トラック野郎 菅原文太と愛川欣也 御用タレントだらけの現代日本芸能界の中で最後まで権力に尻尾を振らなかった漢たち


T野郎1 投稿者 nrgnrgyyuu


T野郎2 投稿者 nrgnrgyyuu

http://news.livedoor.com/article/detail/9548380/

集も明らかにBPOの対象だろう。

 いったいなぜこういうことが起きてしまったのか。

「例の自民党からの通達の影響です。公示期間中なので、選挙の争点に関わるような政治的な主張を取り上げると、後で何を言われるかわからないと、各局、びびってしまったんでしょう。ただ、日テレの場合はそれを利用した感じもしますね。読売はグループをあげて、安倍首相を応援していますから、通達を大義名分にして、自民党に不利になるような報道をやめさせたということでしょう」(民放関係者)

 しかも、この自主規制は翌日のワイドショーをみると、さらにひどいことになっていた。日本テレビ系の『スッキリ!!』や『情報ライブ ミヤネ屋!』が一切触れないのは予想していたが、TBS系の『ひるおび!』でも映画俳優としての足跡のみを特集し、政治活動については全く報道しなかったのだ。

「前日の夜に『NEWS23』と『報ステ』が『菅原文太の死を政治利用している』『反戦プロパガンダだ』と大炎上したんです。抗議も殺到したらしい。それでTBSはビビったのかもしれません」(前出・民放関係者)

 驚いたことに、テレビの世界では「護憲」「反戦」がタブーになっているらしい。いっておくが現時点では日本国憲法が日本の最高法規であり、戦争に反対するというのは大多数の国民の願いでもある。ところが、それを軽視することがタブーになるならまだしも、逆に尊重することがタブーになってしまっているのである。

 おそらく、こうした状況に一番、無念な思いをしているのは当の菅原だろう。強いものにすり寄ることしかしないこの国のヘタレマスコミによって、命をすり減らしながら叫んだ言葉が葬り去られてしまったのだから。

 だったら、その無念の何百分の一でも晴らすために、最後に菅原が雑誌の対談やインタビューで語った発言を紹介しておこう。

「憲法は変えたらダメだと思っている。戦後68年間、日本がどこの国とも戦争をしないで経済を発展してこれたのは。憲法九条のおかげだよ。九条は世界に誇れる日本だけが持っている宝ですよ。」(カタログハウス「通販生活」)

「戦争を知らないバカどもが『軍備をぴっちり整えなくちゃダメだ』とか言いはじめている。そういう国情って、まったく危ういですよね。それを防ぐためにはやっぱり、筋金入りの反戦家が増えてこないといけないし、それが大きな力になると思うんです。」(小学館「本の窓」2012年9・10月号)

「安倍さんの本当の狙いも集団的自衛権というより、その上の憲法を変えることにあるのかと思うのだけど(中略)拳を振り上げ、憲法改正を煽りたてる人たちは、いざとなったとき戦場には行かない人たちじゃないですか。
 出て行くのは無辜の民衆だけで、その結果、沖縄戦で二〇万人。広島と長崎で三〇万人、戦地では何百万人とも言われる有為の青年たちが命を落とした。それを繰り返すのではあまりに情けない。」(「本の窓」2013年6月号)

「安倍首相が『日本人は中国で何も悪いことをしていない』というようなことを言ってるんだから。(中略)日本はドイツと違ってすぐに過去を忘れて、ニワカ民主主義者が反省もなく生まれて、戦後ずっと来てしまったじゃないですか。上がそうだから、若い連中まで『虐殺はなかった』なんて言ってる。なぜ謝罪をしないのだろうか?」(「本の窓」2013年7月号)

「まさに戦争を知らない安倍、麻生、石破の内閣トリオは異様な顔ぶれだね。この異様さに、国民も、マスコミも、もっと敏感になってほしいよ」(「本の窓」2013年12月号)

「平和憲法によって国民の生命を守ってきた日本はいま、道を誤るかどうかの瀬戸際にあるのです。真珠湾攻撃に猛進したころと大差ありません。」(「日刊ゲンダイ」2013年8月29日号)

 おそらく、これから先、日本は菅原が危惧した方向にどんどん向かっていくだろう。国民がそれに抗することができるかどうかはわからないが、少なくとも菅原文太という俳優が最後まで警鐘を鳴らし続けたことは心に刻んでおきたい。
(野尻民夫)

http://blog.goo.ne.jp/kimito39/e/8bc9bf39708aa4f572853ca367ec506b


キンキン愛川欽也さん死去、平和愛し!戦争をしない、平和憲法を守るってテレビが、どこもないから、おれが

2015-04-17 18:13:07 | ニュース


キンキン愛川欽也さん死去、平和愛し!

戦争をしない、平和憲法を守るって

テレビが、どこもないから、

おれがやってるんだ!

東京新聞の読者の数が

平和の数だって言っていいよ!



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東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015041790140126.html

「憲法を守って戦争しない街と、そんな人間が残ったら。おれはそれにロマンを感じる」。

憲法と平和の話になると止まらない。

インタビューの時間がなくなると冷や汗をかいたが、本紙を評してキンキンに言われた言葉は忘れない。

「東京新聞の読者の数が平和の数だって言っていいよ」

東京・巣鴨に生まれ、下町を愛した。心に秘めた強烈なまでの平和への執念。

その原点は、故郷を空襲で焼かれ、親類を頼って秋田や茨城などの疎開先を転々とした子ども時代にある。

戦後五年たってようやく東京に戻れた。中学の恩師が新憲法を教えてくれたという。

「日本はこれだけの犠牲を払って近隣諸国に迷惑をかけて、平和国家として道を決めたな、と思った」。

だから改憲の動きには怒りを隠さない。

「戦争があれば街は壊れる。東京が世界に冠たる平和な都市、戦争をしない都市になるには、憲法を変えないこと。

そのために、町じゅうの道を『平和憲法通り』って名前にしたらいいんだ」

 「憲法を守って戦争しない街と、そんな人間が残ったら。おれはそれにロマンを感じる」。

憲法と平和の話になると止まらない。インタビューの時間がなくなると冷や汗をかいたが、本紙を評してキンキンに言われた言葉は忘れない。

「東京新聞の読者の数が平和の数だって言っていいよ」

 本紙連載の「わが街わが友」の最終回では「また、強い国の夢をみる人が増えてきたような気がする。

マスコミがもう一度軍靴の行進に旗を振ったり、提灯(ちょうちん)を灯(とも)したりしたらこの半世紀は一体何だったのだろうと思う」と結んでいる。

 「アド街」放送千回の取材で、体調が悪いと聞いて心配していた。あの元気な声がもう聞けないのは寂しい。 (五十住和樹)

全文は下記に…

キンキン愛川欽也さん逝く!キンキンも戦争反対でした!肺がん隠し「アド街」司会/菅原文太とトラック野郎!


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愛川欽也さん死去 80歳 東京と平和愛し続け

東京新聞 2015年4月17日

 「キンキン」の愛称で親しまれた俳優でタレントの愛川欽也(あいかわきんや)

(本名井川敏明(いがわとしあき))さんが十五日午前五時十一分、肺がんのため東京都内の自宅で死去した。

八十歳。東京都出身。葬儀・告別式は近親者で行った。

 俳優座養成所などを経て、声優として多くの外国ドラマや映画の吹き替えを担当。

一九七〇年代にTBSの深夜ラジオ「パック・イン・ミュージック」に出演し、人気を集めた。

 軽妙な語り口でワイドショー「11PM」や「なるほど!ザ・ワールド」などの司会者として活躍。

 七五年に始まった映画「トラック野郎」シリーズでは、菅原文太さん扮(ふん)する主人公桃次郎の相棒で「やもめのジョナサン」こと金造を演じ、当たり役となった。

 九五年開始のバラエティー番組「出没!アド街ック天国」の司会を長年担当。「情報テレビ番組の最高齢の現役司会者」としてギネス世界記録に認定され、通算千回となる今年三月の放送で降板した。

 二〇〇〇年からは「キンキン塾」を開いて若手に演技を指導したほか、舞台の劇作や演出も手掛けた。テレビの二時間ドラマでも人気シリーズを持ち、親しまれた。

 七八年にタレントのうつみ宮土理さんと結婚、おしどり夫婦として知られた。
     ◇
 本紙で、二〇〇二年七月から十二月にかけて夕刊の「放射線」(現「紙つぶて」)を、〇六年十二月に朝刊の「わが街わが友」をそれぞれ執筆した。

◆「アド街」司会1000回

<評伝> 「戦争をしない、平和憲法を守るってテレビがどこもないから、おれがやってるんだ」。テレビでおなじみの笑顔の「キンキン」でなく、怒鳴るような口調でぎょっとした。

二〇一四年九月に、愛川欽也さんにインタビューした時のこと。七十代後半で始めたインターネットテレビの目的をこう語った。

 大ヒット映画「トラック野郎」シリーズの企画を東映に持ち込み、菅原文太さんと共演した。

深夜テレビ「11PM」の司会や、深夜ラジオ「パック・イン・ミュージック」のパーソナリティーのほか、俳優、声優、エッセイストなど、マルチタレントとしてテレビやラジオ、映画などでファンの心をつかんだ。

 東京・巣鴨に生まれ、下町を愛した。心に秘めた強烈なまでの平和への執念。その原点は、故郷を空襲で焼かれ、親類を頼って秋田や茨城などの疎開先を転々とした子ども時代にある。

 戦後五年たってようやく東京に戻れた。中学の恩師が新憲法を教えてくれたという。

「日本はこれだけの犠牲を払って近隣諸国に迷惑をかけて、平和国家として道を決めたな、と思った」。

だから改憲の動きには怒りを隠さない。「戦争があれば街は壊れる。東京が世界に冠たる平和な都市、戦争をしない都市になるには、憲法を変えないこと。そのために、町じゅうの道を『平和憲法通り』って名前にしたらいいんだ」

 「憲法を守って戦争しない街と、そんな人間が残ったら。おれはそれにロマンを感じる」。

憲法と平和の話になると止まらない。インタビューの時間がなくなると冷や汗をかいたが、本紙を評してキンキンに言われた言葉は忘れない。

「東京新聞の読者の数が平和の数だって言っていいよ」

 本紙連載の「わが街わが友」の最終回では「また、強い国の夢をみる人が増えてきたような気がする。マスコミがもう一度軍靴の行進に旗を振ったり、提灯(ちょうちん)を灯(とも)したりしたらこの半世紀は一体何だったのだろうと思う」と結んでいる。

 「アド街」放送千回の取材で、体調が悪いと聞いて心配していた。あの元気な声がもう聞けないのは寂しい。 (五十住和樹)

(東京新聞)より
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015041790140126.html

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政治家に告ぐ!菅原文太氏の遺言!政治の役割=絶対に戦争をしないこと、国民を飢えさせないこと!



菅原文太/沖縄の風土も本土の風土も、海も山も空気も風も、すべて国家のものではありません、そこに住んでいる人たちのものです



太田光「まず安倍って言うバカ野郎は」沖縄は日本ですよ!何で日本を守らないの?あのバカは!爆笑問題の日曜サンデー!


天皇陛下、11才疎開先、なぜ日本は特攻隊戦法を、とらなければならないの?貴方は陛下を支持、安倍を支持? 天皇陛下、平和国家建設の思い!選挙で、あなたは安倍政権派に入れたの?平和より、戦争が好きなんですか!



渡辺謙、脱原発【ダボス会議スピーチ全文】報じたのは、東京新聞だけだった!必読、拡散希望…


原発推進は愛国者ではない!原発は自国にのみ向けられた核兵器です!河合弁護士インタビュー:岩上安身氏/ 高浜原発再稼働差し止め仮処分!原子力ムラからお金をもらっている連中は原発推進。本当にあなた方は愛国者なのか? と聞きたい。


安倍晋三、日本財閥失墜!アジアインフラ投資銀行に乗り遅れ大失態 「軍国主義の日本の策略」世界から孤立!戦後70年にわたる「戦争放棄」の日本から、戦争する日本、すなわち軍国主義の日本にさせる。軍事国家として21世紀を生き延びようと考えたのだ。

火山大噴火!M9巨大地震から4年以内に、過去の確率は6分の6!東日本の火山一斉噴火準備、東日本大地震に続く列島大地動乱!

