情報操作の恐怖 朝鮮人大虐殺を陰で操作した警視庁と変わらぬ日本の安倍自民党政権

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http://blog.livedoor.jp/shunzo480707/archives/4860873.html



辺野古問題に対するデマゴーグ


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ありもしない愚劣な噂を明確な悪意を持って流布させることをデマゴーグと言うはずだ。

たとえばそれが関東大震災時の在日朝鮮人虐殺の引き金になったことはよく知られている。

おなじく

21世紀のニッポンの辺野古では、またぞろ筋の悪い卑劣なデマゴーグが流れているらしい。これは「断じて」赦してはならない!!

というのは

普天間飛行場の辺野古移設に反対する翁長雄志沖縄県知事に対し、徹底した会談拒否方針を貫いてきた安倍政権だったが、急遽、米国訪問の前に「民主的な?」オバマにそれなりのアリバイを作るために知事と会った。

それはいいとしても

実はこうした基地移設宥和姿勢のパフォーマンスの裏で、下品で幼稚な安倍たちは翁長知事に対する情報工作をずっと前から進めていたのである。晋三の周りの米つきバッタ諸君とくに公安や内閣情報調査室の関係者は知事が当選したときから直ちに「翁長の疑惑を何か掴んでいないか」という探りをいれていたのである。

また

同時期、別の情報機関(具体的に言えないが)の関係者が沖縄県に入り、翁長の当選を阻むためのスキャンダルを探し回っていた事実もあるのだ。

しかし

こうした裏工作は実らず、県民の圧倒的翁長支持で辺野古移設問題は暗礁に乗り上げているのであるが、あいかわらず虚実ないまぜのネガティブキャンペーンは持続され続けていたのである。なんとか「翁長は中国と近すぎる危険人物」ということを彼らは仕立てあげなければならなかったのだ。

そこで

まず上がったのが、那覇市の若狭緑地に建設中の中国風のモニュメント「龍柱」をめぐるものであったと言われている。当初、市の都市計画マスタープランで、那覇西地域で「中国とのゆかりが深い歴史性を生かしたまちづくり」を推進したいということになっていたからなのである。

そして

那覇市では 福建省・福州市との友好都市締結30年を記念し、「那覇の新しい玄関口としての魅力を高めたい」と龍柱建設を計画したのである。それは勿論知事の市長時代にあらかじめ決められていたプランであったので「市長時代の翁長に中国側から賄賂が流れた」というありもしない怪情報を流し始めたのである。それにかてて加えて「龍柱が完成したら、龍の目は上海を向く」という荒唐無稽のような話も同時に拡散されていった。

さらに

この種の下劣な情報工作はエスカレートして尾ひれがつき、、、

「翁長知事の娘は長く中国に留学していた」

とか

「娘は、上海市政府に勤める中国人と結婚している。相手は習近平人脈に連なるエリート共産党員だ。中国に行ったままなかなか帰国を認めてもらえない。人質に取られているも同然だから、基地問題で中国寄りの姿勢をとらざるを得ない」

、、、、とか、

ついにこのような偏頗な、しかもプライベートな情報が 一部の政府機関から意図的にリークされ、辺野古推進派自民党議員やその番記者たちの間で広まっていったのであった。

もちろん

これらに根も葉もないことは言うまでもないが、念のためにいえば実際、事実として彼の娘は結婚も留学もしていない。また「龍の目が上海を向く」も、単に空港からの車の流れや港に着く船からの人の動線を考慮して「海側に向けられただけ」であって別に北京政府も上海もまったく関係はなかったのである。

しかし

このようにして 安倍政権はなんとか「情報収集能力強化」を謳って翁長知事に対するガセネタを漁っているけれど、ちゃんとした情報は皆無で、この程度のお粗末な情報工作しかできないようでは我が国のガラパゴス化は一層進み情報枯渇になっていくことはあきらかである。

だか、それよりなにより、

お前たちのやってることは、すべて、するっとお見通しだっ!!。

、、、、と「トリック」の山田奈緒子ちゃんに啖呵を切ってもらいたいものである。

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大賀幹夫先生が驚愕したテレレ先生のファベイラ柔術







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また2003年にエドゥアウド・テレスと二人で作ったTT柔術は、存続したのがたった3年だったにもかかわらず、知らない人はいないほど影響力のあるアカデミーでした。このアカデミーから生まれたTTパスなど、現代の柔術では欠かせない技術をたくさん生み出しています。

このDVDではあらゆるポジションからのサブミッションを教えています。

今回入荷分をご注文の方には、テレレのロゴが入ったギ・バッグがついてきます!


(収録内容)

●Disc 4 Submissions

1.Intro
2.Standing Wrist Lock
3.Seated Wrist Lock
4.Brabo Cross Choke from Half Guard 1
5.Brabo Choke from Half Guard 2
6.Brabo Cross Choke from Half Guard 2
7.Triangle from Side Control
8.Paper Cutter Choke from Side Control 1
9.Baseball Choke from Side Control 1
10.Baseball Choke from Side Control 2
11.Armlock from Side Control 1
12.Kimura from Side Control
13.Armlock from Side Control 2
14.Straight Armlock from Side Control
15.Ezekiel from mount
16.Ameri-armlock from mount
17.Ameri-choke from mount
18.Sit Up Guard to Triangle
19.Sit Up Guard to Omoplata
(56分)

●Disc 5 Submissions from the bottom

1.Intro
2.Spider Lasso Triangle
3.Triangle Americana
4.Spider Lasso Omoplata
5.Spider Lasso Omoplata Armlock
6.Spider Lasso Omoplata Roll to Armlock
7.De La Spider Terere Armlock
8.Overhook Cross Choke
9.Overhook Straight Armlock
10.Overhook Triangle
11.Staller Armlock from Guard
12.Spinning Staller Armlock from Guard
13.Spinning Armlock from Guard
14.Sweep Armlock from Guard
15.Open Guard Loop Choke
16.Butterfly Sweep to Armlock
(43分)

●Disc 6 Submissions from Back Attacks

1.Intro
2.Taking the Back from Turtle 1
3.Taking the Back from Turtle 2
4.Key Details of Back Control
5.One Hook Escape Drill
6.One Hook Escape Collar Choke
7.Fall to Wrong Side & Armlock
8.Fall to Wrong Side & Ezekiel
9.Fall to Wrong Side & Bow & Arrow Choke
10.Terere Choke from Turtle
11.Bow & Arrow Choke from Turtle
12.Triangle & Choke from Turtle
13.Bonus: Rolled Up with Terere
(69分)

(英語・ポルトガル語・日本語)

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(収録内容)

●Disc 1

Open Guard Passes
1 Intro
2 Opening the Closed Guard 1
3 Opening the Closed Guard 2
4 Passing the Open guard (no grips) 1
5 Passing the Open Guard (no grips) 2
6 Passing the Open Guard (no grips) 3
7 Passing the Open Guard (no grips) 4
8 Passing the Spider Guard 1
9 Passing the Spider Guard 2
10 Passing the Spider Guard 3
11 De la Riva Pass 1
12 De la Riva Pass 2
13 Reverse De la Spider Pass
14 Spider Lasso Pass 1
15 Spider Lasso Pass 2
16 De la Spider Pass

●Disc 2

Sit Up Guard & Butterfly Passes
1 Intro
2 Loop Choke from Sit Up Guard
4 Sit Up Guard Pass 2
5 Sit Up Guard Pass 3
6 Butterfly Guard Pass 1
7 Butterfly Guard Pass 2
8 Butterfly Guard Pass 3
9 Butterfly Pass 4
10 Butterfly Guard Pass 5
11 Butterfly Guard Pass 6
12 Butterfly Guard Pass 7
13 Butterfly Guard Pass 8

●Disc 3

Half Guard and X-Guard Passes
1 intro
2 X-Guard Pass 1
3 X-Guard Pass 2
4 Single Leg X Pass to Omoplata
5 Half Guard Pass 1
6 Half Guard Pass 2
7 Half Guard Pass 3
8 Half Guard Pass 4
9 Half Guard Pass 5
10 Half Guard Pass 6
11 Half Guard Pass 7
12 Deep Half Guard Pass 1
13 Deep Half Guard Pass 2
14 Deep Half Guard Pass 3
15 Knee Shield Half Guard Pass 1

(英語・ポルトガル語・日本語)

収録時間:2時間15分

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大賀幹夫先生のツイートより 武道の有段者が喧嘩をして相手に傷害を与えたら一般人よりも罪が重くなるはただの都市伝説である



http://oshiete.goo.ne.jp/qa/6381467.html





武道有段者による傷害事件の判例

質問者:ESMUYCARO
質問日時:2010/12/13 11:42
気になる
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都市伝説的に、「空手の有段者はそのもの自体が凶器と一緒だから、傷害事件を起こすとたとえ相手の方が悪くても裁判で不利になる」と言われますが、実際の判例として武道(出来れば空手)の有段者が路上等で素手による喧嘩を行い、傷害事件として起訴され、結果的に有段者ゆえ不利な判決が出た例はあるのでしょうか?

例えば、被害者が先に喧嘩を吹っかけたが返り討ちに合い、全治2週間の怪我を負った。その際、加害者(喧嘩を吹っかけられた方)が普通の人だったら不起訴、空手有段者だったら起訴みたいな事例は有るのでしょうか?

一般論では無く、法解釈若しくは判例での回答をお願いします。
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回答 (5件)

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No.5ベストアンサー

回答者:buttonhole 回答日時:2010/12/13 22:36

 喧嘩の事例ではないのですが、刑法の教科書で「英国騎士道事件事件」(勘違い騎士道事件)と名付けられて紹介される有名な判例を読んでみてください。一審は、被告人の行為を誤想防衛として無罪判決を出しましたが、検察官が控訴して、控訴審の東京高裁は誤想過剰防衛として有罪判決を言い渡し、最高裁も高裁の判決を支持しました。最高裁の決定は、内容があっさりしすぎているので、参考URLは東京高裁の判決のものです。
 読むと分かると思いますが、「空手の有段者はそのもの自体が凶器と一緒」何て言う論法は採用していません。それから、被告人が空手の有段者であることは、例えば「被告人は顔面に対する回し蹴りの威力や危険性は認識していた。」とか、「被告人は寸止めにできる技量を有しいてる。」と認定する判断材料になっている点で、結果的に被告人にとって不利な事情と言えるでしょうが、あくまで、事情の一つとして考慮しているのであって、決して、「有段者」であることが決定的な事情になるわけではありません。

参考URL:http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/216A2E6DD1EF6 …
この回答へのお礼

buttonholeさん
大変遅くなりましたが、回答ありがとうございました。

他の回答者さんもこの事例をあげてましたが、もしかしたらこの事件をきっかけに「空手の有段者は~」の説が流れたのかも知れませんね。
参考URLもありがとうございます(読みました)。

例えば、ものすごくガタイが良いが格闘技などの経験は一切無い。しかし、子供の頃から喧嘩三昧。この様な人なら「威力や危険性は認識していた」と判断されるのか興味が有ります。
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お礼日時:2010/12/18 19:08

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No.4

回答者:InfiniteLoop 回答日時:2010/12/13 21:52

○例えば、被害者が先に喧嘩を吹っかけたが返り討ちに合い、全治2週間の怪我を負った。その際、加害者(喧嘩を吹っかけられた方)が普通の人だったら不起訴、空手有段者だったら起訴みたいな事例は有るのでしょうか


その比較はちと難しいですね。同じ条件で普通の人と有段者とを比較することが、なかなかできないですからね。もしできるとすれば、素人の人と、空手の有段者が同じ人を同じ機会に殴り、その結果両被告人に対する刑の量が異なった例はあるか?という話になるかと思いますが、そういった例は聞いたことがありません。

また、そもそも、「全治2週間」という部分が同じなら、基本的には同じ結論になるはずなのです。結局刑罰というのは起きた結果にかなり重点が置かれますからね。素人ががんばってたくさん殴って2週間の怪我、有段者が軽く一発殴って2週間の怪我、ということだと、もしかするとたくさん殴ったほうが悪質だと判断されるかもしれませんよ。


さて、これだけだと「一般論」になってしまうので、一つ判例を紹介します。

これは誤想防衛が争われた事件です

空手三段の在日イギリス人が、ある夜、道端で、酩酊した女と、別の男とが揉み合うのを目撃しました。

みていると、その酩酊した女は「ヘルプミー、ヘルプミー」などと叫んでいます。

イギリス人は、これは女性が暴行を受けているものと思い、、二人の間に割って入り、「やめなさい!レディーですよ」などと注意しました。

すると、男のほうは、なにやらボクシングのファイティング・ポーズのような姿勢をとりました。

男が自分に殴りかかってくるものと誤信したイギリス人は、とっさに空手技の回し蹴りを男の顔面付近に当て、同人を路上に転倒させ、その結果、後日死亡させてしまいました。


ところがこの事件、実際には女性は男に襲われていたのではなく、単に酔っていたところを男に介抱されていただけでした。「ヘルプミー」と叫んだのも半ば冗談でしょう。男がファイティングポーズをとったというのも、おそらく、そのイギリス人に驚いて身構えただけだと考えられています。実際、男はなんの武道の経験もなかったようです。

レディーを守ろうとしたイギリス人は結局傷害致死に問われてしまいました。実際には誤想過剰防衛として執行猶予がつきました。

(最高裁昭和62年3月26日判決、通称「ヘルプミー事件」又は「騎士道事件」)

さて、この事件で一番不幸だったのは、このイギリス人が空手の有段者だったことかもしれません。普通の人であれば、たとえ回し蹴りをしたとしても、それが原因で相手を死亡させる可能性は少ないでしょうから・・・。

そういう意味では、結果的に有段者ゆえに不利な判決が出た例、といえるかもしれません。しかし、基本は、生じた結果が重いか軽いか、が問題です。
この回答へのお礼

InfiniteLoopさん
大変遅くなりましたが、回答ありがとうございました。

もしかしたら、この事件がきっかけで空手の有段者の拳(もしくは蹴り)は凶器に等しいと言う都市伝説もどきが出たのかも知れませんね。
事例の紹介、ありがとうございます。
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お礼日時:2010/12/18 19:03

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No.3

回答者:watch-lot 回答日時:2010/12/13 13:38

武道全般ではなく、空手で瓦を素手で割ることができる流派の有段者は、常時トンカチのような凶器を携帯しているとみなされます。これは通説です。

したがって、相手が凶器をもって攻撃してきた場合は正当防衛となりますが、相手が素手で攻撃してきたときに受傷させた場合は過剰防衛の可能性がでてきます。
つまり、ナックルを使って返り討ちにした結果受傷させた場合と同じです。
この回答へのお礼

watch-lotさん
回答ありがとうございます。

一番知りたかったのはwatch-lotさんの回答の部分で、watch-lotさんが言っている「通説」とはどの様なものなのでしょう?

少し話しが長くなります。
元々は、空手の有段者は警察に届けると言う「都市伝説」が質問のきっかけでした。これに関しては単なるデマなんですが、同じく良く聞く伝説が、watch-lotさんがあげてる「空手を瓦を素手で割る事が出来る流派の有段者は~」の下りです。
瓦を割るのはコツだけです。ですから空手の経験の有無が関係無く、コツで割る事が出来ます。また素手で瓦を割る事が「出来ない」流派なんて言うのも存在しないのです。
空手に疎いと、フルコンの喧嘩空手と寸止め空手の二種類ある様に思う人も多いかと思いますが、寸止めの流派の有段者も、勿論瓦を割る事が出来ます。
空手の有段者と言ってもピンキリです。それを一様に有段者だからというくくりで「凶器を携帯している」と見做されるのが、理解できなかったのです。

また、「瓦を素手で割る事が出来る流派」と認定されればその流派は箔がつくと思いますが、実際に被告となった際に「○○流は瓦を割れないと認定したので無罪、貴方の流派は割れると認定したので有罪」ともなり兼ねなく、法の下の公平性にも欠けると思います。

そこで再質問ですが、
 ・瓦を素手で割る事が出来る流派の認定はどこがするのか?
 ・「通説」とは法学者が出している説なのか?判例に基づく説なのか?
 ・もし法学者説なら大学名と教授名を
 ・もし判例なら何年のどこのどこの法廷かを教えて下さい
つまり、「空手の黒帯(有段者)は警察に登録される(する)」が都市伝説的な「通説」(これは空手家自身でも信じている人もいる)と同様に、「空手の黒帯(有段者)のコブシは凶器と同様とみなされる」も都市伝説的な「通説」なのかどうか。
わかり易く言うと、某歌舞伎役者を殴ったとされる加害者が仮に有罪となった場合、その判決ではコブシを凶器として認定されないが、実は真犯人が別にいて、その真犯人が試合の試し割り等で瓦を割る流派の有段者だった場合、判決文の中で、そのコブシは凶器とみなされるのか?
と言った感じです。
ガタイが良くても武道未経験者ならコブシは凶器と見做されず、ガタイが良くなくても有段者なら凶器と見做されるという事が本当にあるのかどうかが知りたいのです。
別の回答者さんの上げてくれた地裁判例でも、ボクシングの心得は指摘しつつもそれを持って凶器とは見做していないと読み取れると思います。
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お礼日時:2010/12/13 20:06

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No.2

回答者:neKo_deux 回答日時:2010/12/13 12:06

ざっくりと判例を「空手」で検索しようとすると、「空手形」なんかの商業取引に関する判例の文字列に引っかかって探しにくいみたいです。


質問の希望には合わないですが、格闘技の経験が情状酌量や量刑に影響を与える事例はあるようです。

判例検索 - 平成13(わ)813 平成14年03月26日 東京地方裁判所 八王子支部
http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?action_i …

| ~その犯行動機に酌量
| の余地は乏しく,ボクシングの心得がありながら,無防備の被害者の身体の枢要部
| である頚部付近を右手こぶしで強打したというのであって,これが致命傷であった
| ことに照らしても,強烈な攻撃であったということができ,~

実際にボクシングやってなかったら量刑が変わったか?っていうと微妙ですが。
この回答へのお礼

neKo_deuxさん
回答ありがとうございます。

判例の紹介もありがとうございます。確かにボクシングの心得が決定打になったかどうかは微妙ですね。
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お礼日時:2010/12/13 19:39

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No.1

回答者:shornet 回答日時:2010/12/13 11:55

傷害の程度と状況によるので。
例えばナイフ持って襲いかかられて、危険を感じて相手に傷害負わせても
正当防衛にあたるので無罪になるか過剰防衛になるかが警察の判断によります

例えばこの状況だったら片目潰すなどして、一生治らないとかでも状況によるので
例えば両目潰したら片方は正当防衛、もう片方にたいしては過剰防衛とかね


被害者が先に喧嘩を吹っかけたが返り討ちに合い、全治2週間の怪我を負った。
上記の程度なら有段者だろうが、一般市民だろうが関係なく
過剰防衛にあたり、傷害罪です
この回答へのお礼

shornetさん
回答ありがとうございます。

全治2週間の事例だと、過剰防衛となるのですね。参考になりました。

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内柴正人先生のツイート この先生の やらかした事に関して は全く肯定できませんしハッキリ言って好きにもなれませんが柔道家としては本当に偉大であることがツイートを読んだだけでもわかります 勉強になることが多いと思うので参考にどうぞ

内柴正人|Uchishiba Post
https://twitter.com/UchishibaMasato



つか五輪では寝技での一本勝ちが目立っていたので寝技が好きだと思っていたら嫌いだったんですか…
意外…

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100年200年の強度を誇る古い日本家屋の良さの秘密は蜘蛛と百足を益虫としシロアリを異常繁殖させなかった 古人の知恵の結集 現代建築でアレルギー シロアリ が深刻な問題となるのは日本の生態を無視した現代建築にあり

http://life.players.tv/pestcontrol/vol02/

古民家が倒壊しないワケ
ベタ基礎でもシロアリの侵入を防げないとすれば、現在のようにコンクリートが普及する前に建てられた民家はなぜ今でも無事なのでしょうか。地方では築100年、200年という古民家も珍しくありません。
その理由のひとつは床下にあります。古民家の床下は簡単にもぐりこむことができるほど高く、床下を風が通っていきます。部材がむき出しのため、日常的に床下や部材をチェックすることができますし、シロアリが上がってきてもすぐわかりました。また、束石が土の上に置かれ、その上に束柱が載って床へと続く構造では、屋内の熱が地面に伝わりません。さらに、クモやムカデといったシロアリの天敵もたくさんいましたから、シロアリだけが異常に繁殖することはなかったのです。

シロアリは元来、とても弱い生き物です。光の届かない場所で、温度や湿度が適切に保たれないと生きていけません。敵に襲われても、身を守る針も毒もありません。だから、シロアリは土の中に住んでいます。敵に見つからない場所でひっそり暮らしているのです。そんなシロアリが、なにかの拍子にコンクリートで囲まれた「外敵のいない場所」を見つけたらどうするでしょうか。しかも、そこは冬でも暖かく、餌となる木材もたくさんあるのです。

答えはもうわかりますね。シロアリは冬でも休眠することなく木材を食べ続け、どんどん増えていきます。しかも、床下や天井裏のスペースを省いた設計では、床下にもぐっての駆除は格段に難しくなります。先進的な技術だけがシロアリに対して有効ではないということは、地域の気候にあわせた伝統的な家でも、最近になって増改築した場所だけがしばしばシロアリ被害を受けることからも明らかです。

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柔術界がフォード・システムのビジネスを展開すれば未来には自滅しかない…

http://cafe.quietwarriors.com/?eid=871547
Metamorisは他団体を潰しにかかってる? &試合カード
Metamoris 6が5月9日に開催されます。

このメタモリス6開催の日なんですが、なんと! 2大会連続で、Copa Podioと同日同時間開催。

どちらもペイパービューがあるので、柔術ファンはどちらか一つしか見ることができません。

Copa PodioはMetamorisよりも1か月前に開催日を発表していました。


エディ・ブラボー・インヴィテーショナル(EBI)とポラリス・プロ・インヴィテーショナルはインヴィテーション・オンリーの有名な大会なんですが、その選手たちはメタモリスから専属契約を結ぶようにアプローチされてるんだとか。

JiuJitsutimes.comのJerry Tsui氏によれば、マルセロ・マフラは先週末に行われたEBI 3を最後の最後でドロップアウトさせられたらしい(その穴埋めはハビエル・バスケスが)。またゲイリー・トノンもMetamorisから専属契約の話を持ち掛けられたけれど、それを断ったんだとか(故にEBI 3に出場した)

Jerry Tsui氏がEBIの上の方の人に聞いたところ、

・ハレック・グレイシー&メタモリスはマルセロ・マフラと専属契約を結んだため、マフラは最後の最後でEBI 3を欠場することになった。
・ゲイリー・トノンも同じくハレック&メタモリスから、EBI 3欠場を含んだ、メタモリスとの専属契約を持ち掛けられたが、断った。
・ハレック&メタモリスは意図的にEBI 3を潰そうとしていたのではないか?


ということで、Metamoris 6の試合カードは今のところ以下の通り↓

Josh Barnett vs Cyborg Abreu
Chael Sonnon vs Renato Sobral
Dillon Danis vs Joe Lauzon
Xande Ribeiro vs Keenan Cornelius
Clark Gracie vs Roberto Satoshi
Jeff Monson vs RTM Champion

http://cafe.quietwarriors.com/?eid=871555

柔術団体つぶし合い
MetamorisがEBI(エディ・ブラボー・インヴィテーショナル)から直前選手引き抜き&独占契約をやったりしてEBIを潰しにかかったこと、そして同じくMetamorisがCopa Podioと同じ日、同じ時間に開催する、ということは以前に書きましたね。

こちら

Copa Podioと同時開催に関しては、最初に日時を設定していたのはCopa Podioの方で、Metamorisが後から同じ日、時間にぶつけてきたわけですが、それに対してCopa Podioの対抗策は、、、

ペイパーヴュー無料!

ファンにとってはうれしいことですね(笑)


それからもう一つ、IBJJFがヒーガンの新団体JJWLに対抗しております。



ま、何年も前にヒーガンが団体を作ろうとしたときにIBJJFはすぐさま潰しにかかって、それが成功していたわけですが(あれ、普通に書いてしまった。いいのか?)、それから数年経ち、去年ヒーガンは団体を設立。トーナメントを開催しました。

そしてその第2回大会が5月9日にラスベガスで行われると決まっていたのですが、IBJJFが同じ日にラスベガス・スプリングオープンを開催することに決定。

もともとIBJJFのラスベガスオープンは5月2日と決まっていたのですが、5月2日はそのラスベガスで、全世界が注目している世紀のボクシング試合、パッキャオ対メイウェザーがありますね。

それに伴い、ラスベガスのホテル代高騰などの理由により、1週間遅らせて5月9日に、ということらしいです。


大会が増えるのは柔術競技者&ファンにとってはうれしいことですが、やっぱり規模が大きくなってくると動く金額も大きくなり、つぶし合いが起こったりしてしまうのはしょうがないんですかね。。。

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ブタのエサを人間に売りつけるマクドナルド

月刊紙の爆弾 2015年 05 月号 [雑誌]月刊紙の爆弾 2015年 05 月号 [雑誌]
(2015/04/07)
不明

商品詳細を見る


http://ameblo.jp/shyusui/entry-12018092432.html


日本マックの凋落



2015-04-24 04:24:03
テーマ:紙の爆弾


『紙の爆弾』5月号、西田健さんの記事をネタに編集してお届けいたします…



アメリカ企業の大半は、自滅するんじゃないですかね~


日本マクドナルドの凋落をみると、ヤンキーってつくづくバカだな~と…



世界のマクドナルドの1割が、なんと日本にあって、アメリカに次ぐ店舗数と売り上げで成功していたんですよ。2000年代までハンバーガーチェーンの7割を牛耳っていましたしね…



ところがね…アメリカ本部は満足しなかった。売り上げに比べて利益率が半分で、上納金が少なかった。


(´0ノ`*)b 株主よりも顧客や社員に利益を与えていたっつーことでしょ?



