日本財界の黒幕 許永中と極真空手 松井章圭との黒い繋がり

http://jiro.banzai.cx/index.php?p=&d=blog&c=&type=article&art_id=172
松井館長脱税事件の真相





昨日、極真会館の松井館長が旧グッドウィル・グループによる人材派遣会社の買収の仲介手数料として受け取った約100億円の所得の申請方法に誤りがあったとして、約30億円を追加課税されたとマスコミで報じられた。



■極真会館・松井章圭館長に30億円追徴課税

(YOMIURI ONLIN)

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111110-OYT1T00799.htm





私は3年前に『FACTA』という雑誌でグッドウィル折口元社長と松井館長のキナ臭い巨額な資金のやりとりについての記事を読んでいた。



なので、今回の松井館長の脱税事件の報道を知った時、「はは~ん、密室で行われたM&Aの100億という巨額な仲介手数料のことね」とピンときた。



松井館長は「申告の際の認識の違い」ということで30億円追加課税して解決したことにしようとしているようだが、今回の事件は氷山の一角で根はかなり深いと思われる。



90年前後から数年間、松井館長が極真から離れていた時期があったが、どうもこの頃に闇の世界との繋がりができたようだ。



<松井は90年代にはイトマン事件などで暗躍した希代の詐欺師、許永中のボディーガードや、許永中が乗っ取ったKBS京都の専務になった画商、福本邦雄(故竹下登首相の側近)の周辺にいた。だから許の人脈なども引き継ぎ、経済界や政界にも顔が利く。その人脈の一人が折口なのである。>(『FACTA 2009年7月号 』より)



現在、松井派の道場で修業する身として松井館長を批判はしたくないが、事件が表に出てしまった以上、憶測などによる混乱を避けるためにも今回の事件の真相と思われる『FACTA』に掲載された記事をここに紹介することにした。



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折口雅博の「密約」反故で180億脱税

『FACTA 2009年7月号 』より

http://facta.co.jp/article/200812043.html





2年近く前の本誌07年8月号のスクープである「グッドウィル折口の『致命傷』」以来、何度か取り上げてきた謎の事件だ。折口雅博前会長が創業した人材派遣「グッドウィル・グループ」(現ラディアホールディングス)による、同じ人材派遣の最大手「クリスタルグループ」買収で「消えた380億円」の疑惑に、ようやく特捜のメスが入るのだ。





中澤・緋田・松井トリオ



特捜部・国税当局が標的にしているのは、クリスタル買収のために組成された匿名投資組合「コリンシアンパートナーズ」の管理者である公認会計士、中澤秀夫である。謎だらけのこの買収劇のキーマンだ。



すでに昨年10月16日、東京国税局が脱税容疑で強制調査(査察)に入っている。8カ月かかってようやくその全貌が明るみに出てきた。



まず、380億円はいかにして消えたのか。グッドウィルはコリンシアンに対し06年秋、自らが100%出資しているファンド「人材サービスファンド」を通じて883億円を出資した。それ以外にも別の出資者が303億円を出資しており、コリンシアンにはこの時点で計1186億円が滞留していた計算になる。



クリスタルの創業者かつオーナーの林純一は同年10月31日、自らの資産管理会社が保有するクリスタル株90・92%をコリンシアンに総額500億円で売却する。その代金を支払っても、コリンシアンには差し引き686億円が残っていた。



この後、12月28日には「人材サービスファンド」がコリンシアンから離脱。グッドウィルは883億円の巨費を投じたものの、3対1の出資分に応じてクリスタル株のおよそ68%を取得したにとどまった。



「濡れ手で粟」だったのは303億円の出資者である。「人材サービスファンド」の離脱後、コリンシアンは解体され、残った現金686億円とともにクリスタル株23%を労せずして受け取っているからだ。差し引き383億円の荒稼ぎである。



本誌08年12月号「折口雅博『消えた380億円』の謎に査察」で報じたように、密室で行われたこの買収劇の役者はほんの一握り。折口、林を除くと、登場人物は中澤を入れても3人だ。残る2人とは……。



緋田(あけた)将士――30歳そこそこだが、関西で港湾荷役などの人材派遣を生業としていて、その関係から林と近しい間柄となり、現在はUAコンサルティングを中核としたグループを設立、投資家として売り出し中だ。



「金持ちと金持ちをつなげるだけでカネは転がり込んでくるのよ。俺を見てみなよ」



緋田は上機嫌になると自らのビジネスの要諦をひけらかす。その言葉通り、緋田の生活はバブル絶頂期を彷彿とさせる派手さ。左腕には一個1千万円以上の腕時計をはめ、運転手つきのロールスロイス・ファントムか、キャデラックのストレッチリムジンを乗り回すギンギラギン紳士である。「金持ちと金持ちを結びつけた」結果なのだろう。



