名前と住所を集め始めた時、私にとって兄弟のようなhigh up guy??から電話があった。彼は3の要求を取り下げ、1と2の要求に留めるよう私に話した。もし私が3番目の要求を取り下げたなら、連中は私に借りができ、恩義を尽くすだろうと。私はそれから電話をして、新たな話し合いの席で車の修理代等の支払いを受けた。私たちは握手して交渉を終えた。私は5 figure profit(5桁の金?)と、裏社会での新たなコネクションを手にして部屋を出た…もうひとつ…私は今でも、そしてこれからも絶対にあの3人を忘れない!!! 最初に手を出したのはあいつらだ。

http://sonics.blog56.fc2.com/?no=121

フジテレビ「PRIDE」放送中止に思う
安田記念は全くの大ハズレで、んで昨日今日で言えば秋田のバカ女、日本-マルタ戦後の中田の言動、村上ファンドと色々ありすぎて、でもやっぱフジのPRIDE放映中止、DSEとの契約解除、これに尽きる。


 フジテレビは5日、人気格闘技「PRIDE(プライド)」を主催するイベント会社との契約を解除し、番組の放送をすべて取りやめると発表した。10日に放送予定だった収録済み番組の放送も中止する。フジテレビ広報部は「放送を継続することが不適切な事象が、イベント会社内であったため。契約違反に該当するものだが、具体的な内容はコメントできない」としている。
 フジテレビは00年からプライドの放送を開始。05年の大みそかには、「PRIDE男祭り2005」が視聴率17%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)をあげるなど、人気番組となっていた。【毎日新聞 6月5日 19時4分更新】

さて何が起きているのか。

まずは随分と前から言われていたPRIDEを主催するDSEと暴力団との関わりについて。これは色んな所から出ている情報を参照し、整理していくと、暴力団というか、どこぞの胡散臭い団体と何らかの関係があったことは間違いないものと思われます。

とりあえず今から5年前。「鳥越祭を愉しむ会」を紹介するサイトの中に刺青を入れたごっつい連中がわーっとたむろしていて、んでその説明書きに「注意!全員ただの入れ墨愛好家です!!」とか丁寧に書かれてるんだけど、中段に「百瀬」と書かれたハッピ、そして男たちの間を割って入ってくるのは「PRIDEの怪人」こと百瀬博教。



百瀬博教は一時期アントニオ猪木と組んでPRIDEを取り仕切っていた人物。毎回毎回リングサイドに帽子を被って座っていて、試合を終えた屈強な外国人選手達が親しげに両手を添えて握手をして、一体誰だ?何だアイツ?と一般人はいつもそう思っていたワケでして。でその正体はといえばこれまた怪しげな百瀬塾、実質は百瀬組の親分様で、その生い立ちとか犯罪歴だかは、包み隠さず前田日明との対談で語られている次第。

http://www.asakusakid.com/past-column/momose-maeda.html


前田 百瀬さん、お父さんの組は継がれたんですか。

百瀬 ええ。でもね、親分になるっていうのは、地球七周り半くらい苦労することだからね。これは昔お世話になった森田政治親分の姐さんの言葉ですけど、「ヤクザで苦労するくらいだったら違うことで苦労した方がいい」。

前田 それほど厳しい世界なんですね。


百瀬 だから俺もある時にヤクザって辛すぎる稼業だなと思って。もちろん度胸もないし、俺は親分になって日本を制覇するっていう才覚もなかったし、俺の視線っていうのも違ってたから。今は百瀬組はやってないけど、母の大好きだったお祭りだけは毎年6月にやってるんですよ、浅草の鳥越神社で。今度見に来てもらえばわかるけど、もう東映映画より格好いい。毎年お客さんが300人以上来るんだけどね。中村雀左衛門っていう歌舞伎の女形が舞台衣装みたいな着物を俺にくれるんですよ。それに着替えるためにみんなの前で俺が浴衣をパッと脱ぐと、上着のダボの胸のところにお袋の名前なんだけど「菊江」って書いてある。「俺は今、お母さんを思い出してるよ」って。これがいい場面 なんですよ。でもね、K-1の石井館長が祭の祝儀に一億円くれたら来年から「菊江」はやめますよ。「和義」って入れますよ(笑)。

ホント色んな名前が出てくるなあ。んでその中にある写真に、



桜庭和志の名前が入った酒樽があったり



高田とDSE社長榊原が鏡割りをしていたりとかね。

ただここら辺の関係というのは最近ポッと出た話ではなく、随分と前から指摘され続けてきたこと。ホテルの一室でなにそれの約束を取り交わしていたとかではなく、あまりにも堂々と公で交流していただけに、フジテレビがそれを発端として契約解除に踏み切ったと考えるには何を今さらってな感じが強すぎる。まあ最近猪木祭の件で後藤組関連やら何やらが相当ゴチャゴチャとしてきているので、それで何かの重大な疑惑あるいは真実が発覚して、というのなら話は別ですが。