それで、本部は創業者の藤田田を強引にクビにして、原田泳幸、通称「ミスターマック」を新社長に据えたのです…


そして、徹底的な合理化と含み資産の売却で利益率を世界水準へ引き上げました…



( ̄0 ̄# しか~し!…


(ノ゚ο゚)ノ 売却する含み資産は、いずれ枯渇します…


(゙ `-´)/ しかも、合理化で質とサービスは低下、売り上げはどんどん低下していきます…


こうして、原田は”お手上げ”になりました…(/_;)/~~三 (/ ^^)/



そこで、アメリカ本部は、切り札を切ってきました…期待のエース…


それが、現社長…サラ・カサノバ女史でございます…


(´0ノ`*) TPPを睨んで「本場グローバリズム」の経営者を一刻も早く送り込みたかったんでしょうw



実際、このお方…冷戦期のロシア・ウクライナ、最近では東南アジアの統括マネージャーとして辣腕をふるってきた、”アメリカングローバリズムの権化”みたいな人なんです…



しかし、赴任早々に、原田泳幸の”置き土産”が炸裂…これがケチのつき始め…


中国産消費期限切れチキンナゲット騒動(14年7月)なんですね…



原田は、利益率を上げるべく、安い食材に切り換えて、腐った肉でも平気で使いました。



しかし、カサノバも原田と同類の人間であることが、すぐに露呈するのです…


この騒動で、カサノバは一切の謝罪を拒否…


「これのどこが悪いのか、わかんないっ」って態度だったんですからね~



マックなんて「ブタのエサを人間に売る商売」、腐った肉くらい使うでしょ、でなきゃ儲からない!…


彼女の肉体言語が、そう言ってました…少なくとも多くの人が、そう受け取りました…



そりゃ、法にふれなきゃ腐った肉を使おうが、「マックの自由」でしょう…


しかし、そんなマックに行かないのも「客の自由」です。



なのに、客足が遠のいた理由がカサノバにはわからなかった…このままじゃマズイ!!…



そこで14年末の店長会議で、彼女はこう言い放ちます…


「チキンナゲットの件は忘れましょう!」\(_ _*)/どてっ…o(^^o)(o^^)o



都合の悪いことは「なかったこと」にするアメリカンスタンダード…


タリバンを支援したのも、サダム・フセインを支援したのも「なかったこと」のようにふるまってきたのが、アメリカという国ですからね~



”グローバリズムの権化”っちゅうても、オツムの中身は、”この程度”なんですよw…


サービスも味も悪く、汚い店のとなりに、サービスと味がよく、こぎれいな店があったら、どっちに入りますか?っていうだけの話なのに、なぜカサノバにはわからないのでしょうね?



アメリカ人って、こういうときにサービスや味をよくすることは考えない。アコギに稼ぎ出したカネで、サービスのいい、ライバルのチェーンを買収してしまう…ハゲタカ商法ですよ…



ライバル店を潰してしまえば、サービスが悪くても、客は来るだろう…って~態度なんですね…



こうした”ビジネスモデル”の原点が、「フォードシステム」ですよ。


自動車産業の勃興期の会社の悩みは”腕のよい職人の確保”でした。


職人の数で生産台数は決まるので、給料は上がるわ、ライバルに引き抜かれるわで大変でした。



そこで、ヘンリー・フォードが、逆転の発想をする…


「100の工程をひとりの職人がするのであれば、ひとつの工程を百人でやればいいじゃないか」と…



この「フォード・システム」を初めて飲食店に応用したのが元祖マクドナルドで、だから…


”ファストフード”って言うんですよ…



シロウトでも、簡単なトレーニングで一定品質の商品をつくるっていうシステムですよ。


すると、「大量生産、大量消費」が前提となるんですね~



それで、コストをどんどん下げていき…ライバル店を潰していって…それを吸収して拡大…


こうして外食産業全体を支配下におき、流通、加工、生産の全分野に影響力を及ぼし、政治にもはたらきかけて、莫大な利益を得る…


「自由競争」な~んて言ってますがね…産業の”乗っ取り”なんですよ…”やったもんがち”のね…



「ビジネス」っちゃあ、最近はこういう「フォード・システム」型を意味してますわね~



ですがね…日本の外食産業は30兆円の規模で、そのなかでもマックの占有率は1%ですよ…


この日本市場を”支配”できると思っているところが、愚かなんです…



みな、「ハンバーガーがダメなら牛丼があるさ…」みたいなもんで、”選択の自由”があるんです。


産業乗っ取りは、顧客の”選択の自由”を奪うことですからね~



日本の政治も”選択の自由”がなくなっているから、あべしんぞうでも、総理大臣になれるんでしょ?



日本マックの創業者である藤田田は、そこをきちんと理解していました。


「ブタのエサを人間に売りつける」のではなくって…


「人間の食べ物を人間に買ってもらう」というまっとうなビジネスでした…



当時の日本のマックは…


店員のサービスがよく…店が清潔で…おいしい…ことで知られていました…


それは、「マックとは思えないほど」と、世界的に有名だったことなんです…



それを”アメリカン・スタイル”にしたばっかりに…



TPPで、日本の産業を破壊して、その”乗っ取り”を狙うアメリカ企業…



しかし、日本マックの例を見て、それが”自滅”への道だって、わからないのでしょうかね~(θωθ)/~

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質量がケタ外れに多い福島第一原発のデブリが「地底臨界」すれば、東日本どころか地球規模の超巨大原子力災害に突き進む!  だからこそ海外の研究者や政府関係者たちも福島第一原発事故処理の不透明な現状に対して不安と苛立ちを募らせているのだ

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レベル7のチェルノブイリ核事故29周年記念日 フクシマから4年
2015年04月27日 | 放射能と情報操作
『最悪のレベル7の核事故』

29年前の1986年4月26日、チェルノブイリ原子力発電所第4号基が大爆発するレベル7の核事故が発生し大量の放射性汚染物質を大気中に放出しているが、当時のソ連政府は放射能被害を過小評価して緊急避難を最小限に抑えて、ウクライナの首都キエフでは大勢の一般市民が予定通り屋外でのメーデーの祭典を開催していた。
チェルノブイリ原発の石棺化など収束作業に当たった人数は60万人以上にも及んだ。
チェルノブイリから25年後の2011年3月11日、フクシマで原子炉4基が暴走して相次いで爆発して大量の放射性汚染物質を大気中に放出する。(キセノンなど放射性希ガス類はチェルノブイリの2倍以上)
日本の福島第一原発は東京電力の公式発表でも津波の第一波到達以前に非常用電源が停止していた。
地震の3時間後の1号基のメルトダウン事故の原因は、政府や東電発表の全電源喪失『ブラックアウト』ではなく老朽原発の地震動による原子炉の配管損傷の可能性が高い。1号基の二日後に爆発した2号基3号基の場合は日本独自の集中立地の弊害で隣接する原発のメルトダウンによる放射能汚染で十分な作業が不可能だったことでドミノ(将棋倒し)的に次々とメルトダウンを起こしている。
原子炉のメルトスルーによる猛烈な放射性プルーム(放射能雲)は3月13日には風下の飯館村など北西方向を放射能で汚染し、15~16日には南方の首都圏を広範囲に汚染していた。
放射能汚染では、パニックを恐れた民主党政権(菅直人首相)は緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム SPEEDI(スピーディ)を隠して、原発から半径30キロ圏の屋内退避指示と、首都圏での東電による計画停電による交通機関の運休による一般市民の外出を抑制しようとした。
ところが、全面運休では無く公共交通が部分的に動いていた為に人々が殺到し大混雑。余計に被曝する結果に終わっている。

『賞味期限(耐用年数)が3年の御粗末な原発事故対策で、4年が経過した無為無策の愚劣極まる日本の悲劇』

東京電力が二日半で1基の割合で造り続けている1000トンの放射能汚染水を入れる巨大な汚染水タンクは、急場しのぎの安物の手抜き品である。
フィンランドのオンカロのように高濃度放射性物質の保管なら10万年単位であり、少しでも耐久性を考えるなら汚染水タンクは錆びないステンレス製で溶接する必要がある。
ところが、フクシマは錆びやすい鉄製の鋼板をボルト締めしただけの超簡易型で防水パッキン類は耐久性が3年しかない。
しかもタンク群を超過密に密集して建造しているので水漏れなどが発生しても修理の仕様が無いと言うとんでもない代物である。
手抜きで安物で耐久性が3年の汚染水ダンクが示している事実は、日本政府や東電ですが、最初から『3年程度誤魔化す』(後は野となれ山となれ)との心算なのです。
フクシマは汚染水だけでは無く、除染作業で出た放射性汚染物質がビニールシートで出来たフレコンパックに詰め込まれて3000万トンもの量が仮置き場に臨時に野積みされている。
福島県中で10トン積み大型ダンプカー300万台分もの運びきれない膨大な量の汚染土が、簡易なビニールシートやフレコンパックの耐久性は2年(最大で3年)程度しかなく、耐用年数の3年が過ぎたあたりから次々と破れて汚染物質がばら撒かれている。
フクシマの核事故発生から3年目に、突然東京電力は原子炉構内地下に1日400トンが流れ込んでいると唐突に発表する。
地下水は自然現象であり原発事故とは無関係に昔も今も絶えることなく流れているのに東電は何が言いたかったのだろうか。
400トンの地下水流入との、この東電発表では何処にも『その地下水の流出先は、』の記述が無い摩訶不思議な代物。普通に考えれば入ったものは同量が出て行く。(善良な大槻義彦は流入した400トンは汚染水として、そのまま海に流出していると解釈して、3年間も内緒で海に垂れ流していたと思っている)
この『1日400トンの汚染水』とは、メルトダウン事故以来東電が毎日毎日欠かすことなく御釜の底が抜けた原子炉に冷却水として抽入している量である。(東電は3年が過ぎて汚染水の回収が限界に達したので今後海洋投棄をかんがえているのである)
フクシマの核事故の発生では愚劣極まる日本政府も東電も同じで、賞味期限(耐用年数)が3年程度しか無い超御粗末な事故対策しか考えていなかったのである。
ところが運悪くというか。運良くと言うか。(従順で善良な『疑うことを知らない』大勢の日本人のために)、なんと4年が意味も無く経過した仕舞った。
無為無策のままで無駄に時間が経つほど、日本の悲劇は天文学的に倍加するでしょう。



『賞味期限(耐用年数)が3ヶ月から3年のインチキ手品を延々と続ける日本政府の無残』

IAEA(国際原子力機関)もWHO(世界保健機関)も同じでチェルノブイリ原発事故の放射能被害として公式に認めているのは総数6000人ほどの小児甲状腺がんだけなのである。(チェルノブイリのあったウクライナと隣接するベラルーシの合計人口は約6000万人なので、10000人に1人の割合で小児甲状腺がんが発症したことになる)
福島県の人口は200万人なのでチェルノブイリと同じ比率なら、総数で200人が今後小児甲状腺がんになるとの計算だが、何と今でも早々と100人の大台を越えているのである。
(がんは細胞分裂で増えるので原発事故から3年程度なら影響は小さい。小児甲状腺がんが本格化するのは4年後からで核事故から9年後の2020年にピークを迎える)
日本政府や東電の原発事故の対策は賞味期限が3年程度だったが、小児甲状腺がん対策は最初からお手上げ状態だった。
政府や福島検討委の小児甲状腺対策は3年どころか、もっと短くて3ヶ月程度(多分目の前の参議院選挙目当て)だったのである。
野田佳彦の『冷温停止状態』の丁度一年後の2012年12月16日総選挙で民主党から政権を禅定された安倍晋三は、北朝鮮の核実験の新聞号外が出る大騒ぎのドサクサに紛れて『3万8000人中で3人確定、7人疑い』と発表。
この胡散臭いインチキ手品の数字を共産党機関紙赤旗を含む全てのマスコミが、日本人の誰にも気が付かれない様にと小さく報道する。
政府のインチキ手品のタネ明かしですが、先ず分母の3万8千人が大嘘で、これは甲状腺学会が定めた12項目のガイドラインの内から血流検査など大事な4項目を省いた簡易な手抜き検査である1次検査の人数であり、BC判定を受けた2次検査の終了者の人数ではない。(二次検査終了者は半数程度だった)
しかも『確定』とは甲状腺の全摘出の意味であり、『疑い』とは細胞診断など全てのがん検査で陽性だった子供達のことだった。
『疑い』でも後は全摘出手術を待つだけなので、『確定』と『疑い』には数ヶ月の時間差が有るだけで、小児甲状腺がんの検査結果自体には少しも違いが無いのである。(丸っきりの手品か詐欺そのもの)

『安倍晋三の70年遅れの第二次『玉音放送』は、すでに去年全国放送されていた』

この日本政府のインチキ手品の中でも最も悪質なのは3年がかりで行って、2014年8月『県内を一巡した』が『小児甲状腺がんの発症率に地域差が無い』との極悪プロパガンダである。
↑上記の『図2、実施対象年度別市町村』との白枠の平成23年度検査実施市町村(13市町村)とは、一般人が立ち入り禁止になっている双葉町や大熊町、浪江町、飯館村などの最も放射能汚染が酷い地域だった。
緑枠の平成24年度検査実施市町村(12市町村)とは、中通り地域の福島市や郡山市などの福島県内で二番目に汚染が酷い地域である。
残りの平成25年度の34市とは、会津若松市やいわき市などの比較的汚染度が低い地域である。
放射能の汚染度合い大きく違う三地域を、年度をずらして調べて『同じ』数字が出たなら、低脳の安倍晋三の政府の主張するように『小児甲状腺がんの発症率に地域差が無い』では無くて、明らかな違いが出ているのである。
日本人の誰も気が付かなかっただけで、ほんの少しの懐疑心とか理性的な判断能力があれば、70年遅れの第二次『玉音放送』がすでに去年の時点で全国放送されていた事実に思い至るのである。

『日本人が絶滅危惧種になるとき』
人口問題研究所(Population Reference Bureau、PRB)(人口統計局とも呼ばれ、世界の人口問題に関する統計を提供する非営利のウェブサイト)が行った調査では、急速な勢いで人口が減少し、絶滅の危機に瀕している5つの民族が挙げられ、その筆頭に日本人が入った。
日本の人口は2050年までに現在の1億2698万1千人から9515万2千人へと25%も減少し、65歳以上の老齢人口は国民の23%に達する。
絶滅の危機に瀕す民族リストの二番目に入ったのはチェルノブイリ原発から29年目のウクライナで、軍事行動や人口流出で2050年までに人口は23%縮小し、3527万人になる。
3番目が、ボスニア=ヘルツェゴビナで2050年までに人口は19.6%縮小し、3075万人になる。
4番目のブルガリアも18.2%減の589万4千人に、5番目のグルジアも17.2%減の3591万人になる見込み。


『福島県双葉町の元町長 ロシアの 同僚に放射線災害が起こる危険性 を忠告』2015年04月26日 Sputnik

チェルノブイリ原発事故から29年を前に、福島第1原子力発電所からわずか10キロに位置する双葉町の井戸川克隆元町長が、ロシアに公開書簡を送った。
書簡は、ナヴァシノ市(ニジニ・ノヴゴロド州)、ムーロム地区、ポラールヌィエ・ゾリ市(ムールマンスクのコラ原発近郊)の各トップに送られた。
井戸川氏によると、現在計画されているニジニ・ノヴゴロド原発が建設された場合、ナヴァシノ市とムーロム地区は、福島と同じ運命を辿る恐れがあるという。原発では事故が発生する恐れがあるからだ。
ニジニ・ノヴゴロド原発に対する主なクレームの一つは、原発の建設予定地でカルスト現象が発生する危険性があるということだ。すなわち、雨水などよって岩石が溶解し、土壌が侵食される恐れがある。
カルスト現象によって原子炉建屋が傾いたり、送電線が切断された場合、フクシマのような事故が発生する危険性がある。

オーストリアの学者たちの研究(FlexRISK)によると、重大な事故が発生したら、原発から200-3000キロ県内の住民が避難を余儀なくされる可能性があるという。すなわち、ナヴァシノとムーロムだけでなく、ニジニ・ノヴゴロドとウラジーミルの住民も避難しなければならなくなる。
ムールマンスク州の原発だが、古い原子炉の時宜を得た廃炉を求める活動家たちの情報によると、現在コラ原発の4基の原子炉全てが、設計寿命を超えているという。
井戸川氏は書簡の中で、自分の町から去ることになった経緯について語り、同僚たちに原発を放棄するよう呼びかけている。

『井戸川元町長からポラールヌィエ・ゾリ市長への書簡』

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核燃デブリが地下で再臨界?4年経っても終わらないフクシマの悪夢(週間プレイボーイNEWS)
2015年04月28日 | 放射能と情報操作
『フクシマが今後50年間で繰り返される可能性は50パーセント』

欧州の研究者達による世界の原発施設の過酷事故の『損害額(事故処理費用)のランキング』によると、旧ソ連のチェルノブイリを押さえて日本のフクシマが№1だったとインターネット新聞紙Gazeta.ru(ガゼータ・ル)が伝えた。
大気に放出された放射性汚染物の総量ではなく、米ドル換算の事故処理費用の順番ではトップ5に入ったのはフクシマと1986年のチェルノブイリ、1995年の高速増殖炉もんじゅでの火災事故、アメリカの1965年「ロッキーフラッツ」プルトニウム製造工場での火災事故、1957年の英国セラフィールド原子力施設での事故だった。
なお研究者達は、『今後50年間でフクシマは50%』の確率で繰り返される可能性があり、『チェルノブイリは今後27年間』で、『スリーマイル島は今後10年間』で、それぞれ50パーセントの確率で繰り返される可能性があると結論しているという。
この数値は言い換えると、フクシマはチェルノブイリの約二倍、スリーマイルの5倍も原発事故として、より『危険度』(深刻度)が高いのである。

『“フクイチ”で新たな恐怖! 海外の研究者や政府関係者が不安視』

『苛立つ最悪の「地底臨界」危機進行中?』週プレNEWS 4月28日(火)
4月3日から福島第一原発2号機の格納容器の温度が約20℃から70℃へ急上昇し、2日後には88℃に達した。
それと連動するように、原発周辺の放射線モニタリングポストが軒並み高い線量を記録。
復旧したての常磐自動車道・南相馬鹿島SA(サービスエリア)で通常の1000倍にあたる毎時55μSv(マイクロシーベルト)を最大に市街地各所で数十倍の上昇が見られた。
考えられるのは、原発内の核燃デブリ(メルトダウンした核燃料)が従来の注水冷却工程に対して異なった反応を示す状態に変化した可能性。
例えば、デブリが格納容器下のコンクリートを突き抜けて地盤まで到達(メルトアウト)し、地下水と接触するなどだ。

福島第一原発1~3号機では、巨大地震直後に圧力容器内の核燃料がメルトダウンし(圧力容器の釜の底が抜けて)格納容器の下部へたまった。
それは昨年4月から7月にかけて名古屋大学が2号機で実施した、宇宙線から生じる物質貫通力が強い「ミュー粒子」を利用した透視撮影で明らかになった。
さらに、同じく1号機格納容器内の底から約2m上の作業スペースで行なったロボット調査でも、数千℃の超高温デブリが圧力容器を溶かして落下した痕跡が撮影された。
だが、デブリの正確な位置は特定されていないし、ミュー粒子画像に映った格納容器の底は平坦に見えた。
となると、100t超といわれる大量のデブリ塊はどこへ行ったのか?
半球状の格納容器底部の内側は厚さ約3mのコンクリートを敷いて平らになっているが、そのうち深さ70㎝ほどが事故の初期段階で高熱デブリによって溶解した可能性があると、東電はこれまで発表してきた。

『誰にも分からない、溶解した超高温の100トンの核燃料の正確な位置』

この推測について、元・東芝の研究員で原子炉格納容器の強度設計を手がけた後藤政志氏(工学博士)に意見を聞くと、
『今回のミュー粒子による撮影でわかったのは、格納容器が間違いなく壊されたことで、これは2、3号機にも当てはまると思います。
しかし、ほぼ地面と同じ高さに感光板を置いた撮影なので、核燃料が実際今どこにあるのかの判断材料にはなりません。
東電の言う70㎝という数字の根拠はよくわからない。
コンクリートや建材の金属と核燃料が混ざり合った状態のデブリは、もっと下まで潜り込んでいるとも考えられます。』
(この後で後藤氏は、『容器の底の鋼板(厚さ20㎝厚)までは達していないはずです。』と、まるで原子炉の圧力容器が今でも健在であるかのような不思議な記述を行っているが、意味不明である。
厚さ20㎝の圧力容器を突き抜けた超高温の核燃料は、キセノンなどの放射性希ガス類を閉じ込める『便器のフタ』程度の役目しかない厚さ1㎝の薄い格納容器の底の鋼板を易々と突き抜ける)
(『もしも核燃デブリが格納容器を突き破れば・・・「メルトアウト」に進んでいく』とあるが、すでにメルトスルーしている事実は政府も東電も認めている。
早々と釜の底が抜けたフクシマを、メルトダウンだけで圧力容器が健在だったスリーマイルと混同しているのだろうか。不思議な話だ)
実は先日、調査途中で止まったロボット装置について記者会見に臨んだ東電の広報担当者は、意味深長な感想を述べた。
格納容器内では10Sv(1000万μSv)のすさまじい高線量が計測されたが、それでも予想していた10分の1ほどだったと言ったのだ。
その意味するところは、デブリが金属格子の作業用足場から見えるような位置ではなく、ずっと深くまで沈んでいるということではないのか。
また最近、東電の廃炉部門責任者がNHK海外向け番組で「2020年までに核燃デブリの取り出しに着手する」という作業目標について「困難」とコメントしたが、これも状況が非常に悪いことを示唆しているのかもしれない。

『予想値の10分の1だった格納容器の放射線量。恐ろし過ぎる余りにも重大な意味』

「メルトアウト」または「チャイナ・シンドローム」とは、核燃デブリが原発施設最下層のコンクリートすら蒸発させ、地中へ抜け落ちていく状態で、それが現実化するかどうかはデブリの温度次第だ。
1~3号機内では4年後の今も各100tのデブリが4000~5000℃の高温を発し、メルトアウトの危険性が高い。
例えば、IAEA(国際原子力機関)の“不測事態の管理技術会議”は、2012年時点でデブリが格納容器と下層コンクリートを溶かし、自然地層へ抜け出た可能性を指摘している。
具体的にはデブリが施設地下6、7mまで沈み、直径10~15mの大穴の底にたまっている。
この仮説でも地殻を突き抜けるようなメルトアウト現象は否定しているが、代わりにひとつ厄介な事態を予測している。
それはデブリの核分裂反応が再び爆発的に加速化する可能性だ。
通常ならば、原子炉や実験施設内でコントロールされる再臨界は、自然状態でも一定の条件が整えば起き得る。
その条件とは中性子と水、地質。
IAEA技術会議のシミュレーションでは、まず原発地下の水流と岩盤層が中性子の反射装置となり、デブリ内のウランやプルトニウムが連鎖的に核分裂していく。
そして膨大な崩壊熱で水蒸気爆発が繰り返され、新たに生まれた放射性物質が地上へまき散らされる…。

琉球大学理学部の古川雅英教授(環境放射線学)は、こう分析する。
『そうした自然界の臨界現象は、アフリカ中西部のウラン鉱山(ガボン共和国オクロ)で20億年前に起きており、当時の地層が海底にあったことが中性子による核分裂反応を少なくとも60万年間にわたり持続させたようです。
その点では、大量の地下水が流れる福島第一原発の地質構造も共通した条件を備えているかもしれません』
飛距離パワーが強く、人体を含めて通過した物質の原子を「放射化」させる中性子線そのものの威力はとてつもない。
1999年に東海村の核燃加工場で起きた「JCO臨界事故」では、ウラン化合物約3㎏の連鎖分裂で半径10㎞圏の住民約30万人が屋内退避した。
それに対して、質量がケタ外れに多い福島第一原発のデブリが「地底臨界」すれば、東日本どころか地球規模の超巨大原子力災害に突き進む! 
だからこそ海外の研究者や政府関係者たちも福島第一原発事故処理の不透明な現状に対して不安と苛立ちを募らせているのだ。