松井章圭――空手家の大山倍達が創始した極真会館館長である。緋田とは旧知の間柄だが、松井は90年代にはイトマン事件などで暗躍した希代の詐欺師、許永中のボディーガードや、許永中が乗っ取ったKBS京都の専務になった画商、福本邦雄(故竹下登首相の側近)の周辺にいた。だから許の人脈なども引き継ぎ、経済界や政界にも顔が利く。その人脈の一人が折口なのである。





エビなしで釣った大魚



クリスタルを売りたがっていた林、そのクリスタルを買いたがっていた折口。その橋渡しをすれば大儲けができる――緋田と松井の意見が一致するのに時間はかからなかったろう。グッドウィルによるクリスタル買収の案件は、中澤に持ち込まれた。



中澤が考えたスキームは単純極まりない。タネ明かしをすると、彼ら3人が303億円のエビで、686億円のタイを釣ったというのは幻だったのだ。エビは存在しない。



中澤は、コリンシアンに折口からの出資金883億円が振り込まれたのを確認すると、その残高証明書を林のもとに持参した。林は自分の会社を折口に売る気がなかったため、出資者(コリンシアンの買収者)がグッドウィルだということは極秘にされていた。その残高証明書で中澤は林からクリスタル株の90.92%を預かり、出資額に応じて約68%を折口に渡したのだ。つまり、エビなしでタイを山分けにした。



だが、報酬は莫大だった。コリンシアンの管理者だった中澤にはおよそ180億円。林、折口をつないだ緋田、松井にはそれぞれ100億円の報酬が支払われた。緋田が言うとおり、「金持ちと金持ちをつなげた」だけで無から有を生む手品だった。



しかしこの単純な買収スキームにはまだからくりが残されている。



折口に渡った以外のクリスタル株23%はどこに行ったのか。国税当局はそこに強い関心を示している。鍵はM&Aが成立した時点で、折口と中澤が交わした密約にある。残りの23%は後日、折口が全株買い取るという密約があったらしい。しかし、グッドウィル・グループが崩壊し、折口も会長を辞任して渡米、密約は反故にされた。困ったのは中澤である。株式を折口に買い取らせて仲介料180億円の税金を支払う算段をしていたからだ。中澤は23%のうち、20%を譲り受け、残りを緋田、松井に均等に分けたという。



税金対策を含めクリスタル(後にグッドウィル・プレミア)株の処理に困った中澤に、入れ知恵をしたのが投資家、鬼頭和孝だ。鬼頭が香港に持つペーパーカンパニー(鬼頭はダミー会社を30社余り所有)に対し、中澤は時価の100分の1にも満たない1億円で売却、その会社の名義として税金を逃れようとした。



それを突き止めた国税当局は鬼頭に事情聴取した。脱税幇助の罪を問われることを恐れた鬼頭は、自らの関与を全面的に否定している。中澤も「脱税の意図はなかった」と全面否定の構えのようだ。が、特捜部は脱税で起訴に持ち込めると見る。



株式市場を無法地帯としてきた中澤、鬼頭らの「宴の終わり」は近い。残された密室の2人、緋田と松井はどうなるのか。せしめた各100億円は投資の失敗で跡形もない。国税当局の見解は修正申告とのこと。根はまだ残る。(敬称略)

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事件の全貌がわかりやすくなると思うので2008年12月号の記事も下記に転載する。

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折口雅博「消えた380億円」の謎に査察

『FACTA 2008年12月号』より

http://facta.co.jp/article/200907046.html





規制緩和を追い風に「人材派遣」と「介護」で時代の寵児となったが、2007年以降、数々の違法行為を指摘されてグッドウィル・グループ(現ラディアホールディングス)の経営から離れ、今はニューヨークで逼塞している折口雅博・前会長の周辺がにわかに騒がしい。



今度は、一世一代の大博打といわれた人材派遣最大手、クリスタルグループ買収に関する疑惑である。06年10月、約5千億円の売上高を誇るクリスタルを買収するファンドが立ち上がり、グッドウィルが883億円(約75%)、他の投資家が303億円(約25%)を出資した。



その後、クリスタルのオーナー、林純一に渡った買収資金は500億円であることが判明、差額の686億円を手に入れた「グッドウィル以外の出資者」に関心が集まった。



出資分を差し引くと、単純計算で383億円のもうけ。「濡れ手で粟」とはこのことか――。



国税当局はこの“浮利”を見逃さなかった。クリスタル買収ファンドを立ち上げた公認会計士の中澤秀夫に脱税の疑いがあるとして、東京国税局は10月16日、強制調査(査察)に着手した。





密室M&Aに加わった面々



大阪市中央区に公認会計士事務所を置き、東京でも港区にファンド関連の事務所を構える中澤は、ワールド創業者のひとり、畑崎廣敏をはじめとする富裕層に人脈を持ち、M&A(企業の合併・買収)などに精通する公認会計士として知られる。



人脈や知識だけでなく、リスクを恐れずに業績不振企業の資金調達にかかわる“度胸”もある。京都に本社を置き、違法派遣の摘発には子会社をつぶして対処、そのために100社以上のグループ企業を抱えるなど確信犯の林が、会社売却を考えた際、人を介して大阪の中澤に話が持ち込まれるのはごく自然だった。