2015年に大地震は発生する!当たる予言者・科学者たちの見解を一挙紹介!富士山大噴火も…!日本列島大地動乱、関東大地震、東南海、富士山、桜島など!千年前の平安の地震、噴火大災害に似ている!

http://blog.livedoor.jp/shunzo480707/archives/4786379.html


在りし日の「昭和」を偲ぶ
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僕らの世代はいつもカッコイイ文太兄ぃに憧れていた。そして兄貴は常に「正義」とはなにかを僕たちに教えてくれていたのだった。

とくに、

彼が嫌ったのは衆をたのんでわがままにふるまう卑怯者、そして「うそつき」であった。

若い世代は知らないと思うが、れいの「仁義なき戦い」で、卑怯者の典型として描かれていた「山守」と言う奴に、一人で立ち向かう文太兄ぃに「僕らの若いとき」はしびれたものだった。

そして

それから40年以上も経とうとしている今年2014年、つい先月のはじめ、再び彼にしびれたのを「僕は」鮮明に覚えている。

僕もあんな風に齢を取りたいとつくづく思ったものだった。しかし、、、もういうまい、いっても仕方がない、ぐすん


おもえばついこないだ、

兄貴は「山守さん、弾はまだ残っとるがよ。一発残っとるがよぅ」という映画でのセリフをなぞりながら、卑怯でうそつきの現沖縄知事をさして、

「仲井真さん、弾はまだ一発残っとるがよぅ」

、、、と野太い声で吠えたばかりであった。

齢80を超えたといえども菅原文太兄貴のドス効いた声と決め台詞は、巨大な力になびいた卑怯な仲井間とそれにつらなる者どもを「さぞ」震えさせ、縮み上がらせたことであろう。

そして、

巨大な敵に立ち向かう僕を含めた立場の弱い者たちをどれだけ勇気づけたことか、、、計り知れない。

もちろん、

具体的には文太兄ぃは「本土の政府と仲井真知事は、まさに戦争が起きること、戦争をすることを前提に沖縄を考えていた」としたうえで、「(知事は)今、最も危険な政権と手を結んだ。沖縄の人々を裏切り、公約を反故にして、辺野古を売り渡した」と仲井真知事と安倍政権を喝破したものであった。

だけれども、

そうした理屈を超えて、彼が件の一言で凄味を利かすと会場は割れんばかりの拍手に覆われ、応援を受けた翁長候補自身も「学生時代に勇気と希望を貰った菅原文太さんからこんなエールを頂けるとは、、、」と感動していたのである。

当然

文太兄ぃも、、、、健さんも、そしてあの寅さんも、スクリーンの人であり、山田洋次や深作欽二が作り上げたキャラクターなのだが、彼らは演技を超えてそれを己の生き方で体現していたからこそ、大衆に根強い人気があったのだ。

所詮映画だから云々、、、とかいうのは野暮の極みである。


ちなみに

僕は彼らに共通しているのは女性にはさりげなく装いしかし優しく深い「愛」を静かに持っているところだと今も思っている。

ある時はお龍さんに、ある時は「さくら」にそして「リリー」に、さらには島田洋子や片平なぎさ、夏目雅子らに注ぐ深い愛情、切ない、かなわぬ恋、、、などなど、常に極道で乱暴な男でありながら女性にはとても優しくとても「弱い?」、、、けれども、、、とても暖かい、、、そんな気がしてならないのだ。

それは、

おそらく「昭和の男」にしか分からない、アナログでダサい、しかし、限りなくカッコイイ!ものなのである。

古い奴だと笑わば笑え、誰が何と言っても「昭和残侠伝」や「仁義なき戦い」、「フーテンの寅」以上に映画館の暗闇で心が動いた映画はないのである!!

寅さん、健さん、文太兄い、、、、俺ももうすぐ逝くからまっててくれ~っ。

タグ :
渥美清
高倉健
菅原文太

http://blog.livedoor.jp/shunzo480707/archives/4858336.html


戦後の景色がまた消えていく
toppugazou
文太兄いがなくなったときも悲しかったが、その相棒役であったキンキンが逝ったのも悔しい。。。。。

それというのも

僕が「昭和」の日本の映画に拘っているのは、一応世間からは無頼とされてはいるが、例の寅さんにしてもトラック野郎にしても映画の主人公たちを、何気なく漂う下町の人情が彼らを包み込んでいた、、、そんな「景色」が大好きだったからである。

いうまでもなく

ストーリィは単純であり、「芸術」などという嘘くさいものとは無縁な映画なのかもしれないが、野放図な正義感「のようなもの」の根底に、多少の波風はあるものの、どこか間抜けでのどかな庶民の暮らしがされげなく描かれていたことに今更ながら感銘するのである。

それは

戦後にずっと流れてきた「平和な日常、暮らし」という社会があったからであるとおもうのだ。いま当たり前で空気のように感じて忘れている「平和な暮らし」という大前提が下町の人情を豊かにし、すこし世間とズレた人々をも許容していたのだと考える。交通事故はあったとしても、すくなくとも「戦争」でヒトが死んだり傷ついたりすることがない社会の有難味、それなのだ。

つまり

渥美清にしても菅原文太にしても愛川欣也にしても、、、、根底には頑固で徹底した反戦への想いが流れていたのだと思われてならない。

それゆえに

軽妙に、すこし粗野ではあるが、しかし「絶対に戦争はダメ」というかたくなな信念が特に愛川欣也には強くあったから、晩年「あれほどの」しゃべりの天才、戦後のテレビ文化の一翼を背負ってきたかれですら、すこしだけ出番が少なくなってきていたのではないか「とも」思われる。

しかも

「テレビ」を知り尽くしているプロで絶妙なバランス感覚感覚がありながらも、基本には「戦争だけは絶対だめだ」という思いが強すぎて、CSなどで多少過激な政治的発言をして発散していたせいかなんとなく大手テレビ局自体が「意味もなく」畏がって彼を疎んじてきたきらいがあった「ような」気すらするのである。

つまり

今話題の自民党になどによる地上波テレビ局へのプレッシャーにマスコミ自体が権力の意図を忖度し、委縮していくプロセスが、「何となくストレートに」モノを言いそうなタレントを遠ざけていく傾向にあることにつながっているようなきがしてならないからなのだ。

そんなとき、

その反戦の意識が特につよかったキンキンが逝ってしまったのである。


ちなみに

左だと反日だとかそういう問題ではない。れっきとした保守の古い政治家や俳優タレント、さらには遺族会の人ですら、「ふたたび戦争だけは絶対あってはならい」と言っているのだ。

それゆえ

今の安倍政権の強引な右傾化政策に異を唱えているものも多い。

しかし

昭和の「戦後」の、「あの」固い反省となんとなしのあたらしい高揚感に満ちた「空気」を体験している人が少なくなって、そんな「発言者」も歯が欠けるようにだんだんなくなっていくのが残念でならない。


もちろん

そんな能書きはさておいて、、、、いまは、こころから愛川欣也の死を悼むしかないだろう、、、、合掌。

タグ :
菅原文太
愛川欣也




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トラック野郎 爆走一番星   (1975・東映東京)
■ジャンル: コメディ
■収録時間: 96分

■スタッフ
監督 : 鈴木則文
脚本 : 鈴木則文 / 澤井信一郎
撮影 : 飯村雅彦
音楽 : 木下忠司

■キャスト
菅原文太(一番星・星桃次郎)
愛川欽也(やもめのジョナサン・松下金造)
あべ静江(高見沢瑛子)
田中邦衛(ボルサリーノ2)
加茂さくら(杉本千秋)
夏八木勲(片岡光二)
春川ますみ(松下君江)



よぉ~し!いくぞ!今日からオマエはスマタ三四郎だぁ!トラック野郎シリーズ最強に下品と言われた本作の下品さと、父子のお涙頂戴のギャップに酔いしれろ!このチンケな熱さがいつのまにか心地良くなるはず!オレも惚れたぜ!わずか一分も登場しないスマタ三四郎!トルコの帝王の勇姿に!


■あらすじ


日本全国を縦断する長距離トラックの運転手・星桃次郎(菅原文太)が、今回は相棒のやもめのジョナサン(愛川欽也)と播磨、長崎を突っ走る。そして、播磨のドライブインでウェイトレスの女子大生・瑛子(あべ静江)に一目惚れする桃次郎。一方、ジョナサンの勘違いからバキュームカーの運転手・千秋(加茂さくら)に惚れられてしまうのだが、どうなることやら?1975年の年の瀬に公開された『トラック野郎』シリーズ第ニ弾。


■ここまで下品ならば、もう楽しむしかないだろ?


オトコなら!これだろ!?予想外の大ヒットに便乗して作られた第二弾は『爆走一番星』!とにかく勢いで突っ切るトラック野郎だが、今回はちょっと失速ギミ!恐らく前回のWマドンナに対して今回はあべ静江のみという点もだろうが、それ以上に下品ギャグはフルスロットルなのだが、エロネタがいまいちだった点が大きいのだろう。

それにしても前半は超イケイケなんだけどなぁ。後半は東映的チンケなお涙頂戴のつるべ打ちでちょっとノリきれんなオレには。バカと涙を4:1くらいでお願いしたいよ。則文よぉ。まあ今さら遅いが。やっぱり東映はエロなんだよエロッ!


■ナオコ先生の大きな御口



「よっ!いい声してるね先生!顔もイカしてるね先生!だけど処女じゃありませんね」

スーパー級につまんねえオープニング・ギャグは研ナオコと共に始まる。彼女は修学旅行の先生に扮してるのだが、そのバスの背後に迫る桃次郎とジョナサンが、無線機のボリュームをフルにしてからかいはじめる。エロねたなんだが、なぜか妙に爽やかなオープニング。

「失礼しました。ただいまのは新設した無線機のテストでした。お詫びにリクエストお受けします」

の桃次郎の声に対して、バスの窓から顔を出した女子高生たちは「心のこり」をリクエストする!そして、「わたしばかよね~おばかさんよね~」となんと無線機のマイクを通して交互に歌いあうのだ!さすがのオレも震えたね!さすが桃さん!一瞬にして女子高生とナオコ先生を手なずけるこの竿師ぶりが!憎いねっ!


■トルコの帝王・スマタ三四郎推参!じゅんこと共に



「へへへ~~あほやなぁ~じゅんこ~パパ運転しにくいやないかぁ~(ブチュ~~)」

山城新伍グッジョ~ブ!いいねえこのエロぶり。ダッチワイフの名前がじゅんこ。しかも女子高生の制服着せて運転しながらバックで抱いてるし。そして、コイツの名はスマタ三四郎。しかも漢字で書くと須間田らしいこのつまんねえ念の入れよう。しかも通称トルコの帝王である。

そう!男ならスマタで二重の涙を流して見やがれ!

「さすらいのダッチウォーカー」山城新伍級の役者がココまでするから価値があんだよ~。楽しそうだよなァ~このエロ。さすがトラック野郎はオヤジたちのロマンだ!オレもいつまでもトラック野郎で燃えることが出来る男でいたいよな。


■東映トルコ・ガール



う~ん。今回はちょっと物足りんよなァ~。東映トルコ・ガール(叶優子、城恵美、相川圭子)達が、裸で桃さんと鯛のお造り食べながらだべってるのはいいんだが・・・やっぱ「一発やるかぁ~」がないとなぁ。実質ここからエロねたは失速の一途を辿っていくのである。

しかし、この雰囲気懐かしいよなァ~。シドニーのヒモ生活を思い出すよなァ~。よくこんな感じで、ダラダラだべってたよなァ~。ホンマ男は、女に囲まれてこそ花って時もあるんだぜ。わかんねえヤツにはわかんねえだろうが、金髪女に囲まれて半年生活してたら絶対この意味分かるはず。つまり男はチンケでバカな生き物ということ。

しかし由利徹のセリフ回しいいよなぁ~。胡散臭さ満点に「この見合い写真をみればぁ・・・オナシス未亡人もクジラのしおふきぃ ぴっ~ぴとぉ~いぐよぉ~」


■バキュームカーとやはり登場アカふん一丁



バキュームカーで登場するは宝塚歌劇団を1971年に退団したばかりの雰囲気が有馬稲子的な加茂さくら(1937- )。隣に控えるはラビット関根!このコンビなかなかいいのだがネタがかなりキタナイ。特にバキューム放出ネタは、マジでひいたね。加茂さくらファンの天皇陛下はこのシーンを天皇一家で見ているはずだ!黄金水にまみれる加茂さくら!その点においてはグッジョブ!