『4年が経過したフクシマが、新しい未知の領域「再臨界」に達した可能性も?』

事実、この悪夢のような破局シナリオが決して絵空事でないことは、他の科学的事実からも裏づけられる。
そのひとつ、CTBT(包括的核実験禁止条約)に基づき「日本原子力開発機構」が群馬県高崎市に設置した高感度の放射性核種監視観測システムには、昨年12月から福島第一原発の再臨界を疑わせる放射性原子、ヨウ素131とテルル132が検出され続けている。
また福島第一原発2号機横の観測井戸では、今年に入って新たな核分裂反応の再発を示すセシウム134とトリチウムの濃度が高まるばかりだ。
昨年秋に開通した国道6号線の第一原発から第二原発までの12㎞区間でも高線量が続いている。
果たして、福島第一原発はメルトアウトで地底臨界という最悪の事態を迎えつつあるのか?
今回の格納容器温度の急上昇、一部地域での急激な線量アップは、原発事故が日本政府の大ウソ「アンダーコントロール」とは正反対の新たな危険領域へ入ったことを示しているのかもしれない。
4月28日(火)(取材・文/有賀 訓)

『周辺地域で線量が1000倍に急上昇! “フクイチ”で何かが起きている!?』週プレNEWS2015年04月27日

このところ福島第一原発の様子が、どうもおかしい。特に気になるのが2号機で、4月3日に格納容器の温度が約20℃から70℃へ急上昇した。
さらに2日後には88℃に達し、4月第3週現在も70℃前後から下がっていない。
もちろん熱源は4年前に圧力容器からメルトダウンした最大重量100tとも推定される核燃料である。
その温度は、事故当初は太陽の表面に近い4000℃前後で、不純物が混じって核燃デブリ(メルトダウンした核燃料)と化した今でも塊の内部は1000℃以上を保っているとみられる。
つまり、2号機内ではデブリがなんらかの原因で活発化して放熱量が高まっているようなのだ。
この点について琉球大学理学部の古川雅英教授(環境放射線学)は次のように説明する。
『1~3号機ともに核燃デブリを冷やすために放水作業を続けていますが、その水量調整が実は大変に難しい。
少ないと文字通り焼け石に水です。
また、極めて稀なケースですが、環境条件が整えば、水によって減速された核分裂中性子が連鎖的な核分裂を誘発する可能性もあります』
(もしも温度上昇が原子炉への注水量を減らした結果なら問題ない。
ところが、注水量を増やしても温度が上がっているなら、『極めて稀なケース』どころか、『再臨界』以外の原因が考えられない)
だから東電の事故処理対策では、今のところ1~3号機ひとつにつき、一般の水道蛇口ふたつを全開にしたほどの注水を続けている。これは巨大な原子炉格納容器と比べれば意外にわずかな水量といえる。
にもかかわらず、なぜ2号機の温度は急上昇したのか?
(東電が運転当時と同じ原子炉1基当たり毎時7トン、総量で1日400トンの冷却水を注入しているのは圧力容器であり、格納容器では無いことに注意。
何故この記事では、原子炉格納容器と比べるのか意味不明。余りにもわざとらしくて不可解である)

『福島県がモニター測定ストップの不可解』

似た異変は3号機内部でも起きているようで、今年に入って何度か3号機の屋上から大量の蒸気が噴き出す様子がライブ配信映像で目撃された。
そして、もっと見逃せないのが2号機の温度上昇と連動するように4月6日から福島第一原発周辺の「放射線モニタリングポスト」が軒並み高い数値を示し始めたことだ。
中でも原発から北方向の南相馬市では、復旧したての常磐自動車道・南相馬鹿島SA(サービスエリア)ポストで通常線量の1000倍にあたる毎時55μSv(マイクロシーベルト)を最大に、市街地各所で数十倍の上昇が見られた。
それぞれの線量上昇時には福島第一原発方向からの風が吹いていた。
福島県内各地の放射能汚染を詳しく調べてきた「南相馬・避難勧奨地域の会」の小澤洋一さんはこう語る。
『これら福島県が設置したモニターの高線量折れ線グラフは、異様に長い剣のように突き出た1、2本のピークが特徴的で、しかも短時間に限られた場所で現れたため、あいにく私の個人測定ではキャッチしていません。
しかし福島県は、この後すぐに40ヵ所ものモニターを“機器調整中”とし測定を止めました。
この対応はあまりにも不自然だと思います。
もし本当に高額な精密モニター機器が何十台も同時故障したというなら、それ自体が行政上の大問題でしょう』。

『東京でも放射線量が異常な上昇』

この福島第一原発2号機の温度急上昇と関係がありそうな異変は、実は福島県以外にも及んでいた。
そのひとつが4月7日の東京都内だ。
本誌は原発事故から4年間、都内43ヵ所の「定点」で月数回ペースの線量測定を実施してきた。
そして北東・北方向から4、5mの風が吹き続けた7日正午から夕方にかけて、港区・新宿区・渋谷区・世田谷区を中心にいつもの2~4倍に達する線量上昇を確認した。
また「原子力規制委員会」が公開した4月中旬までの全国線量グラフにも東北各県や神奈川県などで急激な上昇が見られた。

原発事故以来、東日本地域では地表面に染み込んだ放射性セシウムが1~3月頃の乾燥期に空中へ舞い上がり、線量を高める「2次汚染現象」が続いてきた。
ところが今年の春は、まるで様子が違う。
今の福島第一原発から直接飛来した強い放射性物質が一部地域の線量をスポット的に引き上げているとしか思えないのだ。
この新しい傾向は、何を意味するのか? 
考えられるのは、原発内の核燃デブリが従来の注水冷却工程に対して異なった反応を示す状態に変化した可能性、例えば、デブリが格納容器下のコンクリートを突き抜けて地盤まで到達(メルトアウト)し、地下水と接触するなどだ。
(取材・文・撮影/有賀 訓)2015年04月27日

( )内の太字の書き込みは『逝きし世の面影』ブログが新たに書き加えた解説とか説明文。
この有賀 訓氏の週プレNEWSの記事ですが、全部が本当なら心底恐ろしい。半分でも本当なら多分日本は終わっている。
しかも、有賀 訓の渾身の書き下ろしと思えるのに、なぜが一部分ではわざとらしく意味不明。不自然に文章の前後の辻褄が合わなくなっているのですよ。多分書いている事実が恐ろし過ぎるので、週間プレイボーイ編集部が介入して、週刊誌の記事の意味を薄めるようにしているのです。
神様でも仏様でもイワシの頭での何でも良いから、有賀 訓氏の週プレNEWSの記事が真実では無く、全部根も葉もないガセネタであることを祈らずにはいられない。

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アラブの石油王の一族主催の世界最大級の柔術イベント アブダビワールドプロ柔術2015 無差別級 男子は地上最強のブシェシャが優勝! 女子は無敵のスーパーヘビー級~ウルトラヘビー級の巨人ガビ・ガルシアがフェザー級の爆乳美女マッケンジーダーンにまさかの大番狂わせで敗北! マッケンジーダーンが優勝!その4

ルースター級(ガロ)
男性-57.5kg 女性-48.5kg

ライトフェザー級(プルーマ)
男性-64.0kg 女性-53.5kg

フェザー級(ペナ)
男性-70.0kg 女性-58.5kg

ライト級(レーヴィ)
男性-76.0kg 女性-64.0kg

ミドル級(メジオ)
男性-82.3kg -69.0kg

ミディアムヘビー級(メイオペサード)
男性-88.3kg 女性-74.0kg

ヘビー級(ペサード)
男性-94.3kg 女性-79.3kg

スーパーヘビー級(スペルペサード)
男性-100.5kg 女性-84.3kg

ウルトラヘビー級(ペサディシモ)
男性100.6kg 以上 女性84.4kg 以上










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アラブの石油王の一族主催の世界最大級の柔術イベント アブダビワールドプロ柔術2015 無差別級 男子は地上最強のブシェシャが優勝! 女子は無敵のスーパーヘビー級~ウルトラヘビー級の巨人ガビ・ガルシアがフェザー級の爆乳美女マッケンジーダーンにまさかの大番狂わせで敗北! マッケンジーダーンが優勝!その3

ルースター級(ガロ)
男性-57.5kg 女性-48.5kg

ライトフェザー級(プルーマ)
男性-64.0kg 女性-53.5kg

フェザー級(ペナ)
男性-70.0kg 女性-58.5kg

ライト級(レーヴィ)
男性-76.0kg 女性-64.0kg

ミドル級(メジオ)
男性-82.3kg -69.0kg

ミディアムヘビー級(メイオペサード)
男性-88.3kg 女性-74.0kg

ヘビー級(ペサード)
男性-94.3kg 女性-79.3kg

スーパーヘビー級(スペルペサード)
男性-100.5kg 女性-84.3kg

ウルトラヘビー級(ペサディシモ)
男性100.6kg 以上 女性84.4kg 以上









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柔術音楽ランキング エディブラボーがトップ マリオへイスが何故かランキング入り ハレック ケビンケーシーがランキング外 その2










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柔術音楽ランキング エディブラボーがトップ マリオへイスが何故かランキング入り ハレック ケビンケーシーがランキング外

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http://www.bjjee.com/videos/top-10-best-brazilian-jiu-jitsu-songs-from-all-over-the-world/

http://cafe.quietwarriors.com/?eid=871556

柔術ミュージック
こちらより

10位  Cate Botelho 「Rap Jiu-Jitsu」 (ブラジル)



9位 Pregador Luo 「Apaga Mais Não Bate」 (ブラジル)



8位 The Notorious B.I.G. 「Jiu Jitsu ft. Juelz Santana and Lil Wayne」 (アメリカ)



7位 Kali 「Nas Svet」 (スロヴァキア)



6位 Mago MC 「Vai Finaliza」 (ブラジル)



6位 FuriatNH 「BJJ na sportowo」(ポーランド)




5位 EFS 「Sabmisionar」 (セルビア)



4位 Mario Reis 「Hip Hop com Samba」 (ブラジル)



3位 Mário Reis 「A Vida Passa」 (ブラジル)



2位 Mário Reis 「A Vida Passa (Accoustic version)」 (ブラジル)



1位 Eddie Bravo 「SMOKE SERPENT “Jiu Jitsu” feat. Rakaa」 (アメリカ)



だそうです。

まあ、ネタ元がBJJ Eastern Europeなんで、結構選曲に偏りがある気がしないでもないですが(てかアリアリですが、笑)、他の人が聞いているのを参考に自分の気持ちを盛り上げていくのもいいですね。

マリオ・ヘイスが3曲も入っているとは。

そういえば噂に聞いたのですが、日本のどこかのジムではももクロの曲をかけているところがある、と(今は知りませんが) 衝撃でした!! でも私の場合、日本を離れて長いためか、大人の男が少女(というかアメリカに住んでると日本のアイドルグループは限りなく幼児に近いようにしか見えない!)を好きと公言してもいい、という日本文化というのに慣れてないので、そういうのを選んでかける人がいることに衝撃を受けたわけです。クラスに女もいるのに??

ちなみに私が柔術を始めた時、クラスで先生がかけていた音楽はボブ・マーレイとかサブライムでした。

なんで上のリストがラップ系だらけでびっくり。

でも聞く音楽によっても絶対動きが変わるはずですよね!

















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アラブの石油王の一族主催の世界最大級の柔術イベント アブダビワールドプロ柔術2015 無差別級 男子は地上最強のブシェシャが優勝! 女子は無敵のスーパーヘビー級~ウルトラヘビー級の巨人ガビ・ガルシアがフェザー級の爆乳美女マッケンジーダーンにまさかの大番狂わせで敗北! マッケンジーダーンが優勝!その2

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ミャンマーの軍隊格闘術 と ミャンマーのグラップリング?(ミャンマーのグラップリングとの事ですがどう見ても柔術のパクリのような気が… そもそも本国ミャンマーで行われてるんでしょうか?コレ)


Open de France de Thaing Bando 2012 - Sébastien... 投稿者 PankidoVideos







http://translate.google.co.jp/translate?hl=ja&sl=en&u=http://fightland.vice.com/blog/the-styles-of-burmese-martial-arts&prev=search

坂東:ビルマ格闘技のスタイル
Fightlandブログ

することによりペドロOlavarria

フォトトマスCristofoletti

ビルマは、正式にミャンマー、ラオス、バングラデシュ、インド、中国、タイと国境を接する、比較的小さい東南アジアの国である。 ほとんど5600万人で、それは世界で25 番目の最も人口の多い国である。 比較的大きく、より影響力のある国と国境を接する、ビルマは隣国から多くを吸収した。 その料理のように、ビルマの武道は、インド、中国、タイに影響されています。 何ビルマ武道約興味深いのは、「伝統的な」アプローチ、武器、印象的とグラップリング、彼らは戦闘のスポーツを構成する、武道の多様な色域を表していることである。

ビルマ武道は、西洋で、通常の用語で知られている「坂東。」しかし、武道のコレクションのためのビルマ語は「thaing。」である坂東は、ある特定の武術、のために適切な名前で外部からの、 、中国のカンフーから多くのことを吸収しているようだ。 ビルマ坂東は、伝統的な武術と考えられるものの記述に適合します。 訓練はソロフォーム、2人のフォームとスパーリングを使用して行われます。 サル、牛、コブラ、ヒョウやワシ:カンフーのように、フォームは、動物の動きに基づいている。 ビルマ坂東戦う技術は防衛に3方面からのアプローチを中心に展開:関節技が続くか、テイクダウン、ストライキで攻撃、角度の再入力を回避。 ビルマ坂東もナイフ、スティック、槍や剣で武器の訓練を備えています。

Banshayは重く、インドと中国の両方の武道の影響を受けて武器ベースのシステム、である。 使用される主な武器は剣、スタッフと槍である。 守備の技術は武装相手を武装解除強調する。 攻撃的な技術は斬撃と刺す重視のに対し。 Banshayの好奇心やユニークな特徴の一つは、剣の技術のいくつかは、シースの剣を使用して実施されることである。 伝説によると、いくつかのビルマ人の戦士が敵の命を取らないように覆われた彼らの剣で戦ったと言われています。 このような理想は、おそらくビルマの上座部仏教の支配的な存在および/または騎士道決闘に由来。 スタイルは、中国武術のように、高度に振り付け、2人の形で行われている。 しかし、武術のこれらのより伝統的なスタイルは、カウンタービルマ戦闘スポーツでバランスされている。



Nabanレスリングは、基本的にノーGI提出レスリングの一形態である。 Nabanはそのトップの位置が好まれる中、レスリングの古いインドの形態から誘導されるようだが、インドの現代Kushtiレスリングとは異なり、Nabanはチョーク、アームロックと脚のロックが可能になります。 スポーツはカレン、カチンとチン部族の間で最も人気があるが、ヨーロッパ、特にフランスにいくつかの非常に小さな進出してきました。 一つはNabanを見たとき、1は一見無関係武道の間で行われる収束進化のことを思い出している。 効果的にダウンして対戦相手を保持し、関節技を適用するだけなので、多くの方法があります。 Nabanの印象的なカウンターパートはラウェイです。

ラウェイはビルマキックボクシングです。 ムエタイは6手足の科学であるのに対し、ラウェイは7の科学である。 ラウェイは膝、肘、蹴り、パンチと頭の吸い殻を可能に一致します。 一つはラウェイの試合を見たとき、人はそれが吸殻を頭に来るとき、ハリウッドが間違ったそれをすべて持っていることを実現。 最も安全で効果的な頭の吸い殻はRAMとして、前進駆動していない、チャックE.チーズWAC-モルのように、ポップアップ、直面する額が、クラウンにおでこを配信されません。 パンチの上に蹴るための見せかけの好みを持ってタイの文化とは異なり、 ビルマラウェイは、多くの場合、彼らはキックと膝を投げるように、戦闘機はパンチと肘を投げて、この禁欲を共有していない。

我々はNabanとラウェイを見てみると、私たちは、おそらく何世紀にもわたってビルマで見過ごされて座っている、現代のブラジルのMMAテンプレートの基本的な食材を参照してください。 今日では、現代のブラジルの戦闘機のためのテンプレートは、最良の例の3であるムエタイと柔術、アンデウソン·シウバと、ファブリシオ·ヴェウドゥムとジョゼ·アルドのようです。 日本、韓国、中国のそれに比べてビルマ武道の相対的な不分明で、また移民パターンは武道の公布にどのように影響するかの一例です。 柔術は、日本の入国管理経由でブラジルに来た。 中国語、日本語、韓国語武道は、同様の理由で、アメリカで栄えてきた。

しかし、米国のビルマの数は、10万の範囲にある。 西洋ではこのような弱い表現で、それはビルマ武道はビルマの外で、普及していない理由は簡単だ。 アメリカへのビルマ移民の欠如が不分明でこれらの芸術を維持しています。 生活の中でと武道における真実は、多くの場合、カウンター直感的なことができます。 あなたの高校のレスリングのコーチは、少林寺の僧侶よりも実際の戦闘についての詳細を知っており、現代MMAのほとんどのためのビルディングブロックは常に存在していた、一つの国、ビルマでのリモートコーナーで。

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ミャンマー カチン族の戦闘ノウハウの使い手 Phil Dunlap先生の教則動画 軍隊格闘術でも有効とされる噛み付き攻撃のノウハウなど

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http://blog.livedoor.jp/nhbnews/archives/52418067.html

☆ミャンマー少数民族、カチン族の超過激格闘術をMMAに応用する男、フィル・ダンラップ〈前篇〉

素手の打撃と組み技、目突きや噛み付きまで含むミャンマーに古くから伝わる格闘術──。そんな過激な技術を米国MMA界にて長年教えている男が、本誌初登場のフィル・ダンラップだ。あまりにも幻想を刺激する彼の話に、疑問を感じる向きもあるかもしれない。だがその言葉は「なんでもあり」の戦いとは何かを、改めて我々に問いかける。


http://blog.livedoor.jp/nhbnews/archives/52421429.html

☆武の世界。
ミャンマー少数民族、カチン族の超過激格闘術をMMAに応用する男、フィル・ダンラップ〈後篇〉

先月に続き、ミャンマーの少数民族カチン族に伝わるという格闘術をMMA界で説く男、フィル・ダンラップのインタビューをお届けする。「なんでもあり」を謳った初期UFCですら禁じられていた「噛み付き」の技術とは? ダンラップは、かつて我々が夢想し、そしてUFCとともに実現したと思い込んでいた「究極の闘い」には、実は先があることを教えてくれる。

http://www.kansenki.net/colum/01/0327colum_hine.html
ビルマの少数民族・カチン族のNHB技術
■投稿日時:2001年3月27日
■書き手:ひねリン(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)
(1)はじめに

最近ちょっと格闘技史関係の英語サイトを見回っていたら、すごく興味深いものが見つかったんで紹介します。前号の格通に、ビルマ(ミャンマー)の首都ラングーンでNHB大会が開催されたってニュースが載ってたけど、そのビルマの北に居住する少数民族カチン族の格闘術ってのがあるらしい。カチン族の血を引き、その格闘術の正式継承者でもある米在住のフィル・ダンラップさんは、アメリカでスクールを主催しているとのこと(フィルさんのサイト http://www.afs.f2s.com/)。その彼はかつてUGフォーラムに自分の格闘術の技術と歴史の詳細な説明を投稿したことがあって、その内容はまとめて別の格闘技サイトに保存されている。(http://stickgrappler.tripod.com/bando/bando.html)

そのあたりをざっとみたところ、このカチン族格闘術では、我々が現在言うところのNHB、つまり素手vs素手、一対一格闘の技術が相当発達していて、BJJとほとんど変わらないような(上から殴るための)ポジショニングの概念や、各種サブミッション、さらにすごく練られた噛みつき(及びそれに対するディフェンス)の技術体系も持っている。彼らはどうやら(部族内で?)ムエカッチューア(ビルマの素手のムエタイ)に加えて、NHB的な競技もやってたらしい。

ビルマっていうと、英国や日本の植民地時代から混乱状況が続いていて、今でも国軍が各少数民族の強制ビルマ人化を行っていて、国による人権侵害がまかり通っていて国際的な問題になっている地域。カチン族の人々も、自民族のアイデンティティを強く持ち、自分達をビルマ人だとは考えたがらない傾向があるらしい。ちなみに「カチン」という名称自体、野蛮人という意味で、ビルマ人が彼らをそう呼んでいるだけ。彼らは自分たちをJingapaw (単純に「人」の意)と呼ぶ。独自の言語を持ち(文字は持っていない)、伝統的にアミニスム信仰を持っていて、最後まで首狩りの風習を守ろうとした一族でもあるそう。彼らはもともとタタール人の末裔で、チベットの方から東南アジアに南下してきた。

第二次世界対戦前に、フィルさんのおじいさんは一族の血統の正当継承者となった。その後おじいさんはアメリカに移住、彼らの格闘技術はおじいさんからフィルさんへと伝わったものらしい(昔から血統を継承する家族のメンバーは、部族内でもっとも強い者となるため、この格闘技術を学んだとのこと)。だから、フィルさん自身がビルマのカチン族内でこの格闘技術を身につけたわけではない。ビルマの他の民族にもいろいろ格闘術はあったんだけど、第二次大戦で多くの戦士が死んで壊滅的な状況になったらしい。フィルさんは「多くのBandoの偉大なる実践者達が第二次大戦で死んだ」と書いている。バンドーっていうのは、ビルマで格闘技一般をさす言葉らしい。あれ、あのラジャライオンも「バンドー空手」じゃなかったっけ?彼はパキスタン人じゃなかったかな? まあいいか。とにかく、カチン族はたまたまジャングルの辺境地域で比較的隔離されて住んでたから、格闘術も保存されたとのこと。ビルマの別の部族の格闘技は、ほかにもいくつか伝えられている。アメリカのGyi教授主催のABA(American Bando Association) もそのひとつ。

なんか話があまりにうまく出来すぎていて、しかも歴史の中で葬られそうになりつつも生き延びた古来からの秘技の正当継承者だとかいう話は、ほとんど某ホリベイにそっくりなので「この人の言ってること本当に信頼できるの?ただのでっちあげのホラ話かもしれないじゃん?」と思う人もいるかもしれないけど、俺は基本的にはフィルさんは嘘をついてないような気がする。彼の投稿にちょっと書かれている先祖から伝わった歴史の記述(書き言葉がないんで口承で伝えられる、いわゆるオーラルヒストリー)は説得力があるし、列強による植民地化と民族の関係の話なども、史実に照らしてもそうおかしくはなさそう(自信なし)。日本語ネットで調べられるビルマ情報とかを見ても、アミニスム信仰の少数民族「カチン族」というのは確かに存在する。後述する彼の格闘技術体系も、まあけっこう説得力があると思う。実際彼は、アメリカで生徒も持っているし、セミナーも行っているし、技術ヴィデオも制作して自分のサイトで売っている。フィルさん自身NHB系の選手たちと交流スパーもするらしいし、グラップリングの試合にも出るらしい(すごく強いという評判はないらしい)。それから、彼のかつての生徒の一人がライオンズデンの入門テストに受かった、なんて話も。

前フリ長くなっちゃったけど、以下このカチン族格闘術についてのフィルさんの膨大かつ細かい説明の、特に興味深いところをピックアップして紹介します。ていうか、実は俺も全部細かくは読んでないんですよ。分量むちゃ多いし、技術って、文字の説明読んでも分かりにくいし。さらに興味を持った方は、ご自分で確かめて下さい。彼はメールも公開してますよ。

(2)技術体系

このカチン族格闘術そのものには特に名前がないらしく、フィルさんは「カチン族のアート」とか「我々のアート」という表現をしてます。カチン族がアミニスム信仰を持っているため、格闘のスタイルにも動物の名前がつけられている。力で相手を圧倒するでかい人間用のスタイルは「雄牛」、スピードで中に入ってインサイドから攻めるスタイルは「雄豚」と言った具合に。16の動物の名前の付いたスタイルがあり、これは「個人が一つのシステムに適応するべきではなく、各個人が、自分に適したシステムを選ぶべき」という思想に基づいている。

技術体系には、スタンディング技術(パンチ、蹴り、肘、膝、頭付き等)とグラウンド技術(チョーク、関節技、噛みつき等を含む)に加え、相手をつけて後ろから急襲したり、武器を用いた技もある。最初の5年は、みんなムエタイに似たスタンディングを学び、初心者用の試合に出て、さらに上達すれば素手のルール(ムエカッチューア?)にも出る。グラウンドを交えた総合体系を学ぶのはその後、とのこと。もちろん競技に使えない技術が多いんだけど、競技に出ることも戦士として自分を高めるために奨励される。かつては(部族内で?)一対一のノールール的な競技(噛みつき以外なんでもあり)も行われていたらしい。他のビルマの格闘技と同じく砂で作られた円のなかで行われるのだそう(フィルさんは今もアメリカで、生徒達とNHBのスパーリングを常にやっているという)。だからこの格闘技術は、格闘技を知らない相手を制するというより、それに熟練した相手を制することに重きが置かれている。

フィルさんの投稿にはあまりスタンディング技術についての記述はないんだけど、まあ前述のようにムエタイ(の古いスタイル)に似たものらしい。で、グラウンドなんだけど、これが相当BJJのコンセプトに似ている。グラウンドではまず相手をコントロールするためことが大事で、そこから関節技や打撃や噛みつき目潰し等の攻撃につなげられる。悪いポジションを取られたときには、それらの攻撃をとにかく受けないことが最優先となる、、、など。グラウンドは常に他の技術と組み合わさって存在するものであって、「グラップリングのみ」っていう考えは存在しない。このへんはスポーツBJJより武道してますね。