その繋がりがクロとなって今回の事態を招いていた場合。DSEは全面撤退、極めて真っ白な新団体が今までの運営方式を引き継いで、できればフジと再契約、無理であれば船木-ヒクソン戦を放送したテレビ東京で、と個人的には考えているのですが、んー。

可能性があるとすれば、「DEEP」を主催する佐伯氏、「パンクラス」の尾崎氏、「修斗」の坂本氏あたりが連立する形で新しい運営母体を設立しコンテンツを提供、というのが望ましいかなあ。それぞれの団体としても、長い年月をかけてやっと世間で認知された「総合格闘技」という競技を、このまま地上波からフェードアウトさせるのは惜しいでしょうし、ってか何よりもオレを含めた格闘技ヲタが泣きます。

http://www.asakusakid.com/past-column/momose-maeda.html


百瀬博教 ON STAGE!! お客様/前田日明さん


『格闘パンチ』vol.2より




――前田さんと百瀬さんは一度、西麻布の『キャンティ』で遭遇事件があったと聞いたんですけど。

前田 あれ、そうでしたか?

百瀬 あなたは男3人でスパゲッティを食べてたんですよ。で、俺はその隣の席にいた。そうしたらね、凄くあなたがいい、言葉遣いで話しててね。それで連れの人がフォークか何かを落としたんですよ。あなたがボーイさんに「すいません、すいません」ってお上品に呼んでいたら、そいつがマヌケな野郎で気がつかない。だから俺がね、「おい、ほら、何やってるんだ!お客様が呼んでるぞ!お前っ!」って言ったんですよ。

前田 ああっ、はいはい! ああ、そうでした、そうでした(笑)。

百瀬 そうしたらあなたがね、「申し訳ありません」って俺に言ったんですよ。あなたが帰る時にも「どうも先ほどはすいません」って俺に挨拶してくれてね。「いえ、どういたしまして」って俺も応えた。あなたは「なんか下品な人だなあ」という感じで俺のことを見てましたよ(笑)。

前田 いやいやいや、えらい気合いの入った人だなと思ったんですよ。

百瀬 そうだったの。何から話をしようかなと思ってるんだけど、まず最初にね、俺はあなたに言いたいことがあるんですよ。要するにプロレスってのは力道山が作ったじゃないですか。力道山が作って、馬場とか猪木とかが出てきてね、まあ前田さんが出てきたわけなんだけど。俺なんかはプロレスっでいうのは全然わかんないんだけど、そのスター性っていうことにおいて考えるとね、たとえばカ道山を長谷川一夫っていう感じにする。猪木が三船敏郎かな。そうするとあなたが石原裕次郎っていうことになるんだよ。

前田 石原裕次郎! ああ、そんな。

百瀬 なるんだよ!裕次郎に。

前田 光栄です(笑)。

百瀬 で、あなたも知ってるかもしれないけど、俺は石原裕次郎の用心棒みたいなことをしていたんですよ。だからわかるんだけど、石原裕次郎ってね、あなたみたいに努力して強くなった人でも何でもなくてね、生まれながらのスターなんですよ。当時の彼の周りには大川橋蔵、錦之助、市川雷蔵、勝新太郎、鶴田浩二、三國連太郎、森繁久弥とか、もうピッカピカのいろんな人がいたけどね、彼はね、全然気にしなかったのね、他の人を。
前田 ええ。

百瀬 相手にする必要がないんですよ。スターとしての次元が違うんだから。だからそういう意味でね、あなたも「俺は石原裕次郎なんだ」というつもりで、周りにごまんといるハンチクな敵とかを、相手にして欲しくないんですよ。でさ、あなた朝、鏡を見た?

前田 ‥‥はい。

百瀬 その時、どう思いました?

前田 いや、ごく普通に‥‥何も考えもせずに‥‥。

百瀬 俺ね、こんなこと言うのはヨイショでも何でもないんだけど、「世界でいちばん美しいのは誰ですか?」って白雪姫のお母さんが言うんだよ、鏡に向かって。知ってるよね、この話。

前田 ……はい。

百瀬 そうするとね、「それは白雪姫です」って鏡が答える。明日からはあなたが鏡の前に立って「世界でいちばん美しい男は誰?」って聞いたら、「それは前田日明です!」って応えるように鏡の裏にテープレコーダーかなんか仕込んどいてさ。

前田 ぷぷぷぶぷぷっ。

百瀬 いや、ホントだよ!