しかし、「スマタ三四郎」に対しての天皇陛下のリアクションはどうだったんだろうか?さすが文太兄ィの出る映画は「太陽を盗んだ男」といい伊達じゃねえな!しかし、このアカふん姿。狙ってるとしか言いようの無い確信的なショットだね。そのあと会話で乳繰り合う桃さんと加茂さくらが最高に色っぽくて笑える。

しかし、ジョナサン!スマタ三四郎を加茂さくらのお見合いの相手として紹介しちゃいかんだろう。


■桃次郎には「人間失格」よりも「オナニー女子大生」が似合う



やはり一作目の神業女性陣に比べたら本作のあべ静江(1951- )は清純すぎるよなぁ~。オレならばここで梶芽衣子あたりだと泣けたんだけどなぁ~。太宰治ネタでかなり引っ張るのだが、どうもネタがトラック野郎にはかみ合ってないよなァ~。しかもこれって『男はつらいよ・葛飾立志篇』(1975)をもろに意識してるね。

あっちも寅さんが学問に目覚めるというネタだから。さすが東映らしく松竹が嫌がるようにネタをバッティングさせたんだろうけど、どうせやるならあべ静江は先生で、スマタ三四郎に風呂場を覗かせたりとか、授業に参加して落としたチョークを拾う後姿がパンチラとかそこまで茶化してほしかったよな。

しかし、鶴光がエロ雑誌を売る姿は、グッジョブだった。


■三原葉子。わずか一秒の出演!



毎回登場する桃次郎のライバルだが、今回のライバル・ボルサリーノ2に扮するのは田中邦衛(1932- )。アラン・ドロンやジャン・ポール・ベルモンドの主演作の出で立ちで登場するのだが、邦衛の『仁義なき戦い』イメージとのギャップが楽しめる。

さらにボルサリーノと桃さんがトラックで競い合うシーンに一瞬すれ違う車の中に大泉滉となんと三原葉子(1933- )が登場するのである。しかもこんな表情で!わずか1、2秒の出演だが、豪華というか?成れの果てというか?なんとも複雑に笑えない一瞬だった。

ボルサリーノとの乱闘シーンで、マムシグロンAを唐突に滋養補給する桃さん。演出は荒いがネタが細かいのが則文節の特徴なのだ。笑えなくてもとりあえずつめとけや!的発想がコイツの持ち味。


■なんと!ジョナサンの奥さんと桃さんが!



オレ的になかなかお気に入りのシーンがこれ!桃さんが瑛子さんにプロポーズする予行練習をするためにジョナサンの奥さんを実験台に、ジョナサンの演出の下で即席台本にそって練習するシーン。そして、勢いあまって2人が熱烈なキスをしてしまうこのシーン。2人ともジョナサンの存在なぞ忘れてキスにのめりこみうっとりするその姿が素晴らしすぎ!

しかし、結果的に桃さんは瑛子にふられるんだが、この瑛子が選ぶ男が夏八木勲演じる義理の兄。つまり自分の姉の元夫なのだが、なんかイタリア映画じゃないか?この展開。夏八木の元嫁は銀座のクラブのママ。そして、その妹と密通し結婚するこの男。これだけで、東映で番外編作れたよな。

この作品も1976年度邦画興行成績第7位(7億7700万円)を記録する大ヒットを記録した。しかし、心残りは当たり屋オヤジを織本順吉が演じていたが、このときだからこそ加藤武にやってもらいたかった。コレ可能にしてたら間違いなく則文は神だったね!文太兄ィと加藤=打本の掛け合いをトラック野郎で観たかったよなぁ。

- 2007年9月2日 -

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トラック野郎 御意見無用   (1975・東映東京)
■ジャンル: コメディ
■収録時間: 98分

■スタッフ
監督 : 鈴木則文
脚本 : 鈴木則文 / 澤井信一郎
撮影 : 仲沢半次郎
音楽 : 木下忠司

■キャスト
菅原文太(一番星・星桃次郎)
愛川欽也(やもめのジョナサン・松下金造)
夏純子(モナリザのお京)
中島ゆたか(洋子)
佐藤允(関門のドラゴン)
芹明香(リリイ)
春川ますみ(松下君江)



「芸術、芸術って堅苦しいヤツ。つまんねえよな!男なら芹明香を選びたい夜もあるよな?」芹明香、夏純子様、しかも中島ゆたかまで出ているこの東映らしいベタネタで笑う夜も必要なもんだぜ。ビール片手につっこみどころにつっこんで見ろ!70年代の熱気がそこにある!夏純子様の胸元に勃起して、文太兄ィの赤フン姿に萎えさせられる寸止めの喜びかなりクセになるはず!


■あらすじ


日本全国を縦断する長距離トラックの運転手・星桃次郎(菅原文太)は今日も相棒のやもめのジョナサン(愛川欽也)と東北を突っ走る。そして、盛岡のドライブインでウェイトレスの洋子(中島ゆたか)に一目惚れする桃次郎。喧嘩とワッパの扱いは誰にも負けないが、女にはからっきし弱い桃次郎が、果敢に洋子にアプローチするのだが、さてどうなることやら。記念すべき『トラック野郎』シリーズ第一弾。


■70年代生まれのヤツラ!女も男もあつくなれ!



はっきり言っておこう。オレは『トラック野郎』をいろいろこねくり回して、ここにこういうメッセージが込められてるとかつまらん与太話をするつもりはない。オレはなぜこのシリーズを愛すか?それを伝えたいだけだ。そんなアツキバカ心でこのページは作成されています。

『仁義なき戦い』シリーズで日本中のやくざの心をつかんだ男が、日本中のトラック野郎の心をつかんでしまった記念碑的作品がこれだ!そして、今や時代は一巡し、1970年代に生まれたヤツラの心をつかみつつあるこのトラック野郎シリーズを語らずにして日本映画を語るべからず!

このシリーズ、はっきり言って笑えねえヤツラもたんまり登場するが、当時イカツさ日本一だった文太兄ィのコメディ・センスの良さが全てを帳消しにしてくれる!この男を自由に暴れさせ、新たな才能を昇華させた質より量で生きた男・鈴木則文!それはそれでオマエの生き方かっこよかったぜ!


■そう!オレは間違いなく芹明香から生まれた子供なんだぜ!



「ねえ~イチバンボシぃ~安くしとくから乗ってけれよぉ~。わたし昨日からあふれてんだぁ」

この人この当時からシャブ中でした。そう芹明香(1954- )。15歳で家出し、カラダを売ったりしながら東映の映画に出るまでになった彼女、この映画の1年後に覚醒剤で捕まってます。執行猶予付きで2ヶ月の拘置所生活を終え、娑婆に出てきたのも束の間。77年11月に覚醒剤で再逮捕され、さらに79年2月覚醒剤売買の容疑で3度目の逮捕までされながらもしぶとく生きている女。

オレは別にこういう類いの人間にシンパシーを感じたりするほど、女を知らない男じゃないが、このやる気のない「究極のダメ人間ぶり」が好きだ。決していい女優ともシャブ中はマグロなので抱きたいとも思わんが、コイツの「ダーク・サイド」が好きなのだ!

そして、もうひとり6号線のマリー(リリィの相棒)演じる小林千枝(1950- )の、ゼニを貰う時の手つきやこすっからしさや、渚まゆみに似た感じがとてもいいよな。


■始まりはいつもトルコ



「もう一発やるかァ?」

記念すべきオープニングを飾ってくれるのは、容赦ない文太兄ィの腰づかい。川崎のトルコ(あえて当時の通称で呼ぶとする)で、仕事の垢と魂の洗濯をする桃次郎。オレはもうこの今や廃墟と化し、幽霊が出そうなモーテル風の内装の胡散臭さに惹きつけられたね。もちろん何故か片隅にある氷の山とピンキーの洗剤にも・・・

それにしてもええよねぁ。東映トルコ・ガール(叶優子、城恵美、相川圭子)は。ボンド・ガールとはまた違ったこのバタ臭さがたまらんよ。寿司のぱくつき方一つとっても耳元の巻き毛一つとっても品がねぇ~し。


■昭和の男の粋な赤フン



トルコで精魂尽き果てストリップのテレビ中継?を見ながらトラックの住処で赤フン一丁でご満喫の桃さん。このダサイ赤フンを惜しげもなく披露する文太兄ィさすがに一流の役者は、弾ける時も違うよのぉ。

特に後半喧嘩別れしていたジョナサンと仲直りして、浜辺で水ぶっ掛け合ったり、相撲をとったり、恋人のように語り合ったり、間違いなくこのシーンの撮影中周辺住民は『薔薇族』の撮影だと勘違いしただろうな。でもオレはこのシーン好きだ。なんかこの真冬に撮影してるからだろうが、文太兄ィと欽也が間違いなくリミッター弾けてるから!


■オレならあの汗まみれの胸元で死ねるなら本望だね



ようっ!お京!おまえもたまにやらんと腰が重いだろ!

さすらいの童貞君!あんまり食ってばかりだと顔ばかり膨らんでポコチンしぼむよ!

とにかくいちいちセリフに歯切れのいいがらっぱち感がたまらない夏純子様(1949- )。その「すけべ!」と言い返す汗にまみれて働く美女純子様がみれるだけで、オレの目的はほぼ完遂したというわけだ。本当にこの人綺麗なだけじゃなく色んな顔を持つ女優さんだ。

例えばもう1人のマドンナ中島ゆたかも好きだが、彼女の演じる役柄はいつも一緒。しかし純子様は違う。しかし惜しむべくは東映だね。彼女に凄腕の演出家が目を向けていたならば、彼女の存在は相当に大きなものになっていただろう。この人は普通の女優と違う魅力があった。


■オレの永遠の偶像・中島ゆたか



泣いちゃうわよ。私・・・

しかし、中島ゆたか(1952- )。とてつもなく綺麗だよなあ。オレが中学生の頃『探偵物語』の再放送で見たその時からオレにとって中島ゆたかは夏樹陽子に並ぶ理想の美女だった。そして、いまだにオレのイメージはスチュワーデスといえば「中島ゆたか」か「稲森いずみ」っていうぐらいに別格美女の一人だ。しかし、芝居は若さ故ってのもあるんだろうが、ダメなんだよね。でもかわいいから許されるってモンだな。

しかし、どこまでもベタネタを連発する文太兄ィ。トラック野郎は必ずマドンナと出会う場所はトイレなのだが(もちろん男女共同)、そのトイレで遭遇した後に、彼女に見とれて水を飲もうとしたが、それが割りばし立てだったりと、東映ベタネタオンパレードに、爆笑してしまうオレ。

オレの笑いのセンス・・・どうなんだろうか?しかし、笑えるモンは笑えるんだからしょうがねぇ~よな。下半身と笑いの反応だけは、制御できるもんじゃなかろうし。

「金なんていくらあっても幸せになれねえよ!」桃次郎
「でもお金がなくて不幸せになる人もいるわよ」洋子
このやりとり何気にマジで印象深かったな。


■なんかオレは上品なレストランよりこっちが合うな



オレがシリーズ全体を通じてお気に入りのパターンは、桃さんがジョナサン一家と交流するシーンだ。このシーン文太兄ィの素の優しさがたくさん垣間見られてかなり良い。何気に子供に素麺すくってやったりする姿は、この作品以前の実録ヤクザ路線では見られなかった微笑ましさ。

やっぱり男は子供にやさしいオヤジじゃないといけないよな。しかし、このスイカ入りの素麺がすごく美味しそう。なんかこういう雰囲気の中でメシに触れ合うのってほんとに美味しいよな。オレは田舎モンだからよく分かるぜ!