ポジショニングもマウント、ガード、サイドマウント(横四方)、上四方などBJJに似たものが多い。で、それらの体勢に入られたときに、いかにそれを崩すか(ガードに持ち込まれたらパスを狙うとか)というのが重要なのも似ている。ガードポジションで、相手を抱え込みつつ頭突きを防ぐため片手を自分と相手の頭の間に入れる形なんて、BJJでも教えられているVT用基本ガードと全く同じです(あ、BJJの知識に関しては俺も一応現役青帯なので、ある程度は信頼してくれていいです。っても「アメリカ製青帯」だから全然たいしたことないけど)。

でもそれそれの基本型に微妙な違いはあるし、BJJではそんなに見られない相手の制し方もあります。サブミッションに入る過程や、パスの仕方にも違いがあるみたいです(正直俺も全部は読んでないんです)。フィルさんも、読者のほとんどがBJJを知ってることを念頭において、違い等を説明している。また、BJJにないコンセプトとして、相手の体のseams(つなぎ目?)を制するべし、というのがある。特に首、肩、ワキ、腰等の主要なseamsを制すれば制するほど、有利なポジションが取れるというのを意識するのが重要らしい。

(3)噛みつき

それよりなにより、このカチン族の格闘術でとにかく驚くのは「噛みつき」とその防御法に関する術の発達具合です。フィルさんも「カチン族のシステムは、噛みつきをそれ自身アートと言えるレベルにまで高めている」と書いている。彼は「グラウンドにおいての噛みつき技術」に限って説明をしているんだけど、それでも顔、首、胴、腕、下半身等の各部における噛みつき法のポイントを細かく書いています。

相手の噛みつきを防ぐ基本としては、相手にスペースを与えないようにグラウンドでは常に相手の頭や首に接していること、または相手の顎のラインに沿って体重を預けることが大事だそうです。また、相手が噛みつこうと口を開けて近づいてきたら、その相手の頭を自分の体に思いきり押し付けて、相手が口を閉じることが出来ないようにすること。

また、相手に噛みつくときには、常に暖かくて塩辛い味が口の中に広がるのを覚悟しなくてはならない。特に鼻とかに噛みつけば、ちぎれた相手の肉が自分の口に入る。噛みつきの痛みそのものより、噛み千切られたというショックが相手に与える心理的ダメージのほうがでかい。だから、どこかの部分を噛み千切ったら、それを相手の目の前で吐き出して見せ、口に血がたまったら、それを相手に吹きかけるべし。そうすれば相手のショックも増大する、とのこと。

顔で噛みつきやすいのは、なんといっても耳と鼻。血の出る量も凄いそうだ。鼻に噛みつけば、相手の呼吸も奪える。ほおも噛みつき易い。上下のあごの継ぎ目の当たりを噛んで、下のほうに肉を引き剥がすことが出来る。首だったら、のどぼとけ、頚動脈、頚静脈を狙えば致命傷を与えることができる。

胴に噛みつくのは、相手のポジショニングやサブミッションから逃げるのに最適。

腕への噛みつきは、簡単だし、武器を使って来る相手にも有効。また、相手のディフェンスが固くて腕関節を取れないときにも、噛みついてから取ることができる。また、相手が自分の顔に手をかけてきたときにも、噛みついて相手の手をロックして、十字等へのセットアップに使うことが出来る。ただし臼歯で噛むと逆に相手の骨を砕いちゃって手を取り逃すことになる。(さすがにこの辺りは、本人が実践したわけではなく、伝えられた教えを書いているだけだろうから説得力は???ですね。でもフィルさん、相手を壊さない程度の噛みつきは常にスパーでやってるらしい。生徒の証言もある。まあかつてはホリベイもスパーでは迅速の連続急所攻撃で生徒に恐れられてたとか言われていたので、だから信用できるってもんでもないけど)

あと股間への噛みつき。男同士で練習するのは抵抗あるだろうけど、単に人体の一部分と思ってやるべし。当然狙いはちんこと金玉。股間への噛みつきの可能性を考慮することで、上四方の抑えかた、サイドポジションを取られたときの対処なども全然変わってくる。

、、、などなど、彼はもっと細かく、どの部分に神経があって噛みつくのに有効だとかいろいろ書いてます。いや、俺のほうも書いてて疲れちゃいました。英語の解釈とかいいかげんになってたらすみません。正直分からない箇所もあったし。

(4)おわりに

いや、とにかくそんな感じで、フィルさんの言葉を信じるなら、ブラジルのVTや、以前のコラムで紹介したアメリカの開拓者時代のNHB、古代ギリシャのパンクラチオンの他にも、NHB形式の競技が行われていたところはあるようですね。しかもそれにかなり即した技術体系も発達していた、と。しかし、格闘技ってフィルターを通すと、ビルマの少数民族なんていう、普通に暮らしてたらまず知ることのない人々の話が我々に興味深く見えちゃうのもおもしろいもんですね。このフィルさんの投稿は、本当に少数にしか伝えられていない、文字を持たない人々の文化と歴史の内容を明らかにした、オーラルヒストリー(口承史)の史料としてもけっこう価値があるかもと思う。そういうもんが、あろうことか(失礼)UGフォーラムに転がってて、それを俺みたいな物好きが日本語で紹介したりする。ネットは万能でも公平でもないけど、ネットを使うと、今までごく一部だけで語り継がれていた声や記憶が届く範囲がぐんと広がるってことはあるんですね。しかも予測不可能な軌跡で。そういうプロセスに自分も微力ながら加わっていると考えると、俺はちょっと楽しくなります。
























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生田誠のバリカタ柔術RADIO

生田誠のバリカタ柔術RADIO









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柔術プリースト 177


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伝説のエリオグレイシーチョーク



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アブダビワールドプロ柔術2015動画配信

http://www.bjjheroes.com/bjj-news/2015-world-jiu-jitsu-pro-live-stream

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アラブの石油王の一族主催の世界最大級の柔術イベント アブダビワールドプロ柔術2015 その6















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アラブの石油王の一族主催の世界最大級の柔術イベント アブダビワールドプロ柔術2015 その5





















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アラブの石油王の一族主催の世界最大級の柔術イベント アブダビワールドプロ柔術2015 その4



















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アラブの石油王の一族主催の世界最大級の柔術イベント アブダビワールドプロ柔術2015 その3




















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アラブの石油王の一族主催の世界最大級の柔術イベント アブダビワールドプロ柔術2015 その2




















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アラブの石油王の一族主催の世界最大級の柔術イベント アブダビワールドプロ柔術2015




















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早川光由先生のコラムより

http://tfikebukuro.blogspot.jp/2014/06/blog-post_12.html

正しいテクニック、試合がもたらすもの

こんにちは、早川です。

本日はアドバンストクラスでした。現在では最も多くの会員が集まってくれるクラスかもしれません。シバモンも毎回必ず来ます。あいつの定休日が水曜日なのでかわいそうなのですが、それでも毎回来て1ミリも見逃すことなく学習していきます。

アドバンストクラスでは、特に新しいテクニックや流行のテクニックを教えているわけではありません。当然の事ながら、何を持って新しいテクニックとするのかは、個人のレベルや知識によって異なるからです。

私がこのクラスで教えているテクニックは、青帯くらいであれば誰もが一度は見たことがあるテクニックばかりだと思います。その誰もが知っているテクニックの、(たぶん)誰も知らない、または意識したことがないであろう小さなコツを、私は経験則としてたくさん知っています。それを教えています。

この話は、私がセミナーで全国を周っていた頃も、講義の冒頭で必ず述べていました。今も変わらず、スタンダードの中のシークレットを探求し続けています。

私自身の脳をリフレッシュするのにもアドバンストクラスは機能しています。細かすぎて普段はまず話す機会がないコツや、口頭で人に伝える機会がないが故に、私自身の記憶の彼方に忘却されているコツが多々あります。あるポジションを自分が取った時に、ふと思い出すこともしばしばあるので、自分でも嬉しいです。

正しいテクニックについて。私が思うに「間違ったテクニック」「間違った教え方」というものは意外にないものです。たとえば腕ひしぎ十字固めであれば、”相手の肘関節が極まる”という「結果」が得られたのであれば、それは正しいテクニックといえます。

ただし、そのポジションに行く着くまでの手順、アプローチの方法は無数にあり、私は経験上、かなり多くの方法を知っています。どの方法を用いても「結果」は得られるため、あとはまさに個人の選択となります。「マストではないが、こうした方がベターだと思うよ」、指導の際に私がそういった表現方法をよく用いるのはその為です。

みなさんには、より効率的と思われるアプローチ方法を複数通り学んで頂ければと思っています。経験を積めば、自分にとっての「正解」がどれであるのかが、自ずと分かってくるはずです。

試合について。今日のスパーリングを見ると、シバモンの動きが1ヶ月前とはすでに別人のように進化していました。ある1試合から得られる経験は、時として1年分の練習にも匹敵する場合があります。

私自身も、ターニングポイントとなったいくつかの試合後、それが勝ち試合でも負け試合であっても、自分の柔術スタイルが劇的に進化したのを感じたことがあります。

自分の殻を破り現状を打破したい、そんなフェーズにいる人にとって、「試合」は刺激的な経験をもたらしてくれる最高のトレーニングです。自分の柔術を劇的に進化させるチャンスになると思います。

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ラペル伝

こんにちは、早川です。

最近、柔術界でラペルという言葉をまたよく聞くようになりました。

トライフォースの公式用語を策定した際に、監修をお願いしていたイギリス人会員のダニエルに、「ラペルは襟の裾の部分を指すんだよね?」と確認したことがあります。

するとダニエルは「いえ違います。襟の上から下まで、全ての部分をラペルと呼びます」と教えてくれました。「カラー」は逆に襟まわりの部分のみを指すようでです。みなさん御存じでしたでしょうか。

上衣の裾の部分を指す場合、「ラペル」はOKですが、「カラー」はNGというわけです。しかし襟の部分は、「カラー」、「ラペル」、どちらもOKということになります。

現在では私の理解も進み、海外では、襟絞めのことをカラーチョークと呼ぶ派、ラペルチョークと呼ぶ派、どちらの勢力も存在することを認識しています。またそのどちらも正しい表現ということになります。

ラペルは英語では「ラペーウ」という感じで発音します。トライフォースでは、原則として英語のカタカナ表記を公用語に多く採用していますので、ラペルの方が語感は良い気がしています。

個人的な希望としては、「カラーは襟まわりのみ」、「ラペルは裾部分のみ」を指して欲しいと願っていましたが、違うものは仕方ありません。

どうしても襟と裾の部分を区別したくて、ダニエルに「裾の部分だけを指す何か良い表現はないですか」と聞いたら、「シャロウ・パート・オブ・ラペルはどうですか?」と言われた事があります。

しかし道場には馴染まなそうな表現だったので、とりあえず採用せずに今日に至っています。

ちなみに柔道着の場合、上衣の裾の部分はおそらく「下がり」と呼ばれています。しかし競技者にとってはポピュラーな用語ではないと思われます。

剣道の防具には垂(たれ)と呼ばれるパーツがあります。腰から下に垂れさがっている布製の防具です。この防具は海外でもTareと呼ばれています。

ラペルには「垂れているもの」を指す意味もあるようですので、上から下に垂れさがっている布状の物に関しては、やはり「ラペル」の一言だけでも、英語圏の人々とは共通イメージを持てるのかもしれません。

以上、私の知っているラペルのお話でした。

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敗北に対しては

こんにちは、早川です。

ワールドカップ2014におけるサッカー日本代表のグループリーグ敗退は残念でした。

柔術とサッカーは全然違う競技ですが、監督(指導者)、選手、応援する者、それぞれの立場について少し書きたいと思います。サッカーに関しての部分は、全くの素人としてのたわごとですのでご容赦下さい。

応援する者のマナーとして、勝利に対しては「おめでとう」、敗北に対しては「残念でした」という言葉や感情が、正しい作法であると個人的には心得ています。

おそらくサッカー界では非常識な考えなのだと思いますが、私はどのようなスポーツに対してもそのような態度で観戦に臨んでいます。

よく「怒る人」がいますが、その感覚が今一よく分かりません。私が分からないだけであり、それに対して私が怒っているとか、そんなことではありません。笑

個人的には、選手達は「申し訳ありません」と言う必要もないと思っています。「悔しいです。」とだけ言えば良いじゃないですか。

一体どれだけの人が、日本代表の努力や4年間の歩みを知っているのか、ちゃんと見守って来たのか、もし怒る立場の人がいるとしたら、本当にごく少数の限られた人達だけだと思います。

またその場合においても、「敗北」に対して怒るのはどうかと思っています。敗北した時に怒るなら、勝利した時に喜ぶのは不公平だと思います。どうでしょうか。

勝負事というのは相手があってのことだから、実力が通用しなかったんだから仕方ありません。残念がるだけでは駄目なのでしょうか。

敗北に怒るということは、たとえば柔術の試合で芝本や澤田が負けて、「てめえ何負けてんだこの野郎」と言って出迎えるようなものです。弱いという現実に対して怒るというのは、私にはあり得ない対応になります。

私は、努力に対してはただ「敬意」を表し、結果に対しては「喜び」または「悔しさ」を生徒と共有したいです。

もちろん、何に対して怒り、何に対して謝っているのかが、人によって実は立場が曖昧で、ごちゃごちゃになっているのはあると思います。

監督が「申し訳ありません。私の責任です。」と述べるのは、日本人の目に映る美徳としては潔いですが、それも、その言葉を額面通り受け止めて、もし監督に「そうだ。お前のせいだ。」と責め立てる人がいるとしたら、とても残念に思います。

監督や選手達の仕事、使命、あるいは国の代表としての義務?は、「試合が来るその日まで全力で努力し、試合当日は全力を出し切ること」のみではないでしょうか。その部分に何か落ち度があったのなら、怒る権利がある人はいるでしょう。

私は自分では、勝負事に対してはめちゃめちゃ厳しい人間だと思っています。弟子達にも厳しいです。ただしやるだけの事をやったら、負けたことに対しては怒ったりしません。これが武道家としての私の態度です。

http://tfikebukuro.blogspot.jp/2014/10/dvd.html

新作「ブラジリアン柔術教則本」DVD3枚付

こんにちは、早川です。

新作「ブラジリアン柔術教則本」が完成し、11月上旬に全国の書店で発売されることになりました。

これまで、「果てしなく続くブラジリアン柔術(仮)」のコードネームで紹介してまいりましたが、構想から5年を経て、ようやく完成しました。

192ページの本と、DVD3枚・6時間超がついて、2700円+税となります。価格と収録分量のコストパフォーマンスは、これまでにない作品であると思います。

収録されているテクニックは、トライフォースのビギナークラスで指導しているカリキュラムをそのまま再現しています。

競技柔術において、白帯から青帯になるまでに学ぶべきと考える150種類のテクニックを厳選し、整理し、レッスンの順序を構成しました。

1レッスンにつき5種類のテクニックを収録しているので、全30レッスンとなります。ちょうど1ヶ月で1サイクル出来る分量になっています。

柔術の教則本ではあまり見かけたことがない、構え方、受け身といった基本動作も、もちろん余すところなく収録しています。

アカデミーではすでに3年以上前から本カリキュラムを実施しているので、芝本や澤田らもこれらのテクニックの練習と指導を5万回くらい繰り返しています。

全てはここから始まります。

本ブログ以降、何回かに分けて紹介記事を書いていこうと思います。

http://tfikebukuro.blogspot.jp/2014/10/blog-post_19.html

ブラジリアン柔術教則本コラム(1) グローバルネーミング

こんにちは、早川です。

本作品では技術名称の制定を行いました。柔術のテクニックは、同じ技術であっても、ある先生はAガードと呼び、ある地方ではBガードと呼ばれている。そのような状況が長年続いてきました。公式技術名称は国際連盟ですら制定しておりませんので、これは仕方ありません。ですから私としては、少なくともトライフォース内で通用する共通言語を作りたいと考えました。

技術や技術論を語る上では、共通言語が不可欠だと思います。「指導者と指導者」、「指導者と生徒」、「生徒と生徒」、この3つのラインで同じ技術名称を共有出来れば、道場としてのレベルも飛躍的にアップ出来ると考えています。

たとえばAガードという名称が出た際に、その名称からイメージされるテクニックの認識が、それらのライン間で速やかに一致すれば、Aに対するディフェンスや、Aを習得していることを前提とした応用テクニックBについて、教えたり学んだりすることがシームレスに行えるようになります。

現状のトライフォースのクラスフォーマットでは、先の先の技術まで突っ込んだ指導がなかなか出来ないというジレンマを長年感じています。応用技術に関しては全体練習では教えることは出来ず、各自への個別指導という方法を取らざるを得ません。もちろん究極的な領域に関しては個別指導が結局必要なのですが、基礎知識の共有領域を増やすことにより、全体練習においても、少なくとも現状よりは先のステージに踏み込めると考えています。

また現在流通している多くの技術名称は、主として柔道からの借り物であることも、柔術家としては寂しく思っていました。柔術は初期柔道の子供(または生き別れの兄弟?)のようなものですが、80年以上の長きに渡ってブラジルで独自の進化を遂げたことも事実です。それならば、競技としてのアイデンティティーを確立する為に、柔道用語に頼らない表現も積極的に用いるべきではないかと思いました。

現在親しまれている俗称の中には、かつて中井先生や私が便宜的に命名したものが多くあります。例えばフックガード、たとえばヒップスロー、海外ではそのように認識されていない技術名称の数々が、日本柔術界の隅々まで浸透してしまっています。ワンハンドチョーク等の名称もトライフォースではかなり親しまれていますが、著作「はじめてのブラジリアン柔術」を作る時に私が思いつきで考案しただけでした。色々な事をそろそろ正していきたい思います。

技術名称を制定するに当たっては、ベースとなる言語は英語としました。次いでポルトガル語を、必要に応じて日本語も使用しています。よって書籍のほとんどのページに英語のカタカナ読みが記載される事になります。

これだけグローバル化し、国際交流も盛んなスポーツです。トライフォースのクラスにも外国人が参加しない日はありません。今後も多くの弟子達が海外で試合をしたり、海外の道場で修業をすることになるでしょう。指導者にとっても、生徒にとっても、この先の柔術の行き着く地点を考えれば、自ずと英語ベースで考える必要があります。

名称の選定に当たっては、以下の優先順位に基づきました。

1.国際的にすでに認知されている名称がある場合は、そのまま採用する。

2.国際的に2,3個の代表的な俗称が競合している場合は、そのいずれかを採用する。

3.国際的に俗称が氾濫しどれも決定力を欠く場合は、適当な名称を考案する。

4.3の考案に際しては、固有名詞を避け、人間の体の部位や動作を表すシンプルな言葉で極力表現する。

候補名称が出揃った時点で、外国人会員のダニエルに監修を要請し、検証してもらいました。その結果、文法的にも違和感のない単語を選択出来たと思っています

http://tfikebukuro.blogspot.jp/2014/10/blog-post_35.html

ブラジリアン柔術教則本コラム(2) 書籍の持つパワー

こんにちは、早川です。

ビデオオンデマンドでの教則が主流になりつつある中、本作品をあえてDVDで、しかも単体では出さず書籍と合わせて出す事にこだわったのは、私が書籍の持つパワーを信じているからです。

全国の書店にこの作品が陳列され、ブラジリアン柔術とトライフォースの存在を知ってもらうことにこそ、この企画の価値があります。トライフォースの可能性を、あらゆる方向へ広げるための、土台作り、インフラ作りがようやく完了したという思いです。

オンラインコンテンツは重要ですし、次はその準備に入ります。しかしYouTubeをはじめとしたインターネットに動画を垂れ流すだけでは、やはり片手落ちの普及になると思っています。業界の第一人者としての私の使命は果たせません。

価値があると信じているものでも、より多くの人に見てもらわなければ意味がありません。書籍はその一翼を担えるものであると確信しています。柔術を知らない人にも、もしかしたら手に取ってパラパラとめくってもらえるかもしれません。これから何かをはじめようかなと思う人達に、うったえかけるものがあるかもしれません。

本のサイズにもこだわりがあります。ビジネスバッグに収納出来、いつも傍らに置いてもらえるサイズを選択しています。視聴環境や音のマナー、スマホの充電残量などに左右されないツールとしても、書籍はまだまだ有用であると思っています。

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ブラジリアン柔術教則本コラム(3) 護身術的なアプローチ

こんにちは、早川です。

本作品にはトライフォース柔術アカデミーにおけるベーシックカリキュラムを収録していますが、テクニックの説明において護身術的なアプローチを一切行っていません。それが一つの大きな特徴だと思っています。

青帯取得カリキュラムというからには、立ち技でのセルフディフェンスが含まれていたり、グラウンドにおいても「ここで殴られたら」的な説明がなされているのかな、と思われる方も居られると思いますが、そういった技術や説明は一切省きました。

私は護身術を長年に渡って学び、指導を行ってきましたが、私自身はグレイシーファミリーでもなければ、そのアソシエーションに加盟しているわけでもありません。よって私の流派における基本カリキュラムに、しかも会員がマストで学ぶべきものとして、それらを網羅するべき意義、使命、必要性はないと判断しました。

私は、競技柔術の第一線で戦ってきた者として、競技柔術を志す者達をゼロから育てて導くためのツールとしてこのカリキュラムを作りました。それこそが私のやるべきことであると思いました。

しかしながら、本カリキュラムを完全習得し、そこに一定の戦術的な知識とトレーニングを加えれば、ストリートファイトにおける護身術としても、みなさんの柔術は有効に機能してしまうと思います。競技柔術のポイントシステムは、そもそも実戦における有効なポジションに加点されるように作られているからです。

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ブラジリアン柔術教則本コラム(4) メイキングストーリー

こんにちは、早川です。

本作品は、私の柔術人生のひとつの集大成ともいえる作品になりました。そのメイキングストーリーを少し書き記しそうと思います。

構想は5年前、2009年に出版社さんから企画のGoサインが出て以降、まずアカデミー内でスマートフォンによる動画の仮撮影を開始しました。スタッフ、インストラクターに手分けしてもらい、4年以上前から私の指導動画をコツコツと撮り続けました。気付いたら20時間以上撮り溜めていました。

撮影と同時進行で、撮影済テクニックの取捨選択とブラッシュアップを繰り返し、グループ分けをし、教える順序を決めていきました。これが気の遠くなるような作業で、本当に4年も掛かってしまいました。途中何度か挫折しそうになりました。しかし自分自身へのチャレンジと思い、寝る間を惜しんで作業に没頭しました。

本作品は、これまでの私の著作とは趣旨が異なります。『私の得意技全集』的な物ではなく、白帯が青帯になるためのカリキュラムになっています。青帯になるためのカリキュラムということは、基本中の基本の技術を全て網羅した技術書ということになり、それはすなわち、トライフォースの技術体系を確立し、会員が学ぶべき技術要件を明確にしたということになります。

芝本をはじめとするインストラクター陣には、当初より仮撮影した動画を共有してもらい、池袋と新宿の各クラスでは、本作品の原型となるテクニックを3年前から教え始めています。それゆえに、本番で撮影の受け手を引き受けてくれた佐藤インストラクターも、DVD撮影初体験とは思えないくらいスムーズに仕事をこなしてくれていました。

2013年8月、いよいよ本番の撮影は開始したのですが、10レッスン分撮ったところで撮影は一度頓挫しました。池袋アカデミーの早朝、あるいは深夜の空き時間を利用して少しずつ撮っていたのですが、騒音が許容範囲を超えてしまいました。

過去にいくつかの著作を池袋アカデミーで撮影した時には気にならなかったのですが、今回の作品においては、私と出版社さんが求めるクオリティーが高まり過ぎていたのです。その後、出版社さんが新設する専用スタジオを使用することが決まり、そのスタジオの完成を待ち、撮影を再開したのは2014年の春でした。

池袋アカデミーで撮影した10レッスン分の動画は全て破棄し、スタジオで一から撮り直しました。写真の撮影枚数も数万枚に及びました。その中から、本で採用する写真を私自身が全てピックアップしました。キャプション(説明原稿)も途方もない分量でしたが何とか書き上げました。DVDを作る作業はもちろん大変でしたが、本を作る作業はそれを上回る労力が要りました。

動画の撮影時において大変だったことは、如何に簡潔に説明をまとめるかでした。DVDの容量の関係で、1テクニックの実演と説明に割ける時間は3分以内という制約がありました。本来であれば1テクニックにつき5分は説明したいところでしたが、与えられた時間の中で、出来る限り分かりやすく要点を詰め込みました。

ざっと思いつく限りの製作秘話でした。

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ブラジリアン柔術教則本コラム(5) アカデミーの公式教材

こんにちは、早川です。

本作品において、個人的に非常に力を入れて書き上げたのが、各レッスンの扉ページごとに書いたそれぞれのレッスンの説明文章です。

各1ページしかありませんが、ガードポジションとは何か、マウントポジションとは何か等、ごくごく当たり前のことを、シンプルかつ分かり易く私なりに書きました。

柔術の予備知識が全くない方達も想定しているので、その方達が読んで分かるようになるべく力を割きました。

アカデミーにおいても、例えば「クローズドガードとは何か?」を語る時間はなかなか持てません。「今日はクローズドガードからのサブミッションをやりましょう」と言うだけです。毎回各ポジションの詳細説明をすることが出来れば良いのですが、レッスンに初心者が一人混ざる度に、そこだけに時間を割くわけにもいきません。