前田 ハ、ハイ(笑)。

百瀬 だからね、あなたはこれから朝起きて何をするかっていったら、もう腕立て伏せとかそういうことは絶対にやらない! 
ひたすら鏡を見るんだよ。それで「ああ、昨日よりちょっと男っぷりが悪いな」とか「今日はいいな」とか、そういう次元で生きていってもらいたいんですよ。もうね、力とか筋肉っていうのはね、どれくらい悲しいかっていうことは、あなたは誰よりも知ったと思う。とにかく、あなたがこれからやることは、目覚めたら鏡を見て、自分は昨日より美しいか美しくないか、そこだけですよ。もう、これからあなたは力じゃなくて美貌で生きていってほしい、と。これはホントの話なんだよ、冗談でも何でもなくて。

前田 ええ、はい。美貌で……。

百瀬 たとえば、もっと英語を身につけて国際的な映画俳優になるとかね、いろんな可能性があるじゃないですか。これね、馬場さんに「世界であなたがいちばん美しい」なんて言ったら、俺は逮捕されちゃうよ、詐欺罪で(笑)。だから、そんなこと馬場には言わない。ホント、これからはそういう感じでやってくださいよ。

前田 はい、がんばります(笑)。

百瀬 これからはね、格闘家とかプロレスラーとかとは付き合わないでね、「ボク筋肉たくさんついてる男イヤだ」とか言っちゃってね。昔と違う前田日明っていう感じでいくと「前田さんのためなら家を売って金を作りたい」とか言うバアさんとかさ、新しいタイプの熱狂的ファンがいっぱい出てくるからね。

前田 はあ(笑)。

百瀬 俺なんかあなたに比べれば、たとえばあなたが江戸城の若様、俺がその下の駕籠かきの鼻ったらしの連れ子みたいな役しかできないんだよ、見ての通 りのブスだからさ。
だけど、俺はいざっていう時には二人でいて、「前田、この野郎」って生意気なヤツが言ったら、俺は弱くても「なんだこの野郎」って1秒でやられても先に俺がかかっていきますよ。そのあいだにあなたはパーッと逃げちゃえばいいんだよ。その時に一緒にケンカしちゃダメなの。俺はいざという時の緊張度ってのは凄くありますから。今までそういうことに遭遇してね、一同も失敗したことないんですよ。とにかくいい女の代表は白雪姫!いい男の代表は前田日明!これで明日からやってほしいと思います。

前田 なんてリアクションすればいいんですかね?(笑)。

百瀬 あまり参考にならないかもしれないけど、ホント俺はそう思ってんのよ。カッコつけて守れない約束をするからカッコ悪いのよ。でもね、世の中ってそういう人が多いんですよ。たとえばアントニオ猪木!

前田 はあ(笑)。

百瀬 彼はカッコつけなければ何事も起こらないのに、カッコつけるから事件起きちゃうのよ。差しで会うと面白くて優しい人間なのにさ。プロレスも天才なんだし。

前田 ええ、よくわかります。

百瀬 だから猪木はあなたにも嫌われたりすると思うんだよね。あなたは心のどこかでまた「猪木が好きだ」っていう気持ちはあるの?

前田 はい。……マヌケなところが(笑)。

百瀬 うん。猪木もカッコつけないでさ、あなたが捨てられちゃったみたいな感じで他の団体に行った時(第1次UWF)もね、夜一人で来て正座して「前田クン、ごめんね。俺が金がないばかりにこんなイヤな思いをさせちゃって。たいした金じゃないげどここに9万円あるから、これで明日パンでも買って食べて」って嘘泣きすれば、「よし、この人のためなら命懸けよう」とかなるじゃない(笑)。人生って演出だから。あなたはメッチャクチャ自分を演出していけば、ますますダンディーになると思うなあ。

前田 はい(笑)。

百瀬 これからはね、カッコつけてちゃダメなんですよ。英雄主義は敗北する! だから「俺がリングスの前田日明だ!」って意気がるんじゃなくて、たとえばあなたのところで教わっている練習生のふりをしてね。生意気な野郎から電話なんかかかってきても「今、ウチの前田は出てますけど、なんなら私が稽古つけましょうか?」みたいな感じで.言えると、いいんじゃないかなと思うんですよ。