林には条件があったという。



「同業者には売らないこと」



クリスタルの事業価値を最も知る人材派遣業者への売却を禁じた林の真意は、林が一度も口を開いたことがないので不明。ただ、プロの中澤は一計を案じる。ファンドによる購入、それも二つのファンドを介してグッドウィルの痕跡を消した。



買収ファンドへの883億円(75%)の出資とはそういう意味である。まず883億円を投じて「人材サービスファンド」を立ち上げ、そこが買収ファンドの「コリンシアン投資事業有限責任組合」を通じてクリスタルを買収した。では、「濡れ手に粟」の出資者とは誰なのか。



この不可解な買収劇が報じられた(本誌07年8月号)前後から、本誌は大阪と東京の中澤事務所に取材依頼を続けたが、返事はなかった。代わりに、緋田将士というキーマンに行き着いた。



ファンド関係者の証言――。



「広島の呉の出身で、20歳のころから港湾荷役などの人材派遣をやっていた。そのさばきのうまさと度胸のよさが気に入られて林さんにかわいがられ、関西で仕事をするようになった。グッドウィルによるクリスタル買収は、林さんの意向を受けた緋田氏が、旧知の松井(章圭)氏に相談して始まったもの。このM&Aを機に彼は衣料、飲食、不動産、投資などの事業を本格展開していった。まだ30歳と若く、これから大きく成長すると思う」



緋田がM&Aの仲介者で、買収ファンドの出資者であることは間違いないようだ。買収後の06年11月、緋田はUAコンサルティングを設立、これを核にUA(ユナイテッドエイジア)グループとして、各種事業に進出した。緋田と「飲み友だち」だという若手ベンチャー経営者の緋田評が興味深い。



「度胸がよくてカネ払いがいい。芸能人とのつきあいもあるし、よく遊ぶ。買収ファンドへの出資では、相当儲けたようで、その年の暮れに六本木で開いたクリスマスパーティーは、ド派手だったね。ただビジネスはしっかりしている。浮ついてもいない。投資で儲けるつもりはないと、実業に力を入れている」



その緋田の知人が、空手の極真会館を率いる松井章圭館長である。松井は、極真空手を世界に広めた大山倍達の後継者として各界に幅広い人脈を持つ。折口は松井人脈のひとりであり、青少年の空手道選手権などでグッドウィルは極真会館の協賛企業となっていた。









5千億円企業のM&Aは、林―緋田―松井―折口という人脈のなか、“密室”で行われた印象が強い。同業への直接売却はイヤ、という林の意向を尊重すればそうなるわけで、松井も本誌には「出資者のひとり」と認めたが、その他の出資者については口を閉ざし、容易に浮かび上がってこない。



では、国税が緋田や松井といった出資者ではなく、M&Aのスキームを描いた中澤に査察を入れたのはなぜか。



「中澤はもちろん“右腕”とされる鬼頭和孝も、香港やシンガポールにファンドを持ち、資産家のカネを運用している。彼らが手がけたのはクリスタル買収だけではない。千年の杜(現東邦グローバルアソシエイツ)、トランスデジタル、ビービーネットなどの上場企業の資金調達や経営にも関与している。そうしたカネの流れの総体を押さえるには、中澤から入るのが適当だったのだろう」(中澤の周辺関係者)





暗躍する「慶応コンビ」



鬼頭もまだ34歳と若く、クリスタル買収への関与は、緋田同様、飛躍のチャンスをもたらした。



前号で記したように、07年3月、新株予約権(MSワラント)を引き受けることにより、トランスデジタルを傘下に収め、同時期に千年の杜でもファンドを通じて、実質的に支配している。



両社買収におけるパートナーは、中澤というより慶応大学の先輩で、業績不振企業の資金調達を軸にした錬金術では有数の“実績”を持つ黒木正博(旧リキッドオーディオ・ジャパンのオーナー)だった。



離合集散の激しい彼らの人間関係を追うのは容易ではないし、その時々の利害でくっついているだけだから、探ってもあまり意味はない。査察を受けた中澤はこうボヤいているという。



脱税なんてとんでもない。鬼頭に資金の処理を任せていたらチャンとしていなかっただけ。たまり(隠匿したカネ)はないし、逆に買収ファンドの出資者から受け取っていない報酬がある……。



グッドウィルへの売却を知ったクリスタルの林オーナーは烈火のごとく怒り、それを鎮めるために折口は「退職慰労金」を名目に30億円を支払い、それを国税は高額すぎるとして課税処分している。



なぜ折口は法外な利益が緋田や松井など「他の出資者」に発生するスキームを容認し、さらに林問題の解決に“身銭”を切ったのか。その理由として「不労所得が暴力団筋に流れ、表沙汰にしたくなかったからではないか」と国税は疑っている。徹底解明が求められる。(敬称略)

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先週開催された世界大会が感動的な大会だっただけに世界大会の盛り上がりに水を差すような松井館長の事件は甚だ残念な出来事である。
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