生徒全員に「置き去り感」を持たせない事も重要ですが、中には「自分のためだけに話してくれているのかな?」という気まずさを持たれる方もおられます。また反対の立場から見れば、上級者を置き去りにしているとも言えます。

私自身も、入門者時代、中堅時代、トップ選手時代、勤務指導者時代、経営指導者時代と、これらの過程で様々な心理を経験しているので、クラスの進行については色々思うところがあります。

一つの解決策として、私はトライフォース柔術アカデミーの公式教材としてそのまま利用出来るアイテムを作ろうと考えました。

新しく入門された皆さんに、ブラジリアン柔術の基礎知識や、トライフォースの公用語を知ってもらう為です。最初から手元に置いてもらい、レッスンの予習、学習、復習用の教材として役立てて頂こうと思いました。

公式教材があれば、レッスン内でインストラクターがなんとなく口にした用語も、各自でちゃんとフォローすることが出来るようになります。

インストラクターの側も、誰がどこまで何を知っているか、この生徒さんに向かっていきなり「エビ」という言葉を使って大丈夫だろうか?等の心配をする事は、基本的にはなくなります。

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ブラジリアン柔術教則本コラム(6) 指導フォーマット
ブラジリアン柔術教則本 サンプルページ

本作品、およびカリキュラムにおいては、「トライフォースにおける統一化、あるいは均一化された指導フォーマット」を私が明示しています。それ以上でもそれ以下でもありません。

何の事かと申しますと、このカリキュラムで私が示した指導方法は、金科玉条のごとき絶対的なものとして世に問うてるわけではないということです。当たり前ですが。

私の教え方は「数ある正解の中のひとつ」に過ぎません。もっと言えば「おそらく間違いではないであろう方法の中のひとつ」くらいに思って頂ければ幸いです。

何なら間違っている可能性すらありますので、より良き物にしていけるように、このカリキュラムの定期的なブラッシュアップが必要であると考えています。TF代表指導者のみんなの力を借りながら、それを行っていく予定です。

しかし今回、いずれにせよ初めてカリキュラムを統一し、均一化しました。そこに価値を置いています。トライフィースのインストラクターは、各員が独自の方法で基本テクニックを教えることはありません。

私が、アカデミーのインストラクター全員で共有すべきと考えているテクニックは、木で言えば根っこの部分、あるいは幹の部分だけです。

簡単に言いますと、みんながバラバラのやり方で基本を教えてたら生徒が混乱しちゃうから、どれでも良いんだけど、どれか一つの教え方にとりあえず統一しようぜ、ということです。

指導方法に共通フォーマットが存在せず、インストラクターごと、日ごとに基本コンセプトの教え方が変わってしまっていては、説明の整合性がなくなり、生徒が技術を正しく理解する事が難しくなります。

また指導フォーマットがなければ、インストラクターの個人的裁量=マンパワーに依存する部分が大きくなってしまい、アカデミー側がインストラクターに求めるハードルも必然的に高くなり、成り手が益々不足してしまいます。

アカデミーの代表者として、採用したインストラクターに対して「お前の好きにやってみろ!」と指示するのは、何となく格好良い感じはしますが、ようするに「こちらには育成ノウハウや方針が何もないから適当にやってくれよ」と言っているのに等しい行為だと思っています。

これらはもちろん、組織として事に当たる場合においての話です。1人でアカデミーの経営と全クラスの指導を行える状況であれば、そのようなフォーマットは必要ないかもしれません。帯やストライプの査定なども個人の裁量のみで問題ないでしょう。

しかしトライフォースにおいては、これから増えていく認可スクールとインストラクターの知識や技術、指導フォーマット、帯の評価基準などを可能な限り統合し、会員のみなさんに分かり易く示していくことを目指しています。

私自身、車の教習所などでも、昨日の教官と今日の教官の言っていることが違う場合に、納得が出来ずなかなか対応出来ないタイプでした。

初日の教官に「俺はハンドルはハの字では持たない(きっぱり)。」と言われて、翌日の教官の前でそれを行ったら激怒される的な。

学ぶ側からすれば、「お前なりのアレンジとかコツとかどうでもいいから、とにかく正しい方法を一つ教えてくれよ」と、私は常にそういう葛藤を抱えていました。

柔術におきかえると、ベリンボロのやり方は手や足の位置の違いで数えきれない程あるんだろうけど、エビのやり方くらい統一してくれよ。いやエビにも色々あるんだろうけど、まず無難なやつ1個教えてよ、ということになります。

インストラクターの「個性」や「オリジナリティー」を尊重する事はもちろん大切ですが、個人の力不足や努力不足を棚にあげて、単に格好付けているだけという状況には気をつけなければいけません。

そういったものは、基本的なことを全てこなした上で見せるからこそ、格好良かったり評価されたりするのだと思っています。その意味においては、トライフォースのインストラクター陣には、各クラスにおいて存分に個性を発揮してもらっています。

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ブラジリアン柔術教則本コラム(7) インストラクター資格


本作品には、トライフォースの指導員育成ツールとしての機能を持たせています。

インストラクターとしての才能や適正を潜在的に有している者は多数います。そういった人材を掘り起こすためには、まず彼ら自身がその才能を確認し、自覚する機会を持ってもらう必要があります。

その点において、誰でも気軽に手に取って見ることが出来る安価なDVD&BOOKというツールは有用です。まず何をどうやったらインストラクターになれるのか、これを各自で密かに見てもらえばよいわけです。

インストラクターになるための最初のハードルが、ある日意を決して行う「アカデミー代表者への直訴」では、江戸時代の一揆ばりに誰もが尻ごみしてしまいます。

トライフォースでは、2004年の設立当時から研修システムを導入し、インストラクター資格を付与してきましたが、声掛けするのはやはりアカデミー代表者からになりますので、そのオファーはとてつもなく重く受け止められがちです。

「自分ごときが・・・」、「実力が・・・」、「実績が・・・」と言って断られてしまうこともしばしばありました。しかし「自分こそが指導者になるべき人間だ。心技体、実力、実績、俺は全て申し分なし」と思ってインストラクターになる人間などほぼいないでしょう。どんな道にも最初の一歩があるのです。

トライフォースのレベル1のインストラクターの資格を取得するためには、このベーシックカリキュラムを正確に再現出来ることが条件となります。

カリキュラムを正確に指導出来るということは、早川光由と全く同じ技を教えていることになります。個人の実力や実績などは横に置いておき、再現能力のスキルのみを自分の中で確認して頂ければ良いのです。

再現能力を確認する為に、今後トライフォースではテクニック検定のようなものを実施したいと考えています。インストラクターを目指す方は、前段階としてまずはその検定にチャレンジして頂こうと思っています。

もちろん、特にインストラクター志望でない会員であっても、技能チェックの為に検定を受けることは出来ますし、他道場の方の受験も可能にしようと思います。テクニック検定の合格者は全員ウェブサイトに記載します。

インストラクターの資格を取得する為には、その上で研修コースに参加し、コミュニケーション能力や管理能力も査定する必要があります。資格は資格に過ぎず、検定に合格する事と、インストラクター資格を付与する事、そしてさらには実際にアカデミーの指導員に採用する事は、分けて考えています。

インストラクター資格取得者は、認可インストラクターリストに登録され公開されます。これは指導員バンクのようなものです。各支部から、または他のアカデミーからのオファーがあれば、柔術指導者としての道が開ける可能性を広げたいと思っています。

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ブラジリアン柔術教則本コラム(番外編) 無の構え

コラムもラスト2回です。今回は番外編です。

ブラジリアン柔術教則本には、その制作の最終段階において、すべり込みで加えることになったテクニックがいくつかあります。そのうちの一つが「構え方」です。

きっかけを与えてくれたのは、TF池袋の女性会員さんでした。

2014年7月21日、TFネットワークの交流戦である「TFチャレンジvol.6」が開催されました。その日、試合に初挑戦したその女性会員さんは、試合開始と同時に、全く構えることなく相手に向かって直進していきました。

それを見たトオル先生が「うおお、無の構えだ」と叫びました。まるでヒクソンvs西良典におけるヒクソンのようであり、私とトオルさんは失礼ながら笑ってしまいました。

と同時に私はあることに気付きました。

その方からすれば無理もないのです。構え方なんて教わった事なかったのですから。構え方について、私が通常のクラス内で言及することはほぼ皆無でした。

初心者にとっては、試合で相手と対峙したときに、どのように構えたらよいのか、これは重要な問題であり、全く笑いごとではありません。初心者用の教則本としては、欠かすことの出来ないピースであると気付きました。

その後、芝本らとも相談し、最もスタンダードな構え方を、教則本に一つだけ収録する運びとなりました。

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ブラジリアン柔術教則本コラム(8) 最終話 さらば愛しき者たちへ

本記事を持ちまして「ブラジリアン柔術教則本コラム」は最終回となります (タイトルに意味はありません)。

本書の一般販売も無事開始致しました。すでにお手元に取って頂いている方もおられると思います。写真はジュンク堂池袋店様です。中井先生、ヒクソンの本と同じ並びのコーナーに設置して頂いたようです。

お陰さまで、本書は発売と同時にほぼ売り切れ状態となり、書店、インターネットでの注文は、現在難しい状況です。ご迷惑をお掛けしておりますが、再入荷の目処が立つまで今暫くお待ち下さい。

コラムの最終回は、本の内容とは関係ない視点から書こうと思います。

本企画における最大の達成目標は、私自身が欲しかったアイテムを、ビジネスとして成立させて、プロに制作してもらう、これに尽きました。

トライフォース柔術アカデミーの公式教材ではありますが、一般向けとして活用できるコンテンツに仕上げることにより、それを実現させることが出来ました。

当たり前の事ですが、売れると判断されなければ、出版社に企画が通ることはまずあり得ません。なので私のアイデアを丁寧に説明し、理解を得る必要がありました。

なので企画が通った時点で、私の目標の半分は達成出来ており、作品が完成した時点で、残りの半分も達成しました。あとは出版社さんの領域です。

実際のところ、アカデミーの公式教材を作ろうと思えば、写真付きの教則本も、DVDも、自主制作で作れると思います。しかしそれをプロのクオリティで作るとなると大変です。

何とか作れたとしても、労力や費用の割には、コストの回収方法が道場での手売りくらいしかないとなると、良いアイデアもなかなか実行に移せません。

こうして改めて考えると、本プロジェクトは、私の考えうる最高の形で成就させることが出来たと思います。

5年前に私が新明や芝本らに語っていた「5年後のビジョン」は100%達成出来たと思います。なので「10年後のビジョン」もきっと実現することでしょう。

直近では、ウェブサイトのリニューアル、そしてオンライントレーニングサイトの開設といったプランが控えております。一つずつ着実に実行に移していこうと思います

http://tfikebukuro.blogspot.jp/2014/12/b.html

B柔術教則本コラム 番外編(2) キムラアームロック

こんにちは、早川です。

ブラジリアン教則本を手に取って頂いたみなさんに、いくつか確認して頂きたい点がございます。以下の記事をお読み下さい。


「103ページ キムラアームロック 写真3」

サムレスグリップはレギュラーグリップの誤記載です。

サムアラウンドグリップと言った方がトレーニングに精通している方には伝わると思いますが、本書では「普通の掴み方」という意味でレギュラーグリップという名称を用いています。

せっかくですので、技術的なポイントも明記しておきます。

キムラを掛ける場合、相手の手首をサムレスグリップで掴んでしまうと、親指側からあっと言う間に手を抜かれてしまいますし、相手の手を前方に押し出すことも出来ません。よって必ず親指を回して掴みます(詳しくはDVDをご確認下さい)。

なおアップライトでキムラを極める場合は、両手ともサムレスグリップに持ち替えます。これはグリップブレイクを掛けるためです。レギュラーグリップを用いると、相手の手首から自分のグリップがすっぽ抜けてしまうので注意して下さい。


「111ページ クロスガード(フットワイパー)」
本のタイトルには上記のように表記されていますが、DVDのテロップ「クロスガード(ニーリング)」が正しいです。フットワイプというテクニックは、アドバンストカリキュラム以降に登場します。


「144ページ ラッソーの解除」 他
本とDVDで手順が微妙に前後しています。本書にはそういったテクニックも若干数ございますが、本とDVDのどちらの手順を用いても問題ございません。

http://tfikebukuro.blogspot.jp/2014/12/b_6.html

B柔術教則本コラム 番外編(3) 説得力と実感

こんにちは、早川です。

番外編(2)では、キムラアームロックについて踏み込んだ説明を書きました。

今回のコラムでも私のインストラクション技法を少し述べてみたいと思います。これはトライフォースのインストラクター研修でも必ず伝えているマニュアルの一つです。

技を教える際には、大筋の手順の説明すると同時に、

1.なぜそうするのかという「理由」

2.なぜそうなるのかという「技の仕組み」

3.そうしないとどうなるのかという「失敗例」

この3つを補足として加えると、技の説明に「説得力」が生まれます。

しかし本書、及びDVDでは「これはこうして下さい」と断言する形で行っている説明がほとんどです。

これは1テクニックにつき説明時間が2分という時間的な制約があったことから、そのような方針でやりきろうと判断しました。

私の過去の著作「柔術技法」のような詳細説明を期待されていた方には、少し物足りない部分もあるかもしれません。

しかし初心者に対して、あまり多くの情報を伝えすぎるのも実はよくありません。断言した事をその通りに再現してもらうことに集中してもらった方が良い場合もあります。

そういった意味では、本書はバランスの取れた教材になっていると思います。

ちなみに、トライフォースの実際のクラスでは、前述のような補足説明を必ず行っています。しかしそれでもあまりダラダラと話さないよう時間を決めて説明をしています。

セミナーではもちろん長時間の説明を行う事もありますが、通常クラスではフォーマット通りやることに主眼を置いています。

しかしたまに脱線することもあります。一昨日がまさにそうでした。以下内輪ネタが少々加わります。ご容赦下さい。

その日の夜のビギナークラスには、17年前からの同門である中田さんが参加されました。普段は私が指導しないシフトだったのと、中田さんも稀にしか練習に来られないのとで、私のクラスに参加されるのは数年ぶりという状況でした。

普段の私のクラス内では、私がそういうオーラを出してしまっているのか、みなさんは個別にはあまり質問をしてくれません(笑)。しかし中田さんは問答無用に聞いてきます。それに答える形で、色々と横道にそれた話や説明をすることになりました。

私は「パートナーがどのようにこの技を受けるべきか」ということもよく説明していますが、安全な受け方、怪我をしない受け方について特によく指示します。

これらのコツは私の長年の練習と指導における経験則から、私のインストラクション技法に蓄積させたものです。

シットアップスイープを受ける際の足首のフォームについては、実は私自身が中田さんの膝の靭帯を断裂させてしまった事がきっかけで、その後、私のインストラクション技法に加えたものでした。その本人が今日参加してくれているということで、クラスでもその話題を展開しました。

あの時は、つま先を外側に向ける座り方(カエル足?)をしている中田さんに対して、私が全体重を浴びせてしまい、中田さんの内側靭帯を断裂させてしまいました。今も塩原がよくその座り方をしているので、いつもヒヤヒヤしながら見ています。

自分が押さえ込む時も、いわゆるそのカエル足ではなく、”正座”や”爪先立ち”を私が推奨しているのは、みなさんが膝の靭帯を痛めないか不安なのと、股関節の柔軟性が必要だからです。

カエル足で腰を反らせてすり上げるようにして押さえる技法も、腰への負担があるので私は基本技法としては教えていません。あくまでもオプションとして教えています。

「25秒押さえたら勝てる柔道」と、「20秒押さえたら反則を取られる柔術」とでは、抑え込みの目的や質が根本的に変わってきます。

シットアップスイープを掛ける際の体の起こし方も、過去に「腹筋が1回も出来ない会員さん」に教えた時の失敗を教訓とし、いきなり体を起こして手を後方に着くのではなく、横を向きながら起き上がっていく今のインストラクション技法に切り替えました。

このように、私は自分の経験則で得たコツを、何十年間もスタンダードとされてきた技法よりも、時として優先させています。セルフディフェンスとしての柔術を白帯時代に学んで以降、競技柔術家としての私はほぼ独学でここまで来ましたので、自分の直感には従うことにしています。

直感と言っても第六感的なものではなく、経験則とは切り離せないものだと考えています。

例えば、送り襟絞めを掛ける際の手首の使い方についても、手首を手前に返す、奥に返す、斜め前方に曲げる、瓶の蓋を開けるように捻る等々、伝えられているあらゆる方法を18年間試して来ましたが、実際に私が最も有効であると考える方法は1種類ですので、それのみを教え続けています。

なぜその1種類になったのか。理由はしごくシンプルです。それは実際にスパーリングや試合において相手を絞め続けて、最もナチュラルだと実感した手首の形がそれだったからです。

私は実践を繰り返すことによって得られた実感を最も大切にしています。その実感が経験則となり、また新たな直感をもたらします。

こういったものは、自分で流した汗以外、他のものからは到底得られるものではありません。修行期における気の遠くなるほどのスパーリング量によってのみ、得られるものだと思います。

http://tfikebukuro.blogspot.jp/2014/12/b_8.html

B柔術教則本コラム 番外編(4) 復活の呪文

こんにちは、早川です。

「ブラジリアン教則本」を実際にご覧になられた皆様から、英語名称のカタカナ表記の羅列に面喰らったというご意見をたくさん頂戴いたしました。

確かに私も今でこそ慣れてしまいましたが、頭をまっさらにして改めて目次ページを見てみると、何かの暗号が書き記してあるかのように思います。復活のじゅもんのようです。

TF五反田代表のトオルさんからも、原案を見せた時に「分かりにくいと感じました」という指摘を受けました。私ももちろんそう思っていました。しかしこれに関しては、グローバルネーミングという私のコンセプトに基づいてこのまま先行して参ります。

私も業界は長いので、どういったものがスタンダードになっていくのかは熟知しているつもりです。道場の設備、大会のフォーマット、道衣のブーム、柔術の技法、帯叩き等の慣習、業界用語に至るまで。最近の分かりやすい例では「コンバッチ」ですかね。

コンバッチを最初に聞いた時の抵抗感は私ですら半端なかったです(笑)。しかし私がまさにそれを連盟の責任者として普及させていく立場でしたので、そのように努めました。定着までは意外と速かったです。

名称に関して「この方向で行こう」と思えたきっかけの一つに、実は芝本とのトレーニングセッションの存在がありました。ウェイトトレーニングの種目は、全て英語名称のカタカナ表記であり、それをトレーナー側も、アスリート側も、熟知していることが普通であることを知りました。細かいグリップの作り方にもちゃんとした名称があり、誰でも当たり前のように知っています。驚きました。

トレーニング業界は、海外で主流になりつつある新しいメソッドも、素早く導入される土壌があると感じます。抵抗なく受け入れたり、取り入れたりする文化があるなと感じました。トレーナーの知識のアップデートも盛んですし、その為の各種セミナーや交流等の機会がたくさんあります。

トレーニング自体が欧米発信の文化なので、英語名称がそのまま輸入されたのでしょう。よって海外の情報を素早くキャッチし、メソッドをアップデートさせる環境が、トレーニング業界にはすでに備わっていたということです。

ブラジリアン柔術に関しては、やはりオリジナルが日本であるという事実があり、柔道の技術名称が公式に存在していますので、ブラジリアン柔術の技術であっても、柔道にそれと類似している技術があれば、抵抗なくそれらの名称が使われています。

ただし適当な名称が見当たらない場合、または名称自体がキャッチーな響きであった場合は、ポル語や英語をそのまま受け入れていますね。たとえばベリンボロ。ベンリボロをあえて「回転式尻裏頭入れ背後奪取方」と呼んだりする人はいないでしょう。

ようするに、線引きをどこにするか、機軸をどこに持っていくかという話になると思います。そしてその線引きに沿って一貫性を持つことが大事なのではないかと思います。

(ちなみにXガードやトップからのベリンボロも、文部省後援制作・ビデオ『高専柔道』をご覧になった事がある方であれば、その原型はすでに日本にあった事はご存じでしょう)

最後に余談ですが、骨法の堀辺師範が、流派の技術体系を全て日本語で表現しようとしていた試みは圧巻でした。まだ私は格闘技を始める前でしたが、格闘技通信などを読んで師範の試みを読み取り、個人的に興味深く思っていました。言ってみれば私と逆の発想でしょうか。

たとえば腕絡み。私の記憶が正しければ、師範はキムラを「腕ひねり腕絡み」、アメリカーナを「腕返し腕絡み」と呼んでいました。確かに技のイメージが湧くネーミングです。柔道ではここまでの分類はおそらくされていないと思いますので、独自の試みといえるでしょう。

師範は、マウントポジションは馬乗り、バックマウントは亀乗りと最後まで呼んでおられたと思います。ニーオンベリーは確か「横馬」と呼ばれていました。ものすごい徹底ぶりです。

横馬に関しては、もはや馬は関係ないのでは?と思ったり、馬目線なのか何なのか考えてしまいました。ということでありまして、堀辺師範には、まさにベリンボロに「回転式尻裏頭入れ背後奪取方」と名付けるかのごとく一貫性を感じました。


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続きはウェブで


こんにちは、早川です。

アドバンストカリキュラムの制作が最終段階に入りました。ベーシックカリキュラム(以下BC)の完成後から構成に着手しています。

アドバンストカリキュラム(以下AC)は青帯~紫帯の期間に履修するカリキュラムであり、トライフォースの茶帯を取得するための必須要件とする予定です。

ACのテクニックは大きく分けて以下の3つのくくりで構成しています。

1.BCで学んだテクニックの応用と発展

2.BCで学んだテクニックの防御方法

3.ACで新たに学ぶコンセプトとテクニック

ACには、BCと同様に30レッスン150種類のテクニックをラインナップしています。BCはトライフォースサーガのエピソード1に過ぎません。ACを見て頂ければ、

「これを作るためにBCはああいった構成になっていたのか!」

といった感じで納得して頂けると思います。

すでに仮撮影した動画を、今春から先ず各インストラクターに試験運用してもらい、最終的にはオンライントレーニングサイトで完全版を公開したいと考えています。現段階では書籍化、DVD化は目指しておりません。

ACを公開した後は、マスターカリキュラム(仮)の制作に入ります。マスターカリキュラム(以下MC)は紫帯~茶帯の期間に履修するカリキュラムであり、黒帯を取得するための必須要件とする予定です。

MCが完成し次第、全体の分量によってはACとの整理統合を行い、それぞれ20レッスン程度のカリキュラムに再編するかもしれませんがまだ未定です。

ACにおいても、BCと同様、私の柔術コンセプトの表現にこだわりました。そして、身体操作のマストムーブメントも各テクニックに小分けにして挿入してありますので、特別に意識することなくそれらを学ぶことが出来ます。

BCとACの2つにMCを合わせた3つのカリキュラムによって、私がこれまで学んできた、または身を持って体得してきた柔術技法の全てを表現したいと思っています。

カリキュラムの制定は、私の知っているテクニックを全て紹介するという試みではありません。数千種類のテクニックを全て網羅することは不可能です。しかし私の柔術コンセプトはほぼ全て伝えることが出来ると考えています。

コンセプトさえ伝えることができれば、未知のテクニックに出会った時も、私と同じ思考でその技の原理を理解することが出来るようになると思います。

また未知のテクニックと対峙した時には、その技の仕組みを紐解いて、防御方法を導き出せるはずです。

そしてみなさん自身がその手で、トライフォースの新しいテクニックを無限にクリエイトしていくことが出来ると思います。

http://tfikebukuro.blogspot.jp/2015/01/blog-post_2.html

ライト兄弟
人類初の動力飛行機を発明したと言われているライト兄弟

こんにちは、早川です。

先日、インストラクターの一人から質問がありました。

「早川先生はライトスパーについてどう思いますか?お互い力を抜いて技を出し合うことは白帯には難しいでしょうか?ライトスパーは慣れた色帯でしか成立しないような気がするのですが。」

という内容でした。

良い質問だったので、この機会に私の考えを述べてみたいと思います。「ライトスパーや打ち込みをもっとやりたい!」という声は、会員の皆さんからもよく聞きますので。

まず結論として、私がクラスのメニューとしてライトスパーを指示することはありません。質問者の言う通りで、センスのある者、またはハイレベルな柔術家同士でなければ成立しないと考えているからです。

「どうしても力が抜けない生徒に、ライトスパーをやらせて力の抜き方を覚えさせる」というような指導方法をよく聞きますが、正直それは難しいのではないかと私は考えています。

むしろある程度の技量に達し、すでに力が抜けた者同士が行ってこそ高い効果が得られるトレーニングが、ライトスパーリングといえるでしょう。

打ち込みについても、「初心者にウォームアップとして行わせる」という方法には、一定のリスクはあると考えています。よってビギナークラスでは行っていません。

ちなみに打ち込みには、他にも「技術練習」、「反復練習」、「ドリル」などの類義語があり、それぞれから連想されるトレーニングの内容が、みなさんと一致しているかが不明です。