前田 はい(笑)。

百瀬 そういえば、電話で思い出したけど、面 白い話があったんですよ。六本木でね、俺がどうしても電話したかったんですよ。そうしたら酔っぱらってるヤツが二人、公衆電話で電話してて、俺が「すいません、電話したいんですけど」って言ったら、「向こう行けよ!」って言うんですよ。今から11年くらい前かな。それで「イヤだよ、俺はここの電話がいいんだよ」って言ったの。それでそいつが終わって俺が電話しようとしたら、後ろから背広をつかんで「おい!早く終わらしてやったんだから、礼くらい言えよ!」って言われたの。その時ね、胸ポケットに入れであった万年筆みたいになってる特別 製のナイフをいきなりピッと出して、そいつの頬に突きっけてやったんですよ。「おい!お前、なめるんじゃねえぞ、手ぇ出してみろ!」って言ったら、「は、はい」って手を差し出したの。それで「ボールペン持ってるか?」って聞いたら、「あります」って。それで俺がそいつの手に電話番号を書いてやったんですよ。「こ、これ何ですか?」って言うから「これはニューラテンクォーターってとこなんだよ。俺はそこの百瀬っていうんもんだ!」 文句あるならいつでも来い。ヤボな野球帽かぶってるけど不良なんだよ。てめえ、カッコつけてるけど、不動産屋だろ! お前、名前はなんていうんだ?」って怒鳴りつけてやったらさ、その野郎が直立不動で「ハ、ハイ、わたくし、大手町の鈴木と申します!」だって(笑)。もう笑っちゃってさあ。ひっくり返っちゃったよ、俺は。「大手町ってどこの会社だ?」って聞いたら、「それだけは勘弁してください」って、で、そいつの連れに「お前は?」って聞いたら、「私はこの方とは全然関係ございません」だって(笑)。

前田 ガハハハハ!

百瀬 そういうヤツばっかりだから、カッコばっかりでね。とにかく弱そうなヤツだけに気をつけてね。たとえば、あなたが酔ってお婆さんを突き飛ばしたとするでしょ。そのお婆さんが俺んちに来てさ、「前田選手に突き飛ばされた。私は悔しい。どうしてもリベンジしたい。家を1億4000万円で売るから、その金で彼をホームから突き落としてくれ」とかね、頼まれちゃうんだよね。そういうこともあるから、弱いヤツさえ気をつけとけばいいの。

前田 はい(笑)。

百瀬 それからもう一つあなたに非常に興味を持ったのは、何かあなたに失礼なことを書いた格闘技雑誌の編集長の人(現在『格闘マガジンK』編集長.・ザンス山田さん)がいたじゃない。

前田 はい。

百瀬 どこかのトイレで何かしたとか(女子便所説教事件)あったじゃない。それをビデオ(『前田日明とは何か?』発売・ポニーキャニオン)で大阪たこ焼き(原タコヤキ君)かなんかと、トイレの中で再現してたでしょ。あれを見た時にね、「なんて前田ってカッコイイやつなんだろうな」と思ってね。あれをできれば、人生でできないものはないですよ。あんな剽軽なことできるんだから、カッコイイ人生を送れますよ。

前田 送れますか(笑)。

百瀬 なんかさっきから俺ばっかり話しちゃってるけどさ。そういえばあなたの引退試合(7・20/前田日明リングスラストマッチ)、このあいだテレビで見ましたよ。

前田 ああ、ありがとうございます。

百瀬 でも、本当はああいう試合ってイヤだと思うんだよね。自分が仕込んだ若い衆に掌底かなんかで顔を殴られちゃってさあ。俺なんかね、身内とやる麻雀大嫌いなんですよ。なぜかっていうとね、麻雀は4人でするでしょ。そうすっと鼻ったらしの若い衆の中に入んなきゃなんない。そいつがね、俺が牌を切ると生意気に「通 す!」とかなんとか言うんですよ。「何が通すだ!チンピラのくせに、この野郎!」と思ってね。

――いや、それは麻雀だから(笑)。

百瀬 我慢ならないね。そんなチンケな野郎に「通 す!」なんて、言われてまで麻雀やりたくねえんだよね。だからね、そんな「通 す!」なんて言われる麻雀はずうっと前にヤメた。

前田 いやあ、なんか調子狂っちゃうな(笑)。

――百瀬さんのパワーは前田さんの磁場まで狂わせますか(笑)。

         ●

百瀬 俺はね、生まれつき耳がいいんですよ。刑務所で500何人いたんだけど、俺がいちばん耳がいいのね。それで遠くにいる炊事夫の声が聞こえるんですよ。だから献立がわかるの。それで周りのヤツから「百瀬さん、今日は何ですか?」って聞かれて、「おう、今日はカレーだよ」とかね(笑)。その耳がいいということで、俺はバブル時代に一時だけ大金を手にしたんですよ。

前田 耳が良くて大金を……?。

百瀬 古本屋に行ったらね、そこの店長のオヤジが何かブツブツ小声で話をするんですよ。誰もそいつの話を聞いてくれない。声が小さくて聞き取れないから。でも俺には聞こえるんですよ。で、一生懸命そいつの話を聞いてやって仲良くなった。そうしたらそいつが株の天才だったんですよ。俺はそいつを信用して、必死になってかき集めた2億円をポンと貸してやったんですよ。それがバブルがはじける寸前には960億円の資産になったの。

前田 えっ!? 960億!?