■2時間3000円より。超デラックス回転ベッド



お京の兄貴・関門のドラゴン役で、佐藤充(1934- )が出演している。この様相いいよな。まさにブロンソンだぜ!しかしコイツが、洋子さんとモーテルに入っていったことに、金のために体を売ったんだと勘違いしショックを受ける桃さん。しかし、オメエもトルコかよってんじゃねえか?という「アンチ東映」な反論は野暮なので控えておこう。このあとに展開するドラゴンとの乱闘が超いい加減で面白い。

それにしても湯原昌幸の存在が実にうっとおしい。そのウケを狙ってるようなテレビ的なセンスの笑いのネタが笑えねえよな。しかも最後には夏純子様の愛を勝ち取ってしまうのである。オレは叫んだね「純子様!こんなダメ男(役柄)と結婚しても苦労するだけだぜ!」と。さらに夏夕介のウジウジ君ぶり。「おめえは黙ってマグロ漁船で消えてろ!」の一言で片付くダメ男ぶりである。

しかし、東北自動車道が全線開通していないこの時期に「盛岡-青森・下北」間の8時間の道のりを3時間で走りきることはどう考えても不可能だろう?と思いつつもそんなことどうでもいいなと思わせてくれる御意見無用ぶり!まさに「トラック野郎 御意見無用」である。


■男の本来あるべき姿・・・賢さよりも逞しさ



この作品の文太兄ィのジャンプスーツや腹巻にセッタルックがとにかくはまりまくっていた。基本的にこの作品(シリーズ)はバカ映画なのだが、その根底にあるのは、「男の魅力」である。桃次郎の単純で、直情径行型、でも好きな女性に対しては臆病になるその姿。ジョナサンと喧嘩もするが、仲直りすると後を引かないその心地良さ。

さらに自分が好きになった女性に「今にも別れそうになっている彼氏」がいると知るや、自分のことよりも女性のことを第一に考え、何よりも彼女が幸せになれるように尽くしてあげるこの男心。これが男の生き方じゃないんだろうか?

本当の男は、オレのオヤジもそうだが、汗水流して日焼けして男気一つで生きてる男こそが、男が惚れる男なんじゃないだろうか?おそらくそんな桃次郎の姿が根底にあったからこそ、オレのようなデコトラに全く興味のないヤツラも引き込むこのシリーズは驚異的な大ヒット・シリーズになったのだろう。

ここでオレのオヤジが美人だった頃の母を落とした一言を引用しよう「女は自分の幸せだけを考えて生きてりゃいいんだ」。う~ん。格好いいな。つまり男は女を幸せにするために存在してるんだ。今時の男の甘っちょろさだと、オレのオヤジにはかなわんと思うよ。そして桃さんにも。

本作は元々は菅原文太の大親友・愛川欽也が企画した単発作品だった。そのため低予算短期間で即席で作られたのだが、そんな本作が悦っちゃんの『帰って来た女必殺拳』と併映され、なんと1975年度邦画興行成績第8位(3億1900万円)を記録したことから、急遽シリーズ化されることになった。結果的に1979年まで全10作製作されることになった。

- 2007年8月31日 -

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トラック野郎 男一匹桃次郎   (1977・東映東京)
■ジャンル: コメディ
■収録時間: 104分

■スタッフ
監督 : 鈴木則文
脚本 : 鈴木則文 / 掛札昌裕
撮影 : 飯村雅彦
音楽 : 津島利章 / 木下忠司

■キャスト
菅原文太(一番星・星桃次郎)
愛川欽也(やもめのジョナサン・松下金造)
夏目雅子(小早川雅子)
若山富三郎(子連れ狼・袴田太一)
浜木綿子(袴田由紀/和代)
清水健太郎(村瀬)
春川ますみ(松下君江)



夏目雅子、若山富三郎登場!しかし、この作品からトラック野郎シリーズの勢いがなくなってくる。前作で炸裂したエロネタ&フェロモン女優も不発!トルコネタも不発!もはやトラック野郎シリーズの再興はあり得ないのか!?


■あらすじ


日本全国を縦断する長距離トラックの運転手・星桃次郎(菅原文太)は今日も相棒のやもめのジョナサン(愛川欽也)と熊本を突っ走る。しかし、熊本のドライブインで食べたフグに中ってしまい食中毒に。そんな時に剣道三段の女子大生・小早川雅子(夏目雅子)と出会い早速一目惚れする桃次郎。一方、ジョナサンも築地の居酒屋のママ・和代(浜木綿子)に付きまとい離婚騒ぎにまで進展する始末。1977年の年の瀬に公開された『トラック野郎』シリーズ第六弾。


■シミケンが象徴する倦怠感



もはや6作目に突入し、マンネリ感満点のこのトラック野郎シリーズ。前作のエロ路線から軌道修正して今作はエロ描写はほとんど全くなし。「トラック野郎をエロで楽しむ」オレ的にはもう一つパワー不足な作品だった。最高にいい点は、富三郎がとんぼを切るシーンであり、最高にダメな点は、言わずともだが、シミケンのシミッタれた何とも勢いでセリフを喋っている(これって白い○の影響か?)芝居のダメっぷりである。オメエが出てくるたびに物語のムードが寸断されんだよって感じでかなり役者の才能ないよなこの人。『制覇』(1982)の芝居もしょっぱかったからなぁ。


■ブルマの女子高生にサントリーオレンジを配れ!



ブルマの女子高生にサントリーオレンジを配るところから始まるのだが、う~~ん、何を狙ってるのかわかんね~んだよな。女子高生のピチピチエロぶりを狙った感じでもないし、桃さんとジョナサンが、ただいい人なのを見せたかっただけなのか?

オレならば・・・前作のあき竹城みたいに・・・ブルマの女子高生もネタにしたいがなぁ。しかも、その後、警官に扮する落語家に小便入りの一升瓶を投げつけるのだが、この作品もう芸人につまんねぇコネタさせて何とか生きながらえてるという瀕死の重傷ブリです。


■夏目雅子と言えば・・・



夏目雅子(1957-1985)という女優は、実に評価の難しいこれからという時に亡くなられた方だが、この作品においてはデビュー間もないので、芝居もかなり拙い。さらに関東出身の彼女に九州弁を話させているのでその拙さが倍化されている。まぁその初々しさも悪くないのだが、この美女が恋してる男性が、清水健太郎(1952- )というのが、かなりキツイ。このシミケンが出てくるとオレ的には全て拒否反応を示してしまう。

それにしても夏目雅子って人は、オレのかつて付き合った2人の女性と良く似ている。この人メイク次第で夜系にも昼系にも変身する人なのだが、恐らく素顔は相当美人だったろう。

この作品のテンポの悪さはシミケンの存在によるものも大きいが、それ以上に夏目雅子と文太兄ィが全く噛みあっていなかったことによる。夏目雅子という人は、こう言うとどうなのか分からないが、類い稀なる透明感溢れる女優だった。だからこそ、文太兄ィとは素で噛み合っていない。

しかし、競演はしていないが、堺正章と左とん兵が出演している。これって「西遊記」の先駆けじゃねえのか?しかも、三蔵法師の如く文太兄ィと富三郎の喧嘩を仲裁してるし・・・あれってなんかマチャアキととん兵(又は釣りバカ)を制止する三蔵法師そのものだよな。


■肥後ずいきってなんだ?



熊本名物のフグと「江戸時代の伝統ある大人の暇つぶし」肥後ずいきネタも登場するのだが、全く面白くない上にパワーもない出がらしの様なコネタである。最も、桃さんがサッカーボールのような扱いを受けるこのシーンのみは楽しいのだが、この状態で、夏目雅子に一目惚れするのだ。

「地質学の研究をしておりますっ!」

何気に雅子ちゃんに頭の上を跨がれて嬉しそうな素の文太兄ィだった。この後に桃さんは山篭りをするのだが、ジョナサンが貼り付ける尋ね人の紙切れに書いてる桃さんのプロフィールがオモロイ。「年令33歳、身長183㎝・・・」って33歳だったのか?桃さんは?ジョナサンは40超えてるという設定なので、何気に桃さん年下だったんだね。


■おお・・・東映トルコ・ガールが萎んでいく・・・



しかし、本作の東映トルコ・ガール(叶優子、城恵美、相川圭子)は、全然熱くなかったなぁ~。トルコがいつのまにかハレムのような雰囲気になってるのだが、そこでエロネタなしなんだからな。

やっぱ和気藹々とビール片手にスシつまんで、「じゃあ一発やるか!」の桃さんがオレは見たいんだ!


■この出来でも大ヒットする怖さ



最後に雅子ちゃんを乗せた桃さんの一番星号とフェアレディZのパトカーがデッドヒートを繰り広げるところはなかなか面白いが(もちろん事故るシーンはZのミニカーという東映らしさ)、作品自体は全体的にこじんまりと纏まりすぎている。桃さんが、女装したり、山篭りしたり、フグにあたったり、モチ食い競走に出たりと七面八倒の活躍をしているのだが、そのどれも笑いにはつながっていなかった。

結局印象に残るシーンは、桃さんと富三郎の乱闘シーンの中で富三郎が魅せる豪快なトンボ切りである。この人ほんとにトンボ切るの好きだよな。呆れながらもこの巨漢でトンボを切る姿は見ていて何故か嬉しくなる。

もうひとりのマドンナ浜木綿子の魅力は、本作ではほとんど出ていない。この作品のカメラマンは女優を魅力的に魅せる才能には恵まれていないようで、かなり女優泣かせである。切れ味の悪い第六作だったが、興行的には邦画興行収入第五位(12億1800万円)を記録する大ヒット作となった。

しかし、見ちゃいられない棒読みの子役と、見ちゃいられない棒読みなシミケンが出演するこの作品の出来でこの興行収入とは、『トラック野郎』好きと言えども何とも複雑な心境である。

- 2007年9月28日 -

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トラック野郎 故郷特急便   (1979・東映東京)
■ジャンル: コメディ
■収録時間: 110分

■スタッフ
監督 : 鈴木則文
脚本 : 中島丈博 / 松島利昭
撮影 : 出先哲也
音楽 : 木下忠司

■キャスト
菅原文太(一番星桃次郎)
愛川欽也(やもめのジョナサン・松下金造)
石川さゆり(小野川結花)
森下愛子(西尾風美子)
原田大二郎(垣内竜次)
波乃ひろみ(多美子)
春川ますみ(松下君江)



これで最後のトラック野郎。もう文太兄ィの男意気をひたすら堪能してください。1973年『仁義なき戦い』から始まった文太兄ィの快進撃。この男がいたからこそ70年代は熱くエロく男臭かった。日本映画界にとってあまりにも蔑ろにされてきたこの役者・菅原文太。しかし、時がたってみると現在の若者に唯一通用する普遍的な熱気をもった役者は、この人だけだった。


■あらすじ


日本全国を縦断する長距離トラックの運転手・星桃次郎(菅原文太)が、今回は相棒のやもめのジョナサン(愛川欽也)と南国土佐を突っ走る。そして、フェリーで出会ったドサまわりの演歌歌手結花(石川さゆり)に一目惚れする桃さん。更にあろう事かドライブインくろしおのウエイトレス風美子(森下愛子)にも一目惚れしてしまう桃さんだった。1979年の年の瀬に公開された『トラック野郎』シリーズ第十弾であり最終作。


■エロ無くしてトラック野郎と言えるのか?



トラック野郎最終作であり記念すべき第10作目。もはや10作目になるとトラック野郎は『男はつらいよ』化していこうという延命工作の目論みがありありになっていた。女性の裸シーンは消えうせ、もちろんトルコシーンもなくなり、下ネタもなりを潜めた。しかし、そのことが則文と山田洋次の完膚なきまでの監督としての差を露呈してしまった。

則文からエロを取り除いたら何が残るんだ??下ネタのつるべ落としで攻めるのが、東映喜劇だろが!その本来の姿勢を忘れた時本作の魅力は全くなくなってしまった。

トラック野郎は、トラックの違法改造やロケにおける道路交通法の問題もあって警察を茶化しにくくなったこともあり、1980年春にシリーズ打ち切りが決定されたが(11作目は沖縄ロケの予定だった)。しかし、そんな要因がなくても、もう作品としてネタもエネルギーも出演者の情熱も枯れ果てていたので早晩にシリーズは終了したことだろう。


■しかし、トラック野郎は永遠に不滅です!