よって私がここで言う打ち込みとは、たとえば以下の動画のようなガードからのストレートアームロックの連続動作を指すと、とりあえずは定義したいと思います。



補足しますと、『すでにその技をある程度マスターしている者が、より正確に、より早い反応でその技を繰り出すために、動作の一部を切り取り、その動作を反復して体に記憶させる練習』となります。

私が考える学びの正しい順序としては、初心者はまず技のフォームや手順を正確に覚える事が大切だと思っています。

そして、そのフェーズにおける練習では、むしろスピードは必要ありません。全ての手順を端折らず誤魔化さずに、ゆっくりと確実に掛けられることが大切です。

まだ技の概要を理解していない者に、中途半端にその技を切り取った反復動作を行わせれば、大抵の場合はフォームが崩れてしまいます。

プライベートレッスンなどで、マンツーマンでフォームを修正してあげられない限り、グループレッスンでは間違ったフォームを永遠に繰り返してしまうペアが発生してしまうリスクがあります。これでは本末転倒です。

初心者のための、(柔術の技法に関連した動作を用いた)体力作りという観点から見ても、アニマルムーブ等のソロムーブを行ってもらえば十分でしょう。

逆に言えば、中級者以上であれば、パスガードやガードワークの打ち込みをウォームアップ等で行うことは一定の効果があると考えています。トライフォースのレギュラークラスにおいて、ウォームアップとして打ち込みメニューを組む時があるのはその為です。

さらにライトスパーともなると、複数の技術が連なり合い、お互い何の約束もなくそれを交互に繰り出すという、スーパーテクニックが必要になります。白帯同士でそれを行っても、こちらが意図するような効果は得られないと思います。

たまに「ライトスパーやってます」と言っている二人を見かけても、一方が技を掛けまくっている場合がほとんどです。少なくとも私の目にはそう見えます。

ここで注目してほしいのは、二人の通常の実力です。相手の動きを封殺し、ひたすら自分の技を掛けまくっている方の「実力が上」であることがほとんどです。

やられまくっている方は、おそらくフラストレーションがたまっているだけでしょう。「〇〇さん、全然ライトじゃないじゃん」といった具合に。

ライトスパーは、相応な実力差があるか、熟練者同士でなければ、基本的には成立しないトレーニングと言えると思います。

相応な実力差がある場合、上級者が自分の力をコントロールし、相手の技を受けつつこちらの技も掛けていくという形になります。相手にとっては単なるガチスパーの可能性すらあります。

相手がヒートアップしてくればこちらが一歩引き、相手に技を掛けさせて防御の練習にシフトする。心や技術の余裕がなければ不可能な技法です。

よって先ほどのケースとは逆に、技を掛けまくっている方の「実力が下」であることがほとんどです。

熱くなったり力が入って来るのは経験の浅い側ですし、上級者の側に、いつでもやられてあげる準備が出来ている状態がなければ、ライトスパーはうまくいきません。

以上、全て私の個人的な考えであり、仮説に過ぎません。

2015年1月からは、池袋も新宿もオープンマットの時間をたくさん設けます。是非みなさん自身が様々なトレーニング方法にトライしてみて下さい。

http://tfikebukuro.blogspot.jp/2015/02/blog-post_17.html

パンアメリカン選手権1997

こんにちは、早川です。

トライフォースチャンネルにアップロードされたこのビデオは、真に伝説といえる映像です。1997年に開催された第3回パン選手権(当時はパンアメリカン選手権)の特集番組です。

当時、「柔術の動画」自体を入手する機会がほぼなかった私たち第一世代の柔術家にとっては、まさにバイブルとも言える映像であり、実質的な「教則ビデオ」となっていました。

私自身もVHSテープが擦り切れるまで何百回と観ました。後に「スパイダーガード」と呼ばれていると分かった技法も、この時はじめて目の当たりにしました。

中井先生はもちろんの事、桑原君や浜島君にもまだお会いしたことがなかった私は、「自分もいつの日か異国の地でこんなチャレンジをしてみたい...そんな日は来るのだろうか?」と思ったりしたものです。

ちなみに、ナレーションにある「独自に柔術を研究している努力家の中村ただし」というフレーズが当時ずっと頭から離れませんでした。「そんな人がこの世に居るのか?」という衝撃を受けたのを今でも覚えています。

さて、このビデオや中井先生の足跡が影響し、日本で柔術の道を志す者達の、いわば「王道路線」が私たちの間では定まりました。

挑戦者達の最初の一歩は、当時ハワイで慣例大会として行われていた「ホノルルオープン」、またはアメリカ西海岸における最大規模の競技会であった「ジョーモレイラ杯」で先ず国際大会の経験を積むことでした。

次にパンアメリカン選手権にチャレンジすることです。現在はLA開催で固定化されてしまったパン選手権ですが、中井先生はハワイやマイアミで開催されていた時代にも出場されています。私が初めて出場した時はフロリダ州オーランド開催でした。南米からのアクセスが良かったのでしょうか。

そして挑戦の最終目的地はもちろんブラジルであり、世界選手権へ出場し勝利することが目標でした。ブラジル全国選手権(通称ブラジレイロ)に出場するという選択肢もありました。気の遠くなるほどの時間と労力が掛かるブラジル遠征を、中井先生や桑原君は年2回は敢行していたのです。

滞在可能な者は、世界大会の前後にブラジルで修行を積むことが盛んになりました。おそらく2002年~2005年頃が日本人のブラジル修行の最盛期で、大会シーズン時のコパカパーナのメインストリートは「道を歩けば日本人に当たる」状態でした。

私自身がブラジレイロに出場したのは、後にも先にも2000年に出場した1回だけです。私の場合は2回の渡航はせず、世界選手権後に修行でブラジルに残り、その集大成として帰国前にチャレンジしました。各アカデミーごとに「道場内予選」がまだ行われていた時代です。

薄暗いアリアンシ・リオ道場でひっそりと行われた予選会でしたが、レオジーニョやテレレが弟子を連れてわざわざサンパウロからその予選会の為だけに来ていました。今にして思えばテレレに会ったのはその日が初めてでした。良き思い出です。

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セブンセンシズ

こんにちは、早川です。

「スパーリング中は呼吸のコントロールがとても大切だぞ」と今日一人の生徒に話しました。「お前は口呼吸でずっとハァハァいってる。鼻で呼吸しろ」と。

私は基本的にスパー中は鼻呼吸しかしません。どうしてもキツい時だけ口から吐き出す時があり、究極にキツい時だけ口から酸素を取り入れています。そうやって常に自分の肺を鍛えています。

単なるバイブスであり、医学的な根拠はありません。しかし誰に言われたわけでもなく、白帯の頃からずっとそうしています。ひとつ面倒なのは、鼻の粘膜が刺激されるので鼻水がよく分泌され、スパー1回ごとに鼻をかまなければならないないことです。

「じゃあいつ口呼吸するの?」「試合の時でしょ!」ということです。

聖闘士が小宇宙(コスモ)を高める時の方法と似ています。聖闘士の中でも最も神に近い男と言われる乙女座のシャカは、日常生活ではずっと目を閉じたままです。そうやって五感の一つをセーブすることにより、その他の感覚を研ぎ澄ませて、セブンセンシズの域まで小宇宙を高めるのです。

私が知りうる限り、最強の鼻呼吸柔術家はパイ様こと”ミスターモンジバカ”フレジソン・パイシャオン選手でした。

ある年、私はブラジルのアウベス先生のアカデミーでパイシャオンの練習をいつも見ていました。そして私はパイ様がどんな時も口を真一文字に結び、一切開かないことに気付きました。

それに気付いてから、注意深く見るようにしていたのですが、本当にどんな時も1回も開かないことに驚きを隠せませんでした。

スパー相手の息がどれだけ上がっていようとも、パイ様は口を絶対に開きません。とにかく鼻呼吸しかしませんでした。

その年の世界柔術の黒帯フェザー級の決勝戦は、パイ様vsマリオ・ヘイスというカードでした。私はパイ様が口呼吸を解禁し、セブンセンシズの域まで高めた小宇宙を爆発させ、マリオ・ヘイスを撃破するシーンを見逃すまいと、刮目して見ました。

結果パイ様は最初から最後まで口を1ミリも開きませんでした。単なる癖だったようです。

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インプットとクリエイト
2003年頃 アリアンシ柔術にて(旧イパネマ道場)

こんにちは、早川です。

「早川先生はどうやって新しい技を考えているんですか?」とたまに聞かれます。結論から言ってそのやり方には2つの方法があります。

1つ目の方法はとてもシンプルです。昨日のスパーリングで自分が行った未知の動作を、翌日以降にまとめて体系化しています。攻撃も防御もです。基本的には何年もそれを繰り返しています。

「現役の選手兼インストラクター」をされている場合は、恐らくこの手法を用いている方が多いのではないでしょうか。

スパーリングが出来ない年齢になってしまうか、または自分の実力がダウンすれば、このやり方は出来なくなります。私にもいずれその日は来るでしょう。ただ体力の続く限りは、この方法が一番確実で無駄がないです。

自分の体でクリエイトした技は、全てが生きた技となり、既存のトライフォースの技術体系にスムーズに組み込むことが出来ます。

私が毎日教えているテクニックは、既存の技術体系とリンクする技しかありません。ゆえに会員のみなさんが効果的に習得出来ると考えています。

流行の技などは、私以外のインストラクターが色々とチェックして教えてくれています。それで十分です。

芝本や澤田も、昨日私が妄想した技になど興味はないでしょう。昨日私に掛けられた技だからこそ、心の底から知りたいと思ってくれるのです。

2つ目の方法はユニークです。私は生徒達のスパーリングを本当によく観ます。生徒達の実力をチェックすると同時に、素晴らしい動き、ひらめきのある動きに関しては、私はそれらのパーツを組み合わせて、自分の技術にも取り入れます。

生徒のスパーを観ることは本当に勉強になります。たとえ白帯同士のスパーであっても何かしら得るものがあります。

それは何気ない足運びであったり、手の置き方、腰の捻り方であったりします。本人達は無意識にやっているのですが、トライフォースで柔術を学んだ彼らの動きは、再び私の創作の種となり糧となります。

さて話は変わりますが、柔術を学ぶ過程においては、インプットする時期が長期に渡ってあり、その経験則を元に、その後クリエイトするフェーズに入って行くと思います。

私の場合、インプットするフェーズにいる時に多くの学びの機会を与えてくれたのは、先生や先輩達の「生きた教え」でした。

青帯までは平先生から学んだ技術を、そこから紫帯までは中井先生、和道先輩から学んだ技術を、紫帯から黒帯まではパイヴァ先生に習った技術を、ひたすらインプットしていく時期でした。

その中でも、技術的な影響を最も大きく受けたのは、パイヴァ先生であり、アリアンシ柔術です。しかし柔術を考える上での理論的なよりどころは、平先生(カーリー・グレイシー)の教えになります。

中井先生からは手取り足取り何かを教えて頂いたことはありませんが、来る日も来る日も練習でボコボコにされ、身を持って学ばせて頂きました。

修行期においては私もビデオを観て研究しました。と言いましても、当時はほとんど教則ビデオなどない時代ですから、私が観ることが出来たビデオは限られています。

今ほど英語力もなかったので、海外のビデオはどれほど理解出来たかは分かりません。試合のビデオなどもたまに出回り、それらを仲間内で貸し借りして観ていました。

他に資料がないので、国会図書館へ足を運んでは、柔術や柔道の古い文献を探して読み込んだりもしました。今となってはワンクリックで手に入る情報ばかりですが。

私達の時代とは違い、今やYoutubeでいくらでも柔術の技術を仕入れることが出来ます。それがメリットであり、デメリットでもあると思います。自分のスタイルというものが確立していないうちは、氾濫する技の海の中に溺れてしまう危険もあると思います。

新しい技を追いかけるのは大変です。格好付けた言い方をすれば、技の影を追い続けることになります。追いついたと思ったら実体はそこにはなく、また他の影を追いかけることになります。

大切なことは、追いかける作業ではなく、自分のコンセプトと照らし合わせる作業なのです。人が知らない技を探すのではなく、自分が使っている技に磨きをかけましょう。その技がいずれ人が知らない技へと進化していくのです。

さて、いつも頭でっかちの理屈ばかりを述べている私ですが、結局のところは、若い頃に行った「理屈抜きの膨大な練習量」がそれを作り上げているという大いなる矛盾もあります。あの果てしない日々がなければ今の境地には至っていないと思います。

まだ自分には軸がない、何をして良いのか分からない、そんな迷いがある方は、とにかく練習しましょう。削られ潰され汗まみれになりましょう。あとは私や芝本がしっかりと導いてまいります

http://tfikebukuro.blogspot.jp/2015/03/blog-post_25.html

柔術哲学

こんにちは、早川です。

「早川先生が書いていた、柔術を考える上でよりどころとしている平先生の教えとは具体的にどんなことですか?」とご質問頂きました。

平先生からの教えをここに全て記述することは出来ませんが、その一部を垣間見ることが出来る書籍を紹介します。

以下の3つです。

1.リアルファイト柔術
2.グレイシー秘伝 肉体改造術
3.格闘技のおもちゃ箱

これらの本を通して、平先生がカーリー・グレイシーから学んだ様々なことを知ることが出来ます。平先生がアカデミーで日常的に私たちに話して下さっていたことが記録されています。

平先生なりの解釈や、ユニークな例え話もエッセンスとして加えられているので、本としても非常に読み応えがあり、分かりやすいです。

例えば私の好きな一節にこんな言葉があります。

『身体のスピードと闘いのスピードは全然違う。闘いで必要なスピードとは、一番いい武器を早く選び、いいタイミングで出すことなんだ。その為には武器はたくさんはいらない。闘いはシンプルな方がチャンスが増す。』

平先生とカーリー・グレイシーはトレーニングだけでなく寝食も共にしておりますので、いわゆる「グレイシー哲学」についても相当の口伝を受けていることが、これらの本の記述から分かります。

現在、メディア等を通じてヒーロンやヘナーらグレイシー第四世代が積極的に発信しているグレイシー哲学。それとほぼ同じ話を私は平先生からよく聞かされていました。この本にもたくさんの事が書いてあります。

つまり第四世代の彼らは、彼らの独自理論や体験から何かを述べているわけではなく、グレイシー一族には、ファミリーが共有すべき哲学や規範が昔から存在し、カーロスやエリオの時代からそれが変わらずに受け継がれてきたことが推測出来ます。

近年その事に気付いた私は、一人でとてつもなく感動していたのでした。

ちなみに、

「リアルファイト柔術」には技術紹介のページも少しあり、私も技の受け手として出演しています。

「肉体改造術」は『グレイシー柔術のもう半分』といわれるグレイシーダイエットの紹介を中心としたお話が書かれています。

「格闘技のおもちゃ箱」は平先生の自伝でもあり、その中でカーリーとの様々なエピソードが書かれています。

リオデジャネイロから車で3時間、自然に囲まれたテレズアポレス(テレゾポリス)にあるカーロス・グレイシーの広大な邸宅と土地に、カーリーは26人の兄弟と共に暮らし、芝生にマットを敷き毎日柔術をやっていたそうです。

平先生はそこへもカーリーと一緒に行かれています。映画のようなストーリーが書かれてあります。

入手可能な方は是非読まれることをお薦めしたいアイテムです。

http://tfikebukuro.blogspot.jp/2014/10/blog-post.html

早川の試合動画ヒストリー


こんにちは、早川です。

私の過去の試合映像を、Youtubeのトライフォースチャンネルにアップロードしました。ご興味ある方はご視聴下さい。作業はまだ継続中です。試合映像に限らず、何か面白い動画を見つけたらアップしたいと思います。

黒帯時代の試合が少ないのが残念です。私が黒帯で世界柔術にチャレンジした2003年~2006年の期間は、IBJJFが大会の公式DVDを販売するために、会場へのビデオカメラの持ち込みが禁止されていた暗黒時代でした。当時は会場持ち込みが見つかればビデオカメラは容赦なく没収されていました。

その後、iPhoneのような小型の端末で動画が撮影出来るようになり、Youtube等で誰もが簡単に動画を世界中で共有出来る時代になったので、2007年以降はIBJJFもビデオカメラ持込禁止の徹底をあっさりとあきらめ、DVD販売ではなく、ライブ配信で利益を得る方針へとシフトしていきました。

なので、当時を過ごした者としては、「あの4年間は一体何だったんだ」と無念に思っています。IBJJFの公式DVDには、アダルト黒帯の決勝戦しか収録されていないので、そのレベル以下の選手の試合はほとんど記録に残っていません。

しかし私の試合の一部は、世界柔術2004と2006のDVDの中に、ベストムーブ集あるいはベストファイトという形でかろうじて収録されているという情報を得ました。確認してみたいと思います。

今回アップした動画は、実家から古いVHSやDVテープ、DVD-Rなどを回収して来て、それをパソコンに取り込んでアップしました。トライフォース10周年パーティーで私の過去の試合映像を流しましょうとなったのがきっかけでした。そのようなきっかけがなければ、なかなか重い腰は上がりませんでした。良い機会となりました。

ただしメディアの種類や状態によっては、再生機器による読み取りが不可の物もありました。このまま失われてしまう映像もあるとは思いますが、今後、動画をパソコンに取り込む方法を模索してアーカイブしていきたいと思います。

http://tfikebukuro.blogspot.jp/2014/09/blog-post_9.html

トランスフォーマー


こんにちは、早川です。

今回は防御テクニックについて書きます。

相手の技を防御するには、押さえ込まれ難い形状、スイープされ難い形状に、瞬間的に体の形状、または質をトランスフォームさせることが重要です。

寝具で例えてみます。ベッドでも敷布団でも良いのですが、ぐっすり眠れる寝具は当然フラットな状態です。体が沈み込むための適度な柔らかさもあるでしょう。

もし寝具が鋼鉄で出来た樽のような丸い物体だったら、その上で安眠出来るでしょうか。安眠どころか、その上で安定姿勢を取ることすら容易ではないでしょう。

押さえ込まれる時は、相手にとって寝心地の悪い寝具に自分の体の形状を変化させるようにイメージしてみて下さい。樽の例でいえば、半身になる、丸まるというのは、ひとつの代表的な方法といえるでしょう。あとは、相手の圧力によっては、体を硬直させて反発力を強めたりする場合もあります。

スイープされそうな時、押さえ込みを返されそうな時であれば、羽毛布団や風船、餅やスライムのような物体をイメージしてみると良いと思います。

野球でもサッカーでも、ボールのような物体を、自分の意図する方向へ正確に投げたり蹴ったりする為には、その物体に適度な重さと固さが必要になります。

相手がスイープを掛ける為に、ベストのタイミングで最大効率のパワーを出力した時には、相手の体にまとわりつく羽毛布団になる、あるいは思い通りの方向へ進んでくれない風船になりましょう。

押さえ込んでいた相手が逃れようとしてきた時には、粘り気があり、くっ付いて離れない餅になる、あるいは押されたらその部分はヘコむけど、他の部分は元の位置にとどまっているスライムになりましょう。

「なれねーよ!」と言われてしまえばそれまでの話なんですが、『イメージする力』をあなどってはいけません。何でもかんでも言語化して覚えようとしても、脳というものはなかなか理解してくれないものです。すでにこの世に存在する物があるならば、積極的にイメージしてみましょう。

http://tfikebukuro.blogspot.jp/2014/09/blog-post.html

あきらめ派

こんにちは、早川です。

「正しい方向」のコラムでは、どんなタイトな押さえ込みであっても、ほとんどの場合は逃げ道があると書きました。逆にいえば、逃げることが不可能な押さえ込みもあると思います。

そんな時どうすれば良いか。

結論としてまず私は逃げません。押さえ込まれてしまったものは仕方ありません。無駄な力を極力使わず、押さえ込ませます。白帯の時から今まで私はずっとそうです。

もちろん、逃げられる可能性が有る最後の瞬間まではあがきますが、その一線を越えて以降は、すぐにサブミッション、またはポジションの進展の防御のみに集中します。この意識の転換が遅れると命取りになります。

相手に完全に押さえ込まれた生徒に対して、私が「動け、暴れろ、逃げろ!」と激を飛ばす姿を見た事がある人はいるでしょうか。

私はそのようなアドバイスをしたことはありません。

何故なら私自身が根っからの「あきらめ派」だったからです。具体的なエスケープ方法が提示出来ない限りは、無駄な体力を使わせないこと、そしてミスをしないことを選ばせます。あきらめると言っても、全てを投げ出す訳ではありません。

そこからの展開ですが、私の考え方はずばりこうです。

まずセルフディフェンスの観点からは、「すぐにポジションを戻す必要などない」ということです。これはグレイシー系のアカデミー出身の方ならば既知の原則だと思います。「ポジションは戻せる時に戻す」、これが柔術の鉄則です。その為にはむしろ体力を温存する必要があります。

次に競技の観点からは、相手にストーリング(膠着)の反則の警告が与えられるのを待ちます。非常に消極的な考え方なので、「まさかそれがお前の奥義なの?」とみなさんから嘲笑を受けてしまうかもしれません。

しかし、すでにパスガードを許してしまったほどの強い対戦相手が、1ミリも隙間を与えないように押さえ込みに固執しているわけです。むやみに暴れたからといって何かミラクルが起こるとは思えません。消去法で考えると、私にはこの戦術しかないのです。

よって、セルフディフェンス的にも、競技的にも、私の選択は同じになります。

余談ですが、私自身が過去にパスガードされて押さえ込まれた対戦相手を、以下に全て列記してみました。

どのように技を掛けられたか、いずれのケースについてもよく覚えています。

日本人では、白帯時代の対戦ですが、阿部和也選手、東北大学柔道部OBの方のお二人です。

1.阿部選手にはいわゆる脇差しパスを掛けられました。

2.東北大OBの方にはハーフガードからの足抜きを掛けられました。

その後に押さえ込まれたのは、黒帯になってから対戦したレオジーニョ、セウソビニシス、マルコバルボーザ、マリオヘイス選手の4選手です。

3.レオジーニョ選手にはスタッキングパスを掛けられました。

4.セウソビニシス選手にはショルダードライブパスを掛けられました。

5.マルコバルボーザ選手にはいわゆる脇差しパスを掛けられました。

6.マリオヘイス選手にはシッティングパスを掛けられました。

これらの技は、現在の私のパスガードの基幹テクニックになっています。掛けられた技というのは、強く印象に残るものです。


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パイレーツオブカリビアン


こんにちは、早川です。

4大原則のコラムでは、「正しい方向」へ力を伝えることが重要だと書きました。

私が正しい方向の重要性を初めて意識したのは、スイープを掛けた時ではありません。押さえ込みからエスケープした時でした。

小さな力が何倍にも増幅するのを体感出来るのは、スイープのように分かりやすい攻防の時ではありません。もっとタイトな攻防の時です。

例えば、体格差のある相手に完全に押さえ込まれるとします。そして、逃がしながらバックを取る等の遊びが一切ない状態でキープしてきたとします。

ボトム側は、エスケープする為の突破口を作るべく、フレームを首の下に差し込もうとしたり、肩ブリッジで後方へ少し隙間を作ろうとしても、1ミリも隙間を与えてくれない相手だとします。

このような状況に陥った時でも、ほとんどの場合は逃げ道があるものです。文章で表現してみたいと思います。意味不明でしたらスミマセン。

まず小さな「揺れ」を作ります。

方法は色々あるのですが、上半身をタイトに固めてきている相手であれば、プロレスでフォールを返すときのような動作を用います。全身を波打たせる感じでしょうか。

実際に私はプロレス中継を見てこの動きを取り入れました。

その「揺れ」を補正するために、相手はわずかながらであっても必ず体重移動を行います。それをしなければ、押さえ込みが「ずれる」からです。ずれを放置すれば、エスケープされる可能性が高まります。

相手がその「揺れ」に共鳴したときに、私は相手の体重移動の方向に合わせて、相手を押し出します。すると相手の押さえ込みが少し「ずれる」と同時に、最初の「揺れ」よりも若干大きな揺れを作ることが出来ます。

相手を押し出す時は、相手が動こうとしたときに(実際には他者から見てその人が動こうとしているとは全く分からないレベルの動きですが)、動こうとした方向に力を加えるだけです。この時一番大事なのはタイミングになります。