百瀬 そう!それで俺は一気にマハラジャ気分になっちゃって、もう金のないヤツとは口利きた<ない、みたいな感じになっちゃって(笑)。

前田 それ、いつ頃ですか?

百瀬 昭和62年から平成2年くらいまでのことですよ。「『週刊文春』に『不良ノート』を連載している百瀬博教がある家に行って金庫からいきなり10億円持っていった」とかヨタ記事まで書かれちゃってさ。ホントは4億円集金に行ってもらえなかったってのに(笑)。そういうヤキモチ焼かれるほど金を儲けたんですよ。たまたま耳がよかっただけでね。

前田 はあ~、凄い話ですねえ。

百瀬 それで不動産や株の資産が100億になった時にね、その株の天才が俺んちに来たんですよ。昭和62年だったかな、「百瀬さん、100億の資産になりました」って。そいつがね、「将来、50億ずつ分けましょう」って言うんですよ。「そうじゃないよ、俺はお金を出したかもしれないけど、君の方が頭よくて本当だったら俺は一銭も儲けられないのに君が一生懸命やってくれたんだから、君が60億、俺が40億でいいよ」って。その時に天才が金をどうやって分配するかっていう覚え書きを書いたのよ。そんな念書持ってたって今は天才が倒産しちゃったから何の役にも立たないんだけど、それを書く時に「キミにはお父さんもお母さんも嫁さんもいろんな人がいるけど、そういう人にはこの件に関して絶対に容喙させないでほしい」って言ったんですよ。そうしたら彼は「容喙(ようかい)」っていう、言葉がわかんなかったの。あなた「容喙」ってわかりますか?

前田 いや、わからないです。

百瀬 「口出し」って意味なんですよ。それで「何で.不良が『容喙』なんて言葉知ってんだろう?」って中央法科中退の株の天才が不思議がっててね。俺は刑務所の独房で6年間勉強してたから、いろんな言葉を知ってるんですよ、難しい言葉をね。「一家眷属」とか「容喙」とか、たとえば「満天皇」と書いて「どうだん」とかね。そういうのを読めるのね、俺は。それでいつかそのお金を分けようって話になってたんだけど、天才が「百瀬さん、相談があるんですけど。このまま5年くらい株やってれば500億は行くと思いますけど、どうでしょうか?」って。俺も凄い爪を伸ばす男だから、「やろう!」って言ったんだよね(笑)。そうしたら500億突破しちゃった。

前田 500億‥‥。

百瀬 うん。それである時に、Fー1のレイトンハウスってチーム覚えてる?

前田 ええ、はい。

百瀬 あれのオーナーの赤城明が俺のことをニューヨークやブダペストやミラノやパリ旅行をさせてくれたり、富士銀行の中村課長っていう人にも会わしてくれたんですよ。そうしたら「お金を貸してあげるからもっと増やそう」みたいなことで、その中村課長と株の天才が組んで、とうとう960億にしたの。でもその後、中村も株の天才も、富士銀行の不正融資事件で捕まっちゃったんですよ。だけど俺は捕まんなかった。それはね、その中村課長っていうのは俺より12歳年下の人なんだけど、俺んちに来てね「先生よぉ、お金いらねえのかよぉ」って言うんですよ。いっくら金がほしくてもね、12歳年下の銀行員の兄公にこんな安い口利かれてね、「俺はイヤだな、こいつと付き合ってもしょうがねえな」と、お金はほしかったけど付き合わなかったんですよ。だから言葉を大切にしたおかげで事件に巻き込まれなかったんですよ。いつでもね、言葉遣いとか礼儀とかが身を助けてくれる。「どうもすいませんでした」って頭を下げれば済むことが「おう、いつでもやってやるぜ!」みたいになっちゃったらさ、殺られちゃいますよね。相手の言葉にカッときて、殺りたくもないのに殺っちゃったっていうヤツには、刑務所でいっぱい会ってるわけですよ。そういう人たちに暴力をふるわせない言葉。それはやっぱり挨拶がいちばん大切なんですよ。挨拶って身を守る鎧だからね。これからはあなたも『キャンティ』で俺に見せてくれた挨拶の上手さをもっと磨いて、挨拶の天才として生きていりと将来凄いことになるね。

前田 はい。

百瀬 そうすれば金だってついてきますよ。あなたが60歳になった時に「ああ、金はもういらない。金は空しい」とかなんとか」言っちゃってね(笑)。「おい、そこの金庫開けて10億持っていけ」みたいな爺さんになれるんじゃないかな。とにかく「前田日明挨拶道場」みたいなのを作っちゃってさ、挨拶の有段者をたくさん生み出してほしいね。そんな感じでこれからは生きていってほしいなあ。