残念ながら10作目で終了してしまったと言うよりも10作続いたのが奇跡と言ったほうがいいはず。だからこそ最終作に変な色気を出さずに素直な色気を満載して欲しかった。どうせWマドンナにするんならもっと東映っぽいエロいお姉さんと清純な美女の組み合わせでお願いしたかった。森下愛子と石川さゆりだと、どっちも可憐な感じなので、Wマドンナの意味がなかったのではないか?

やっぱ多岐川裕美、関根恵子、夏木マリ、意外に倍賞美津子辺りで攻めてほしかったな。もう最後の打ち上げ花火はとことん大人のエロさでトラック野郎を締めくくって欲しかったな。


■ひろみちゃんと言えば『堕靡泥の星 美少女狩り』



とにかく原田大二郎(1944- )といい男優陣のテンションが空回りしていて、則文のノッていない作品の兆候が抜群にてんこ盛りである。もう演出をしていないに等しいくらいの俳優のお粗末な芝居。これは大坂志郎でさえもそうなのだから、新人に近い波乃ひろみちゃんなら尚更だ。


とにかく彼女の芝居は、狂気的なほどお粗末過ぎる。折角可愛いのだからもっと念入りに演技指導するなり、脱がせるなり(これは悪い意味ではなく)するべきなのだが、登場シーンが多い役柄の割りにはお粗末さを超えたお粗末な芝居っぷりである。男ならこんな姿の彼女が見たかったはずだ!

身長166センチ、体重52センチ。しかも1974年にはミス日本に輝いているという彼女の唯一の主演作『堕靡泥の星 美少女狩り』(1979)。桃さんもゲスト出演している。


■せんだみつおが消え、キンキンからも熱気は消えうせていた



石川さゆり(1958- )よりも森下愛子(1958- )の方が魅力的なのは、しょうがないのだが、役柄的には、とんでもない変な子を演じさせられていた。それにしても則文よ・・・ベタに2回繰り返したりして見せるのやめて欲しいぜ。この作品はなんしか演出がお粗末すぎた。

とにかく、最終回に相応しく(意図したことではないはず)、石川さゆりとの恋が成就したと思ったのも束の間、歌手としての成功を選ばせる為に桃さんが一言言い放つ。「付きまとわれると迷惑なんだよ」そして、桃さんは彼女の成功を祈りながら去っていくのだった。

どんなに演出がショボくても、脚本がずたずたでも一瞬で映像を引き締める文太兄ィ・・・。やはり並みのスター俳優のレベルじゃないよ。この人の存在感は。


■だからこそトラック野郎は今も輝き続ける!



「決めた~お前と道ずれに~♪」と指パッチンしながら冬の海の中をずんずんと進んでいく桃さん。本作で最も笑えるシーン。

それにしても文太兄ィという人は、どんな仕事でも一生懸命にする人だなぁ。ホントこの人はある意味そんじょそこらの勘違い芸能人のオヤジ達とは地金が違うといった感じだ。まだまだ日本の役者達は、この人から学ぶべきところは多いだろう。

この藝術を語るサイトでどうして『トラック野郎』という単なる娯楽作品を延々と取り上げたのか?それを最後に語るとするならば、スティーブ・マックィーンのようなニヒルでクールなヤクザ俳優の型を作り上げた男が、40代を過ぎても尚、新しい役柄にチャレンジしたという事実に惚れ込んだからである。

こういったシリーズが今後登場する可能性は極めて少ないだろう。それは則文という監督云々の問題ではなく、文太兄ィのような役者がなかなか登場する土壌が邦画界にないからである。

しかし、大手プロダクションや広告代理店の力の支配で腐りきったテレビ界及び邦画界から締め出された30代のヤツラが舞台や海外で地道に力を蓄えこんでる事実を見れば、やはりこれからの日本の映画産業はより芸術的嗜好を深めていくだろうと思われる。

21世紀の始めは大型メディアが、藝術的活動に脅かされ駆逐されていく時代になるだろう。これは間違いなく歴史的必然である。

- 2007年11月11日 -


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トラック野郎 熱風5000キロ   (1979・東映東京)
■ジャンル: コメディ
■収録時間: 106分

■スタッフ
監督 : 鈴木則文
脚本 : 掛札昌裕 / 中島信昭 / 鈴木則文
撮影 : 中島芳男
音楽 : 木下忠司

■キャスト
菅原文太(一番星・星桃次郎)
愛川欽也(やもめのジョナサン・松下金造)
せんだみつお(三番星玉三郎)
小野みゆき(西沢夏)
地井武男(ノサップの勝)
二宮さよ子(立城はる恵)
春川ますみ(松下君江)



桃さんが急に老け込んだ?というよりも角刈りが『太陽を盗んだ男』仕様に少し長めになってるせいかも。もはや最後の2作品は、コメディというよりも「しょぼいお涙頂戴劇」を見ている感じだ。そして、何よりもマドンナも敵役もスーパーレベルダウンしてる作品。小野みゆき・・・東映よ!ナツコってCMのイメージキャラだろ?イメージキャラに芝居させりゃ大根芝居でもしょうがねえだろ。金田龍之介と地井武男がめっちゃ芝居やりにくそうだったぜ。


■あらすじ


日本全国を縦断する長距離トラックの運転手・星桃次郎(菅原文太)は今日も相棒のやもめのジョナサン(愛川欽也)と信州を突っ走る。そんなある日、子供部屋の増築費を稼ごうと材木輸送に励むジョナサンが、事故にあい、桃次郎が仕事を代行することになる。そして、そこで雇い先の娘夏(小野みゆき)の野性美にコロっとやられてしまう桃次郎だった。1979年のお盆に公開された『トラック野郎』第九弾!


■流行に便乗しているだけの価値に成り下がってきたな・・・



トラックの夏!ナツコの夏!燃えろ!飛び出せ!いい女!

劇場公開用の宣伝でこういうベタな文句が連ねられてるが、さすが東映!便乗できるものにはとことん便乗する。夏だからナツコって・・・。しかし、小野みゆき(1959- )ってただのナツコだろ?資生堂のキャンペンガール。要するにセリフは一言もない演技に関してはずぶの素人・・・

そういう女性をよくマドンナに据えるよな?まさに消耗品感覚満点だよな東映って。しかし、酷なくらい小野みゆきの喋るシーンは、全てを台無しにしていたぞ。むしろもうひとりの女性の出るドラマの方がそれなりに物語を楽しめた。


■この色気・・・この色気の価値だけだった・・・第九作目は



その女性の名前は、二宮さよ子(1948- )。いいよなぁ~この人。特に着物姿の色気は別格だよな。そして、珍しくもケバイメイクで登場する彼女のけだるさも意外にはまってて良い。

この当時の小野みゆきと二宮さよ子どっちが好き?と聞かれたらオレは間違いなくさよ子ちゃんだね。本当に顔が整ってる綺麗な人だよな。この人の芝居がうますぎて『トラック野郎』シリーズの中でも唯一、サイドストーリーで思わずぐっときてしまったもんな。あんなしょぼい脚本でも・・・


■始まりはいつもトルコ!



輝くばかりの清純美・・・そして、処女美・・・イグッ・・・

由利徹って神だよな?とにかくこのオヤジ・・・日本最速の短距離ランナーじゃねえか?出てきてすぐ消えるときの由利徹が一番オモロイ。

そして、やっぱこれだよこれ!そう東映トルコ・ガール(城恵美、相川圭子)登場!何故か今回は叶優子が抜けて亜湖が入っているが、彼女は脱がない。「もう下品は卒業しました・・・」本作のパワー不足極まりない原因は、一重に「トラック野郎」お得意の下品ネタがなりをひそめてる為だろう。


■エル・シャトル?売れなさそう~~



しかし、この子らだれだ?エル・シャトルという名の歌手?才能のない下半身だけぎらついてるヤツラにつけられたセンスの悪いネーミングで当時売り出されてたんだろうが、つるむ仲間が悪かったのか・・・ほとんど誰も知らない人たちだ。

オレ的には、スタイル抜群でたまらないんだが、レベル的に言うと今でいうレースクィーンって感じか?しかし、最近のレースクィーンって乱れてるよなぁ?レースクィーンの友達から聞いた話だから確かだが、とにかく金金金!って子が多いらしいぜ!

しかも結構ほとんどが幸薄いらしいし。やはり外見だけを売り物に生きていくことはこの世の中難しいということだな。まあレースクィーンで「感性が豊かな子はほんの一部だけ」ってオレの友達は言ってたな。


■しっかし、野性味だけは溢れてるよな・・・



う~ん。これはパターンとして勿論ありだよな。キスをして、股間を蹴られて「いたぁ~~もれた!」と何気に叫ぶ桃さん!股間を押さえて飛び上がるところでスローで終了。もう則文節全開だよな。

「もしおれが勝ったら酔いつぶれたオメエのケツからずぶりぶちこむど~!」

という桃さんの一言と共に夏ちゃんとの酒の飲みっこ勝負が始まるのだが、何ともネタがつきたかなぁ~というヤケッパチムード丸出しで見ていて辛い展開だ。


■便乗と言ったらやっぱりインベイダー



1979年ナツコときたらやっぱコレでしょう!そうインベイダー!しかし、弾けに弾けるせんだの相変わらずのサブさよりも、志賀勝のソリ込みの凄まじさとちゃりのイカツさにときめいたオレだった。いやぁ~全体的にもう厳しいといった感じの『トラック野郎』だが、何よりも厳しい展開は、マグロ漁船が魚津から石垣島にご丁寧に送ってくれたりなんかするのだろうか?という最後の展開だった。

確かにさよ子ちゃんみたいな綺麗な子なら遠回りしても乗せるだろうが・・・その代わりなんか要求されるんじゃね~のか?まして海の上じゃ助けもよべねぇ~しなと妙に心配なオレだった。

本作は1979年度邦画興行収入第6位(10億5000万円)に輝いた。それにしても、この程度の作品でこんな高収入を上げるとは、当時『トラック野郎』はマジで人気が凄かったんだな・・・

- 2007年10月31日 -

http://summaars.net/trucktenka.html

トラック野郎 天下御免   (1976・東映東京)
■ジャンル: コメディ
■収録時間: 105分

■スタッフ
監督 : 鈴木則文
脚本 : 鈴木則文 / 中島信昭
撮影 : 仲沢半次郎
音楽 : 木下忠司

■キャスト
菅原文太(一番星桃次郎)
愛川欽也(やもめのジョナサン・松下金造)
由美かおる(我妻和歌子)
松原智恵子(坂口千津)
杉浦直樹(コリーダ・須田勘太)
マッハ文朱(須田雅美)
春川ますみ(松下君江)



黒木瞳のような、ジュリア・ロバーツのような松原智恵子を堪能するしかない!そして、由美かおる・・・う~ん、どうしてこうセリフに抑揚がないんだ??はっきり言って子役の芝居の方がまだマシなほど酷い。そして、なんといっても東映トルコ・ガールがでなけりゃ話は始まらんだろ?


■あらすじ


日本全国を縦断する長距離トラックの運転手・星桃次郎(菅原文太)が、今回は相棒のやもめのジョナサン(愛川欽也)と伊予を突っ走る。そして、女子大生とエッチしようと駆け込んだお寺のトイレの前で巡礼姿の女性・和歌子(由美かおる)に一目惚れする桃次郎。一方、ジョナサンも和歌子の魅力にすっかりメロメロ状態。そんな中桃次郎は一人の妊婦・千津(松原智恵子)を助ける。そして、千津はすっかり桃次郎の男らしさに惹かれるのだが・・・1976年の年の瀬に公開された『トラック野郎』シリーズ第四弾。


■サービスショット一切なしに脱力・・・



正直厳しいなあ~。第四弾は、由美かおると杉浦直樹、マッハ文朱の3人がクサすぎる!芝居もクサいが衣装もバリくさ!しかも脚本もやばいくらいつまんねえなぁ。正直シリーズ最低の出来だなこれは。

則文よぉ~おまえがエロを捨てたら何が残るんだよ~??ご都合主義満開の人情ものなんておまえには期待してないんだからさぁ~。この作品オッパイが映るシーンなしだぜ??そりゃないだろ??オレたちは則文が映すオッパイが観たいんだよぉ!(オレだけか?)