この動作を繰り返すことにより、相手と自分の体の間のスペースを徐々に大きくしていくことが出来ます。あとはその隙間を利用してエスケープするだけです。

フライングパイレーツ(バイキング)系の遊園地アトラクションが、振り子運動を徐々に大きくしていくのを見て、私はこの技術を思いつきました。

さらに言えば、押さえ込まれる際(キワ)の時点で、最初から「ずれて」おきたいところです。ほんの少し体をずらしておくだけで、その後の展開が大きく変わると思います。

相手に対しては、靴に入った小石のような、あるいは喉に刺さった魚の小骨のような違和感を、常に与えておくことです。押さえ込む側は、そのずれのせいで、サブミッションを掛けるには十分な体勢でないと感じ、必ず何らかの補正動作を行います。その間隙をつきましょう。

http://tfikebukuro.blogspot.jp/2014/08/blog-post_17.html

最大効率のパワーを使う


こんにちは、早川です。

前回のコラムで書いたテクニックの4大原則のうち、「最大効率のパワー」についてさっそく書こうと思ったのですが、過去のコラムで執筆済みでした。

最大効率のパワーを使うためには、まず写真の緑色の男のような肉体を手に入れることが不可欠となります。というのは冗談です。

まずは過去のコラムをご参照下さい。4大原則についても少し触れています。いずれさらに細かく書くかもしれません。

早川コラム「力を使わない」
http://tfbjj.doorblog.jp/archives/51296780.html

このコラムに書いてあることは、今まさに青帯の一歩手前である白帯4ストライプの会員のみなさんに是非読んで頂きたいと思っています。

http://tfikebukuro.blogspot.jp/2014/08/blog-post.html

テクニックの4大原則


こんにちは、早川です。

今回はテクニックを成功させる為の4大原則について述べたいと思います。

1.正しいフォーム
2.正しいタイミング
3.正しい方向
4.最大効率のパワー

テクニックを成功させる為には、この4つを常に意識する必要があります。これはキャリアを積み重ねるうちに、いつしか私の中で確固たるものになった法則です。

私は今も毎日テクニックの創作活動を続けていますが、この法則を抜きにしては何も進まないほど重要です。

テクニックは、それ自体、あるいはその言葉の持つイメージを、原則1の「正しいフォーム」と同義語で捉えている方が多いと思いますが、私は常にこれら4つの原則を一体として考えます。

4つの原則のうち、1つでも欠けた時のことを考えてみて下さい。

例えば、シザースイープを掛けるとします。

正しいフォームで、正しい方向へ、最大効率のパワーを使って技を掛けても、タイミングがずれてしまっては、相手が岩のように重く感じて返すことは出来ないでしょう。

または、これはどうでしょうか。

正しい方向へ、正しいタイミングで、最大効率のパワーを使ったものの、肝心の技のフォームが間違っていれば、これまた相手が1ミリも動かず終わってしまうのが想像出来ると思います。

これはオフェンス、ディフェンス、どちらにも共通して言える原理です。

この原理を当てはめると、テクニックや攻防の正体が見えてくると思います。そして表面的にとらわれ過ぎていることが気にならなくなります。

例えば、「(ダブル)レッグピンをしてショルダードライブパスを仕掛けると、相手に上体を起こされてシッティングガードを作られてしまう、だからスタンドのパスガードは、レッグピンはせずにブルファイターで攻めるべきだ」という考え方があるとしたら、それは攻防の一側面しか捉えていないと思います。

この時起こった、「Aがレッグピンしたが、BはAの肩が自分の腹に刺さる前に体を起こし、シッティングガードを作った。」という現象をどう考えるか。

私が考えるに、これは4大原則のうち、「正しいタイミング」について、「AがBに競り負けた」というだけであり、それ以上でもそれ以下でもありません。この攻防においては間違ったテクニックというものは存在しないのです。

こうするとああなるから、この技はやっぱり使えない、といった思考で柔術を考えると、いたちごっこが続くだけで、本質的な部分が見えなくなってしまいます

みなさんが自分自身の経験したことに対しても、この原理を当てはめてみて下さい。今までとは違った評価が自分に対して下せるはずです。

技が決まらなかったのは、そのテクニックのメカニズムのせいとは一概に言えないということです。ほとんどの人がテクニックの構造的欠陥をすぐに疑ってしまいますが、たとえそれが正しくても、成功しないこということは、いくらでも起こりえるのです。

4つの原則のうち何が欠けていたか。またはどれが競り負けていたのか。それをいつも考えてみて下さい。

「テクニックが成功しなかったが、どう考えても2、3、4が完璧だった」としか思えなかったら、次からはもうそのテクニックは使わない方がいいです。おそらく構造的欠陥を抱えています。

「最大効率のパワーとは何か」等、各項目についての詳細は、またいずれ機会を見つけて書きたいと思います。

ところで、トライフォースには座学のクラスがありません。

コラムにて柔術論をたまに語っておりますが、私が柔術をどのように考え、どのように科学しているか、アカデミーにおいても話す機会を作ってみたいなと思っています。

これほど歴史、理論、そして技術が存在するスポーツであるにも関わらず、実技のクラスしかないのは寂しいと感じています。

他のアカデミーにおいても、座学のクラスが実施されているという話しは聞いたことありません。基本的には需要がなさそうなので、やるとしても不定期開催でしょうか。

芝本らトップの競技者たちには、普段から耳にタコが出来るほど技術論を説いています。オンライン会議室、あるいはご飯食べながら、というカジュアルな環境ではありますが。彼らが修行を進める上での一助になっていると確信しています。

理論なくして実践なし、実践なくして理論なし。

http://tfbjj.doorblog.jp/archives/51296780.html


力を使わない

「力を使わない」

言うまでもなく、これはブラジリアン柔術の中核をなす理念です。

力を使わずに自分より力の強い相手を倒す。

そこにブラジリアン柔術の浪漫があります。

(全ての武術においてそうかもしれません)

しかし入会されて間もない方や、白帯の方達に、最初から「力を使うな」、「力を使いすぎだ」と、必要以上に念を押す指導方針は、私はしていません。

なぜならそれが一番むずかしい事だからです。

最初からそれが出来たら誰も苦労しません。

初心者だからこそ、力を使いまくって訳の分からない攻撃を仕掛けるしかないのです。

私はむしろ、白帯の人達が初スパーリングにトライする時には、

「殴る蹴る以外なら、思いついたこと何でもやっていいですよ」と言っています。

それで、まあ怪我は怖いですから、最初は色帯の先輩と組んでもらいます。

そうなると、初心者は200%の力を使っても全く歯が立ちません。また未経験者が思いつくままに大暴れして取っ組みあえば、1分も経たないうちに息があがってしまうでしょう。

しかし相手は涼しい顔で全ての攻撃を受け流しているわけです。

ここで初めて、「なぜだろう」、「不思議だ」となるわけです。

白帯の段階では、そんなことを繰り返しながら、何が無駄で、何がいけなかったのか、体で学んでいく必要があります。

課題を改善して次のステップに進めた時は、その動きを体が自然に覚えます。

人間は、常に効率的な運動方法を見つけては体にインプットしていく生物であると、私は信じています。

もともとリラックス出来ている人も中にはいますが、それは稀な例で、大抵の方はそうではありません。

「力を使わない」という指導を本格的に始めるのは、生徒が青帯を巻く直前くらいからでも問題ないと思っています。

ちなみに「力を使わない」という表現も、少し語弊があるかもしれません。

少なくとも私が教えている「力を使わない」という考え方は、「無駄な力を使わない」という意味であり、体の軸から発せられるパワーならば、むしろ大いに使うべきなのです。

つまり「効率的な力の使い方をしなさい」ということです。

また、同時に正しいタイミングも学ばなければなりません。間違ったタイミングで、最大限のパワーを使い果たしてしまうのは勿体ないことです。それが体幹から発せられるパワーだとしてもです。

スイープひとつとってみても、もっとも相手のバランスが崩れた『タイミング』で、もっとも『効率的な力』を送り込めば、相手の重さを感じることなく返すことが出来ます。

さらに上級者ともなれば、ベクトルのコントロールを学ぶ必要があります。力を使う方向のことも意識出来ると、より完成に近づくでしょう。

相手が行きたいときに、行きたい方向へ、思いっきり行かせてあげることが、こちらが使う力を最小限に抑えるコツではないでしょうか。

また次の機会に書ければと思います。

早川

http://tfbjj.doorblog.jp/archives/52326603.html


七帝柔道記


こんにちは早川です。七帝柔道記を読み終えました。最高でした。

部活どころか、運動そのものを20歳まで一切やったことがなかった私には、崇高すぎる内容でした。七帝大学柔道ではこれほどまでに壮絶な練習をされているのかと、読んでて吐きそうになりました。私なら入部後3日ともたないでしょう。廃人になって終わると思います。

実録のため、終わり方が唐突でした。続編はあるのでしょうか。。続きが気になり過ぎます。読まずには死ねません。私はスクールウォーズがとにかく好きだったのですが、本書には校内暴力シーンはないものの、世代を超えてチームで悲願を果たすために挑み続けるドラマに、同じ感動を覚えました。

以下は内輪のお話です。

つい先日、私は衝撃の事実を知りました。タンニングマンが教えてくれました。

なんとうちの竹田さんは、本にも出てくる七帝最強の常連優勝校・京都大学の選手だったのです。しかも本書で描かれている時代の京大です。その後、私の方でも調べてみたのですが、竹田さんはおそらく1年目からレギュラーで、在学中5回優勝してます。次回お会いしたときに確認してみます

竹田さんは入門当初から、私がそれまでに出会った「柔道の強豪」とは異質な強さを感じていたので、変だなとは思っていました。それで「以前何かやられていましたか?」と何度か聞いたことはあったのですが、竹田さんは「寝技の練習を少し多めにやっている部に昔いました。」としか仰られませんでした。それが大学なのか高校なのかも分かりませんでしたし、しかも、自分はそこでは名も無きペーペーでしたばりの雰囲気しか醸し出されないので(笑)、私もその後6年間、詳細を尋ねた事はありませんでした。

高専柔道(=七帝柔道?)に関しては、中井祐樹先生がやっておられた寝技主体の柔道らしいという認識はあったのですが、その世界観までは知る由もありませんでした。私自身が柔術家として初めて接点を持ったのは、白帯の時に東北大学の方達と柔術ルールで試合をさせて頂いた時です。1回目は東京の大会で、2回目は私が仙台まで遠征して試合をさせて頂きました。

一連の試合を通じて、ブラジリアン柔術とはまた一味違った技術体系に興味を持ち、その後、東京の寝技研究会さんにも何度か出稽古へ行かせて頂いたことを覚えています。

今回初めて七帝大学柔道というものの世界観を知り、本当に感銘を受けました。そして中井先生が現役の時に、遂に北大が七帝柔道の王座を奪還したことを、本書読了後に知った時には、本の世界と現実がクロスオーバーして興奮しました。中井先生の北大時代の試合もYoutubeで探して観てしまいました。



壮絶すぎる試合内容に、私の背筋はこわばりました。私の知らない中井先生がそこには居られました。いや正確には思い出しました。VTJ95での試合や、初めてお会いした時の中井先生の雰囲気を。

そしてこちらが竹田さんの試合です。





この本を読んで、竹田さんがどれほどの修行を重ねて、どのような立場におられたのかが想像出来ました。クマのプーさんのような優しい竹田さんがあのような苦行を。。

芝本もしばらく出自を教えてくれなかった記憶があります。後から彼の出身校を聞きましたが、東海大柔道部と言われても私にはよく分からなかったので、芝本がクラスに参加している時にも、私の得意の一本背負いや大内刈りを強制伝授していました。

ただ、そんな私のような人間が主宰する道場だからこそ、芝本も竹田さんも、今日までリラックスして柔術ライフを楽しんで下さったのでしょうか。最初からビンビンにそういう目で見られまくったら居辛かったでしょうしね(笑)。

芝本は「柔道はもう一生分やり尽くしました」と以前言っていました。奢った意味ではなく、自分の持てる力は全て出しきったという意味で。その思いで新天地にやってきたのに、そこで「柔道家の芝本さん」として見られる事を良しとしなかったのでしょう。竹田さんも同じかもしれません。

竹田さんは現在は他県へ引っ越されて、週末しか道場には来館されませんが、今もトライフォースの一員で居て下さっています。次回は竹田さんに私の横三角絞めを強制伝授したいと思います。

~強制伝授とは~
強制伝授とはトライフォース内の隠語である。すでにその技を知り尽くしている後輩に、そうとは知らない先輩が、クラス前後の空き時間において、頼まれてもいないのに「こんな技がある」とその技を手取り足取り教えてしまう所業。

http://tfbjj.doorblog.jp/archives/52318124.html


果てしなく続くブラジリアン柔術 製作秘話1
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6月から新しいDVD&BOOK「果てしなく続くブラジリアン柔術(仮)」の撮影がいよいよ始まりました。絶対にこのタイトルにはならないと思いますが(笑)、とりあえず。

私の柔術人生のひとつ集大成ともいえる作品になりますので、本記事以降、ブログを通じて新作に関する情報を少しずつ書かせて頂こうと思います。

製作の第一段階では、まず動画を撮影します。分量がとにかく多いので、これから数ヶ月掛けてコツコツと撮ってまいります。初日は撮影機材や演者のポジショニング、音声の調整などに時間を取られ、1レッスン5テクニックしか撮影することが出来ませんでした。全部で30レッスン分の撮影があります。それが終わったら今度は写真撮影です。それを同じ分量繰り返します。最後にそれらの写真に付けるキャプションを書きます。なかなかやり甲斐のある作業です。

動画のドラフトは、スマホ撮影ですが3年くらい前から撮り溜めていました。これまたコツコツと続けていましたが、気付いたら1テクニック4分程度の動画を20時間くらい撮り溜めていました。撮影と同時進行で、撮影済動画の取捨選択とブラッシュアップを繰り返し、グループ分けをし、教える順序を決めていきました。これが気の遠くなるような作業で、本当に3年も掛かってしまいました。途中何度か挫折しそうになりました。しかし自分自身へのチャレンジと思い、寝る間を惜しんでカリキュラム構築作業に没頭しました。

というわけで今回の作品は『私の得意技全集』的な物ではなく、白帯~紫帯までのレベルを対象とした完全カリキュラムとなっています。当初は青帯取得カリキュラムとして考えていましたが、作り込むうちにそれでは済まない内容になってしまいました。芝本をはじめとするインストラクター陣にはドラフト動画を共有してもらっていますので、池袋と新宿の各クラスでは、本作品の原型となるテクニックを2年前から教え始めています。それゆえに受け手のカズも撮影初体験とは思えないくらいスムーズに仕事をこなしてくれていました。

本作品は、トライフォースの技術体系を確立し、各帯ごとに会員が学ぶべき技術要件を明確にする事を目的としています。また指導員育成ツールとしても活用したいと考えています。トライフォースが次のステージに進むためには、必ず作らなければならないものでした。インストラクターを目指す柔術家の母数も増やさなければなりません。そうなると、やはり誰でも気軽に手に取って見ることが出来る安価なDVD&BOOKというツールが必要だと思いました。

実演に納得がいかず、ドラフト動画を撮り直し続けた為、本番の撮影が何度も延期され、ミケちゃんからは「完成の見通しが立たないことにおいては、サグラダファミリアか早川カリキュラムか」と揶揄されるほどでした(笑)。教えれば教えるほど、試せば試すほど、さらに良い指導方法に気付いてしまうのです。しかしこの作業を永遠に続けるわけにもいきません。というわけで、やはり現段階での私の完成形をここで一度お見せることにしました。書籍は200ページ近く、DVDは2枚組で7時間くらいになると思います。このボリュームで、かなり衝撃の価格になると思います。ご期待下さい。

このDVD容量でも1テクニックの実演に割ける時間は2分30秒以内という制約があります。本当ならば1テクニックにつき5分は説明したいところですが、与えられた時間の中で、出来る限り分かりやすく要点を詰め込んでいきたいと思います。

それでは今回はこの辺で。

http://tfbjj.doorblog.jp/archives/52318126.html


果てしなく続くブラジリアン柔術 制作秘話2
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「果てしなく続くブラジリアン柔術(仮)」の撮影は順調に進んでおります。

本作品では技術名称の制定も行っています。柔術のテクニックは、同じ技術であっても、ある先生はAガードと呼び、ある地方ではBガードと呼ばれている。そのような状況が長年続いてきました。公式技術名称はIBJJFすら制定しておりませんので、これは仕方ありません。ですから私としては、少なくともトライフォースの中だけでも通用する共通言語を作りたいと考えました。

技術や技術論を語る上では、共通言語が不可欠だと思います。「指導者と指導者」、「指導者と生徒」、「生徒と生徒」、この3つのラインで同じ技術名称を共有出来れば、道場としてのレベルも飛躍的にアップ出来ると考えています。たとえばAガードという名称が出た際に、その名称からイメージされるテクニックの認識が、それらのライン間で速やかに一致すれば、Aに対するディフェンスや、Aを習得していることを前提とした応用テクニックBについて、教えたり学んだりすることがシームレスに行えるようになります。

現状のTFのクラスフォーマットでは、なかなか先の先の技術まで突っ込んだ指導が出来ないというジレンマを長年感じています。ある程度以上のレベルの応用技術は、全体練習では教えることは出来ず、各自への個別指導という方法を取らざるを得ません。もちろん究極的な領域に関しては個別指導が結局必要なのですが、前提となる基礎知識を揃えることにより、全体練習においても、少なくとも現状よりは先のステージに踏み込みたいと考えています。

また現在流通している多くの技術名称は、主として柔道からの借り物であることも、柔術家としては寂しく思っていました。柔術は初期柔道の子供(または生き別れの兄弟?)のようなものですが、80年以上の長きに渡ってブラジルで独自の進化を遂げたことも事実です。それならば、競技としてのアイデンティティーを確立する為に、柔道用語に頼らない表現を多く用いるべきではないかと思っています。

現在親しまれている俗称の中には、中井先生や私が便宜的に命名したものが多くあります。例えばフックガード、たとえばヒップスロー、海外ではそのように認識されていない技術名称の数々が、日本柔術界の隅々まで浸透してしまっています。ワンハンドチョーク等の名称もトライフォースではかなり親しまれていますが、「はじめてのBJJ」を作る時に私が思いつきで考案しただけでした。色々な事をそろそろ正していきたい思います。

技術名称を制定するに当たって、ベースとなる言語は英語としました。次いでポルトガル語を、どうしても必要な場合は日本語も使用しています。書籍には英語のカタカナ読みが記載される事になります。これだけグローバル化した競技ですし、国際交流も盛んです。TFのクラスにも外国人が参加しない日はありません。今後も多くの弟子達が海外で試合をしたり、海外の道場で修業をすることになるでしょう。指導者にとっても、生徒にとっても、この先の柔術の行き着く地点を考えれば、自ずと英語ベースで考える必要があります。

名称の選定に当たっては、以下の優先順位に基づきました。

1.国際的にすでに認知されている名称がある場合は、そのまま採用する。

2.国際的に2,3個の代表的な俗称が競合している場合は、そのいずれかを採用する。

3.国際的に俗称が氾濫し、どれも決定力を欠く場合は、適当な名称を考案する。

4.3の考案に際しては、固有名詞を避け、人間の体の部位や動作を表すシンプルな言葉で極力表現する。

候補名称が出揃った時点で、外国人会員のダニエルに監修を要請し、検証してもらいました。その結果、文法的にも違和感のない単語を選択出来たと思っています。ワッショイスイープとかパンピングアイアンとか、そういった名称は一切ありません。もちろんハヤカワチョークなどもありません。私ごときが考えた技など、どうせ100年くらい前にも誰かが気づいていたはずです。その記録がないだけで。

それでは今回はこの辺で。

http://tfbjj.doorblog.jp/archives/52227223.html


祝ネクサセンスオープン 植松君と私
brazil2005

植松直哉君が新道場「ネクサセンス」をオープンしました。
http://nexusense.net/

おめでとうございます。これからは植松君の可能性を存分に発揮し、格闘技に賭ける情熱と想いをそのマットの上に広げていって下さい。

私はオープンパーティには出席出来なかったのですが、多くの格闘家が集まるにぎやかなパーティだったようですね。

道場オープンに添えて、少し想い出話を書かせて頂こうと思います。

植松君は柔道、サンボ、ムエタイ、MMA、BJJとあらゆる格闘技を学び、それぞれの分野で輝かしい成績を残している数少ないマルチファイターの一人です。

私の師匠の平直行先生のような天才肌の格闘家です。

現在の植松君は、自身のアイデンティティーの軸にBJJを据えているとは思いますが、植松君のBJJの理念は、単なるスポーツ競技の範疇に収まるものではなく、武術に携わる者として私も多くの価値感を彼と共有しています。

植松君は私を柔術の師匠と公言してくれています。所属が違う柔術家に私が黒帯を授与した唯一の人であり、今も師弟の信頼関係を強く感じています。私の持てるあらゆる技術を、何百回という乱取りを通じて伝えることが出来た柔術家の一人でもあります。

彼との出会いの記憶はおぼろげですが、1997年頃、中井祐樹先生が主宰するパラエストラの昼柔術であったかと思います。私達世代の柔術家は、みんな昼柔術で最初に出会っている事が多いです。

当時の私は白帯でしたが、すでに中井先生から青帯をゆるされ、注目される選手としてBJJの練習に取り組み始めた植松君は、スターの風格を漂わせていました。今思うとその時の彼はまだ高校生でした。私は何の運動経験もないまま20歳を過ぎてから柔術をはじめましたので、小さいころから柔道やレスリングで活躍していた選手のみなさんが輝いて見えたものです。そんな中でも彼のオーラは別格でした。この話は植松君に今まで一度もした事がありませんね。

年下なんだろうけど、どこか威厳があり、私が口を聞けるような存在には感じられず、昼柔術では何度かニアミスした程度で乱取りをした記憶は実はありません。

それから特に接点もなく、2年ほどが経ち、次に交流の機会を持ったのが2000年でした。その時の私は紫帯を巻くに至っており、国内外でそれなりの実績を残すところまでたどり着いていました。当時の練習仲間であったPUREBRED大宮の野口君と、前年度に優勝した柔術の団体戦の連覇に向けて、出場するメンバーを集める相談をしていました。

まず当時セミリタイア中で、合気道の練習を主にされていた和道さんを口説き、そして私の同門であり正道柔術クラス最強の一人であった山崎剛君、野口君の同門であり後のコパドムンド王者にもなるシッシーこと宍戸君に参加してもらえることにもなりました。出場要件の5人のメンバーは揃ったのですが、最大6人までメンバーを登録出来るということで、和道さんが最後の一人として当時かわいがっていた植松君を入れようと提案してくれました。

和道さんの話をするとそれでまたひとつ物語が出来てしまうのですが、和道さんとの出会いも昼柔術でした。最初に乱取りさせて頂いた時は当たり前ですがコテンパンにやられまして、しかし私の動きも気に入ってもらえたのか、名前を覚えて頂き、その後は正道柔術クラスにも遊びにいらしてくれて、所属の違う私達に分け隔てなく本場ブラジルの技術を指導して下さいました。

しかしご本人は(今も理由は知らないのですが)、その時すでに競技からは一線を引くと決めておられたようで、そんな勿体ない事はさせたくないと、私と野口君で口説き落として何とかチームに入って頂き試合に出てもらいました。その後、結果として和道さんは競技者として完全復活を果たすことになりました。

話は戻りますが、当時そのような和道チルドレン的な存在が各道場に点在しており、おそらく植松君もその一人であったろうと思います。いやもしかしたら中井チルドレンであったかもしれませんが、とにかくあらゆる先生方、先輩達から技術を吸収し強くなっている真っ最中だったと思います。

団体戦前にチームで顔合わせ的な練習会をやったかどうかは覚えておらず、当日会って始めて正式に挨拶したような気もします。いずれにせよ、こちらも格闘家っぽくなってから改めて出会った植松君の印象は、最初に会った時と変わらぬイメージのままでした。

そして最初に彼の口から出た言葉は、「チームに入れて頂いてありがとうございます。非常に恐縮しております」的なものでした。奢りがない誠実な人間であると、その最初の言葉ですぐに分かりました。それは今に至るまで一貫してそうです。本当に強い者が持つ余裕すらその時感じました。

その大会は無事私達のチームが優勝出来ました。全員が大活躍でした。植松君の試合は1試合だけでしたが戦慄を覚える内容でした。対戦相手は私も良く練習させて頂いた事のある実力者でした。試合巧者で知られる対戦相手にポイントのリードを許していた植松君が、アキレス腱固めを一閃。基本的に練習でもほとんどタップしない方だったのですが、その時はたまらず悶絶タップしていました。そしてしばらく立てなくなるほどのダメージを負っていました。

これが植松君との二度目の接点でした。そしてその後は、どこかで会えば話をする程度の仲ではあったと思いますが、特に練習を共にする機会はないまま時が過ぎました。

2002年には、私が黒帯に、植松君は茶帯になるところまでお互い成長していました。2003年からは、私はさらなる実力アップのために和道さんと多くの練習を共にする必要性を感じ、和道さんの昼の練習会に参加させてもらっていました。その練習会には私を含む他道場の実力者が集まっており、植松君も参加していました。

練習会には和道さんの弟子のナオさん、弘中、荒牧、宮口さんなど強豪が揃い、私もそこにマッチョドラゴン石川さんを合流させたりと、どんどんメンバーの層が厚くなってきました。そして遂にチームとしてのジャパンファイトチーム(JFT)を発足させたのです。植松君との本格的な交流と練習もそのJFTからスタートしました。意外かもしれませんが、お互い相当な熟練者になってから一緒に練習し始めたのです。

JFTでは本当にハードな練習をこなす事が出来ました。人生で二度最大の練習期があったとすれば、昼柔術時代とJFT時代を挙げられます。ハイレベルな練習により、私の実力も過去最高のレベルに達していたと思います。夏のブラジル修行へ行くたびに、「JFTの方が練習になるな」と実感出来たほどでした。