――なんか宗教みたいですね(笑)。

百瀬 うん、前田教っていうことでね、今までは力でひれ伏させてきたけどさ、そんなことじゃなくて、南アフリカのマンデラ大統領と世界に通 用する挨拶の研究をするとかやってほしいんですよ。

前田 マンデラ大統領と(笑)。

         ●

――百瀬さんは子どもの頃から「おぼっちゃま」だったんですよね。

百瀬 それほどじゃないけど、とにかく運のいい子どもだったんですよ。勉強なんか嫌いだったけど、金くれるオヤジを見つける天才だったのよ。

――コギャルみたいですね(笑)。

百瀬 俺んちは人様から金をもらっちゃいけないとか、そういう教育委員会みたいなこと絶対に言わない家だから、「はしっこい」っでいうことがウチでは美徳だったんですね。場面 を見られる、空気が見られる、そこんとこをずっと俺は習ったんですよ。たとえば前田さんがこれから口説こうっていう女と飲みに来てるのにさ、「前田さん、このあいだの女の人キレイでしたね」とか言う嫌味な男がいるじゃない、よく。

前田 いますいます(笑)

百瀬 そういうことを俺は子どもの時から絶対に言わなかった。だから、警察に捕まった時に、俺はピストルを200丁持ってたんですよ。でも言わなかったんですよ。「言えば罪は軽くなる」とか何とか言われても、俺んちは曾祖父さんの時代から、頑張れば頑張るほど賞金が出るような家だったから頑張れたんだよね。差し入れにお袋が来てさ、「弁護上さんが感心してた」とか「ワタナベ警部が感心してた」とか言葉の勲章をバンバン投げつけるわけだよ、金網の外から。そうなったらもう、嬉しくて嬉しくて「言うもんか!」って頑張っちゃったもんね(笑)。だから、俺が勉強嫌いだったのは、すぐに褒美をくれなかったからだね。たとえば学校の先生がさ、俺が分数できるたんびに1000円ずつくれてればね、俺は算数の勉強したんですよ(笑)。だけど、学校の先生ってのは、銭もくんねえじゃない。能書きばっかり言うだけでさ。

――さすが独特の教育観ですね(笑)。

百瀬 いや、だからウチに出入りしてたフーテンひろしなんていう人が来て「酒買ってきて」って言われると、俺は女中を使いにやらず自分で特級酒買いに行くんですよ。それで「おにいちゃん、剣菱なんて気が利いてるねえ、お釣りはとっときな」「はい」なんてね。「猫の貯金箱に入れておきます」とか言っちゃって、ホントは入れないんだけど(笑)。入れるフリをしてると、「坊やはエライ、貯金はいいぞ。じゃあもっとあげようね」とかね。で、しみったれた小父さんが来た時はどっか遊びに行っちゃってさ(笑)。箱崎の倉吉っていうウチの親父の子分が凄い金儲けが巧くて、「アンちゃんはきっと出世する」なんて言って必ず小遣いをくれるんですよ。それから新田新作っていう新田建設や明治座の社長で力道山のスポンサー、知ってるでしょ?

前田 はい、知ってます。

百瀬 ウチの親父が新田新作の親分の鈴木榮太郎と兄弟分だったんですよ。ウチの親父は先が見えたから、若い頃の新田新作に博打の金とかを貸してた。だから、自分の親分以上に親父と仲良かったんですよ。で、新田新作っていう人は戦争中に川崎の基地で外人の捕虜に、行田の方から持ってきたキャベツを食べさせたり、憲兵に隠れて酒を飲ましたりしてね。それで戦争が終わった時に「新田新作出てこい」ってGHQから呼び出された。これはギロチンじゃないかと思って逃げる算段してたんだよ。ウチの親父なんかは「新分、もしギロチンだったら、俺たちも死ぬ から」って、一緒について行った。そうしたら逆に、今でいえば600億円の東京復興の土建仕事をくれたんですよ、それで一挙に金持ちになった。昭和25年に浜町自費の3000万で建てた国技館をポンと相撲協会にくれてやったくらいの人だからね。そんな関係で俺は中学3年生の時に新田新作の養子になるところだったんですよ。

前田 凄い縁ですねえ。

百瀬 その頃、俺はあなたみたいに強くないんだけど、ポチャポチャ太ってたから相撲取りになろうかなと思ったら、力道山に「相撲取りになんかなっちゃダメだよ」って言われて、ならなかったんですよ。だから力道山もけっこう知ってたんですよ。で、新田新作はその当時リンゴが、一個10円の時にね、中山競馬場で会うと5000円くれるんですよ。その金を貯めちゃってね、それで中学3年からずっと金貸しをやってたんですよ。近所の大学生に貸したりしてね。