■信雄から始まる!



「わたくしはね。いわゆる灰色でもなければ黒でもない。白まっしろ!純白のまっしろけの白でございます!」

かなりのハイテンションで延々と胡散臭い方言全開で演説をかます金子信雄から始まるオープニング。田中角栄を茶化したような胡散臭さ満開の政治家の橋の開通式。もうつかみはかなりオッケー!しかも信雄がテープカットする前に、桃次郎とジョナサンがトラックでテープカットしていってしまうベタさ。

「処女貫通式おめでとうございます!」

というステ台詞を残して・・・う~ん。この第四弾かなりいいかも!!と勘違いした一瞬だった。やっぱ困った時の信雄だな!


■キビシイ3人組



「キスくらいでまだぼけっとしてるのか?ついでに下の口もふさいでやろうか?」

「困った時の信雄だのみ!」と思いきや、コンクリート運搬車の運転手としてマッハ文朱(1959- )が登場してからはすっかり物語のテンションは下がる一方、とにかくジョナサン一家のどの子役よりも芝居が、そしてセリフが大根過ぎる。特にあの笑い方・・・やめてくれぇ~。まぁしかし、彼女はデビューしたての18歳なのでこの演技力もまだ許せる。

何よりもヤバイのは、最強のダサダサ衣装で登場する杉浦直樹と、これまたまったく冴えない由美かおるだった。この2人の登場にこの作品は止めを刺されたのだった。


■由美かおるなら入浴ショット・・・ねえじゃん?



「おれたちはもう臭い仲だな。パツイチやらしてくれよ!みところ責めとバックには自信あるんだ!」

よ~~!!遂に下品な女子大生と、ぼっとん便所で一発かますかと思いきや、マドンナ・由美かおる(1950- )と遭遇し、一発かまさない桃さん。しかもトルコまでいかない桃さん!こんなの旅に出ない寅さんじゃね~かよ!!

しかもだぜ、由美かおるといったらもちろん入浴シーンでもあるのかと思いきや、一瞬のホットパンツ姿だけだぜ!サービス・ショットは??それよりなんなんだよ!一体西野バレエ団って!?


■松原智恵子は永遠のオレの女神です!



正直、厳しかったなぁ~。第四弾は、黒木瞳よりもリアルで目鼻立ちぱっちりの松原智恵子(1945- )がいなかったらこの作品どうなったことやら。しかし、30代にしてこの色気・・・かなり惚れるよなぁ。こういうオンナ。やっぱ70年代は松原智恵子の年だよな。

しかしだよな。なぜ桃さんにふられた女性は、こうも草木の中を走らされるんだ?この演出狙ってるんだろうが、かなりダサイし、女優さんも何か違うんじゃないですか?ってみんな思ってただろうな・・・

かなりつまらんシリーズ最低作ともいえる出来だったが、実際のところ1977年の邦画興行収入12億8200万円を稼ぎ出し、第4位に輝いたのだった。併映は『河内のオッサンの唄 よう来たのワレ』である。そして、この作品によって『男はつらいよ』を遂に興行収入で越えたのだった。ちなみにこの年の1、2、3位は『八甲田山』『人間の証明』『八つ墓村』である。

いわばこの1977年が『トラック野郎』ブームの絶頂期である。そして、第五弾には満を持してサニー千葉、片平なぎさ、そして、オレの女神・夏樹陽子様が登場するのである。

- 2007年9月9日 -

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トラック野郎 一番星北へ帰る   (1978・東映東京)
■ジャンル: コメディ
■収録時間: 110分

■スタッフ
監督 : 鈴木則文
脚本 : 掛札昌祐 / 中島信昭 / 鈴木則文
撮影 : 中島徹
音楽 : 木下忠司

■キャスト
菅原文太(一番星・星桃次郎)
愛川欽也(やもめのジョナサン・松下金造)
大谷直子(北見静代)
黒沢年男(九十九譲次)
新沼謙治(馬場作太郎)
せんだみつお(三番星玉三郎)
春川ますみ(松下君江)



さすがにもうネタがないのかかなり失速ギミの第8作目。女優・男優陣もスケール・ダウンし、黒沢年男のコネタも滑りまくる。しかも、どうでもいいお涙頂戴の模型飛行機話が延々と続き、しみったれた展開に飽き飽きさせられる。もはや終焉も近いことを感じさせる惰性で作られた作品。


■あらすじ


日本全国を縦断する長距離トラックの運転手・星桃次郎(菅原文太)は今日も相棒のやもめのジョナサン(愛川欽也)とみちのくを突っ走る。そして、常磐ハワイアンセンターで1人の美しい未亡人静代(大谷直子)と出会い、またもや一目惚れする桃さんだった。1978年の年の瀬に公開された『トラック野郎』シリーズ第八弾。


■もはや「トラック野郎」は下ネタの皮一枚でつながっている



相変わらず下ネタが暴走するこの作品で最も笑えるネタがこれ。清純なマドンナ・静代(大谷直子)との出会いが立ちションというバカ度満点のシーンだ。ジョナサンのガキ2人を引き連れ、トイレまで行くのが面倒くさい桃さんはそこらで立ちションしてろと言う。そして、自分も用を足している背中越しに聞こえる声。

「いけませんよボウヤたち、こんなところで」と静代が、ガキ2人の立ちションを叱っている所に、桃さんが最高にいかつい顔で振り向いて言うセリフがこれ。

「余計なお世話だよ。我慢できなかったんだから。なんならあんたもここでやったらどうだ?まくってやろうか?」

しかし、静代の美しさに、小便漏らして、なぜかバナナがぼとりと落ちてしまう意味の分からん下品さの中、一目惚れしてしまう桃さん。そして、もちろん桃さんは豹変し、静代と一緒にガキ2人を叱り飛ばすのだった。「公衆道徳をわきまえなきゃだめじゃないか!バカヤロウ!」この桃さんの調子よさかなりグッジョブ!


■いいねいいねぇ~ 三崎奈美


「このふぐ着てからみんなよろこんでくれてるんだ。桃さんもどんだ?」

「いやだぁ~おら、ふじんけんかんだぞぉ~あああ~最高でがすぅ~~」

なんだよまた東映トルコガールはでねえのかよ?という失望の中、登場する婦人警官のコスプレじゃりぱん4号線のマリーが登場する。扮するはポルノ女優・三崎奈美。もうこの東北弁が最高にエロエロです。いいねぇ~東北弁のネチネチぶり。マリーを上に乗せてトラック運転する桃さん!やっぱ男のロマンの体現者だよな!


■ハレンチ学園にしては、エロくない


そして、普通の婦人警官をじゃりぱんと勘違いしパンティをずりおろし逮捕されてしまう桃さん。この婦人警官に扮するのは「ハレンチ学園」で一世風靡したという児島美ゆき(1952- )だ。なんか「赤いシリーズ」の原知佐子みたいだよな?この意地悪そうな表情が・・・

そして、警察署で登場する警官が田中邦衛。思った以上に暴走しない邦衛だった。


■遂にミッキー登場!歓喜も束の間わずか1分間の出演



「警察よびまひょかいな?」

「ヒャヒャヒャヒャ 残金耳そろえて持ってきてくれましタンやろな?」

出た出たミッキー!待ってましたぁ~。これでこの作品はかなり面白くなってくぞ!と思いきや出演時間はわずか1分間!なんじゃそりゃ。しかもサラ金のオヤジというはまりまくってる役柄!とにかくオモロイですこの人。そして、さらに咥え煙草のエロオヤジ一匹。

「金がなくてもね。親から貰った金を稼げる穴持ってるじゃないか?思い切って使ってみてはどうかね?」

父親の借金の返済を迫って、10代の娘に言い放つ『ミナミの帝王』ばりの鬼畜語録その一!「親から貰った金を稼げる穴」って・・・ナイスセンスだな。


■惰性を断ち切るために投入されたせんだみつお


しかし、新沼謙二がうっとおしいなぇ。やたらダサイ演歌が挿入されるシーンには正直引かされる。しかも、この男イチイチ鼻につくんだよな。相手役の新人女優・舟倉たまき(1960- )が、オレの高校時代の彼女にそっくりだっただけに、新沼のうっとうしさをさらに感じたね。

こういうプログラムピクチャーの欠点は、当時流行してるものを詰め込むので普遍性が全くないものも一緒くたに混ぜ込まれてるというとこだよな。最も40代~50代の人が見たらかなり懐かしいんだろうが・・・

しかし、前作からレギュラー出演化しているせんだみつおの存在。本作では全然効いてなかったよな。この作品から「トラック野郎」は、シリアスさを増していくのである。作品としては、もう完璧に行き詰まり状態であるにも関わらず1979年度邦画興行成績第5位(10億6000万円)を記録するのだった。

- 2007年10月19日 -

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トラック野郎 突撃一番星   (1978・東映東京)
■ジャンル: コメディ
■収録時間: 103分

■スタッフ
監督 : 鈴木則文
脚本 : 掛札昌裕 / 中島信昭
撮影 : 飯村雅彦
音楽 : 木下忠司

■キャスト
菅原文太(一番星・星桃次郎)
愛川欽也(やもめのジョナサン・松下金造)
原田美枝子(月田えり子)
せんだみつお(三番星(桶川)玉三郎)
樹木希林(石部スミ)
川谷拓三(矢野駿介)
亜湖(マリー)



遂にトラック野郎も凋落の一途を辿るのかと思いきや!起死回生の一作!コイツは面白い!何よりも女性陣がお色気たっぷりなのが良い!やはりオトコの映画の基本はお色気だよな!トラック野郎の「聖地」といえばフェリー上のエロコント!本作のエロコントもベタベタで冴えまくり。しかも樹木希林&せんだみつおの投入が吉と出た!素直に樹れい子(まり子ではなく)のスーパーボディに耐えて耐えて、樹木希林のドアップで果てて涙せよ!


■あらすじ


日本全国を縦断する長距離トラックの運転手・星桃次郎(菅原文太)は今日も相棒のやもめのジョナサン(愛川欽也)と鳥羽を突っ走る。そして、夜の県道で遭遇した月田えり子(原田美枝子)に一目惚れする桃次郎。一方、ジャナサンもストリッパー・マリーのヒモに成り下がり家族を捨てようとする。そんな2人に調子のイイ詐欺師・玉三郎(せんだみつお)が3人目の相棒として加わることになる。1978年お盆に公開された『トラック野郎』シリーズ第七弾。


■最後のワルあがき転じて福をなす!



遂に第七作目に突入したトラック野郎!そして、これがまた意外に面白い!とにかく全てがバランスよく暴走している!。しか~~も、便乗王国東映が『宇宙からのメッセージ』だけでは飽き足らずこの作品でもSFブームを利用しつくす!勿論東映のことなので、便乗の効果の程はかなり疑問だが、とにかく弾けてる!

まさに最後のワルあがき転じて福をなす!ワルあがきの象徴的存在でもあるせんだみつおの投入が奇跡的に吉と出た!今まであらゆるものにトドメをさしてきたこの「お笑い界の死神」せんだがなぜか輝いている!さらに樹木希林の投入でもう野郎のマンネリは見事にぶっとばされた!

後は3人娘の超ド迫力ボディーで、オトコの下半身にまでトドメを刺しきった。『トラック野郎』の隠れた傑作!それが第七作目である。


■トルコはオレのパスポート!



オープニングから色っぽいDJのお姉さんの妄想ラジオを聞きながら、一路トルコへと直行する桃さんの姿から物語は始まる。本作は不本意なことに「東映トルコガール」の出演はないが、トルコを最初の5分もたたないうちから登場させるこのやけっぱちぶり。さすがに東映。別名荒波の三角印。

しかも「トルコ宇宙船」やら「トルコ王朝」やら「祇園トルコ」やら、もう煩悩の極致のようなネオンサインが早々に登場してくれる。かなり気になるのだが、ココは雰囲気からして滋賀の雄琴か?


■今度わたしとコンタクトしない?・・・する!する!!