それだけの練習を一緒にやっていた訳ですから、メンバーとは心も通じ合い、とても仲良かったです。みんなで一緒に飲みに行ったりスパ行ったり旅行へ行ったり、今思うとあれは現実か?と思うほど仲良かったですね。いや今もみんな普通に仲良しなんですが、旅行行ったりとかはもう出来ないよな、という意味で(笑)。

メンバーの中でも植松君とナオさんは、競技柔術以上にグレイシー柔術に多大な興味を持っており、私はJFTの練習時間外にはセルフディフェンスを教えたりしていました。植松君はMMAでも実績のある選手なので、手首を取ってこう返すとか、本当に意味あるのか的な技には全く興味がないと思っていたのですが、むしろその真逆で、格闘技というフィールドにおいてはあらゆる可能性を排除せず、貪欲に誰よりも多くを学ぼうとしていました。

そして時は2005年、おそらくこの年が植松君の柔術人生にとって大きなターニングポイントになったのではないかと思っています。JFTメンバーはこの年も例年通り世界選手権に合わせたブラジル修行を行いました。毎年人数が増え、メンバーは色々な組み合わせでアパートを借りて住むようになったのですが、確か2005年は早川、石川、植松で同じアパートに住んでいた期間が長かったです。桑原君、トオルさんも後半の何週間かは一緒に暮らし、最大5人くらいで共同生活していた記憶があります。毎年楽しかったですが、あの年はいつも以上に楽しかったですね。気分はトキワ荘でした。

植松君はこの年、世界選手権には初参加でした。いきなり茶帯でのチャレンジでしたが、結果はみなさんご存知の通り3回勝利して決勝まで進み、決勝戦で佐々君に敗北して銀メダルとなりました。その時はマットサイドまでコーチパスで入る事が出来たので、植松君には私が、佐々君には中井さんがセコンドに付き、力の限り応援しました。両選手と何度も練習をしたことがある私は植松君の勝ちを確信していたのですが、佐々君のその日のパフォーマンスは超人的でした。完敗だったと思います。スパイダーガードから脱出出来ず、悶絶する植松君と何度も目があったのですが、私にもアドバイスが見つかりませんでした。

世界選手権を終えて、帰国までの数週間の日々はみんなそれぞれの修行に当てました。植松君は現在も交流が続いているフレジソン・パイシャオン選手とその師であるオズワルド・アウベス先生の下で、充実した練習の日々を送っていました。

昼はみんなでビーチへ行ったり、洗濯を済ませたりし、夜は私はアリアンシへ、植松君はアウベス道場へ、石川さんはブラザで練習し、時間があえば帰ってから一緒に飯を食い、毎晩夜遅くまで話し込みました。こういう話を書くとそれだけで涙が出そうになるのですが、時間を忘れて友と語らった想い出は、いつまでも鮮明に残っています。

ある夜、植松君と夜中の3時くらいまで食卓で話し込んだ日がありました。今までの格闘技人生を振り返って語る植松君は、特に情熱を注いできた修斗への想いも語ってくれました。が、しかし修斗は競技であって技術ではない、自分は色々な格闘技を器用に学んできたが、格闘家としての自分のアイデンティティーはどこにあるのかと考えた時、自分は空っぽだと、そんな内容の話をしたかと思うと、彼は涙ぐみました。

植松君は感情が高まると、試合に勝った時も負けた時も涙を流す事がしばしばあります。月並な言葉ではありますが、一生懸命に努力してきた者にしか流せない涙だと思います。

格闘家としての己を問うた時に感じる苦悩も、誰よりも真面目に、ひたむきにそれと向き合ってきた人間だからこそ持つ、特別な感情ではないでしょうか。

そしてその日を境に、植松君は柔術家として生きる腹をくくったのではないか、私はそう思っています。 ブラジルの世界選手権の決勝戦という大舞台は、これまでの彼の人生の中でも最高峰の経験のようでした。もう一度そこへ到達したい、そして今度こそ勝利をつかみ取りたい、そんな想いを熱く語っていました。

帰国後すぐに、私は植松君に私からの黒帯を巻いて欲しいと伝えました。植松君は快くそれを受け取ってくれました。茶帯でまだなすべきことがあると思っていたかもしれないので、受け取ってもらえるか心配でしたが、すごく喜んでくれました。

私にとって彼への黒帯授与は、惜しみなく全ての技術を伝えていく決意を固めたということでした。私を第二の師匠のように慕ってくれている柔術家はたくさんいるのですが、植松君はそれを公言してくれている唯一の存在なので、私もその思いに応えていこうと思いました。

その後のお話は、最近まで続く話になりますので、また何か別の機会にでも。

植松君、ようやくの道場オープンだね。新たな旅の始まりを心から祝っています。

君が探し求め続けた事のその答えは、その無限の可能性を秘めた道場で、君がこれから出会う多くの生徒や仲間達と共に歩み、探し続けていって下さい。

お互い道場を持ち、家庭を持つ者として、これからは一緒に練習をする機会はそんなに作れないかもしれませんね。

しかし時間がある時はまた共に汗を流しましょう。

それでは。

早川光由

http://tfbjj.doorblog.jp/archives/52223041.html


トライフォースの帯制度2012について

こんにちは、早川です。

前回の授与式でお話した通り、2012年よりトライフォース池袋&新宿の帯制度を以下のように定めたいと思います。

トライフォースの帯制度

これまでのトライフォースの帯制度のページでは、帯の昇格には「技術の習得度」、「平素の練習状況」、「スパーリング・試合等における実力」を評価すると明記していましたが、池袋&新宿の会員数もたくさん増えたことから、この3つの要素を、なるべく正確かつ公平に評価する制度を導入したいと思います。

新しい評価制度では、練習日数(ログイン回数)と各帯での在位期間を、次の帯へ昇格するための必要要件として定めます。それらをクリアした上で、さらに早川または芝本による、技術錬度、及び実力の査定と承認が必要になります。査定はクラス内のスパーリング内容に加えて、練習試合またはJBJJF公式戦の成績を考慮致します。

また実力の査定は年齢別、体重別で相対的な評価を致します。絶対的な強さが求められがちなブラジリアン柔術の帯ですが、私の考える評価方法はあくまでも年齢別、体重別の比較です。それをここに明記しておきたいと思います。世界のスタンダードもそうであると私は認識しています。

ストライプに関しては、今後は各帯に必要なログイン回数を4つに区切り、その回数をクリアするごとに授与していきます。ストライプ数は実力の評価ではなく練習キャリアをどれだけ積んでいるかという目安にして頂ければと思います。

指導スキルについては、現在の私はこれまでの経験を踏まえて、指導者と競技者の適性は分けるべきとの考えに至っています。紫帯はもちろん、黒帯を授与するにあたっても、今後は指導者としての適性やスキルを要件として含めないものとします。これも今まで曖昧にしていた部分(もしくは「必要である」と考えていた時期もありました)ですが、私の評価基準として改めて明記させて頂きます。

ただし一方では、上記の必要要件を満たした上で、なおかつ高度な指導スキルを身につけた者、または指導者認定を受けるレベルにある者は、技術錬度が実力を補っていると評価します。帯昇格の為の一つの方法であるとお考え下さい。指導スキルは、なくても問題ないがあれば評価するという事です。

指導をするには指導をするための特別な知識や学習が、当然のことながら必要になります。指導スキルは帯が昇格したからといってある日突然身につくものではありません。指導者育成に関してはまた別途コースを設けて、近い将来実施していきたいと考えています。

これまでに述べた評価基準を設けたことにより、今後はどれほど強くても必要要件を満たさなければ帯は昇格出来ませんし、その逆の場合でも、要件を満たした上で高度な技術錬度を示せれば帯が昇格するチャンスはあります。各々のフィールドでなすべき事をなし、実力、技術力の向上を目指して頂ければと思います。

次にNO-GIと護身術についてのお話です。NO-GIへの対応能力と護身術の習得についても、現在の私の考えを改めて明記しておきたいと思います。

黒帯を授与するにあたっては、私はNO-GIへの対応能力を生徒に求めたいと思います。護身術の習得に関しては、それを特には求めないでおこうと思います。

トライフォースでは環境的には存在しておりませんが、現在の柔術シーンにおいては国内・海外を問わずNO-GIの練習のみに専念している競技者は少なくありません。そういった新しい世代の柔術家達が世界的に増え続けているのは事実です。

彼らには「サブミッションレスリング=柔術」という概念があり、道衣を着ているか否かはさほど重要ではないようです。自分達がやっていることも立派な柔術であるという自負があると聞きます。

こういった状況が生まれて以来、「NO-GIの知識や技術しか持たない者に帯を与えるべきではない」という意見を耳にする機会が増えました。私も以前はその意見に大いに賛成しておりました。しかし一方で「道衣の知識や技術しか持たない者に帯を与えるべきではない」という意見を聞く機会はほとんどありませんでした。その意味ではバランスを欠いた議論であったと今は思わざるを得ません。

理想の柔術家とは果たしてどのような能力を身に付けた者を指すのでしょうか。

少し話がそれますが、私の修行時代を思い返してみますと、ブラジル国内では「ブラジリアン柔術」という表現を耳にすることはあまりなく、単に「柔術(ジュウジュツ)」と称するのが一般的でした。一説にはIBJJFが柔術の競技化と国際化を進める段階で、その特性とルーツをいわゆる伝統的な柔術と混同されないよう、ブラジリアン柔術という名称を一般化させたと言われています。

現在、柔術が持つイメージはとても幅広く、各国ごとまたはアカデミーごとに認識や概念は多様化し、またその全てが正しいと言えると思います。一つのアカデミー、一人の指導者ごとに理念と技術は完結しえるものだと思います。

しかしながら大きな区分けとしてはやはり2つの柔術の存在しており、一つはグレイシー一族を祖とする柔術であり、もう一つはIBJJFが競技として推し進めている柔術であると思われます。

前者の柔術は、師から弟子へと受け継がれてきた柔術であり、世界に現存する全てのアカデミーが、その理念や技術について何らかの影響を受けていると言えるでしょう。

後者の競技としての柔術をあえて「ジュウジュツ」と表現するならば、ジュウジュツにおける帯の色分けは、競技における単なるカテゴライズに過ぎず、現にIBJJFが帯の承認権を各アカデミーの指導者に委ねている以上、道衣とNO-GIはそれぞれのキャリアのみで帯の昇格を果たしていくことも是とされているということです。

私はJBJJFの役職に就くものとして、IBJJF首脳陣とはこれまで何度も帯制度について議論をし、少なからず自分の意見を述べてきましたが、IBJJFが競技として確立しようとしている制度と、アカデミー代表者としての彼らの個々の柔術理念は、やはり異なるものでした。柔術とジュウジュツの違いは当然あるもので、その統合性をあえて求めるものではないと今の私は考えています。どのような柔術家を育て、如何なる適性を考慮して帯を授与するかは、まさに各アカデミーの指導者が責任を担っていくものなのです。

さてトライフォースにおいては、私はまぎれもなく競技としての柔術を主として教えています。従いまして私が帯昇格を検討するに当たっては、生徒がIBJJFにおける「ジュウジュツ」で能力を発揮出来るかどうか(実際に試合に出場するしないに関わらず)という目線で査定していることに気付きます。今回帯制度を考察する事によって改めてそれを確認出来ました。それはこれからも変わる事がありません。

私個人としましては、道衣の練習とNO-GIの練習は、相互が補完し合い柔術の技術をより高みに到達させるものと確信しておりますので、トライフォースにおいては、まずは道衣での練習を基本として、その技術をNO-GIでも応用出来る能力を求めたいと考えています。

また私には、カーロス・グレイシー先生、カーリー・グレイシー先生、そして平直行先生へと受け継がれてきた大切な柔術の理念と技術があります。護身術はその一つです。私自身は、柔術を伝道していく一人の指導者として、今後もこの理念と技術の継承を怠ることはありませんが、競技者の皆さんにその履修と習得を義務化する事にはそれほど重要性を感じていません。トライフォースにおける最高位の指導者資格を望む者にのみ、その習得を推奨していこうと思います。

最後になりますが、アカデミー内においてIBJJFのルールを想定し、競技の中で能力を発揮する為の練習を生徒に課す以上、「柔術の上級者=MMAに即応可能」という方程式は少なくともトライフォースにおいては成立致しません。そこに護身の理念と技術がプラスされ、なおかつそれを実用レベルにまで高めるトレーニングが不可欠であるという事を申し加えておきます。

以上になります。

トライフォース柔術アカデミー総代表
早川光由

http://tfbjj.doorblog.jp/archives/51697856.html


グレイシー柔術の青帯

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先日、グレイシー柔術の青帯を取得しました。

「いやいや早川さんはとっくの昔から黒帯じゃないですか」と突っ込まれてしまいそうですが、

グレイシー柔術の青帯は、IBJJFが認可するブラジリアン柔術(=スポーツ柔術)の帯とはまた別の資格とお考え下さい。

私がそれを取得することにしたのは、エリオ・グレイシー直系の本家グレイシー・アカデミーが、オンライン・ベルトテストを実施していると知り、それに興味を持ったことがきっかけでした。

グレイシー・アカデミーでは『グレイシー・コンバティブス』と呼ばれる青帯取得コースを実施しており、最終テストをクリアした者のみがグレイシー柔術の青帯として認可されるようです。

というわけで私もテストを受けてみる事にしました。

私の柔術の基礎は、平直行先生から学んだカーリー・グレイシー柔術の技術です。なのでグレイシー・コンバティブスで学べる技術にはどれも馴染みがありました。

ただ個々の技術を注意深く見ていくと、私が学んだ時代の技術よりもディティールがはるかに進化しており、教則方法としても完璧なものになっていると感じました。

オンライン・プログラムをあなどる事なかれ。テストを受けてみた結果、スポーツ柔術の知識しかない人にとっては難易度の高いテストであると感じました。これまでに100人がテストに合格して100人が落ちたそうです。

私のテスト結果は96点でした。合否ラインは80点だそうです。100点満点の自信があったのですが、減点方式で『柔術立ち』x4回分がマイナスされていました。

「柔術立ちが間違ってる?おかしいな・・・」と思い、指摘された箇所をチェックしてみると、技術の実演とは関係ないシーンで柔術立ちしていない時が4回あったとか、そういうツッコミでした(笑)。

日常の動作の中にもグレイシーの体の使い方を意識し、活用しろということなのでしょう。参りました。

しかし技術面でのマイナスはなかったので安心しました。

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このような帯と証明書のセットが送られてきました。今回のテストは私の指導スキルをアップグレードさせる良い機会となりました。

学んだことを活かして私の基本技術をブラッシュアップし、今後のトライフォースの指導にフィードバックさせていこうと思います。

http://tfbjj.doorblog.jp/archives/51250324.html


黒帯二段

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黒帯二段となりました。

二段という段位は、初段取得後に3年が経過し、ルール講習、救命講習を修了した者が取得出来ます。

また二段になると、指導者として自分の弟子に黒帯を与える資格を国際的に有します。これである意味においては、ひとつの区切りを通過しました。

黒帯になってから、早いものでもう6年が経ちます。私の柔術歴は12年ですので、その半生をすでに黒帯で過ごしていることになります。

黒帯目指して修行に励んでいた色帯時代が懐かしいです。なんだか信じられませんね。これから柔術を続けていくにあたり、柔術歴は長くなり、黒帯歴は長くなっていくだけですが、色帯歴はいつまでもあの6年間だけです。

柔術における帯の昇格制度は、特別な体験を私達に与えてくれます。私自身にとっても、本当に貴重な日々だったと思っています。

特に我々の時代は、帯を認定出来る先生もおらず、昇格方法等も全く分からなかったですしね。段位制度など存在すら知りませんでした。

中井祐樹先生が海外のトーナメントで勝ちまくり、カーロス・グレイシー(国際連盟会長)に許可される形で、次々と上の帯のカテゴリーで戦う挑戦権を得ていたのを見て、自分達もこの道で続いてゆかなければ、と思ったものです。

会員向けのコラムでは詳しく書いたりしましたが、僕の柔術家としての系譜には3つの遺伝子が組み込まれています。

(白帯~青帯~紫帯)
カーリー・グレイシーの弟子である平直行先生

(~茶帯)
競技者としての私を鍛え上げて下さった中井祐樹先生

(~黒帯)
ブラジル最高峰のアカデミーのひとつであるアリアンシ柔術のアレッシャンドリ・パイヴァ先生

上記の先生方にそれぞれの帯を頂きました。

ひとつひとつの帯に思い出があります。そして教えて頂いた技術を大切にし、後進へと指導していきたいと思っています。

帯叩きをされることは、この先永遠にないのかと思うと寂しいですね。

ちなみに僕が黒帯になった頃は、まだ帯叩きというものは日本であまり知られていなくて、僕や先輩の和道さんが、日本でも流行らせようとしてた途中でした。

僕の帯叩きも、黒帯の時にかろうじて行われた1回だけでした。それが最初で最後の帯叩きです。おじいさんになって赤帯を授与されるときに、叩かれまくりたくはないですからね(笑)。

オズワルド・アウベス先生の赤帯授与式に立ち会った植松君は、「まさか帯叩きはやるのだろうか・・・?」と最後までドキドキしていたそうです(結局厳粛なセレモニーのみだったようです)。

また、黒帯になるときだけは、他の色帯の時と違い、先輩黒帯全員に『投げ技』をかけて頂くという習慣もあります。これは未だに日本で行われている道場はないでしょう。先輩黒帯がたくさんいる道場ってどこだよ、という話になりますから。

JFTの時代には、黒帯に昇格していった面々を、僕や和道さんが投げた記憶があります。

10年後には日本の各道場でも普通に行われるようになるのでしょうか。

早川

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月刊秘伝で平直行先生がグレイシー柔術の連載をスタート!!

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【新連載開始】平直行の「グレイシー護身術」武的考察

2015.04.21 特別記事 古武術/伝統武器術 護身術
護身術はそのままでは使えない! 
では、何故〝使えない〟ものを一族は伝え残そうとしたのか?

WHIMGP3219.jpg「The Ultimate in Self Defense」"究極の護身術"との キャッチコピーを掲げグレイシー柔術を教える男がいた。
彼の名は「カーリー・グレイシー」。前田光世より柔術を学んだカーロス・グレイシーを父に持つ。彼から膨大な寝技体系のみならず、スタンドアップを含めた全局面での護身術を学んだのが若き日の平直行師である。
プロフェッショナルとして格闘技に精通する平師は、当時、「素人相手ならいざ知らず、この護身術は本当に使えるものなのだろうか?」との疑問を拭えなかったとの述懐を漏らしている。
それから20年、格闘技から武の道を歩み続け日本古流武術との出会いを果たした平師は、武術の型を通して「グレイシー護身術」を考察し、初めてその真の姿に気づく。
平師が考察する「グレイシー護身術」の私的な見解......。果たしてそれは、仮説なのか? それとも"護身術"の真実なのか? 新たな連載が始まる!

月刊秘伝2015年5月号〜(全6回予定)

「護身術と武術の型に関するもう一つの私的な見解。
平直行の「グレイシー護身術」武的考察」
文◎平直行(ストライプル・サムライメソッドやらわぎ代表)

http://tfikebukuro.blogspot.jp/2015/03/blog-post_25.html
柔術哲学

こんにちは、早川です。

「早川先生が書いていた、柔術を考える上でよりどころとしている平先生の教えとは具体的にどんなことですか?」とご質問頂きました。

平先生からの教えをここに全て記述することは出来ませんが、その一部を垣間見ることが出来る書籍を紹介します。

以下の3つです。

1.リアルファイト柔術
2.グレイシー秘伝 肉体改造術
3.格闘技のおもちゃ箱

これらの本を通して、平先生がカーリー・グレイシーから学んだ様々なことを知ることが出来ます。平先生がアカデミーで日常的に私たちに話して下さっていたことが記録されています。

平先生なりの解釈や、ユニークな例え話もエッセンスとして加えられているので、本としても非常に読み応えがあり、分かりやすいです。

例えば私の好きな一節にこんな言葉があります。

『身体のスピードと闘いのスピードは全然違う。闘いで必要なスピードとは、一番いい武器を早く選び、いいタイミングで出すことなんだ。その為には武器はたくさんはいらない。闘いはシンプルな方がチャンスが増す。』

平先生とカーリー・グレイシーはトレーニングだけでなく寝食も共にしておりますので、いわゆる「グレイシー哲学」についても相当の口伝を受けていることが、これらの本の記述から分かります。

現在、メディア等を通じてヒーロンやヘナーらグレイシー第四世代が積極的に発信しているグレイシー哲学。それとほぼ同じ話を私は平先生からよく聞かされていました。この本にもたくさんの事が書いてあります。

つまり第四世代の彼らは、彼らの独自理論や体験から何かを述べているわけではなく、グレイシー一族には、ファミリーが共有すべき哲学や規範が昔から存在し、カーロスやエリオの時代からそれが変わらずに受け継がれてきたことが推測出来ます。

近年その事に気付いた私は、一人でとてつもなく感動していたのでした。

ちなみに、

「リアルファイト柔術」には技術紹介のページも少しあり、私も技の受け手として出演しています。

「肉体改造術」は『グレイシー柔術のもう半分』といわれるグレイシーダイエットの紹介を中心としたお話が書かれています。

「格闘技のおもちゃ箱」は平先生の自伝でもあり、その中でカーリーとの様々なエピソードが書かれています。

リオデジャネイロから車で3時間、自然に囲まれたテレズアポレス(テレゾポリス)にあるカーロス・グレイシーの広大な邸宅と土地に、カーリーは26人の兄弟と共に暮らし、芝生にマットを敷き毎日柔術をやっていたそうです。

平先生はそこへもカーリーと一緒に行かれています。映画のようなストーリーが書かれてあります。

入手可能な方は是非読まれることをお薦めしたいアイテムです。

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IBJJFとブドービデオが撮影禁止を開始した2003年~2006年 スマホ iPhone Androidの台頭で2007年から撮影禁止の徹底も諦め現在はDVD販売をせずライブ配信のみになった

http://tfikebukuro.blogspot.jp/2014/10/blog-post.html

早川の試合動画ヒストリー


こんにちは、早川です。

私の過去の試合映像を、Youtubeのトライフォースチャンネルにアップロードしました。ご興味ある方はご視聴下さい。作業はまだ継続中です。試合映像に限らず、何か面白い動画を見つけたらアップしたいと思います。

黒帯時代の試合が少ないのが残念です。私が黒帯で世界柔術にチャレンジした2003年~2006年の期間は、IBJJFが大会の公式DVDを販売するために、会場へのビデオカメラの持ち込みが禁止されていた暗黒時代でした。当時は会場持ち込みが見つかればビデオカメラは容赦なく没収されていました。

その後、iPhoneのような小型の端末で動画が撮影出来るようになり、Youtube等で誰もが簡単に動画を世界中で共有出来る時代になったので、2007年以降はIBJJFもビデオカメラ持込禁止の徹底をあっさりとあきらめ、DVD販売ではなく、ライブ配信で利益を得る方針へとシフトしていきました。

なので、当時を過ごした者としては、「あの4年間は一体何だったんだ」と無念に思っています。IBJJFの公式DVDには、アダルト黒帯の決勝戦しか収録されていないので、そのレベル以下の選手の試合はほとんど記録に残っていません。

しかし私の試合の一部は、世界柔術2004と2006のDVDの中に、ベストムーブ集あるいはベストファイトという形でかろうじて収録されているという情報を得ました。確認してみたいと思います。

今回アップした動画は、実家から古いVHSやDVテープ、DVD-Rなどを回収して来て、それをパソコンに取り込んでアップしました。トライフォース10周年パーティーで私の過去の試合映像を流しましょうとなったのがきっかけでした。そのようなきっかけがなければ、なかなか重い腰は上がりませんでした。良い機会となりました。

ただしメディアの種類や状態によっては、再生機器による読み取りが不可の物もありました。このまま失われてしまう映像もあるとは思いますが、今後、動画をパソコンに取り込む方法を模索してアーカイブしていきたいと思います。

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江戸時代 明治時代の柔術 柔道 剣術 剣道の稽古着 防具 乱取り 試合について興味深い記事 記事の著者はたけし軍団のダンカンに降参したエピソードで超有名になった小佐野淳先生



http://japanbujut.exblog.jp/20219060/

稽古着のこと
http://japanbujut.exblog.jp/20148000/

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柔道の創始者は嘉納治五郎ではない!
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幕末柔術の乱取
http://japanbujut.exblog.jp/20657671/

明治時代の竹刀剣道(撃剣)
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『柔道にはなぜ黒帯があるの?』の間違い訂正
http://japanbujut.exblog.jp/22189556/

『柔道にはなぜ黒帯があるの?』の間違い訂正 2
http://japanbujut.exblog.jp/22199450/


『柔道にはなぜ黒帯があるの?』の間違い訂正 3
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『柔道にはなぜ黒帯があるの?』の間違い訂正 4
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『柔道にはなぜ黒帯があるの?』の間違い訂正 5
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『柔道にはなぜ黒帯があるの?』の間違い訂正 6
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撃剣(剣道)の足構えその他
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木刀試合なんてあり得ない
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撃剣の組討
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大東流の成立
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裸体捕のこと
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稽古着のこと
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ありえない設定 時代劇に見る江戸時代の剣術稽古
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