――筋金入りですね、それは(笑)。

百瀬 金を貸す時の気持ち良さったらないんだよね、一昨日までえばってた大学生も、金借りるときには人格が変わっちゃってさ。中学生の俺に「ひろちゃん、ありがとうございます!」なんてね。その言葉に酔っちゃってさ、バブル時代にいい気になって貸しすぎちゃって今は百無しになっちゃった(笑)。ただ、そういうことをやってきたから、俺はお金を生み出す人とかを見る目ってあると思うんですよ、今は不景気だけど、自分自身が金だと思ってるから、やっぱりこれからもきっと金は集まるなあって安心してるんだよね。

           ●

前田 百瀬さん、お父さんの組は継がれたんですか。

百瀬 ええ。でもね、親分になるっていうのは、地球七周り半くらい苦労することだからね。これは昔お世話になった森田政治親分の姐さんの言葉ですけど、「ヤクザで苦労するくらいだったら違うことで苦労した方がいい」。

前田 それほど厳しい世界なんですね。

百瀬 そう。あなたはヤクザ稼業に向いている性格なんだよね。でも、あなたがヤクザだったら、いちばん最初に殺される!腕に自信のあるのは殺されるんだよ。なぜかっていうと俺がケンカするじゃない、前田組と。そうしたら前田組長がいちばん強いわけだから、どんな手段を使ってでもやっつける。組長がいなければいいんだもん。あとはヘナチョコ野郎ばっかりなんだから。そうすると、昼飯のカヤクうどんに毒を入れられたりさ(笑)、いつでも危険にさらされているわけよ、親分は。だから、危ないんだよ。あなたがどこかの親分になってれば、あなたを倒さなければ自分の立つ瀬がないってことになるから、変なチンピラをそそのかしてハジキで撃つとか、そういうことわかるよね。

前田 はい。

百瀬 あなたの幸せっていうのは格闘家になったっていうことですよ。だから命長らえたのよ。あなたがストリート・ファイターから格闘家になったから、こうやって出世もしたし、名前も知れたし、今、中華料理を食べてられるんですよ。そうでしょ?

前田 はい。

百瀬 だから俺もある時にヤクザって辛すぎる稼業だなと思って。もちろん度胸もないし、俺は親分になって日本を制覇するっていう才覚もなかったし、俺の視線っていうのも違ってたから。今は百瀬組はやってないけど、母の大好きだったお祭りだけは毎年6月にやってるんですよ、浅草の鳥越神社で。今度見に来てもらえばわかるけど、もう東映映画より格好いい。毎年お客さんが300人以上来るんだけどね。中村雀左衛門っていう歌舞伎の女形が舞台衣装みたいな着物を俺にくれるんですよ。それに着替えるためにみんなの前で俺が浴衣をパッと脱ぐと、上着のダボの胸のところにお袋の名前なんだけど「菊江」って書いてある。「俺は今、お母さんを思い出してるよ」って。これがいい場面 なんですよ。でもね、K-1の石井館長が祭の祝儀に一億円くれたら来年から「菊江」はやめますよ。「和義」って入れますよ(笑)。

前田 ガハハハハ!

百瀬 でもホントに人生は演出だよ、刑務所に行く前に俺は凄い勉強をさせてもらったんですよ、父と仲の良かった銀座の森田政治っていう国粋会の会長が、当時山口組のナンバー2だった地道行雄と兄弟分の盃を交わすことになった。それで森田会長と一緒に俺も神戸に行ったんですよ。その時に地道行雄が森田政治に向かって「兄弟、本当だったらウチの親父(田岡一雄組長)と兄弟分になれる人間なのに、俺みたいなヤツと兄弟分になってくれて、すまねえな」って言ったんですよ。その言葉が終わらない内に、森田政治は地道行雄の襟をグッと持ったんだよね。「おい地道、何言ってんだ!俺はお前が好きなんだよ。お前に惚れてんだよ。だからお前と兄弟分になったんだよ。それがイヤならここで別 れよう!」って。そうしたら地道行雄がやられながら「嬉しいなあ」って。俺はそれを見ててね、「ああ、こういうふうにやるんだなあ」って。

前田 まるで魔法のかけ合い合戦の現場に立ち会ったようないい場面 ですね。

百瀬 見事な演出だったね。アントニオ猪木が議員時代にキューバのカストロと話なんかしたりしてたけど、たとえばあなたがカストロと会ったらいきなリ首を絞めちゃうとかね(笑)。「いつまでも突っ張ってないで米国と手を組め!」なんて言って。相手に「そうだよな」って思わせる、何だかわけがわからないけど実を結ぶやり方っていうのを、俺はそこで覚えたな。それで地道さんがね、「百瀬、これから懲役行くんだなぁ。何年だ?」「6年行くんです」「ふーん、短いな。帰ってきたら何するんだ?森田の身内になるのか?」「いや、私はアラビアのクウェートに行って石油か何かで金を儲けたい」「そんな夢みたいなこと言うな。俺のところに来い」って。「いや、私は誰の子分もイヤなんです。親分ならなってもいいけど」って。そうしたら「面 白いな、お前は。よしっ、食べるのはお前、金を払うのは俺」って言ってふぐを食いに連れていってくれた。