そして、舞台はトラック野郎の聖地フェリー上へ!おおっ!なんなんだこの女は!化けもんか!?というほどにセクシーという言葉を遥かに越えたエロいオンナが登場する。小麦色の肌にホットパンツ!もう頭の先から足のつま先までフェロモン全開!なんとか姉妹の100倍はナチュラルなこの肉感的ボディー。


そして、もちろんお約束の桃さんのエロコネタ。そのお尻と太ももにひきつけられるように前のめりになってけつまずき、お尻に突っ込んでいく!「オオオ!」もっともリアルに嬉しそうな文太兄ィの歓喜の雄叫びがフェリー上にこだまする!やはりトラック野郎たるものフェリーで暴走してなんぼだな。

このわずか数分間しか登場しないスーパーボディ女の名前は樹れい子。1974年度ミスインターナショナル日本代表。169㎝、B84、H58、W85のスーパーボディの持ち主。1956年にアメリカ人の父と中国人の母の間に生まれたこの時代にオトコとガキどもの欲望を一心に受け止めていた美女。

う~~ん。なぜ昔のオンナの方が、そそるのか?おそらくナチュラルで健康的なところか?今のセクシー系はバカ丸出しで、バカを売り物にしすぎていたり、変に利巧ぶったりして、商品っぽくないからその分、オトコの下半身を燃え上がらせないのだろう。

オレから言わせれば本当のセックスシンボルは商品に成り切るべき!少しでも人間らしさを出そうものならそれはもうオトコを心の底からそそらせることは出来なくなる。ナチュラルな美女のロボットのような笑顔、眼差しがオトコにさまざまな妄想を与えるのである。


■オレも美枝子ちゃんにイルカのように調教されてぇ~



70年代最もオトコ達が妹にしたがっただろうオンナ原田美枝子(1958- )。演技はノーコメント。しかし、かわいい。そして、胸デカイ。これって完璧だよな。文太兄ィとはあまりかみ合ってなかったし、拓三とはかみ合ってない以前の問題だったが、しかし、この胸の谷間を見せ付けられたらオレは全てを許せる。

しかも、すっぴんでこのかわいさ。さらに生活観が溢れてる。それに肌も水を弾いてるからね。やっぱ若いっていいことだよな?とにかく美枝子がカワイすぎる。こんなカワイイ美枝子にならイルカのように調教されたいと妄想した桃さんのロリコン魂も許せる!


■オヤジなら一回くらい風俗嬢を彼女にしてみやがれ!



陽気な峰不二子キャラが来て、妹キャラが来て、そして、来ました幸の薄い風俗嬢キャラ。そして、このマリーを演じるのは亜湖!ナイスおっぱい!お~~この胸と叶○香の胸あなたどっちを選ぶ?

そして、本作最大の問題のオトコ・ジョナサン。毎回登場する妻子が出てこないのも頷けるほどに本作のジョナサンは堕ちていく!しかもオヤジにとって結構憧れ的な堕ち方を・・・そうストリップ嬢に「パパ」と呼ばれ、マネージャーとして一緒に行動するジョナサン。これほどオヤジ冥利につきる堕ち方ってないんじゃないか?

オヤジになったら、若い娘と歪んだ恋愛の一つでもしてみたいと思うのが、普通の心理である。それを否定せずに何の臆面もなく実行するジョナサンの姿に何故かオレは惚れた。


■トラック野郎最高のラブシーン!



「ええの~?。こんなわたしでホントにええの~?」

そして、最後のトドメに4人目の美女・樹木希林(1943- )!岸田森の元奥さん!とことんまでブサイクキャラで逆にカッコよすぎなこの女は、桃さんと騎乗位キッスまで果たす!しかも何故かノリノリの文太兄ィ。

ある意味、樹木希林がこの作品にとてつもないパワーを与えていた。特に笑えるのが、「キミィ~。よかったら明日わたしと付き合わん?」のシークエンス。この文太兄ィとのやり取りかなり芸達者!


■拓ボンが文太兄ィをボコボコにする逆転のカタルシス



この作品。あらゆるものがてんこ盛りなだけあって、ストーリーを追うという行為は全く空しい行為に成り下がる。ただとにかくハイスピードなテンションに溺れよ!そして、最後はたいした理由もなくとりあえず信雄をしばいとけ!

誰もが信雄が悪いとは思えない状況の中、トラックで家をぶっつぶし、タコ殴りにし、去っていく文太兄ィ。「なんでオレなんだよぉ~」と言った信雄の表情。しかし、深くは考えるな!鳥羽を感じよ!鳥羽を愛するヤツラには分かるあの一種独特な風光明媚さ。オレにとって、そんな鳥羽が舞台でこの豪華キャストなちゃんぽんコント。それだけで大満足だ。

そして、拓ボンが文太兄ィをボコボコに殴っている姿を見て『仁義なき戦い』『県警対組織暴力』で文太兄ィに殴られ続けてきた拓ボンの勇姿に、逆転のカタルシスを感じよ!

さすがに本作あたりからトラック野郎人気にも翳りが見え始める。ちなみに1978年邦画興行収入第10位(8億3000万円)だった。

- 2007年10月8日 -

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トラック野郎 度胸一番星   (1977・東映東京)
■ジャンル: コメディ
■収録時間: 100分

■スタッフ
監督 : 鈴木則文
脚本 : 野上龍雄 / 沢井信一郎
撮影 : 飯村雅彦
音楽 : 木下忠司

■キャスト
菅原文太(一番星・星桃次郎)
愛川欽也(やもめのジョナサン・松下金造)
片平なぎさ(乙羽水名子)
千葉真一(新村譲治)
夏樹陽子(江波マヤ)
宮口精二(乙羽作右ヱ門)
八代亜紀(紅弁天)



『トラック野郎』シリーズ最高傑作!とにかくこの作品の魅力は夏樹陽子様と片平なぎさの対極の色っぽさ!そして、70年代最も輝いていたサニー千葉!この作品が間違いなくシリーズの頂点です。もうこの作品の夏樹陽子の妖艶さは半端じゃない!今時のガキに観せてもトラウマ間違いなしの「白くて細くてなが~~い、それでいてむっちり美脚」。これだけでもう満足!


■あらすじ


日本全国を縦断する長距離トラックの運転手・星桃次郎(菅原文太)が、今回は相棒のやもめのジョナサン(愛川欽也)と佐渡島を突っ走る。そこで出会った小学校の先生・水名子(片平なぎさ)に一目惚れする桃次郎。一方、ジョナサンもドライブインのバーで働くマヤ(夏樹陽子)の魅力にすっかりメロメロ状態。そして、ジョナサンを通じて破れかぶれで水名子にプロポーズをする桃次郎。いつも通りふられるのかと思いきや、なんとそのプロポーズを水名子は喜んで受けるのだった・・・。1977年のお盆に公開された『トラック野郎』シリーズ第五弾。


■内容はともかくシリーズ最高傑作!



『トラック野郎最強の美女』といえば絶対的に夏樹陽子(1952- )様だろう!オレが中学生くらいのとき初めてコレをテレビで見たときに、彼女を見て下半身爆裂級のショックを受けた。ほんとに外人みたいに見えたぜ。それにしてもあの太ももの艶めかしいこと艶めかしいことあれは中学生には目に毒、下半身には薬だったな。オレの中で峰不二子=夏樹陽子のイメージが定着した瞬間だった。


「どうだろう大きいの一枚で・・・ショートでいいのだよ・・・バットをちょんと合わせるだけで・・・」

本作はキンキンもかあちゃん(春川ますみ)が登場しないので、かなり下半身暴走マシーンと化している。そこがまたよい。陽子様に一万円で一発(もしくは桃次郎と3Pで団体割引)申し込むのだが、あえなく撃沈するのであった。しかし、汗を拭うこの陽子様のビッチぶりがかなり堪らんのだよ。70年代の夏樹陽子はかなり日本女性の頂点だったよなぁ。もちろん対極に夏木マリ様が存在したことを忘れてはいけないが・・・。

この2人はオレにとって永遠に不滅だな。


■あき竹城・オン・ステージ



オープニングからいい意味で弾けてる!サービスショットになるかどうかはわからんが、私的にこのあき竹城(1947- )のナチュラルでうまそうなボディは見所だ!そして、この揺れ具合。もう映画開始ヨーイドン!からこの作品は超快速ダッシュしてるって感じだね。

「も~まけそぉ~。ももたろ~。つよぉい~。わたしバックに弱いのよぉ~。やめてぇ~、やめてぇ~。おらよめにいげなぐなるぅ~」

もうこのお約束オープニング。しかも竹城のストリップつきとなったらもう堪らんよな。オレが中学生の時に見たときは、竹城のよさはわからなかったが、今見るとそれはそれなりに欲情させられる。ということは・・・つまりオレも若さを失いつつあるということか?

そして、ちょび髭の警官に扮する由利徹がまたいいんだよな。しかし、桃次郎たちが検問を通り過ぎる時に、かなりミニスカの婦人警官が一人いるのだが、そのアップ映してくれよ!とかなり気になったものだ。


■オトコってのはな!オヤジになっても若い女に卒倒しなきゃダメだぜ!



しかも、片平なぎさ(1959- )!!!この頃17歳だぜ!役柄的には21歳だが・・・。はっきり言ってかなりかわいいです。しかもなんなんだこの設定は!いきなり桃さんが小学生と一緒に体育の授業を受けているのだが、なんとこの授業、水泳の時間にビーチまで遠出というかなりの浮世離れ振り。しかもなぎさちゃんのビキニつき!あ・あ・ありえん・・・。

こんなビキニ姿のかわいい先生が担任だったら、ガキは誰よりも早く少年になり、大人への一歩を踏み出すんだろうなぁ。とオレをとことんまで妄想させ悩ませてくれた。

そして、浜辺で準備体操をする時になぎさちゃんの胸の揺れ、股間、太もものピチピチぶりに、桃さんが卒倒するのだが、その気持ちよく分かるぜ!このシリーズどこまでも男の代弁者なんだよな。桃さんは!これが大ヒットの秘訣だろ?


■オトコのロマン、グラビア撮影中のアイドルに抱きつく!



アイドルのグラビア撮影に変態オヤジ乱入!並みのこの不釣合いなショット。波打ち際をビキニ姿でぶりっこ走りするなぎさちゃんの傍を走るは、「ガンバレ日本」仕様の水着姿の桃さん。かなり勇気のいる恥さらしまくりのグッジョブな文太兄ぃ!

さらに抜け目のない桃さんは「ボク泳げないんです!」と言って、散々なぎさちゃんの体に抱きつきまくるエロエロぶりなのだ。この作品だけが、桃さんが唯一亀仙人のエロエロぶりを超えた作品だった。

オレはこのシリーズ実は桃次郎版『アメリカン・パイ』『グローイング・アップ』でも良いと思っている。着替え姿を覗こうとしたり・・・みたいな。そんな中年オヤジの姿もこの当時の文太兄ィだったら、田代まさしみたいな陰鬱さを感じさせなかったはずだ。


■やっぱこれがなきゃ!これが!一発やるかっ!



「よしっ!オレもふるさとかえろ」

やはり「東映トルコ・ガール」(叶優子、城恵美、相川圭子)たちだよな?これがないとトラック野郎じゃねえよ!前作において不発だったトルコ・シーンが本作においては見事に復活!そして、なぎさちゃんに振られたと勘違いした桃さんが意気消沈してトルコに沈んでいる時に一通の手紙が・・・なんとなぎさちゃんからの手紙をピストン運動中に読む桃さん。

「桃次郎さん、今どこで何をしていらっしゃるのでしょうか?」なぎさちゃんの清純なナレーションが流れる

「トルコでアレしてます」犯されてるトルコ嬢が答える

「下品な!アレなんかしてません。入ってるだけです!」 桃さん

「どうか早く元気な顔見せてください。子供達も待ってます。そして、わ・た・し・も・・・」なぎさちゃん

「すぐいきます!」桃さん「いっちゃいやぁ~」トルコ嬢「いくぞぉ~~~~」桃さん

う~~ん。なんて下品なシーンなんだ。3人の女に見られながら腰振ってる桃さん。今コレできる役者さんっていないだろうなぁ。第一線の俳優で。今の時代はっきり言うが文太兄ィのような「オトコの代弁者」がいねえんだよ!


■サニーの咆哮!



そして、サニー千葉(1939- )。お・・・おまえの当時の劇画チックな雰囲気がとてつもなくオレは好きだ。サニーが出ると全ては劇画調になった。サニーにとって繊細な芝居は全て無意味であり、大味かつパワフルな芝居のみが映画的によしな芝居なのだ。

この作品においてもサニーがサニーたる由縁を完膚なきまでに証明する劇画芝居を見せてくれる。しかもこのオトコが率いるタンクローリー集団の名前が「ジョーズ軍団」!!さすが東映!!徹底的に使えるものは無責任に使いたくるその姿勢オレは好きだぜ。


■おいおい!マジでオッケーなの?



本作が最高に素晴らしい理由は、この作品が唯一桃さんが告白を受け入れられるからだ。もっとも桃さんは夏純子様に片思いされたり、加茂さくらや松原智恵子から片思いされたりと、実はかなりのモテモテ男なのだが、本作は初めて相思相愛の実が結ばれた作品なのである。

桃さんの代わりに愛の告白をするジョナサン。「どうせだめでしょう?だめなんでしょうやっぱり」それに対してなぎさちゃん。「あたしが(桃さんに)言います」そう言ってトラックの陰から女々しく事の成り行きを覗き見している桃さんの方に歩み寄る。「好きです!わたしをお嫁さんにしてくれますか?」

オレ・・・このシーン好きだぜ。こんなかわいい切ない表情でそんなこと言われたらオレも死んでもいいと思うよな。しかもジョナサンの「しょんなバカなぁ~~~!」のずっこけがグッジョブすぎる。

ちなみにオレ的にはこの作品の八代亜紀はなぜか受け付けないなぁ。あのヤッターマンみたいなファッションもだが、話し方がどうも好きになれないのだよな。そして、喧嘩のあとの歌謡ショーもちょっとサブかったよな。あれ悪いけどいらねえよ。


■この美脚!!オレはこれを観て女性の脚に惹かれるようになったんだ!



いやぁ。褐色の美脚もいいが、白い美脚もたまらんよな。この陽子様の姿をガキ時代に見て以来、オレの女性感は長身、美脚の女性に惹かれるようになった(夏樹陽子様。身長168㎝)。だからこそオレが歴代お付き合いした女性も、エキゾチックで日本人離れした長身の美脚女性ばかりであり、今ずるずると付き合ってる女性も化粧すれば夏樹陽子、化粧を取れば夏目雅子に似ている女性だ。

どんな男にとってもガキの頃に性的な刺激を与えられた女性が、生涯にわたってその女性遍歴に影響を及ぼすのだろう。オレの女性のタイプは外見においては完全にガキの頃に形成された。


いい意味でリミッターを外しているジョナサンは、陽子様に「大きいの2枚用意したんだ」でパツイチ求めるのだが・・・その時サニー千葉がタンクローリーと共に登場する!!そして、陽子様はサニーとシャワールームで水を浴びながら猛烈に愛し合う。その喘ぎ声を聞きながらジョナサンは札束を数え、口笛を吹き空しさを吹き飛ばそうと、カクテルを飲み干すのだった。このシーン、グッジョブだぜキンキン!

オレの中では、夏樹陽子様の出番が終わり、なぎさちゃんの出番が終わった時点でこの作品に対する興味は終了した。オレにとってトラック野郎とは、デコトラよりも、桃さんとマドンナの絡みが全てなんだ。

ちなみに本作は、1977年度邦画興行成績第5位(10億9600万円)を記録した。併映は『サーキットの狼』だった。

- 2007年9月21日 -

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トラック野郎 望郷一番星   (1976・東映東京)
■ジャンル: コメディ
■収録時間: 100分

■スタッフ
監督 : 鈴木則文
脚本 : 野上龍雄 / 鈴木則文 / 沢井信一郎
撮影 : 飯村雅彦
音楽 : 菊池俊輔 / 木下忠司

■キャスト
菅原文太(一番星・星桃次郎)
愛川欽也(やもめのジョナサン・松下金造)
島田陽子(三上亜希子)
梅宮辰夫(カムチャッカ・大熊田太郎次郎左衛門)
土田早苗(はまなすお涼)
小倉一郎(浜村紅夫)
春川ますみ(松下君江)



子供達をトルコに連れて行く桃次郎の狂気ここに極まり!悶々としたオヤジ群像を一人で背負い日本の性風俗をココに斬る!なわけねぇ~だろ!これぞ!渋いエロオヤジになりたい若者のバイブル!マジこんな自由気ままなエロオヤジになりたいよな?


■あらすじ


広島の交通検問を見事に不法突破したトラック野郎・星桃次郎(菅原文太)とやもめのジョナサン(愛川欽也)。2人は一路北海道へ。道程のフェリーの中で知り合った亜希子(島田陽子)に早速一目惚れする桃次郎。一方、ジョナサンは今の家が、子供が9人に増え手狭になったので新居を構えるためにアルバイトにせっせと励んでいた。そんなある日、北海道の牧場で亜希子と再会する桃次郎。そして、桃さんの牧場通いが始まるのだった。1976年のお盆に公開された『トラック野郎』第三弾!


■70年代の邦画のクソッタレ・パワー全開!



遂に『トラック野郎』も第三弾に突入!前半は桃次郎の勃起ネタ全開!しかし、またしても後半はまったりと失速していく!何か完全に後半は流してるなぁ~って感じだな。松竹から貸し出された島田陽子が意外に良くなく。目の充血もかなり気になる??遊びすぎだったのかなぁ?

しかし、前半のエネルギーは、最強だなこのシリーズは!よぉ~しエロネタ徹底解剖で70年代の邦画のクソッタレ・パワーを伝えるぜ!


■お~う!よう来たのわれぇ~



ごらぁ!警察なめとったらこっぱくらわしちゃるど!

1976年と言えばやっぱりピラニア軍団興隆の年だな。この年に公開されたのが『河内のオッサンの唄』!オープニングはやっぱこいつら2人だな。しかもこいつらの役柄が東映ヤクザ映画ムード満点の交通取締りの警官。すごすぎるこの迫力。この2人が一緒に出てくると思わずにんまりしてしまうオレはかなり東映ヤクザ映画に毒されてるのかもな。

しかし、ここにサブイおやじ一人発見!「わかるかなぁ~わかんね~だろうなぁ~?」っていうかオマエの存在価値が分からん。


■子連れトルコ風呂。すげえ時代だよな!



今回はジョナサンの子供のお守りを押し付けられ子連れでトルコに行く桃さん。東映トルコ・ガール(叶優子、城恵美、相川圭子)たちも今回はなかなか見せてくれます。しかし、何よりも目立たぬように目立ってしまっているのが、ジョナサンの長男のこの場違いな思春期の少年!画面の奥で固まったように東映トルコ・ガールのおっぱいに目が釘付けになってるし・・・

こいつしかもサウナみたいなマシーンにつかりきって、これじゃセンズリ・フリースペース状態だよな?コイツは絶対に抜いていたハズだ。そして、抜かなくば東映に出てる価値がない。70年代のパワーとはこのもや~とした湯気のような妄想的熱気なのだ。

赤ん坊のお守りに熱中してるトルコ・ガールにムラムラとした桃さんはバックから一発やろうともするが、子供達に妨害されてしまう。桃次郎、あえなく撃沈・・・。


■桃次郎興奮ショット連発 エロ果汁100%ジュース



「ねぇ~~はやくおいでよ~ぉ」

そんな黄色い声と、いかにもなエロ音楽がバックに流れる中、北海道へ向うフェリーの中で、トルコで溜まりに溜まったものを放出できず、一人悶々と下半身を押さえながらほっつき歩く桃さんの目の前に展開する刺激的で、解放的な夏の娘たち。70年代のオヤジが泣いて喜びそうな東映らしいエロ絶景四連発、まずは汗だくになってワキ毛全開でコカ・コーラを飲む女・・・ファンタオレンジを頬張るように飲む女の口元、口元、口元・・・そして、喉元!!

そして、階段を駆け上がるナマ脚ホットパンツ娘たちのハンケツプリプリ・・・そして、この白い太もももまた汗だく。さらにストライプパンティをチラチラ見せつけるミニスカ娘!すっかり口をすぼめて下半身を手で押さえ込む桃さん!その気持ち分かるぜ!


さらに桃さん妄想の極致!ナマ太股全開に食い込むホットパンツの股間と、純白パンティのパンチラ二連発!亀仙人なら間違いなく鼻血放出状態の桃さんのこの表情がかなりグッジョブ!おお~~もう立ってらんねえぜ!股間以外は!とへっぴり腰でほっつき歩く桃さん。


「あれ?誰か突ついた?」

そして、キメは、ギンギンの下半身で狭い場所を通り過ぎようとして赤いホットパンツの女のケツにひっかかり、胡散臭げににらまれるシーン。口笛を吹いてごまかすも、そこにあった鉄柵に下半身がぶつかり悶絶して倒れのたうつ桃さん!この時の音がかなり良い!「ピンッ!」だからね。しかし、この後に鶴光手配の超セクシー女(=『人間の証明』のエレベーターガール)のエロエロ詐欺に騙されるのだが、こんなすけすけのジャンプスーツ着てる女っていんのか?当時は?


■う~ん、失速する原因は共演者?



悶絶のフェリーの中でマドンナとの遭遇!島田陽子(1953- )の登場。今回はトイレではない。しかし、この「あしたのジョー」の白木葉子お嬢様風の帽子。すげぇ~~なぁ~。この人。70年代はやはり島田陽子年間だったんだな。しかし、東映映画に全くマッチしないこういうマドンナの起用はそれはそれで面白い。

そして、土田早苗(1949- )扮するはまなすお涼。彼女は島田と違いグッジョブだ!そう桃さんとの団鬼六監修(ウソ)の妄想SMシーンで、のたうつあの官能美!!一見の勝ちありだぜ!お涼の表情も桃さんのナイスな表情も!

この2人と桃次郎とそのライバル(今回は梅宮辰夫扮するカムチャッカ)が殴り合いの喧嘩をする中での鼻血を拭いてもらうべたべたなギャグ。これは不覚にも笑えるかも・・・しかし、梅宮辰夫という人は、本当に良く転ぶか悪く転ぶか丁半博打みたいな存在感の俳優だよなぁ。今回はもちろん悪く転んでるのだが。それにしてもこいつドラゴンボールのヤジロベエそのものだったな。

しかし、カムチャッカとトラックでワッパ対決する時に流れる音楽は「暴れん坊将軍」じゃねえか?と思って音楽担当を確認してみると菊池俊輔だった。しかも亜希子との出会いのシーンの曲なんか「Dr.スランプアラレちゃん」やん。


■男ならリイド・コミック読みやがれ!



これぞオヤジの登竜門!リイド・コミックだぜ!のぐそに屁までこきながらリイド・コミックをハハハハ~と満喫してる桃さんが、亜希子と再会するのだが、競馬に全く興味のないオレにはいまいちハイセイコーが特別出演しても感動できんな。

ちなみに特別出演と言えば、後半都はるみがとってつけたように登場し、「トラック音頭」を歌い出すのだ。さすが盆公開の映画的にみんなで盆踊りに励むのだが、ベタながらこういう演出は楽しい。結局桃さんは亜希子に振られるのだが、その寸前に当て馬に対して放つ一言がオレ的には最高だった。

「一生本番なしか? 人間にもこういうやついるんだよな」


■もう第三弾まで見てしまうと中毒症状が出てくるよな


しかし、良く考えるとどんなに女優の芝居がクサくとも、いやおそらく則文の演出がクサいのだろが…。クサくとも、このシリーズはエロとトラック・アクションとクサいロマンスとクサい人情ドラマが無計画にミックスされているオヤジの食うお子様ランチ的な作品なんだと第三作まで見ていると分かり始める。

もちろんそういったことを菅原文太がしたからこそ価値があったのであるが。そして、段々ジョナサン一家も邪魔にならなくなるのも不思議なものだ。第三作目以降はなぜかこいつらの出現を待っているオレがいるのだ。そして、オレも30年遅れの東映戦略の思う壺にはまったのだ。

本作は1976年邦画興行成績第10位(5億4300万円)を記録した。

- 2007年9月5日 -

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