前田 いい話ですね。

百瀬 何でも演出なんだよ。あなたが、たとえば皇太子殿下の大親友になればさ、皇太子殿下と兄弟分の前田さんと俺とはこんなに仲がいいんだって感じでさ、俺もみんなに言いふらすでしょ。誰かが「雅子さまの具合はいかがですか?」って聞くと「まだ御懐妊なされていないそうですよ」とかね(笑)。そういう感じで行こうよ。

――凄い感じですね(笑)。

百瀬 いや、そのくらい次元を高くやっていってほしいんだよ。これからの前田さんはさ、詩人になって「今日、朝起きてカエルを6匹探しました。7匹目のカエルを踏んでしまったのです」とかさ。「カエルさんごめんねごめんね」とかさ。それを英語に訳して講談社のインターナショナルを通 じてアメリカで出版して、「ミスター・マエダは詩人だ」って感じで俺と組んで向こうに行ってさ。そうすると向こうの大金持ちのユダヤ人のオバさんか何かがさ、命持ちにはカエル好きがいっぱいいるからね。

――いるんですか!(笑)。

百瀬 いるよ! そういうオバさんが「ミスター・マエダの詩は可愛い。全米カエル協会の理事にしよう」とかってさ。それで年間2000万円くれるとかね。するとマネジャーの俺が「ダメだ、彼は2000万なんかで暮らせる人じゃない。20億くれ」とかさ(笑)。そういうノリでやっていこうよ。

前田 すいません、あんまり面白すぎて聞き惚れちゃいますよ(笑)。対談になってませんね。でも、うちの親父が百瀬さんのような「男気」の世界が大好きなんですよ。で、凄い揉め事があって、誰がどういう場面 でどういうことを言ったら治まった、あれはカッコイイとか凄いとかいう話をどこからか聞きかじってきては、ちっちゃい時から親父に聞かされて育ったんですよ。だから、百瀬さんのお話を聞いていると凄く懐かしくて。

――懐かしい(笑)。

前田 中途半端なことをするのを「ひやかす」とか、言うじゃないですか。

百瀬 うん、「ひやかしはダメだ」とかね。

前田 そういうセリフは30年ぶりに聞きましたよ、百瀬さんの本の中で(笑)。

百瀬 最後に勝利する人って、やっぱり「ひやかし」じゃないよね。だからあなたはこれからも、ひやかし野郎を蹴り続けて、もっともっといいポジションを目指してピッカピカの人になってほしい。これは前田日明ファンとしての俺の切なる願いです。

前田 ありがとうございます。

百瀬 だから、これから3年か4年はさ、「あっ、僕はそば屋の出前持ちからやります」みたいなこと言ってさ、あなたがこれまでの栄光を捨てれば捨てるほど、人って見てくれるし、協力者もどっさりできるし、ファンもできるからね。もう明日からね、町内の縁の下で死んだ犬を探したりしてね(笑)。あなたは体が大きいからさ、ちっちゃい人間を連れていって「いなくなった犬はいませんか?」って近所を回るのよ。そうすると町内から今度は市になって国になって世界になってっていう感じでさ、そうやってフィールドを広げていきましょうよ。

前田 はい(笑)。

百瀬 俺はホントにね、そういうふうに思ってるんだ。この10月から秋元康さんが俺のプロデューサーになってくれて、「お話会」とかをやるんですよ。その「お話会」のいらばん最初のお話を聞いてくれる人があなただから、今日面 白い話をここでしたんだけど、これは全部本当の話ですから。こんなバカみたいなくだらないことを言ってるヤツでも長いこと不良の世界で生きていたんだなあということを見てね、いわんや自分は国定忠治よりカッコイイわけだからさ。

前田 今日は一生分カッコイイって言われた気がしますよ(笑)。

百瀬 いやいや、あなたにはこれからもっともっとカッコイイ男になってもらうよ。これからは強いだとか何だとかってそういうのは相手にしないでね、「おい、お前たち、まだ格闘やってるのか‥‥俺は今日ちょっと草むしりしなくちゃいけないんだ。ロンドンのお城の」とかさ。そういう人になってほしいな(笑)。

前田 わかりました!(笑)。

百瀬 これからも一年に3回くらいは会おうよ!

前田 はい(笑)。

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